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2008/12/01

センナリホオズキ!?

今朝、うちの辺りでは霜が降りたようです。前の畑が薄っすら白くなっていました。
いよいよ師走ですね。
  
さて、11月の初旬のことでした。この夏木が切り倒され空き地になっている土地の
脇を通ったときのこと、最初は『え?こんなところにジャガイモが生えてるの?』と
思ったのでした。高さ30cm足らずの濃い緑の葉の植物が、ジャガイモの葉に
見えたのです。ところが次いで目に飛び込んできたのはホオズキのような袋。
それもたくさんぶら下がっているではありませんか。もう少し近づいて見たところ
白い小さな花も咲いています。花の形もホオズキのそれを小さくしたよう。
でもホオズキではないことは、葉の形も花も違うことから分かります。
                      (ホオズキの花は→こちらで)
とりあえず写真を撮って、帰ってから調べることにしました。以下がそのときに
撮った写真です。 (camera写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけますeye
 
081105sennarihoozuki_ha1  081105sennarihoozuki_ha2
 
最初に目に飛び込んできた葉っぱ。これを見てジャガイモだと思ってしまいました。
 
 
081105sennarihoozuki_hana1  081105sennarihoozuki_hana2
 
直径1cm弱の小さな花が咲いていました。花の中央は濃い紫色です。
 
 
081105sennarihoozuki_hana3  081105sennarihoozuki_mi1
 
左の写真、ピンボケですが花が咲き終わってガクが生長してきている様子が
見られます。右の写真の上のほうにはもう少し生長して袋状になったガクも。
 
 
081105sennarihoozuki_mi2  081105sennarihoozuki_mi3
 
これはどうみてもホオズキと同じ形態。
見回すと同じ空き地に4株ほど生えていて、低いものは30cm足らず、高いものは
50cmくらいに伸びていました。
 
 
帰ってからホオズキの仲間を検索して調べたところ、「センナリホオズキ」「ヒロハ
フウリンホオズキ」なる植物を見つけました。 「センナリホオズキ」の方の名前は、
ほんの2~3日前に悟郎さんのブログgoro's 花 Diaryで目にしたばかり。
何たる偶然か、と心躍りました。
 
かって、「センナリ…」と「ヒロハフウリン…」の両者は混同されていたそうですが、
今では区別がつけられているとのこと。
「ヒロハフウリン…」の方は、袋(ガク)の脈が紫色~褐色になっており、花の中心の
色は茶褐色という違いがあるそうです。また、葉はほとんど無毛とのこと。
一方「センナリ…」は袋の脈も緑、花の中央は濃い紫色で毛深い。
 
というわけで、初めて出会ったこのホオズキ似の植物は「センナリホオズキ」
断定しました。(間違ってたらごめんなさい)
 
「センナリホオズキ(千成鬼灯・千成酸漿)」:ナス科・ホオズキ属
       熱帯アメリカ原産で、暖かい地方では帰化し野生化している。
       「ホオズキ」と異なり、熟しても赤くならない。
 
       解熱薬の民間薬として用いられ、浅草寺のホオズキ市も、
       元々は夏の熱病に備えて、この「センナリホオズキ」が販売された
       のが始まりだったのだそうですよ。
       赤くはならないけれど、緑の袋がたくさんぶら下がって可愛いですね。
       鉢植えにでもしたら楽しく鑑賞できそうです。
 
それにしても「センナリホオズキ」さん、いったいどこからやってきたの?
この近所?いつからいたの? もし話せたら、いろいろと尋ねてみたいものです。
 
上の写真はいずれも11/8に撮ったものです。
昨日(11/30)、その後はどうなっているかと見に行ったところ…れれれ?無い??
目を凝らしたところ、もうすっかり枯れてクタクタになり地面と同化していました。
緑だった袋は薄茶色になり、中の実は直径1cmに満たない黒いしわしわに
干からびた状態になっていました。
 

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コメント

これですね。
先日 オオセンナリをアップした時におっしゃっていらしたのは。
ホオズキの果実の大きさは小さいのですよね。
ホオズキにもいろんな仲間があって 同定も難しいです。

ホオズキは赤くなりますが そのホオズキにも普通見られる尖った果実と このように横にふっくらとした感じのホオズキもあるようですね~

他にもイヌホオズキの仲間もあって ナス科植物はとても面白いといま いろいろと考えている私です。

投稿: pole pole | 2008/12/01 12:18

聞いたことはありますが、見るのは初めてです。
お花の紫色がサツマイモも花に似ています。
赤くならないホオズキがあるのですね。

ヒロハフウリンホオズキは名前が素敵。勿論見たことがないです。食用や薬用になるとのこと、見かけたら食べてみたいです。

投稿: tona | 2008/12/01 16:18

霜がおりましたか。
大阪ではまだ初霜の発表はありませんが、わたくし、淀川の堤防に霜が降りているのを確認しております。11/20にアカツメグサやクズにうっすらと霜が降りていたのを。あれからまた気温が上昇してもう霜など見ることはないけれど。と、いうか最近朝寝坊をして早朝散歩をサボっておりますが。
千成り瓢箪じゃなくて千成りホオズキですか。
赤くならない緑のホオズキ。
あらら、二十日ほど過ぎて再び行ったらもう跡形もなく、いや跡形はあったんだ、クタクタになって。
pole poleさんに見せてもらったホオズキは綺麗なレース模様になってましたが、このホオズキも多分レース模様になっていたんでしょうね。
この緑色のホオズキの中にも丸い実があるのかと写真を穴があくほど見たけど見えなかった・・・。

投稿: あまもり | 2008/12/01 20:01

ホオズキの仲間もいろいろあって面白いですね。
私はまだセンナリホオズキもオオセンナリも見ていません。
芯が薄紫の花も可愛いですね。ホオズキみたいな網袋ができるか、いつか観察したいものです。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/12/01 21:16

ポージィさん、こんばんは。センナリホオヅキ、名前は聞いたことがあります。でも、見たことはありません。詳しい観察には感心しました。11/30には、すっかり枯れて地面と同化した。一年性の草本なのですか。だとしたら、ホオズキの袋から種が落ちて来春芽を出すかも知れません。植物の同定には葉の形が大切なのだと思いました。

投稿: polo181 | 2008/12/01 21:50

ほおずきを見るたびに、思い出すのですが、
子供の頃、畑作業を手伝わされていた頃ですが・・・
秋の畑に、このセンナリホオズキに似た実がなり、
それを捥いで、美味しく食べた思い出があるのです。
外の殻が枯れて、中の実が見えるような状態で
食べました。
名前をしらないまま、今に至っています。
それに思い当たる名前、ご存知ないですか。
それとも、それこそが、センナリホオズキ?
フウリンホオズキ?だったのでしょうか。

投稿: 鎌ちゃん | 2008/12/01 21:55

◆pole poleさん、ありがとうございます ♪

ハイ、あのとき予告(笑)していたのがこれです。
このホオズキの袋(ガク)部分は直径3cmほど、中の実は
萎びた状態から推定するに1cm弱だと思います。
袋は緑からそのまま薄茶色の枯れ色に変化したようですよ。
ホオズキ&○○ホオズキ、色々あって面白いですね。
ほんの何年か前までは、ホオズキと言ったら袋が朱色になる
お馴染みのホオズキしか知らなかった私です。
その、赤くなるお馴染みホオズキの形にも色々あるのですね。
奥が深いです~(^^)


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

センナリホオズキの名前はご存知でしたか。
そうですね。サツマイモの花は写真でしか見たことがありませんが、
なるほど雰囲気が似ていますね。こちらの方がかなり小さいですが。
はい、これは赤くならないんですよ。でも十分見て楽しめますね。
薬効もあるとなればなおさら。でもほとんど目にすることが
ないのは何故なんでしょう。私も今回初めてでした。

ナス科・ホオズキの仲間は、毒のあるものもありますから、
食べてごらんになるのはよくお確かめになってからになさって
くださいね。


◆あまもりさん、ありがとうございます ♪

周囲の草などの枯れ具合からして、ひょっとしてもう霜が降りて
いるのかな~~?と、これまでにも思っていましたが、
今日は目で見て確証を得ました。
大阪でも、気象庁発表はなくても、もう降りているんですね。
晴れて風のない朝、これからは霜になることが多くなりますね。さぶっ

ウフフ(^^) はい、千成瓢箪ならぬ千成ホオズキ。
虫食いがかなりありましたが、直径3cmほどの緑提灯がたくさん
ぶら下がって、ちょっとフウセンカズラに通ずる可愛さを感じました。

そう、クタクタになっていて、パッと見跡形もなく消滅したのかと
思いました。霜に当たってクタクタになっていたんですね、きっと。
緑の提灯は、それまでの間に薄茶色の提灯に変わっていたようです。
pole poleさんに見せていただいたような、あの美しい網目状には
なる前に命尽きてしまったようです。
アハハ 穴が開くほど見てくださったのに、穴は開いてくれません
でしたか。昨日、薄茶色の提灯(ガク)を見つけて中を見たら、
萎びて黒くなった丸い実が入っていました~ 緑の提灯のときは
どんな色の実だったのでしょうね。前のときも見てみればよかったな。


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

色々な種類があるものですね。しばらく前までは、ホオズキといったら
赤くなるあのホオズキだけと思っていました。
それがイヌホオズキを知り、おーちゃんには裸ホオズキも
見せていただき…
オオセンナリの綺麗な花と面白い袋(ガク)の形に驚き。
そして今度は思いがけない初めての出会いでした。
小さいけれど可愛い花に、ちょっとフウセンカズラに通ずる可愛さ。
観賞用として流通していないのが不思議に感じられました。
レース状の袋にもなれば、さらに面白さが増しますね。
また会えるといいなと思っています。
 

投稿: ポージィ | 2008/12/01 22:12

こちらでも車の窓に霜がおりています。
少し暖気しないと走れません。
以前は気にしませんでしたが、今は温暖化問題なので最低限で済ませています。

投稿: ふくやぎ | 2008/12/01 22:20

◆polo181さん、ありがとうございます ♪

こんばんは。
センナリホオズキの名前はご存知でしたか。私は名前を知ったのが
今年の11月上旬。その直後にこれ↑を偶然見つけました。
面白いというか可愛い姿に思わず興奮してしまいましたよ。
センナリホオズキは1年草だそうです。寒さに当たって枯れても、
こぼれ種があればまた来年芽吹くかもしれませんね。
問題はこの空き地がいつまでこのままでいるか、です。

そうですね、植物の同定にはやはり花だけでなく葉や茎や実や、
いろんなことが大切ですね。でも私はほとんどのとき、花にばかり
注目して、他の部分を観察し忘れてしまうんです~~(^^;ゞ


◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪

鎌ちゃんはセンナリホオズキみたいなのを畑でご覧になって
いらしたばかりか、食べられたことがおありでしたか!
美味しかったのですねぇ。
私はこのセンナリホオズキ、という名前も1ヶ月前にしったばかり。
そうやって食べられるのがセンナリホオズキなのか、また別の
仲間なのか、現時点ではさっぱり分かりません。
鎌ちゃんの思い出の中によみがえったホオズキの仲間、
何だったのでしょうね。
ホオズキの仲間、色々面白そうなので、また検索して調べて
みようと思います。

投稿: ポージィ | 2008/12/01 22:24

最初に、記事中にgoro’s 花 Diaryをリンクいただき、ありがとうございます。
恐縮です。

まさにセンナリホオズキですね。
かく言う私は、もう20年も出会っていませんが。
入谷の朝顔市で見かけたのですが、鉢植えで売られていました。
花にはまったく憶えがなかったのですが、可愛いです。
中央の紫色がポイントですね。

ほんとですね、どこからやってきたんでしょう?
ときたま思いがけない出会いがあるので、空き地、大好きです~~(笑)

投稿: goro’s | 2008/12/02 00:34

◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪

ふくやぎさんは茨城でいらっしゃいますから、こちら神奈川より
冷え込みも数度の差があるでしょうね。
窓がビッシリ凍りつくような時期、車通勤は暖気運転しないと
エンジンも調子が出ませんね。
でも温暖化を考えると暖気も気が引けます。
以前たびたび早朝に車で出掛ける用事があったときは、
人肌温度くらいのお湯をかけて溶かしていました。


◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

久し振りの無断・勝手にリンクしてしまいました。お許しを~

私がバッタリ出会ったこの植物、間違いなくセンナリホオズキですか。
やっぱりそうなんですね。 うわ~ すごいなぁ。
改めて出会ったときの興奮がよみがえってきてしまいましたよ。
そうですか、朝顔市で売られていたのですね!
やっぱり昔は売り物になっていたんだぁ…
緑の袋がポコポコぶら下がっているのは十分鑑賞に耐えると
思ったのですが、今じゃ売られている話を聞きませんね。
花も小さいながら可愛かったですよ。まぁ…葉っぱはジャガイモと
間違えたくらいで、鑑賞向きではありませんが。

ほんと、何年も見かけたことすらなかったのに、突然の出現が
不思議ですよ。空き地には思いがけない出会いがありますね。
それきり、また消えてしまうことも、空き地自体が消滅してしまう
こともあるのですが、一期一会の邂逅でも嬉しいものですね。

投稿: ポージィ | 2008/12/02 09:23

へえ、ホオズキ市はこちらが本家だったのか〜!
勉強になります。
来年も咲くといいですね。。

投稿: noodles3 | 2008/12/02 14:41

◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

元々のほおずき市のホオズキがこれだったということ、
へぇ~~ですよね。そんな歴史があったとは、意外でした。
今では赤いホオズキばかりでしょう?
たまにはセンナリホオズキが出回ることもあるんでしょうか。
観賞用としても結構いけると思うんですけどね。

来年もこの空き地がそのままだったら、もしかしたら
また見られるかもしれませんね。見たいなぁ…
 

投稿: ポージィ | 2008/12/02 17:43

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