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2008/05/13

淡く薄黄緑に咲く

行きし春を振り返る第五弾です。今回はもはや花の片鱗すら見られないものばかり。
でも、初めての花もあるので記録の意味もあって遅まきながらのアップです。
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近所を散歩中、花が咲いているのを見つけると、ただもう嬉しくてカメラを向けて
しまいます。そうして撮った花たちも、4年目ともなると何度か登場したものばかり。
何しろクックとの散歩で歩くのは限られた狭い範囲なので。
そんなわけですが、今年も登場してもらいましょう。目立たない花もありますが
みなそれぞれに美しさや可愛さを感じさせてくれる花たちです。
  (小さい方の写真は、クリックで大きい方と同じサイズのものをご覧いただけます)
 
 
「クリスマスホーリー」(多分「セイヨウヒイラギ」):モチノキ科・モチノキ属 雌雄異株
 
080401holly2 080401holly1
 
実は初めてこの木に会って以来3年ほど、いまだにセイヨウヒイラギなのか
アメリカヒイラギなのか迷い続けています。雌花です。
今年は昨年より早くに花が咲きましたよ。4月の初旬には満開で、中旬には
もうみんなプックリした黄緑色の実になっていました。晩秋に向けゆっくりと
成熟していきます。赤くなり始めるのは晩秋になってから。(4/1撮影)
 
 
「シキミ(樒)」シキミ科・シキミ属 常緑小高木
 
080402sikimi2 080402sikimi1
 
 過去記事もご覧ください。
 花後にできる実は香辛料の八角(スター・アニス)にそっくりですが、シキミの実は
 猛毒だそうです。八角だ!と間違えて食べたら大変なことになりますから、
 くれぐれもご注意ください。 もう実が見られるころかな?(4/18撮影)

 
「モチノキ(黐の木)」:モチノキ科・モチノキ属  雌雄異株の常緑高木
 
080409mochinoki1 080409mochinoki2
 
 これは雄花の方だと思います。あるお宅の背の高い生け垣の一部に植えられて
 いるものですが、咲いているのはみな雄花のようでした。
 この花を、去年は隣接して植えられている「ゲッケイジュ」の花と間違えてアップ
 するというミスをしました。もうあれから1年以上経ったのだヮ… (4/9撮影)
 
 
「ゲッケイジュ(月桂樹)」:クスノキ科・ゲッケイジュ属 雌雄異株 ご存知「ローレル」
 
080409gekkeizyu1 080414gekkeizyu_obana
 
 今年は正しく「ゲッケイジュ」の花も見ることができました。
 これは雄花です。日本ではゲッケイジュの雌株は滅多に見られないのだそうです。
 (左が蕾-4/9撮影-で、右が開花したところ  4/14撮影)
 
 
<淡く薄緑に咲く>と一括りにしてしまうのはちょと乱暴ですね。
ホーリーは白っぽく、シキミは淡い淡い淡い薄緑、モチノキは淡い薄黄緑、
ゲッケイジュは淡いクリームにオシベの葯の黄が目立ちます。
  

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コメント

クリスマスホーリーの雌株我が家にもありますよ。
いつも花を写しそこなっているので ここで拝見できて嬉しいです。
モチノキも秋に果実をみるだけです。
シキミはアップしましたので・・笑
ゲッケイジュ 我が家にも雄株があります。
これはアップしそこなっています。
すぐに大きくなるので嫌われ者です。笑
それに花粉症などのアレルゲンのひとつだそうで・・・う~ん 考えてしまいます。

投稿: pole pole | 2008/05/13 09:55

どっ,どれも同じに見え(まだゆーかっ!)
いえいえ,シキミは山で良く見かけたし,モチノキは実家の庭にありました.こういう葉に特徴のあまり無い樹木って,区別しにくいです.
野外を歩いていると,ついカメラを向けるチャンスが多い季節ですよね.僕の方も撮りだめした草花の写真があるんですが,早くアップしないと季節が過ぎてしまいます.

投稿: LiLA管理人 | 2008/05/13 12:41

どれもよく似た花なので、鎌ちゃんでは、
区別がつきにくいですね。

シキミは、仏事に用いられるあの葉ですよね。
樒と書くあれですね。
毒性が強いということで、害になるものを
遠ざけるためのものでしょうか。
花の純白が印象的です。

モチノキは、赤い可愛い実をつけますね。
何故、この名前がついたのでしょうね。
透き通るような、淡いグリーンの花がとても好きです。

投稿: 鎌ちゃん | 2008/05/13 12:42

 これが月桂樹ですか。あのお酒「月桂冠」のマークだったりミケランジェロのダヴィデ像が頭に巻いている葉っぱですよね(あれ? ダヴィデくんは葉っぱをまいていたっけ? うろ覚えでごめんなさい)。

 たしかギリシア神話で、太陽神アポロンに追いかけられた娘ダフネが恐怖のあまり木になってしまったってお話の木も月桂樹でしたっけ。
 そうやって見るとどことなく芯がしっかりしているというか、きちんとした葉っぱですね。そんな月桂樹にも雄株があるのか……。神を拒んだ清楚なダフネちゃんのイメージが、なんだかゲイバーっぽくなってしまいました_| ̄|○。

 そういう話は知っているのにかんじんの木の知識は疎い自分がいやになっちゃいますよcoldsweats01

投稿: ろぷ | 2008/05/13 16:41

クリスマスホーリーとヒイラギの違いは
ここポージィさんちで分かったのでした。
クリスマスホーリーの葉っぱ、花の時期はトゲトゲが少し和らいでいるような。
この写真のアングルがそう見せるのかなぁ。
シキミの花は山に行かなきゃ見られないと思っていたけど近所でも見つけました。
でも私が見た時はもう茶色っぽくなってて、
こんなに清楚な美しさじゃなかったんです。
今年も過去記事の花もポージィさんが撮った花は美しい。
シキミの花も美しい時は短くて?
モチノキもゲッケイジュもどちらもよく似てる・・・
こうして並べたら花の違いが分かるけど、葉っぱはよく似てるような。
個別に見たら私は区別がつかないかも。
いや、今日の薄黄緑シリーズの木、ホーリーさん以外はそっくりさんのようで。
その自己主張の強いホーリーさんも角が丸くなってたら私にはわからないきっと。

投稿: あまもり | 2008/05/13 16:57

◆polepoleさん、ありがとうございます ♪

わぁ、polepoleさんのお宅にはクリスマスホーリーも
ゲッケイジュもあるんですね。
私は、モチノキとシキミは、知らない場所で花の時期でも実の時期でも
ないときに出会ったら、何の木かわからないと思います。
注目もしませんし。モチノキをこの次見上げるのは、やっぱり
赤い実の時期になると思います。
ゲッケイジュは、去年からうちにもやってきたんですよ。
記念樹としてフラワースクールからいただいたのです。
でも地植えにすると大きくなるんですよね~~そんな場所は
狭小庭にはないので鉢植えにしてあります。いつまで保てるか??
え、ゲッケイジュの花粉も花粉症のアレルゲンとして問題に
なっているんですか?それは知りませんでした。ゲッケイジュは
そんなにたくさん植えられているようには思えませんのに。
でも、あらゆる花粉がアレルゲンになる可能性を持っていると
いえますね。地球上から花粉のある風媒花を全てなくすことは
不可能ですし…


◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪

ククク 今度はご存知のものばかりではっきり違いが~(^^)
シキミは日本で山歩きしていらした頃、よくお見かけになり、
モチノキはご実家に。私は花も実もない時期にこれらの木を見ても
何か分からないと思います。これら↑は分かっているので、
花後の姿もじっくり見ておけば、葉っぱや幹だけから見分けられる
ようになれるかもしれませんね。

LiLA管理人さんも、クゥちゃんと散歩しながら色んな花を撮って
いらっしゃるんですね。いちばん花の多い季節ですもんね。
私はこのところ季節から遅れてアップすることが多くなってしまってます。
ま、夏になってちょっと花が減ってきたら追いつくんじゃないかと…(^^;)


◆鎌ちゃんさん、ありがとうございます ♪

いやぁ、私も花だけや葉だけ見たら、きっと区別できないと思います。
上の写真は、これは何と分かっているのでこうしてアップできるだけで、
別の場所で同じものを見ても無理なんじゃないかと思います。

シキミは、そうそう、鎌ちゃんが書いていらっしゃるそのシキミです。

>毒性が強いということで、害になるものを遠ざけるためのものでしょうか。
 
そのようですよ。
花の色は純白に見えますか?実際にはごくごく薄いグリーン系
なんです。グリーン味のかかったごくごく薄いクリームというべきか…

モチノキは、ハイ、赤い実をつけます。樹皮から鳥もちを作った
ことからのネーミングのようです。


◆ろぷさん、ありがとうございます ♪

はい、これが名前のよく知られた月桂樹。古代ギリシャで
競技などの勝者の頭に被せられた冠も月桂樹で作られたものですよね。
ろぷさんが挙げられたお酒の「月桂冠」も。ダヴィデくんは
被ってなかったかな?
そうそうダフネちゃんの化身ですよね。
エロスの放った2種類の矢のせいで、恋して追いかけ続けるアポロンと
逃げ続けるダフネ。月桂樹に変身してしまったダフネに、アポロンは
永遠の愛の証として月桂冠を作って被ったんでしたよね。
(それがどういう巡りで勝者の被り物になったんでしょ??)
ダフネちゃんの化身なのに日本にあるのはほとんど雄株ばっかり
なんだそうですよ。おかしいなぁ。
そこんところは深く考えないでおきましょう。ギリシャ神話を
読んで感じるロマンが減っちゃいますし。

小説などに出てきて名前を知っても、実態を知らない植物って
結構ありますよね。ろぷさんには今回ダフネちゃんの木の姿を
知っていただけてよかったです。どうせなら雌花をご紹介できると
よかったですけれど。


◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

赤い実のなるクリスマスホーリーと、黒い実のなるヒイラギ。
混同していらっしゃる方はまだまだ多いですね。
どちらもただヒイラギって呼ばれることが多いですから無理も
ないんですよね。
ん?棘が和らいでいるように見えますか?恋(花)の季節は
棘を引っ込めて男の子に優しく~heart01 
なーんて、もともとこのホーリーちゃんはヒイラギと比べると
棘の間隔が広いようですけれど。それともヒイラギ同様、齢を重ねると
棘が甘くまぁるくなっていくのかしら?
葉っぱの詳しい観察をしていなくてお答えできなくてすみましぇん。
シキミ、あまもりさんも見つけられたんですね。おめでとうございます。
これで来年の春は、きっと良い状態の花をご覧になれますよ。
モチノキと月桂樹は、実物を見ると葉っぱの違いがよく分かります。
月桂樹の方が深緑色で、ちょっとレザーっぽい質感に見えますから、
あまもりさんも難なく見分けられると思いますよ。
私はシキミとモチノキのほうが自信ありません。
モチノキとクロガネモチ、ネズミモチあたりも全然だめそうです~
だから花と実の時期以外は眼中になくなるのか、花と実の時期にしか
見ないから他の特徴が覚えられないのか、さてどっち?coldsweats01

投稿: ポージィ | 2008/05/13 18:25

ポージィさん、こんばんは。「淡く薄黄緑に咲く」と題して、クリスマスホーリー、モチノキ、ゲッケイジュ、シキミの花々を選びましたね。初耳なのはクリスマスホーリーです。もっとも身近なのは、シキミ。昔は土葬だったので、そのそばに、毒があるシキミを植えたのだと、過去記事に書いてありました。これはあまもりさんも書いておられましたが、関西ではシキビと呼びます。お墓の近くの花屋さんでは必ず束にして売っています。信じられないことではあるが、水さえ欠かさなければ、3ヶ月も保つそうです。
私の叔父(絶家)のお墓が和歌山の田辺市にあって、生前多くの人に慕われたひとなので、いつ訪れても、このシキビが備えられています。関東のように綺麗な花で飾るという習慣がありません。ドケチなのかな。

投稿: polo181 | 2008/05/13 22:13

細かい花たちなのにどれも綺麗に撮れていますね。
ゲッケイジュはクスノキかですが、近所でクスノキの花が咲き始めました。
これらの花と実と葉の関係が関連づけて覚えられず、季節ごとに何の木だったか悩みます。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/05/13 22:17

クリスマスホーリー
これが12月になると出番になる葉っぱと
同じものとは思いませんでした
黄緑と赤とじゃ こんなに印象が違うんですねぇ
正直 グリンピースを思い出してしまいましたcoldsweats01

投稿: miki | 2008/05/13 23:00

つい2~3日前の話です。
そろそろクリスマスホーリーの花が咲いてるんじゃないかとお目当ての場所に向ってみたら、真ん丸の緑の実が生っていて、あちゃ~って、そんな経験をしたばかりでした(笑)。
日常的によく通る道中にはないので、こんなトンチンカンなことになってしまいます。

モチノキとゲッケイジュのこと、そうそうそんなことがありましたね。
ほんとですね、もう1年も前の話だったんですね。
感無量です(笑)。

投稿: goros | 2008/05/14 01:24

おはようございます
今日も寒いです。
厚めのものはすべてしまってしまいましたが
炬燵が大好きでこれだけはまだ出したままでよかった

しきみが猛毒ちょっとびっくりしましたが、
我が家は神棚がありますので、榊と間違えていましたし
モチノキとトチノキも間違えていました。
こんな可愛いお花が咲くのですね。
月桂樹の葉、ローリエだけは知っていて安心しました
すごく勉強になりました。

投稿: あやや | 2008/05/14 08:45

◆polo181さん、ありがとうございます ♪

こんにちは。近所で咲く木の花から淡い薄黄緑色のものとして
この三種を選びました。クリスマスホーリーは馴染みが薄いですか?
私も、これ↑と、ある植物園のものと2ヵ所しか知りません。

シキミは関西の方にとってはとても馴染み深いのですよね。
私の愛知県豊川市でもお墓へのお供えは華やかな花で馴染みなく、
ブログを始めてから初めて知った木です。
華やかな花を供えるのもいいですが、しっとりとシキミを供え、
そのグリーンが長く保たれるのもいいものだなと思います。
お墓に供える花は日持ちしませんものね。
神棚に供えるのによく使われるサカキやヒサカキも、シキミと
同じようにかなり長持ちしてくれますね。

アハハ いえいえドケチだからとは思いませんよ~happy02


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

ゲッケイジュの花の写真は見事にピントが合ってくれて、
ホントはオリジナルサイズではとても面白い構造が見られるのですが
いつものように縮小してしまいました(^^;)

クスノキも花が咲き始めましたか。きっとうちの近所にもあるだろうと
思うのですが、あれがクスノキ、と知っている木がありません。
かなり大木になりますよね。波打っているような葉っぱと白い小さな花を
目当てに、散歩のときに気をつけて見てみます。

おーちゃんでも花と実と葉の関係に悩まされていらっしゃいますか。
私もです。これは「○○○」と完全に覚えてしまった木はいいのですが、
そういうのは少数です。


◆mikiさん、ありがとうございます ♪

クリスマスホーリーたち、クリスマスが近づくと引っ張りだこの
トゲトゲ葉っぱと赤い実の組み合わせ。
この季節には初々しい葉っぱと黄緑色の実で、ひっそりしてます。
あはは グリーンピース!実の大きさは、まさしくグリーンピースと
同じくらいですよ。mikiさん、鋭~いscissorsピース


◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

つい最近見に行かれたんですね。いつもの年だったらもしかしたら
ご覧になれたかも。今年はこの↑近所のもすごく早く咲いたんですよ。
悟郎さん、残念でした。でも赤い実同盟会員さんの、若き日の
姿はご覧になれたんですね(^^)

モチノキとゲッケイジュの花、昨年はありがとうございました。
今年はじっくり境目を確認しました。もっとも、花自体違いが
はっきりしていましたが~(^^;ゞ
ゲッケイジュは、刈り込まれているので花は見られないと諦めて
いたのですが、ほんの少し花芽が残っていたおかげで見ることが
できたんです。昨年はそういうのがありませんでしたから、今年はとてもラッキーでした。


◆あややさん、ありがとうございます ♪

こんにちは。相変わらずの肌寒さですね。しかもまた雨でrain
あややさんは炬燵で凌いでいらっしゃるのですね。
私はせっかく洗ってしまいこんだフリースをまた出し、エアコン
つけっぱなしでしのいでいます。

シキミは花が咲いていない時期のものは、私もサカキと
見分けられないかも。全然自信ありません。
モチノキとトチノキもですよ~。葉っぱと枝や幹だけで
木を見分けるのは難しいですよね。
ちゃんと知っている方の目には一目瞭然かもしれませんがcoldsweats01
ゲッケイジュ=ローリエは、この中ではいちばん見分け
やすいかもしれませんね(^^)
 

投稿: ポージィ | 2008/05/14 10:47

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