椿 三様
早いものでは晩秋や初冬から咲き始めるものもある椿ですが、その多くはやはり春に
いちばんの花盛りを迎えるようですね。なんといっても「キヘン」に「春」と書きますし、
季語も春ですし。
近所でも、2月の早春の頃から「藪椿(ヤブツバキ)」が花盛りになり、ひと月以上
次々に咲き続けました。木の足元のたくさんの落花を見るたび、すごいエネルギー
だと感心して見上げていますが、そろそろ咲き終わりが近づいてようです。
(
写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)

< とある公園にて「ヤブツバキ」とその落花 2/28撮影 >
また、散歩コース沿いで見られる、ピンクの花びらが幾重にも重なって咲く
可愛らしい「乙女椿(オトメツバキ)」は、お彼岸の頃から一斉に花開き始めました。
この椿は、色形も可愛いですが、幾重にも重なる花びらが生み出す微妙な陰影が
大きな魅力のひとつではないでしょうか。

< 散歩コース沿いの「オトメツバキ」4mほどの木に花びっしり。3/19撮影 >
そして、初冬から造園屋さんのストック場で咲き続けていた気になる椿。
2ヶ所の造園屋さんで同じものを、数株見ました。開ききらないとても小さな花で、
その直径は大きいもので3cmほど。オシベは奥に引っ込んだところにありメシベだけ
ひょろ~と花の外まで顔を出していました。

< 初冬からお彼岸の頃まで咲き続けました。3/19撮影 >
品種名を「コチョウワビスケ(胡蝶侘助)」というようです。胡蝶とは蝶のこと。
小さいながらインパクトあるこの花を、蝶になぞらえての命名でしょうか。
江戸中期の頃の古くからある品種で、江戸時代に侘助といえば、この椿をさしたとか。
「胡蝶侘助」の特徴は、「桃紅地白斑入り・一重・猪口咲き・侘芯・極小輪」だそうです。
(侘芯とは、オシベの葯が退化して花粉を失ったものをいうようです)
私は、花が開ききらず俯きがちに咲く椿を「侘助」というのかと思っていましたが、
そんな単純なことではなく、「侘助」と呼ばれるものには3種類あると、このほど初めて
知りました。 その辺りについては、よろしければ代表で→こちらのサイトさんを参照
させていただいてください。
| 固定リンク | コメント (14) | トラックバック (0)



























































































最近のコメント