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2008/05/19

思いを託してヤマブキ

ヤマブキ…ほとんど咲き終わってしまいましたが、まだたまに花が見られますね。
ヤマブキの咲き始める頃は、他の花たちもいっせいに花開く時期と重なり、
毎年撮ってもお蔵入りということが多いのですが(私の場合)、これからの季節も
チラホラと返り咲きが見られることですし、登場してもらうことにしました。
 
今年は、大好きだった、「何故か八重の花も咲くシロヤマブキ」の株が消滅して
(とうとう売れてどこかのお宅へと居を移したのだと信じることにします)しまったため、
ちょっと寂しい思いを味わっています。
その分もヤマブキに慰めてもらいましょう…
               (写真クリックで少し大きめ写真をご覧いただけます)
 
 080329yamabuki 080415yamabuki1
 <3/29 蕾が目立ってきていました>   < 4/15 ヤマブキ1 >
 
 080415yamabuki2 080415yamabuki3
    < 4/15 ヤマブキ2 >        < 4/15 ヤマブキ3 >
 
 080416yaeyamabuki 080419yaeyamabuki
   < 4/16 ヤエヤマブキ >       < 4/19 ヤエヤマブキ >
 
「ヤマブキ(山吹)」
「ヤエヤマブキ(八重山吹)」: ともに バラ科・ヤマブキ属 
      (「シロヤマブキ」は、バラ科・シロヤマブキ属で、属が違います)
 
「ヤエヤマブキ」といえば、後拾遺集・中務卿兼明親王の
 【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】
という歌が有名ですね。
また、こんな伝説が残っています。
室町時代中期の武将、太田道灌が鷹狩に出ていた際にわか雨に降られ、
駆け込んだ民家で蓑を貸して欲しいと頼んだとき、応対に出た少女が手にして
いたのは蓑ではなく山吹の花でした。意味の分からなかった彼は怒ってその家を
後にしました。その話を聞いた近臣に、この歌と共に「蓑ひとつない貧しさを山吹に
例えたのではないでしょうか」と告げられ、恥ずかしく思った道灌は以後歌の道に
精進した、というものです。
 
……………………………………………………………………
<おまけ>
080425mokkoubara 080425mokkoubara_haimen
 
山吹とは関係ありませんが、バラ科と八重つながりで。
「モッコウバラ(木香薔薇)」:バラ科・バラ属 棘のない可愛いバラです。
                 八重と一重があり、黄花の一重と白花には香りが
                 あるそうです。
                 ちょっぴりヤエヤマブキと似た姿。
 
……………………………………………………………………
連休中に指先に刺さったまま取れずにいたバラの棘の先端が、
約2週間たった今朝、ついにポロリと自然に出てきました。
 

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コメント

へ~ 八重のシロヤマブキなんてあるのですか?
初めてです。拝見したかったです。
大丈夫! ヤマブキ まだ咲いているところもあるようですから・・・ほんとうかな~? 笑

ヤマブキ 絵の具やクレヨンの山吹色のまんまですよね。

一重のヤマブキは結実するとのことですが 一生懸命に探してもあまり結実しているのを見たことがありません。去年 辛うじて 2箇所で見ましたが その後を観察していなかったので どこまで大きくなったのか わかりませんでした。
八重のは バラ科だけにモッコウバラによく似ていますよね。
それももう葉っぱになってしまいましたね。笑

投稿: pole pole | 2008/05/19 11:51

春は花が多いのでポピュラーな山吹などは登場させられないことが、たしかに多いです。私もほかのに混ぜて1回入れただけでした。モッコウバラもお蔵入りでした。
シロヤマブキがなくなったのは残念でした。
造園屋さんでまた何か面白いものが発見できるといいですね。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/05/19 11:57

その少女は山吹を差し出して「みの無い」というギャグを一発かませたかったのでしょうか.貧しいのに後拾遺集を読んでいるということは,実はやんごとなき家の娘の仮の姿だったのかも.
みのもんたがいよいよ降板になったら,テレビ局は彼の席に山吹を置けばよいと思います...「みの,無い」

投稿: LiLA管理人 | 2008/05/19 12:20

白山吹、見せていただきましたが、清楚でいいですね。
それがなくなったのは残念です。
  
「七重八重花は咲けども山吹の(実)みの
         ひとつだになきぞかなしき」
さすが、ポージィさん、こちらにも造詣が深いですね。
それに、太田道灌の話も実に感動的です。
このような、心を動かす短歌、俳句を詠めるように
なりたいものです。

投稿: 鎌ちゃん | 2008/05/19 14:23

バラの棘を2週間も、痛かったでしょう。
2週間で皮膚が交代するのでしょうかね。

七重八重の歌と大田道灌の関係、すっかり忘れていました。
貧しくても、ひけらかさない教養のある少女の話、感動します。
八重のヤマブキの写真を拝見すると、本当にバラのようですね。ヤマブキ色って遠くからも凄く目立ちます。

投稿: tona | 2008/05/19 15:58

↑ 書き忘れました!

そそ!八重というのは雄しべが変化して花弁になったものですから 結実しないのでしょうね。
八重のシロヤマブキ 拝見しました。
果実できていましたか?
シロヤマブキは 暴れん坊なので 母におしおきをされて先日根元から切られてしまいました~泣
なんとか根を掘り起こしてただいま 静養中です。
来年も咲くといいのですが・・・

投稿: pole pole | 2008/05/19 16:33

◆pole poleさん、ありがとうございます ♪

すでに2度もいらして下さって、また、昨年のシロヤマブキの花も
ご覧下さってありがとうございます。実は1本の木のうちで、
いくつか結実していましたんですよ。
http://fshop-posyposy.cocolog-nifty.com/posyposy/2006/06/post_4e94.html
これ↑は2006年にアップした記事ですが、名前が分かりません…の
その②に、このシロヤマブキの花と実を載せています。

花が咲いたときに印をつけていたわけではないので、八重咲きの花後にも
実が生ったかどうかは分からなかったのですが。
シロヤマブキそっくりなのに八重がある、しかも実も生るなんて、と
訳が分からなくなっていたときにアップした記事です。
あらら…polepoleさんのお宅のシロヤマブキは、根元から
バッサリ切られてしまったのですか?暴れん坊とはいえ可哀相に。
また伸びてきて来年も咲いてくれるといいですけれど。

一重のヤマブキは、先週末に咲いているのを見たので大丈夫(^^)v
一輪だけでしたけれど。昨年も秋まで散発的に見かけましたし。
その一重のヤマブキ、実を1度見たことがあるような気がするのですが、
花後に刈り込まれていることが多く、今では記憶も曖昧に…。

ヤエヤマブキに似ていると思ったモッコウバラ、こちらはもう
すっかり花後の姿になってしまいましたね。


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

おーちゃんもですか?どうしても多くの方が知っている
ヤマブキなどは後回しになることが多いですよね。
そうしているうちに、アップする機会を失って…(^^;)
毎年お蔵入りがかわいそうになって引っ張り出したついでに、
やはりお蔵入りだったモッコウバラも無理やりねじこんでしまいました。

シロヤマブキは造園屋さんのものですから、入れ替わりがあるのは
無理ないのですが、好きなものだっただけに残念でした。
おーちゃんが言ってくださったように、また別の出会いを
期待したいと思います。


◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪

おっとっと、奥ゆかしく「これで察してください」じゃなくて
ギャグかましですか?う~む、ギャグかもしれません。
後拾遺集の中の歌を知ってるなんて、教養が深くなくては有り得ません。
室町時代、一般民衆が後拾遺集の勉強をしていたとも思えないので、
やっぱりこの少女はやんごとなき姫君なのでしょうね。貴族の姫君か?
武士・太田道灌がヤマブキの意味を理解しなかったことで、
心の中でツワモノどもへの評価をグンと下げていたかも。

いつの日か、みのもんた降板の折に席にヤマブキを置くっていうの
いいですねぇ。その番組スタッフの古典教養の高さが伺えます。
視聴者のどれだけが分かるかは疑問ですが~ 多分私も、そのころには
すっかりこの話を忘れていて理解できないことでしょ。


◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪

シロヤマブキも見てくださって、嬉しいです。綺麗でしょう…
何年も楽しみにしてきただけに、なくなってしまって残念でした。
仕方ないのですけれど。

中務卿兼明親王の歌は、実はうろ覚えで調べました~coldsweats01
短歌や俳句、詩や言葉など、いいなと思ったものでも覚えられないし
例え覚えてもすぐ忘れてしまう、どうしようもない頭です。

鎌ちゃんの俳句は、とても分かりやすくて共感でき、私は
大好きですよ~ いつも楽しみにさせていただいてます。


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

バラの棘、触らなければ痛みを感じなくなっていました。
針でほじほじして出そうかとも思ったのですが、皮膚がどのくらいで
異物を押し出すか知りたいような気もして、そのままにしてました(^^;)
その結果が2週間。異物の大きさや入った深さなどの条件にもよる
のでしょうね。化膿でもしていたら、こんな悠長なことは言って
いられませんでしたよね~

ヤマブキの歌と太田道灌の話、実話なのでしょうかね??
感動を覚える話ですが、もし私だったら、歌を知っていたとしても
頭の血の巡りが悪くて「実の」と「蓑」を掛けているとは
きっと全然気付けなかっただろうと思いました。

ヤエヤマブキはバラのようですよね。モッコウバラを無理やり
入れてしまいました(^^ゞ
ヤマブキ色は仰るように、本当によく目立つ色ですね。
 

投稿: ポージィ | 2008/05/19 17:42

ヤマブキの花、ロココも好きな花ですが・・・
ヤッパリ皆さんと同じ理由でUPは見送りました、モッコウバラもしかり。
「ロココの庭」のキモッコウは昨年肥料をやりすぎて、ほとんど花が付きませんでした。
???どうして~と思っていたら、先日TVでそう言っていました、ガックシcrying トホホホ。

投稿: ロココ | 2008/05/19 20:33

ポージィさん、こんばんは。ヤマブキとヤマブキ草とは別物ですか。昭和記念公園では先月だったかなぁ、沢山黄色い一重のヤマブキが咲いていました。八重のヤマブキはモッコウバラに似ていると言われてみてなるほどと思いました。確かに似ています。色としては、ヤマブキの黄色の方がモッコウバラのそれよりは濃い、それくらいしか違いが見当たりません。太田道灌とヤマブキを差し出した貧しい少女との話は、たしかにありそうなことです。深みのある良い話ですね。

投稿: polo181 | 2008/05/19 21:04

◆ロココさん、ありがとうございます ♪

ヤマブキ、可愛いし明るいし、咲き始めると嬉しいのですが、
なかなか記事にとりあげられずにいました。
ロココさんもやっぱりそうですか。モッコウバラもcoldsweats01

そのモッコウバラ、ロココさんのお庭のは、え~っ!?
肥料のやりすぎで花がつかないなんてこともあるんですか?
窒素分が多くて葉ばかりが繁って…というアレでしょうか。
良かれと思ってしたことが…難しいもんですねぇ。
でも、これで来年はバッチリですね!happy01


◆polo181さん、ありがとうございます ♪

こんばんは。
ヤマブキとヤマブキソウは、全くの別物ですね。ヤマブキソウは、
ヤマブキに色や雰囲気が似ているから、とヤマブキソウの名前が
付けられたそうですが、ケシ科で花びらの数4枚の草本です。
(ヤマブキはバラ科で花びらの枚数5枚の落葉低木)
と、えらそうに書いていますが私はヤマブキソウにはまだ一度も
会ったことがありません。写真で拝見するばかりです。
モッコウバラはヤエヤマブキにちょっと雰囲気が似ているなぁと、
無理やり同じ記事に押し込みました(^^;)
色は黄色といってもクリーム色で、ヤマブキのいわゆるヤマブキ色とは
だいぶ濃さが違いますね。
太田道灌のヤマブキ伝説は本当かどうかは分かりませんが、
こういう話、私も好きです。
 

投稿: ポージィ | 2008/05/19 21:28

もうアップ済みなので、余裕で拝見させていただきました(笑)
なんせ、、、、渋滞してますので。

シロヤマブキの八重、見てみたいものです。。
なくなっちゃったんですね。
造園屋さんのストック場ですもんね。
どちらかのお宅や施設に植えられたのでしょうね。

それにしても、棘、膿まなかったですか??

投稿: noodles3 | 2008/05/20 00:54

ヤマブキは、一重も八重も返り花が咲きますよね。
真夏の薄暗い場所で、ぽつりと黄色い花が咲いているのをみつけると、ついカメラを向けてしまいます。
ほとんどネタにはなりませんが(笑)。

太田道灌と村娘の銅像が、新宿中央公園のなかにありますよ。
ふたりを取り巻くように、八重のヤマブキが植えられています~~
このあたりが鷹狩の場所だったのかって、古の地図を思い描いております。

そうそう、不思議なシロヤマブキでしたよね。
お嫁入りしちゃったんでしょうね。
残念ですけどね(笑)。
昨年の記事にコメントした憶えがあるんだけど、どうして掲載されていないんだだろうって、自分でも不思議だったのですが、こんな経緯があったんでした。↓

http://blog.goo.ne.jp/goros05/e/594bbacc9c2dae62f7d90aaa7818b62e

笑っちゃいました。

投稿: goros | 2008/05/20 02:21

◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

渋滞・○○詰まり、この季節ではなかなか解消しませんよね~
ヤマブキはとおにアップ済みで。はるか過去のことのように
お感じになったのでは?(^^)

シロヤマブキの八重、去年の写真は記事中↑でリンクしてありますから、
よかったら見てやってください。
春先まではまだあったんですよ~ それがあるとき姿を消していました。
仕方ないですけど、別れの辛さを味わっちゃいました。

指に刺さった棘、幸い膿まなかったんですよ~
膿んでたら、いつ出てくるか?なんて悠長なこと言ってられ
ませんでしたよね(^^;)


◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

ヤマブキの返り咲きは、悟郎さんもよく目にしていらっしゃいますよね。
真夏に見かけたりすると、春の咲き初めとまた違う新鮮さを感じます。

太田道灌のヤマブキ伝説にちなんだ銅像が公園に建っているんですか?
そしてちゃんとヤエヤマブキが。楽しいですねぇ。見てみたいです。
今は都会のど真ん中ですが、昔は自然豊かな場所だったのでしょうね。

んん?どんな経緯があったんでしたっけ?リンク先拝見しました。
アハハ そうそう、そうでしたね! 私もすっかり忘れていました。
悟郎さんのとこのコメント欄でやりとりしたんでしたhappy02
 

投稿: ポージィ | 2008/05/20 10:17

柔らかな黄色のモッコウバラ、とっても綺麗に咲いていて。今年はそれがやけに目についたような気がします。
ヤマブキは、子供の頃実家の庭で咲いてたんですが。
その名前を知るまで、クレヨンの「やまぶきいろ」は「やまぶ黄色」だと思ってました。(^^;)

>もし私だったら、歌を知っていたとしても
↑私も聞いたことがあるような気はするんですが。
(ポージィさんのところでじゃなかったんですね)
私の場合、きっと気がつくまで三日はかかると思います。(^o^)

投稿: nanbu | 2008/05/20 10:45

◆nanbuさん、ありがとうございます ♪

優しい黄色のモッコウバラ、よく目にとまりましたか?
モッコウバラを庭で育てているお宅、うちの近所でも昨年より
また少し増えたように感じました。あの可愛らしさに惹かれる
人も多いのでしょうね。棘もないですし。

ご実家にヤマブキがあったのですね。ウフフ やまぶ黄色ですか?
やまぶって何のことだろう?って不思議でならなかったのではありませんか?
私は、使っていた絵の具などに「やまぶき色」と書いてあったので、
この濃い黄色をやまぶき色っていうんだ、と理解しつつも、ヤマブキという
花を知ったのは大人になってからでした。

七重八重花は咲けども… の歌は、ずっと前に1度ヤマブキを
アップした際調べて、コメントに書いたような気はします。
今回また書こうと思ったところ覚えていたのは「七重八重」だけ。
調べなおすことになりました。
ヤマブキの花を差し出された道灌の立場だったら、nanbuさんも
すぐにはお気づきにならないですか?安心しました~
三日。はい、私も三日は十分かかると思います。
一生思いつかないかも…(;_;)
 

投稿: ポージィ | 2008/05/20 17:45

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