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2006/09/01

きのう 散歩のときに

060831turubo 
 ←「ツルボ」ユリ科 
 
 いつものように、クックとの散歩中 
 おぉ、ついに「ツルボ」発見と 
 写真を撮っていたところ、 
 走ってきた車がすっと横で停まりました。
 『ん、中のおじさん何か言ってる? 
  あら、私に話しかけてるんだゎ。』
 近寄ってみると、
 「あっちは除草剤が撒かれているから 
  犬、気をつけたほうがいいですよ。」と
 繰り返し教えてくれていたのでした。 

見れば、数メートル先から茶色く変色し、きっぱり境界線が。 
 
お礼を言って別れたあと、クックを近寄らせないようにして通り過ぎました。
あの方は、ひょっとして愛犬が除草剤でひどい目にあったことがあるのでしょうか。
あるいは、その土地のオーナーで除草剤を撒いたご当人だったのか…?
 
もう少し先へ行くと、今度はなにやら景色が違って見えます。
よくよく見ると、つい1週間前まで背の高い杉などが何本も生えていた林が
忽然と姿を消していたのでした。土がむき出しになりすっかり更地と化し、
おそらくは宅地として分譲されるのでしょう。 また自然の緑が減りました。
 
先に通り過ぎた、除草剤が撒かれていた場所は、別の林の裾地。
今年になってその林の手入れの仕方に変化が見られます。
やがてはその林もまた、失われてしまうのかもしれません。 

ちょっとやるせない思いを抱えた、昨日の散歩でした。

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コメント

親切な方ですね。
林がジワジワと無くなっていくのは本当に残念です。
住宅や施設、道路拡張など理由はいろいろですが、寂しいことです。
ツルボがかなり元気になってきました。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2006/09/01 11:05

>あっちは除草剤が撒かれているから
こう言ったのなら、この方は多分、撒いた当人ではないと思いますよ。
もし当人なら「除草剤を撒いているから」になるんじゃないかな。
可愛いクックちゃんを見て、親切に忠告してくれたおじさんだと思います。
除草剤が撒かれた境界線があるということは、ツルボの花が咲いている場所は別の持ち主なのかも。
このツルボ、殺さないで!と叫んでいるようにも見えます。
消えた林は、ポージィさんとクックちゃんが愛するいつもの散歩コースの林じゃないよね?
緑が消えていくのを目の当たりにしたらショックですよね。
これ以上緑が消えないように祈るしか手だてがないのが何とも。

投稿: あまもり | 2006/09/01 11:13

人間の都合で、緑がなくなっていくのを見るのは悲しいですね。

実家の方も、私が幼い頃は緑がたくさんあって、野草を摘んで
花冠を作ったりして遊んだものですが、今は住宅が立ち並んで
人工的に作られた街路樹のみです。

茨城はまだまだ自然がたくさんありますが、
こちらもつくばエクスプレス開通で駅周辺の開発が進んでいて
緑が少なくなっているのが現状です。

便利さと豊かさの共存は、なかなか難しいものですね。

投稿: tomona | 2006/09/01 17:41

私の家も元はと言えば、相続で手放した畑を宅地にしたものですから、畑がなくなっているわけです。
此処暫く、まだまだこの傾向が続くのですね。
そして、この頃空き家が目だって多くなってきていますが、私の年齢が死ぬと、家があまってきますね。私たちの子ども達もみな家を買っているので、親の家があまるわけです。
さてさていったいどうなるのか、少しでも宅地開発が里山崩壊以前に止まってくれればいいですね。
阿部さんが美しい日本云々の演説をしていますが・・・。
もうツルボの咲く時期になったのですね。

投稿: tona | 2006/09/01 19:59

◆横浜のおーちゃんへ ♪

こちらへもありがとうございます。
こんな気遣いの声をかけてくださった方は初めてでした。
きっと犬(動物)好きの方でしょうね。

林はじわじわと減り続けていますね。
止まらないのが淋しくも恐ろしいようにも感じられます。
おーちゃんのご近所のツルボは元気ですか。私はやっと2輪だけです。
しばらく前にすっかり刈り取りがされたようで、そこから2輪が
花茎を伸ばして咲いていました。


◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

きっとそうですね、その方は動物好きな方で、かつ除草剤で犬が被害に
遭う場合があることをご存知なのでしょうね。
親切なご忠告をいただき嬉しかったです。
除草剤が撒かれたところと、ツルボが咲いていたところは同じ林の裾なんです。
まず草刈り機できれいに刈ってから、念を入れて除草剤を撒いた、
というふうに見えました。どうして半分だったのか分かりませんが。
何年もその場所を通っていますが、こんな方法がとられたのは
初めてのことでしたよ。いつもは刈るだけだったのです。
このツルボは、草刈り後花茎を伸ばしたのでかろうじて咲けたと
いう感じ。少し前には、除草剤が撒かれた側にも顔を出しているのを
確認していましたが、それらは枯れてしまいましたね。

今回忽然と姿を消した林は、あの、小さな小さな森ではありません。
そこも今年の初めに一部削られましたけれど。
私の家が建っている土地も元は林だったのだと思いますが、
ここに住み始めてからどれほどたくさんの木が切り倒されるのを見てきたか。
自然がたくさん残っていた地域だけに一層開発の手が入るのが
止まらないのかもしれませんね。


◆tomonaさん、ありがとうございます ♪

緑がどんどんなくなっていきます。神奈川は人口がすごい勢いで
増えているらしいので、それがこういう形で現れているのですよね。
今年の初めからで、近くで林が消えるのを見るのはこれで3ヶ所目です。

つくばも、これまで自然が豊かに残っていたけれど、交通の便が良くなったことで
この先どんどん開発が進んでいくでしょうね。

>便利さと豊かさの共存は、なかなか難しいものですね。

本当に…。でも、日本も開発の仕方をいいかげん見直すべき時期に
きているのではないでしょうか。
開発するにしても、可能な限り自然との共存を図るべきだと思います。
闇雲に全ての木を切り倒してアスファルトとコンクリートで固めるのではなく。


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

tonaさんのお宅の建っている土地の元の姿は畑ですか。
うちは林なんですよ。宅地になる前の地目は山林でした。
この家が建つ前は、隣家の土地とあわせて小さな林になっていたようです。
その林も含め、私たちが越してきてからもたくさんの林の木々が切り倒され
何十軒もの家が建ちました。

tonaさんが先日記事にしていらっしゃった「家」のあり方の問題が
ここでも関係してきますね。核家族化と長持ちしない家屋。
自然と共存し、もっとものを大切にする生活を考えていかなくては…。
つい便利さをとってしまう自分のことも、ちゃんと反省しなくてはと思います。

投稿: ポージィ | 2006/09/01 21:34

淋しい話ですね。
郊外だと、そんなことが起きちゃうんですね。
この景色が気に入ったからそこを選んだととしても、いつまでも同じ風景が続くとは限らないんでしょうね。
ポージィさん仰る通り、もう少し計画性があってもいいじゃないかと思います。
壊したものを元に戻すには気の遠くなるような時間が必要だということ、学習してもいい頃ですけどね。
それぞれに事情はあるんでしょうが、何だか切ない話です。
私の町では、どちらかというと緑が増えてます。
行政主導で遊歩道や小さな公園などの整備が進んでます。
それでもいいと、そう思ってます。
出来上がったばかりは取って付けたような様相ですが、5年10年と経てば、それらしき雰囲気にはなってます。

投稿: goro's | 2006/09/02 01:54

◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

自然環境については、開発業者やら行政やら住民やら、みんながまとまって、
共存や保存の方向性を見出していかないとだめですよね、きっと。
てんでばらばらに、それぞれがやりたいようにやっているのでは
いい方向には進みそうにありません。
ドイツなどにもっと学ぶべきだろうなーと思います。

悟郎さんの町では公園などが増えていますか。それはそれでいいですよね。
何十年か後には木々も大きく育ち、周囲としっくりおさまっていきますものね。
そこにはやがて小さな生き物達の営みの場も生まれますし。

投稿: ポージィ | 2006/09/02 10:36

「ツルボ」野原に自生してるのを見たことありません。

除草剤、まいたすぐ後はわかりません。2.3日たつと黄ばんでくるのでわかります。住宅の近くでは、撒いた後、注意書きの立て札を置いてくれるといいのにと思います。(犬はよく草を食べるので)

見慣れた林がなくなるのはさびしいものです。うちの周りでもずいぶん無くなり、家が立ち並んできました。相続税の関係で物納する人が増えているのも一因かもしれません。
前の林もいつまで残るか気になるところです。

投稿: 夢閑人 | 2006/09/02 10:56

◆夢閑人さん、ありがとうございます ♪

「ツルボ」はご近所ではお見かけになりませんか。
私の近所でもほとんど見かけないんですよ。
たまに自生している場所があっても、草刈り隊の前にあえなく…
ということのようです。

そうなんですよね。知らない者にとっては、枯れ始めたのを見て初めて
撒いたんだなと分かるのですから、仰るように除草剤を撒いたら
立て札を立てておいていただけるとありがたいです。
犬たちはにおいを嗅ぎたがりますし草を食べることも。
それに、犬だけでなく人間の子だってそこに手を突っ込んで遊ぶかも
しれないのですもの。

そうですか。夢閑人さんのお宅周辺でも林が失われつつありますか。
…残念です。

投稿: ポージィ | 2006/09/02 20:24

ポージィさん こんばんは!

以前にも除草剤のこと取り上げられていましたよね?
夢閑人さんがおっしゃっているように、除草剤は撒いてすぐは
わかりません 
我が家のとなりの畑でもまわりに除草剤を撒いていました
みゆも草を食べるので心配です
出さなければいいのですが 自由に外に出していたので家に入れっぱなしにできません
楽なものほどつけが多いように思えます

親切な方が教えてくれてよかったですね
ツルボ、出会ったことがありません
会えるかしら? 会って見たいなぁ

投稿: glenn | 2006/09/02 20:32

何十年、いや何百年もかかって今日の姿になっただろうと思われる樹木も、一瞬のうちにバッサリというような光景が見られます。いろいろな事情があるのでしょうが、なにかやりきれない気持ちになります。人間というのは、本当に残酷な生き者ですね。少子化が進んで、人口は減っているのだそうですが、田畑が減って、山が切り崩されて、宅地になったりと、緑が減少一方なのは、何故なのでしょう。素人の私にはよく分かりません。雑草剤、どんなことがあっても、これだけは使いたくないですね。

投稿: 茂彦 | 2006/09/02 20:40

◆glennさん、ありがとうございます ♪

春先にも除草剤のこと取り上げました。覚えていてくださったのですね。
その後も、あちこちで茶色に枯れているのを目にして、あ、ここにも
撒かれていたんだ…ということが何度もありました。
今回は親切な方が教えてくださって…。

撒いているところを目撃しない限り、すぐには分かりませんよね。
そうでした、猫ちゃんも草を食べたがりますね。
食べた草に薬剤がかかっていたら…と考えたら気が気ではありません。
人より鋭い嗅覚で回避してくれることを祈るばかりです。
「楽なものほどつけが多いように思えます」とのglennさんのお言葉、
まさにそのとおりだと思います。

ツルボはうちのほうではあまり多くは見かけません。
見かけるのは、林の裾のような場所なのですが、今年はその場所が
草刈りと除草剤でほとんど姿を消してしまっていました。
地味ながらユニークなツルボ、glennさんもお会いになれるといいですね(^^)


◆茂彦さん、ありがとうございます ♪

ほんとうに…仰るとおりです。何十年・何百年とかけて育ってきた森林が、
人の手によってあっという間に消滅してしまいます。
様々な事情はあると思いますが、「オーナーの手を離れた森林の次の運命
=伐採・宅地開発」という図式ではなく、これからはもっと大切にして
守っていく方向が見えてもいいのではないかと思うのですが…。

除草剤で茶色く枯れた植物を見ると、私はついついベトナム戦争で
米軍によって撒かれた枯葉剤を思い出してしまうのです。
(「母は枯葉剤を浴びた」という本を読んだことがあるのです。
そこに載っていた写真には強い衝撃を受けました。)

投稿: ポージィ | 2006/09/02 21:43

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