美しいものには棘がある ~ボケ~
「美しいものには棘がある」というのは一般にバラのことを言うのでしょうけれど、
こちらさまも、どうしてどうして鋭い棘の持ち主です。
丸みを帯びた花びらやコロンとした蕾は、とても可愛らしいのですけどね。
2~3センチの実にしっかりとした棘があって、これがまた枝と同じ色をしているので
目立たないのです。この棘にグサリとやられたら…!(ちなみに木瓜もバラ科です)
3月下旬、咲き始めて間がない頃のもの。
今は満開を少し通りすぎてます。
私は、こんなふうな淡い色で
さらにぼかしが入っているものが好き。
実の形が瓜に似ていることから
「木瓜」と書くのだそうですが
私は実を見た記憶がないのです。
今年の秋はよくよく気をつけて見てみましょう。
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コメント
こんにちは。
ボケ。私も好きな花です。
ご近所の裏庭にひっそりと小さな木があります。高さ4~50センチほどなのに、いつも不似合いに大きな実をつけています。人のこぶし二つ分くらいでしょうか。花はいくつも咲くんですが、実は知る限りでは毎年ひとつだけです。
名前の由来、知りませんでした。なるほど! そういえば確かにハヤト瓜に似ているかも!
ちょっと食べてみたいなと思っていたのですが、どうやら堅くてアクが強すぎて生食は無理らしいですね。残念!
投稿: naomi | 2005/04/05 13:44
桜や梅ほどポピュラーじゃありませんけど、ボケの花は風情があっていいですよね。赤一色よりも、ぼかしが入った淡い色の方が私も好みです。(^^)
ただ、棘があるとは知りませんでした!というより、木瓜と書いてボケと読むなんて知りませんでした。(恥)
投稿: nanbu | 2005/04/05 16:49
こんにちはファラです。
小生、個人的には赤い木瓜の方が好きですねぇ。
実家のボケには、モズの「はやにえ」が刺さっていた事もありますです(笑)
実家では青いボケの実を使って果実酒をつくります。
梅酒より長め(1年以上)熟成させるととても美味しいです。
では又遊びに参りますです。
投稿: ファラ | 2005/04/05 20:59
皆さまコメントありがとうございます!
☆naomiさん、お久しぶりです♪
えっ、こぶし二つ分!?
花は可憐なのに、そんなに大きな実だとは。(しばし呆然)
今ネット検索して実の写真見てみました。
かりんの実をごつくしたような色形ですね。
生は無理でもお酒やジャムにはできるみたい。
ちょっと美味しそう♪
☆nanbuさん、こんばんは。
好みが合いましたね♪
ボケの棘の大きいものはピラカンサの棘を
もう少し太く長くしたような逞しさです。(^^;)
また機会がおありでしたら見てみてくださいね。
ただし、試しに指に刺してみたりはなさらないでくださいね。
☆ファラさん、こんばんは。
ファラさんは赤い方がお好きなんですね。赤も綺麗です。
はやにえ、確かに百舌にとってあの棘には刺しやすいかも…。
ネット検索して木瓜酒の作り方を発見しました。
美味しそうですね。いつか飲んでみたいものです。
投稿: ポージィ | 2005/04/05 21:47