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2008/09/11

クズ(葛)の花

今年もわが家の隣の空き地では、クズが元気いっぱいに蔓を伸ばしています。
現在その空き地の2大植物群落はこのクズとオシロイバナ。どちらも冬には地上部が
枯れて消えてしまいますが、しっかりした根が残っていて、初夏が近づく頃から
いっせいに芽吹き始めるのです。
    (写真クリックでもう少し大きめ写真をご覧いただけます)
 
 080907kuzu6 080907kuzu3
 
 蔓を伸ばした先に触れる、ありとあらゆるものに巻き付きどこまでも伸びて行き
 やがて、全てを覆いつくす勢い。1本の蔓でいったい何メートルくらい伸びるもの
 なのでしょう。 昔は、この丈夫な葛の蔓は刈り取っては様々に利用され、
 葉は家畜の飼料となり、太く芋状になった根からは葛粉を取って利用しましたが、
 この頃ではそういうことが無くなったせいで、そこらじゅうで自由気ままに繁茂する
 様子が見られます。
 
 080907kuzu2 080907kuzu7
 
 隣のクズには、8月のはじめ頃から花が咲き始めました。花穂の長さ15cmほどで
 赤紫色のマメ科らしい形の花が、下から上へと咲き進みます。
 隣の空き地のクズの花は、這い登ったはるか高みで咲くことが多く、ズーム撮影でも
 これが精一杯の大きさです。
 
 
 080906kuzu1
 
 
 近くを流れる境川沿いへ行ってみると
 やはり繁茂していて、そこで花を間近に
 見ることができました。
 
 隣の空き地のものより色褪せたふうに
 見えるのは、遮るものの無い日光を
 ふんだんに浴びたからでしょうか…
 
 
 
 
 
秋の七草のひとつであるクズ。今でこそ嫌われ者という感じですが、古くから
身近な植物として様々に利用されてきた歴史を考えると、昔はもっと親近感を持って
受け入れられ愛されていたのかもしれない、などとも思います。
 

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コメント

相変わらずお隣の庭はクズの海ですか。
冬に地上部が枯れても地下茎が残っているので時期がくれば一斉に芽吹く。
お隣の土地の下調べに冬は絶対ペケ、ですよね。
クズは吉野葛としても有名でお土産に頂いたこともありますが、淀川でのさばっているクズの根からもあの吉野葛と同じものが取れる?んでしょうか。
だとしたら今から商売替えでもしてみるか・・・。なんてね(=´Д`=)ゞ
淀川でクズの花は見たことなし。花が咲く前に散髪されるせいかもと思ってますが、少しぐらい花があっても良さそうなのにと、いつも不思議に思ってます。
淀川のはクズのクズだから花が咲かない、なんてことは無い、ですよねぇ。

下の「たゆたうひととき」の夕焼けも素敵だけど、ヤマイモの雄花の写真最高!
ほんとに水中に浮かぶあぶくに見えます。お見事。(v^ー゜)ヤッタネ!!

投稿: あまもり | 2008/09/11 13:52

昔、この根から葛をとっていたそうですが、今とろうとすれば、普通の人には出来ないほど大変だそうですね。
買うと高いのも頷けます。あのとろみはなかなか上品です。
電車の沿線の土手も一頃は葛一色でした。
それにしても、先人は橡の実や葛を時間をかけて食料にして偉かったですね。

そうですか。ふんだんに日を浴びたのが色褪せていたのでしょうね。家の方のもきれいな色とはとても言えないです。
下の写真のはきれいで、形もこんなにはっきり見たのは初めてと言ってもいいくらいです。ありがとうございました。

投稿: tona | 2008/09/11 15:24

ポージィさん、こんにちは。植物のクズは見たことがありません。見ているのだろうが、これがそうだとは認識できないでいるのです。
クズといえば、葛湯。私は幼少時は胃腸が弱かったので、その度に絶食させられて、最初は白湯を与えられ、次いでくず湯です。それもシャブシャブの状態からだんだんと、とろみが出る状態のものが貰えるようになると、その次はお粥となりました。母は私を育てるのに苦労したのだなと思い出しました。

投稿: polo181 | 2008/09/11 16:08

ご無沙汰ですcoldsweats01
実は今日、会社で機会に左手指を挟んでしまい・・・(エ~ン・・・痛かったよ~)
右手だけでで入力しています、もどかしい事この上ないです。
幸い骨に異常はなかったのでよかったです。

なんて事はさておいて、クズの繁殖力ってスゴイですよね~
最近、採る人も刈る人も少なくなって、そこいら中、我が物顔で蔓延っていますねぇ。
ロココが子供の頃は葉をウサギの餌に、蔓は丈夫なので買ってくれるところもあったので、今の様に一面グズと言う事はなかったです。
クズの蔓で作ったカゴとかリースも味があっていいですね。

投稿: ロココ | 2008/09/11 17:01

◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

ハーイ 今年も見事な海になりました。昨年はお盆の頃草刈り隊が入って
すっかり更地って感じになったのですけれど。おかげでこの春は
オオイヌノフグリなど背丈の低いものがのびのび咲くのを見られました。
来年は…厚く絡まりあった蔓や枯葉に阻まれて無理かなぁ…

うちの隣のクズの根からも、淀川沿いのクズの根からも、吉野葛と
同じでんぷんが採れるはずですよ。お土産にいただいたことがあるのですね。
でもね、商売替えは思いとどまった方がいいかもです。
なんでも、クズの根から葛粉をとるのはすんごく大変だそうなので。
淀川のクズに花が咲かないのは何故でしょうね。途中で刈り込みが
入るからかなぁ?それとも株の熟成とかいったことが関係してる?
分からないですね。フハハhappy02 クズ葛だから花が咲かない、
だなんて、淀川のクズににらまれちゃいますよ~。

ヤマノイモの雄花の写真、褒めてくださってありがとうございます。
右上の白いガードレールの端っこが入らなかったら、もっと雰囲気
出たのになと、ちょっぴり残念。


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

葛の根から葛粉をとるのは、何度も何度も漉したり晒したり
しなくてはいけなくて、かなり大変なようですね。
tonaさんは葛粉のとろみをご存知なのですね。上品なとろみですか。
私はジャガイモのでんぷんしか知らないような気がします。
昔の人たちは労力を厭わず自然と密着した生活をしていたのですねぇ。
自然と上手に付き合っていたバランスが崩れてきたのはいつの頃
からなのでしょう。もっとも、便利で楽な生活を知ってしまった今
昔と同じ自然と密着型の生活をしようと思っても、おいそれと
できないようにも思いますが。

クズの花のアップ、見ていただけてよかったです(^^)


◆polo181さん、ありがとうございます ♪

こんにちは。
ちょっと手入れのされていない場所では我が物顔にはびこっている
クズですから、poloさんもきっと意識されないままご覧になったことが
おありだと思いますよ。手の平くらいの大きな葉っぱです。

そうそう。お腹を壊したら「葛湯」でしたね。私も食べさせられました。
私の場合は片栗粉と名前の付いたジャガイモのでんぷんだったので
しょうけれど(^^;)
お母様は、お腹の弱いpoloさんのために、細心の注意を払って
徐々にお腹を慣らすように作ってくださったのですね。
今、鳥を追って野山を元気に歩かれるのは、大事に育ててくださった
ことが元になっているのですね。


◆ロココさん、ありがとうございます ♪

こんにちは。
え~っ!機械で怪我をされたんですか?sweat01
骨に異常はなくて幸いでしたが、きっと今頃腫れ上がって
ズッキンズッキン痛んでいるんじゃないでしょうか?
そんなときにコメントくださって恐縮です~~
お大事になさって早く治してくださいね。

ロココさんは、クズがちゃんと利用されていた頃の様子を
ご存知なんですね。やっぱり飼料として、丈夫な蔓として、
ちゃーんと利用されていたんですね。
今じゃ、野放し状態ではびこるはびこるcoldsweats01

クズの蔓って木質化してくるとなかなか味がありますね。
隣の空き地から失敬してこようかと思うこともあるのですが、
果たせずにいます。
 

投稿: ポージィ | 2008/09/11 17:56

オーラララ~~
私もクズの記事を纏めて、ここから帰ったあとアップするつもりでいました。
ただポージィさんのような丁寧な内容ではなく、これ以上は抜けないほどの手抜き記事ですけどね(笑)。

お隣のクズは、今年も旺盛ですね。
マイリビングの一角も、毎年同じような光景になりますよ。
もとあった木は何だったけって思いながら、クズが枯れてしまうとすっかり忘れてしまい、今もってわかっておりません。
これを機に、この秋にはチェックしてみます(笑)。

今年はクズの蔓で籠でも編んでみようかな、なんて思ってますが、きっとやらないだろうな(笑)。

TBしてみます。

投稿: goro’s | 2008/09/12 01:38

クズの繁殖力というか勢力というかはすごいですよね~
ガガイモといい勝負をしていると思います。
お花は可愛らしいのですよね~
マメも。
お隣の空き地に蔓延っていますね~
果実ができたら是非 アップしてくださいね。
本物のくず粉 とってもお高いけど美味しいです~~

投稿: pole pole | 2008/09/12 08:29

家の近くと川の堤防では、同じクズでも花つきが違いますね。というか堤防では横に広がるので見やすいところに花が出てくるのが少ないのかもしれません。
最後のはきれいに咲いていますね。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/09/12 09:08

◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

お~お~ 何度目かの握手~なんですね。
悟郎さんの記事に手抜きのものなんて存在するのでしょうか。
後でうかがいますね。楽しみ楽しみ。
手入れが行き届いていると思われる悟郎さん'sリビングでも、
クズに覆いつくされるような場所があるのですね。
わざとそうしてあるのかな??何の木が埋もれているんでしょうね。

クズの蔓の籠ね、魅力は感じるんですよ、私も。
でも採集が大変&めんどくさそうで(^^;ゞ
草汁が服などにつくと茶色の草木染になってしまいますし。

TB不成功ですねぇ… 私の方から試してみますね。


◆pole poleさん、ありがとうございます ♪

いやはや、クズの生命力&勢力、すごいですね。
こんなに伸びて繁る植物でありながらやせ地でも大丈夫と
いうのですから、ほんとすごいです。
こんなに蔓と葉を繁らせたら、土は養分がすっからかんになって
しまうのではないかしらとも思いますが、大量に落とす葉が
新たな養分を提供しているのでしょうかね…

豆、もう出来始めているようですよ。高~~~い場所に、
千生り瓢箪ならぬ千生り豆が見えてます。
晩秋から冬にかけて、枯れ葉とカラカラに乾いた豆が大量に降ってきて、
ときに庭で芽吹くのであんまり可愛いと思うことができない私ですbearing

本物の葛湯、食べたことがないような気がするのです。
葛きりは食べたことがあったかなぁ…?
食べてみたくなりました。


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

ひたすら横に這い広がる場所と、木などに這い登ってときに蔓が
垂れ下がっているような場所とでは花付きに違いが見られますね。
葉の陰に隠れるように咲くので、目立ちませんしね。
隣の空き地のクズの花は一昨年くらいから急に目立つようになって
きましたから、株の熟成度合いなども関係しているのかなと
勝手に思っています。
おーちゃんの撮られた宮ヶ瀬のクズの花もとても綺麗でしたね。
 

投稿: ポージィ | 2008/09/12 09:59

あ、ゴローさんとガチンコですね!(笑)
僕も撮ってありますよ〜♪

そりゃもう、大騒ぎさ!

投稿: noodles3 | 2008/09/12 14:30

◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

はい~ 悟郎さんと久々のガチンコとなりました(^^)
noodlesさんも温めていらっしゃるんですね。
楽しみですnote

ええ ええ ほんとに!
日々窓の外で繰り広げてくれてます。
そりゃもう大騒ぎさ! 笑

投稿: ポージィ | 2008/09/12 17:39

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受信: 2008/09/13 01:14

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