« 「色バトン」 | トップページ | ナズナ »

2006/03/04

梅のシャワー

少し遅めに咲き始める枝垂れ梅も咲き始めています。
日増しに咲いた花が増えつつあって、満開になるのも間もなくでしょう。
 
可愛いピンクのシャワーが天から降り注いでいるかのようです。 
 
060302sidareume  060302sidareume_up

毎年開花を楽しみにしている、とある畑の端っこに植えられている木です。
梅の木の下にはムラサキハナナが咲くはずなのですが、こちらはまだ
葉っぱが出てきたところ、もう少し後になりそうです。

ところで梅や桜の「枝垂れ」ってどうして起きるのでしょう。本来植物は、重力に
逆らって上へと伸びていくものなのに…。ということで、ちょっとネット検索して
調べてみました。(便利です ^^)
その結果、得た答えは
「枝垂れとは、ジベレリン(植物ホルモンの一種)の供給バランスがくずれることで、
 枝の生長速度が速すぎ、新しい枝が硬く(木化)なる前に伸びすぎてしまって
 垂れ下がる。」 
というものでした。
「枝垂れ○○」という品種はなく、遺伝的突然変異で起こるもののようです。
本来なら、枝垂れの木は幹そのものも重力に抗して自立生長することが出来ない
ところを、苗木の段階から支柱をあてがい大切に育てることにより、「枝垂れ○○」
として成長させることが出来るのだそうです。

遺伝的欠陥を持って生まれてきた木を、大切に丁寧に育てることで素晴らしい美が
生み出される「枝垂れ」。 最初にそうして大事に育てた人の苗木への優しさの
素晴らしさに感銘を覚えます。
 

|

« 「色バトン」 | トップページ | ナズナ »

コメント

「枝垂れ」の花って、なんかこの「柔らかさ」が良いですよね。
我が家のまわりには、実を採取する「がっしりとした」枝の梅の木が多いので・・・優雅な「枝垂れ梅」は、よその庭の花を遠目で眺めておりますw
(また、そんな「お庭」には、紅白の枝垂れ梅が咲いていて・・・とっても豪華)

投稿: もりかみ | 2006/03/04 22:39

「枝垂れる」木には、そんな事情があったんですか。
お勉強させていただきました。

そういえば、枝垂れ系のさくらを150センチくらいまでは引き上げて、
その後は手入れもせずに放置していた木の枝が、
地面にとぐろを巻いているのを見たことありますよ。

梅の花、この天気で、一気に開花し始めてますね。
今日も暖かそうだし、賑やかな風景になりそうですね。

投稿: goro's | 2006/03/05 01:55

枝垂れ梅にそんな物語と苦労があったのですね。おかげで綺麗な姿を見ることが出来ます。
枝垂れの写真はピントあわせが難しく失敗ばかりしています。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2006/03/05 08:58

おはようございます。
私も枝垂れが何故起きるのか不思議だったけど
ここを見て理由が分かって疑問解決
いやーすっきりしたわ(^^)。
てなわけでTBさせていただきました。


投稿: 平家蟹 | 2006/03/05 09:00

あれっ、TB出来ていない(^^;)

投稿: 平家蟹 | 2006/03/05 09:04

枝垂れの説明よく分かりました。単なる
自然現象とは違うのですね。それにしても
ポージィさんの説明は的確で要領よく、大変
よく分かります。
ムラサキハナナというのはどんなお花なので
しょうね。これもそのうち見せていただける
のですね。楽しみです。

投稿: 茂彦 | 2006/03/05 09:43

お早うございます。
こちらも梅ですね。枝垂れ梅はなぜか色気を感じさせるのですが、
その様な事柄が秘められていたとは
今わかり、納得ですね。

わがブログは在り来たりの観梅を取り上げてみました。遠方よりわざわざいらっしゃるのに咲いていないででは申し訳ないですもの。まだ1分くらいでした。寒さのため遅いのだそうです。

投稿: | 2006/03/05 10:17

「枝垂れ」が突然変異だとは知りませんでした。

>最初にそうして大事に育てた人の苗木への優しさの
素晴らしさに感銘を覚えます。

ポージィさんの言葉に、「あ!」と思いました。
そうか、最初にそれを育てた人は、確信があってしたわけじゃないんですもんね。
選別される過程で、捨てられちゃったかもしれないし。
「枝垂れ」は、その気持に立派に応えてくれたんですね。(^^)

投稿: nanbu | 2006/03/05 10:26

しだれ桜が好きですよ
花は いいですね
優しさや 安らぎ 驚き 勇気
いろいろ 与えてくれる
時々 寂しさも
でも 癒してくれる
花を愛する人も 素敵ですよね

投稿: 753 | 2006/03/05 10:52

もう枝垂れ梅の時期になったんですね。桜まであと少し。
今まで気にもしなかったんですが、ほんとに枝垂れるって不思議ですね。そんな所を疑問に思うなんて、さすがポージィさんです。

梅の花って、写真撮りにくくないですか。毎年春先には梅の写真を撮りに出かけてたんですが、ファインダーに収めようとすると、梅の花ってとてもまばらで、撮るのが難しいんですよね。

投稿: LiLA管理人 | 2006/03/05 14:43

★コメントありがとうございます★


◆もりかみさん ♪

こんにちは。
そうそう!特有の柔らかさがありますよね。たおやかさしなやかさが
かもし出すこの風情が好きです。
紅白の枝垂れ梅が並んで風に揺れているのですか?
…ゎぁ… 見とれてしまいますね(^^)


◆悟郎さん ♪

以前TVで紹介されていた梅園の人が、枝垂れは品種ではないと言うのを
聞いたことは覚えていたのですが、じゃぁ何だったのかは忘れてしまって
改めて調べてみたんですよ。私もお勉強になりました。

地面にとぐろを巻く桜の枝…そりゃまたすごい光景です。
もう少し幹を育たせてやるか、枝を剪定してやらないといけないのですね。

昨日・今日は春の日差しぽかぽかです。あちこちで満開ですね、きっと。


◆横浜のおーちゃんさん ♪

枝垂れが生まれた背景の物語、少し切ないような。眺める目が変わりますね。
枝垂れる枝の柔らかさは実は弱さだったとは…
でも、だからこそ独特のたおやかな柔らかさが生まれて心に響くのですね。

枝垂れはピントの合わせ方が難しいですね。
それに風が吹くとゆぅらりゆぅらり…ですし。わかります(^^;)


◆平家蟹さん ♪

すっきりしていただけてよかったです。私も、そういえばどうしてだったかなぁ
と思いつつ、なかなか調べてみませんでしたので、今回すっきりしました。(^^)

あれ?せっかくTBしてくださったのに反映されませんでしたか?
それじゃ、あとでこちらからさせていただこうかしら。


◆茂彦さん ♪

そうですね、自然現象に人間が手を貸して初めて生まれた
木ということですね。

ムラサキハナナというのは、ムラサキダイコンともいわれる素朴で、
野菜の花のような薄紫色の花。ご覧になったことおありかもしれません。
また撮れたらアップしますね。


◆玲さん ♪

色気…わかります。この特有の柔らかさ・たおやかさには確かに色気を感じます。

玲さんの地域ではまだ一分咲きですか?やはりだいぶ遅れていますね。
逆に桜の開花は早まるという予報が出ていましたね。
梅の満開の頃ソメイヨシノも咲きだして競演となるかもしれません。


◆nanbuさん ♪

私の言いたかったこと、的確につかんで下さってありがとうございます。
自然のままでは自立することもままならないものを、できるようになるまで
支えてやって、そうして生まれたのが枝垂れの美しさ… 
感動の物語です。


◆753さん ♪

753さんも、枝垂れ梅の姿の優しさに惹かれますか?
花も草木も、自然界の生き物達はみなありのままの自分を生きていることで
私たち人間に様々なものを与えてくれていますね。


◆LiLA管理人さん ♪

うちの近所では枝垂れ梅の季節になりました。
ちょっと寒さが戻っていたのですけど、もう春の進行をとめられないといった感じ。
沈丁花もついに咲き始めましたよ。ほんと、桜の季節まで、あと少しです。
そうなると百花繚乱・春爛漫に突入ですね!

ん~、LiLA管理人さんのおっしゃるような意味で、確かに撮りにくいかも
しれませんね。私の場合、一つ二つを接写で撮ってよしとしてしまっていますが、
全体を撮ろうと思うとピントは思うところに合わないし、上の写真のように
逆光でシルエットになっちゃうしで、思い通りにはいきませんです。

投稿: ポージィ | 2006/03/05 15:40

えーっ
突然変異なのですか?
我が家のは鉢植えですがやはり主人が、
針金巻いたりして毎年形を作っています。
おかげで花開くのが見られるし、路地植えのとは種類が違いますので、押し花にも目を盗んでつんでいます。

投稿: あやや | 2006/03/05 17:39

◆あややさん、ありがとうございます ♪

突然変異で生まれたということですよ。
ご主人様も丹精込めて育てていらっしゃるのですね。
やはり幹がしゃんと自分で立てるようになるまでは
支えたり誘導したりが欠かせないのですね。
ご主人様にはナイショで押し花用にも幾つか…ですか(^^)

投稿: ポージィ | 2006/03/05 21:04

ポージィさん、こんばんは。
枝垂れが遺伝的突然変異ですか。
植物には驚かされることばかり、そして奥深いですね。
ポージィさんのブログからこれらをたくさん戴きましたね。
これからもいろいろなことを教えて戴けるのを心頼みにしています。

投稿: tona | 2006/03/05 21:25

◆tonaさん、ありがとうございます ♪

こんばんは。
びっくりですよね。私も知らないことだらけ…植物界の奥深さは広さは、
きっと想像もつかないほど果てしないのでしょうね。
でもだからこそ楽しくもあるのかもしれません。

私もtonaさんのブログからたくさんの知識や刺激をいただけるのを
楽しみにしています(^^)

投稿: ポージィ | 2006/03/05 22:17

枝垂れをシャワーに例えたポージィさんの感性に頭を垂れました。
枝垂れが品種ではなく、突然変異だったとは。
ポージィさん、またひとつ賢くなりました(^O^)
欠陥を持った木を、美しいと思わせるほどに育てるなんて、その努力、並大抵なものじゃなかったと思いますが、ソメイヨシノの生まれた謂われなど、草木にまつわる話にはどれも興味がわきます。

投稿: あまもり | 2006/03/06 13:32

◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

枝垂れの梅や桜の木の下に立つと、ほんとに花のシャワーが降り注いで
くるような感じがしますよ。機会があったら試してみてごらんください(^^)
そのときは頭を垂れずに振り仰いでくださいね。

現在、私たちが当たり前のように美しさを享受している花たちにも
様々な謂れがあるのでしょうね。
私もまだほとんど知らないのですけど、知るととても面白いですね。

投稿: ポージィ | 2006/03/06 20:40

何でも枝垂れるものが好きなのですが
そんな裏事情(?)があったとは知りませんでした。
へぇ~、じゃあ一番最初に育てて下さった方に大感謝ですね。
その方がいなければ、この美しい枝垂れ梅や桜が見られなかったかもしれないんだもの。
私も植物を育ててて何か変異を見つけたら、大事に大事に育ててみます。
そこから傑作が生まれるかも♪

投稿: ちょびママ | 2006/03/07 00:07

◆ちょびママさん、ありがとうございます ♪

枝垂れる植物、うつむきがちに咲く花… ちょびママさんお好きですよね。
たおやかな風情に、自然と気持ちが引きつけられ寄り添っていきますよね。

枝垂れ梅や枝垂れ桜が生まれた背景にはこんな物語があったのですねぇ。
ほんと!ちょびママさんも、後世に引き継がれていく植物の
生みの親になられるかも。楽しみにしてます(^^)

投稿: ポージィ | 2006/03/07 09:53

 枝垂れ○○にはそんな事情があったのですか。。。へぇ~~~。。。
 (へぇ~ボタン押し捲り!^^;)
先日梅見に行った折にも、何本かの枝垂れ梅を見ました。
キレイなのですけどね…そんな事情があるとは…木も苦労しているのかもしれませんね。

投稿: Hiromi | 2006/03/11 09:13

◆Hiromiさんへ ♪

へぇ~ボタン押しまくりですよね!私もおんなじでした。
枝垂れは人が手をかけることによって初めて生まれる美しさなんですね。
木と人との合作。
木としては、生きていけないところを人の手を借りて自立できるようになり、
結果、そのたおやかな美しさに多くの人が溜息を漏らしてくれることに
なったのは、幸せなことではないでしょうか。

投稿: ポージィ | 2006/03/11 11:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50994/8942577

この記事へのトラックバック一覧です: 梅のシャワー:

« 「色バトン」 | トップページ | ナズナ »