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2008/12/03

葛の実、鈴生り

隣の空き地でクズの花が咲いたのは8月から9月にかけてのことでした。
花後、すぐに緑の豆の莢が鈴生りにぶら下がり、時間をかけて成熟してきた実が、
今ではすっかりカラカラに乾いて風が吹くたびに舞い落ちてくるようになりました。
秋の七草のひとつであるクズですが、実もご覧になったことがおありでしょうか。
前にも一度簡単に取り上げましたが、再度ご紹介しましょう。
    (bud写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけますmaple
 
080923kuzu_mame1 080923kuzu_mame2
           < 9/23撮影 鈴生りの緑の豆たち >
 
081120kuzu2 < 11/20撮影 >
  すっかりくすんだ焦げ茶色に
  変色したクズの実
  もうカラカラに乾いていて、
  風が吹くたび
  枯れた葉と共に舞い落ちてきます。
 
  今年はクズの葉が綺麗な黄葉を
  見せてくれました。
  例年は、ただくすんだ茶色に
  枯れることが多かったのですが、
  今年は条件が合ったのでしょうね。
 
 
081122kuzu_mame 081120kuzu_mame_2
 
 落ちてくるときは、たいてい一莢ずつになっているのですが、たまにはいくつか
 つながったままのこともあります。莢の幅は1cm弱ほど、長さは3~6cmほど、
 厚みも重さもほとんど感じられなくペンペラペン。莢の表面は茶色の毛で覆われて
 います。
 できるだけ壊さないように莢を開いてみると、莢の内側は光沢があります。
 そして、長さ2mm、幅1mm強ほどの小さな豆が出てきました。
 豆の表面は花豆風にもやもやとした模様があるようですが、全てがこういう
 模様入りなのかどうかはわかりません。(少ししか開けてみていないので…)
 
 鈴生りのクズの実たち、うちの庭にもどんどん降り注いできます。もしこれらが
 全部発芽していたら、とても抜き取りが間に合わずにわが家もとうに葛屋敷と
 なっていたやも知れませんが、幸い発芽率はそれほどでも無いようで…ホッ
 
 
おまけ
081120yabumame_saya 081123kamakiri_sanran
 
 左:「ヤブマメ」の実 中の豆がうっすらと日に透けていました。(11/20撮影)
    ヤブマメの花は→こちらの記事の中でご紹介しています。
    莢の長さ2cmほどでしたよ。
 
 右:隣の空き地の「サカキ」に産卵中だったカマキリです。(11/23撮影)
 

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コメント

ごみを集めて近所に迷惑をかける、ごみ屋敷と言う
変な人間がいますが、クズ屋敷だったらいいじゃ
ありませんか(笑)
皆さんが時期になると見物にこられて・・・・。

葛の実の丁寧なご説明有難うございます。
これは、何か有効な利用法はないのでしょうかね。

投稿: 鎌ちゃん | 2008/12/03 11:30

葛の葉ばかりでなく実も落ちる季節になったのですね。
種が発芽しなくても十分蔓延るすべを持っているのに、花を咲かせてちゃんと実をつけるのが興味深いですね。
豆の表面を観察したことがありませんでした。こんど開けてみます。
カマキリの産卵中の写真も珍しいですね。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/12/03 11:58

そちらのカマキリもかなり大きいですね。
卵をご覧になったのでしょうか。

葛の実、初めて拝見しました。
なるほど、こんな小さいのに花豆風ですね。
鮮明な写真ですのでよく見えます。
蔓の成長は爆発的でも、種の発芽率はたいしたことはないのですね。葛屋敷だけはこうむりたいです。
ヤブマメを知らないのですが、サヤエンドウみたいですね。

投稿: tona | 2008/12/03 16:47

◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪

葛屋敷だったら見物人が集まっていいですって?
葛に覆われてしまったら悲惨な状況になりますよ。
鎌ちゃんたら ヒドーイ(笑)

葛といえば、葉を家畜の餌にしたり、丈夫な蔓を利用した話、
そして葛粉ですよね。
この豆を利用した話は聞いたことないですが、どうなんでしょ。
利用するにしても 1mm×2mm の小ささですからね。
食べてもお腹もふくれません…


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

はい、この時期、葉だけでなく実も降り注いでいきます。
霜が降り始めたので、葉が落ちてくるのはあと少しの間ですね。
家の南西側が明るく見通しが利くようになりました。
隣の空き地の葛は、蔓延りだした最初の2年くらいは花も咲かず、
当然実もなかったのですが、この頃ではどちらもたくさん付けます。
地下茎でどんどん殖えるのに、やっぱり別の遺伝子を持つ子孫も
残したいのでしょうね。
豆の表面、おーちゃんもぜひご覧になってくださいね。
私が見たのと同じように模様が入っているかどうか。

すでに産み付けられた卵は毎年見ていますが、産んでいる最中は
私も滅多に見たことがありませんでした。見られてラッキーです♪


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

このカマキリ、大きかったですよ。tonaさんがアップされたのと
同じ種類ではないでしょうか。
写真のカマキリのお尻の辺りに白っぽいものがあるのが
お見えになるでしょうか?(写真をクリックして大きいのを
見ていただくとよく分かると思います)
それが、この時産み付けている真っ最中だった卵です。
今はすっかり硬くなっています。このまま越冬し春が来るのを
待ってやがて孵化。そうするとチビカマキリがぞろぞろ出てきます(^^)

葛の豆、莢は大きいのに中の実はすごく小さかったです。
この模様、やっぱり花豆風ですよね。
落ちてきたものがみな発芽するわけではないのか、庭で芽吹いたのを
見つけたことは3~4回にとどまっています。でも、いったん芽吹くと
あとは爆発的ですね!葛屋敷は御免蒙ります~~

そうですね、ヤブマメの豆はサヤエンドウのちびっこいのみたいでした。
ちょっと毛が生えてましたが。
 

投稿: ポージィ | 2008/12/03 17:28

花後は鈴なりの実が見られるはずと以前教えてもらいましたが、ほんと鈴なりだ~。
これだけ実が生るんだから繁殖力がすごいよね・・・じゃなくてサヤの中の種は、あのすごい繁殖力には直接結びつかない。と言うことはクズは地中で勢力を伸ばす?
種の発芽率が悪いお陰でお隣同様クズの海にならなくて良かったですね。
サヤの大きさはカラスノエンドウぐらいでしょうか。
しっかしこの毛深さ・・・毛深いサヤの中の種はおちょぼ口ですね。かわいい。

日に透けたヤブマメのサヤ、こちらはクズより随分小さそうに見えます。
形としてはカスマグサに似てますね。
産卵中のカマキリはスクープです!
産卵の最後まで見てたんですか。
いっぱい有るクズにじゃなくてサカキに産卵するのはカマキリのこだわり?
海の中に生みつけると沈んでしまう、とか(^_^;)

投稿: あまもり | 2008/12/03 17:28

◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

ズーム撮影なので、なかなか鈴生りをうまく撮れなくて…
でもナントカ鈴生りと分かるのを見ていただけてよかったです。
降り注いできた豆が全部発芽したらえらいこっちゃ!と、
最初の年は鵜の目鷹の目で拾っては処分してましたが、今では
生えてきちゃったら抜くことにしています。地下茎での繁殖が、
そして地上の茎が伸びる勢いがとにかくすごいのが特徴なのだと
理解しています。
莢の大きさは、幅が1cm弱くらい、長さは色々で3cmくらいのもあれば
7~8cmと長いものもあります。カラスノエンドウより大分大きい。
その大きな莢の中には1mm×2mmていどのちっこい可愛い豆です。
毛深さには笑っちゃいますよね~ これが柔らかい産毛だったら
ナデナデして楽しむんですけど、結構硬いので触っても気持ちよく
ないんです。つまらんdespair(ワタクシ産毛フェチなのです~) 

ヤブマメの莢は長さが2cmくらいでした。そうですね!形は
カスマグサあたりと似ていますね。

産卵中のカマキリ、スクープですか?
うちの回りには毎年カマキリがよく卵を産む(外壁にまで)のですが、
そういえば産んでいる最中は滅多に見たことないです。
いえいえ、暗くなってきていたし、最後までは見届けませんでした。
今は、硬くなった卵だけがのこって、春を待っていますよ。
葛ではなくて榊を選んだのはカマキリの知恵でしょうか。
ご推察どおり、葛では冬場枯れて海底まで沈んでしまいます~

投稿: ポージィ | 2008/12/03 17:54

ポージィさん、こんばんは。葛と言えば思いつくのはくず湯。お腹をこわしたときには、白湯→くず湯→おもゆ→お粥の順番で与えられたものです。葛そのものは見たことがありません。ツル性のマメ科なのでしょうか。フジと同じように、お豆さんを付けるのですね。
カマキリさん、最後の力を振り絞って産卵しているのでしょうか。今朝のこと、庭のモッコウバラに片足を引っかけて、息が絶えていました。こちらはおそらく2,3度まで下がっておりますから、耐えられなかったのでしょう。季節は駆け足で動いております。

投稿: polo181 | 2008/12/03 22:58

遠目から葛の実が生っているいるのをみると、これはこれでいいもんだなと思いますが、降り注いでくると往生しますね。
発芽率、そんなによくないんですか?
まあ、そう願いたいですね。
すべてが芽吹いて根付いてしまったら、大事になっちゃいますものね。
葛の種子、こんな模様なんだ。
美味しそうですけどこの小ささですものね、さすがに食指は動きません(笑)。

カマキリの産卵中に出会われたんですね。
卵はモリアオガエルほどではなくても、もっと柔らかい泡が固くなってしまったのかと思っていましたが、違ってましたね。

投稿: goro’s | 2008/12/04 02:04

◆polo181さん、ありがおつございます ♪

おはようございます。
葛の花の記事のときにもご覧になったことがないと仰っていましたね。
その後もお見かけになりませんでしたか。poloさんが行かれる
辺りは手入れが行き届いていて、葛があたりを覆っているような
光景はないのかもしれません。仰るとおりマメ科の蔓性植物です。
馴染み深いのはやっぱり葛湯ですね!

この↑カマキリ、かなり遅い時季の産卵ですよね。後で見たら
立派なのを産み終えてありましたよ。親カマキリはその後
どこかで息絶えたのでしょうね。卵はこのまま越冬して来年の
春を待ちます。


◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

そうなんです。傍目に見ている分にはいいんですけど、我が身に
降りかかるのはちょっと…(^^;ゞ
でも、降ってきた豆がみんな発芽するわけではなさそうと分かってからは
大分ストレスが減りましたよ。最初のころは、鵜の目鷹の目で拾わないと
大変なことになるんじゃないかとビクビクものでしたから。
それでも、春から夏、たまに小さな3枚の葉をつけた可愛い新芽を見つけ
抜き取ることが時々あります。

葛の豆、莢に比べてちっちゃいこと!大きくしてみると美味しそうですが、
実際は胡麻よりちょっと大きい程度。これを集めて食べようとは
思いませんね(^^)

カマキリの産卵シーン、久しぶりで見ました。
これはどうやらオオカマキリのようですね。カマキリも泡の中に卵を
産みつけていて、泡が固形化したものを卵鞘(らんしょう)と
いうんだそうです。でも、産むときに包む泡はモリアオバエルのように
水っぽく柔らかくはないですね。今はもうカチカチ。
春には子カマキリがぞろぞろでてくることでしょう~

投稿: ポージィ | 2008/12/04 09:19

う〜む。
自然保護区で、あれだけ暴れていたクズに実がないのが、僕の七不思議の一つです。
野鳥が食べたんでしょうか?
保護区の方が、処理したのでしょうか?
謎です・・・

投稿: noodles3 | 2008/12/04 11:58

◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

え~っ noodlesさんがご覧になっていたクズには実が生らない?
花が咲いていたにもかかわらずですか?まだ蔓はあるのに??
どうしてでしょうね。隣にぶら下がっているクズの実に
野鳥が群がっているのは見たことがないですよ。
う~む 謎ですね。

投稿: ポージィ | 2008/12/04 17:40

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