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2009/07/31

ハンゲショウ ひとときの装い

今年は、やっと「ハンゲショウ」を近くで見ることができました。
蚊の襲撃にあいながらで写真はお粗末ですが、当ブログ初登場の「ハンゲショウ」、
ご披露させていただきます。1ヶ月も前に撮った写真でごめんなさい(^^;)
     (clover写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけますclub
 
        090704hangesyou2
 
  ウズアジサイの大きな株の足元に植えられていました。草丈50~80cmほど。
 
   二十四節気をさらに細分化した七十二候の「半夏生(はんげしょう)」の頃
     花が咲き、同時期花序の付け根の葉の表面だけが白くなります。
 半夏生は夏至から数えて11日目。現代の太陽暦では 7/1か7/2 頃になります。
   今年は夏至が6/21でしたから7/1ですか。 写真は 7/4 に撮影しました。
 
090704hangesyou5 090704hangesyou6
 
     確かに花序の付け根の葉が白くなり、その裏側は薄い緑色でした。
       白くなった葉は、花が終わると次第に緑に戻っていきます。
      7月も終わりの今、だいぶ緑が戻ってきているかもしれませんね。
  他にも萼や苞が花弁の代わりをする植物はありますが、花の時期が終わったら
          緑に戻るというのは珍しいのではないでしょうか。
 
        090704hangesyou6up
 
          花序の部分をトリミングしてアップにしてみました。
            不鮮明ですが、オシベとメシベが見えます。
     葉っぱが花弁(花びら)の代わりをしてくれるので、花弁はありません。
 
「ハンゲショウ(半夏生)」:ドクダミ科・ハンゲショウ属  別名「カタシログサ(片白草)」
                半夏小の頃に花を咲かせることから「半夏生」、
                あるいは葉の片側だけ白粉(おしろい)をぬったように白く
                なることから「半化粧」と呼んだことに由来する名前。
 
 
ところで、実は「半夏(ハンゲ)」と呼ばれる植物もあります。
サトイモ科・ハンゲ属の「カラスビシャク」の別名で、この植物が生えるころ、
つまり「半夏生ず(はんげしょうず)」頃を「半夏生」としたのが、七十二候の「半夏生」
なのだそうです。 ヘェェェ 先に植物の名前ありき、だったのですねぇ。
そして、その七十二候の半夏生の頃に咲くことから、今日ご披露した植物の名前は
「半夏生(ハンゲショウ)」。 はぁ、ややこしい。
言わんとするところをちゃんとお伝えできているかしらん? (^^;)
 

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コメント

おはようさんどす~catfaceむにゅむにゅ
昨日はありがとうございました。
お蔭様で助かりました。追記させていただきましたhappy01
ハンゲショウは半化粧の字が好みな姫です。
なのでちょうど半分白くなった葉っぱを見つけます。
今年はなかなかタイミングが合わず・・・bearing
人間なら半分の化粧は恐いものですが、こちらは素敵ね。
えっ また緑になるの?枯れるんじゃなく?
不思議ですね~
おっちょこちょいの姫なんか、今年はまだ白くなっていないわ~
なんてねsmile
ついつい、花(シベ?)より葉っぱに目がいってしまいます。

投稿: 池田姫 | 2009/07/31 10:40

>白くなった葉は、花が終わると次第に緑に戻っていきます

へええ~と思った私です。
確かに葉っぱなのに、葉にみえない・・・
人間の先入観。
まあ、ここに花があるよって知らせているんだから
花だろうが葉だろうが、植物自身の目的は果たせているのかな?
勉強させていただきました~happy01

投稿: koko | 2009/07/31 12:42

こんにちは。
写真俳句のブログで、半夏生の頃にこの半夏生が盛んに飛び交っていましたが、
あはは~~、まだ残っていましたか。
私自身は、この半夏生なる微妙な名前の植物を見たことありませんが、
白粉を塗りかけた女性を想像してしまいます。
でも、ポージィさんの撮られた半夏生は、実に綺麗に化粧されていますね。
この植物もきっと喜んでいるでしょう。

投稿: 鎌ちゃん | 2009/07/31 13:59

奇遇ですが 一昨日 緑に戻りつつある葉を撮りましたよ~ 完全に緑ではなかったですが・・・
花も終わり 果実ができていました。
ストックはあるのですが 記事にはならないままになっています~~

ポージィ さんの2枚目の白い葉と蕾と花とのように美しい構図に恵まれませんでした~~

投稿: fairy ring | 2009/07/31 14:42

◆池田姫さん、ありがとうございます ♪

こんにちは~happy01

お役に立てたような、そうでもないような~
なのに、追記に名前までバッチリ入れていただいて恐縮です。
先ほど、追加でコメントさせていただいてきましたpen

半夏生 と 半化粧 半化粧の方がユニークだったり
どことなく艶めかしかったりしますね。
池田姫さんの場合は、表と裏で半々じゃなくて、
表が白くなっていく途中の半々の葉を探されるんですね。
人間が顔の半分だけ化粧しているのは、TVのメイク伝授の
before after くらいなもの?happy02
完璧にじゃないけど緑に戻っていくそうですよ。
すっぴんに戻るって事かしら~ 面白いですね。

白くなった葉が花びらの代わりですから、
ついつい葉に目がいくのはハンゲショウの思惑通り、ってとこですね。


◆kokoさん、ありがとうございます ♪

花って、葉や茎から変化したものだそうなのです。
こんなふうに、葉が花弁の代わりをして、役目が終わった後は
緑の葉に戻るというのも、光合成の効率から考えると合理的
なのかもしれませんね。面白いです~
虫など他の生き物に受粉を頼る植物って、あの手この手
いろんな方法で誘っているんですね。
私も勉強になりました(^^)


◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪

こんにちは
これは7/4の写真なのです。半夏生よりひと月遅れでのアップ。
遅くてすみません。まだあるにはあると思いますが(^^;)

半夏生のころにはあっちでもこっちでもハンゲショウでしたか。
俳句や短歌の世界ではなおさらでしょうね。
鎌ちゃんはまだ実際にお会いになったことはないのですね。
私も今年ついに、という感じでした。
表面が白く変わっていく途中の葉っぱには、舞妓さんなどの
襟足の独特の白粉の塗り方を思い出す私です。
私が見たのは全面すっかり白粉を塗り終えたところですね(^^)
今頃はもうお化粧を落としてスッピンに戻っているかもしれません。

投稿: ポージィ | 2009/07/31 14:56

◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪

今頃持ち出したりして、ちょっと遅すぎですが初めてだったので(^^;ゞ
わぁ、奇遇ですね。fairy ringさんは緑に戻っていった葉を
撮られたのですね。完全にもとの緑には戻らないという記述を
どこかで読みましたが、どうなんでしょうね。
実もできていたんですね。
近くなのに、クックとのお散歩がなくなったら遠い場所になってしまって、
その後を見られずにいます。
いつかfairy ringさんの記事でも拝見できると嬉しいです。
 
写真は、何とかピントがまぁまぁだったのがこれだったという塩梅
だったのです~。暗い場所で…

投稿: ポージィ | 2009/07/31 15:03

ウズアジサイの傍でハンゲショウをご覧になったのですね。
季節を感じます。
花の細かいところもよく分かりますね。
マタタビの葉も同じように白くなりまが、草木の違いや科の違いがあるのに面白いものです。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2009/07/31 17:05

うちのも緑に変わっていますよ。
でも不思議ですよね。なぜ夏至だと解るのでしょう。
温暖化の影響で気候もずいぶん変化しているのに。

半夏という植物もあるのですか。
名前の由来は、難しいです。

投稿: ロッキーママ | 2009/07/31 17:35

へえええ!
カラスビシャクが咲く頃に・・・
なるほど。

でも今年もカラスビシャクとの出逢いはなかったし、僕のハンゲショウはいつ登場させましょうか・・・・・・

なにはともあれ、初の出会いおめでとうございます。
白くなる前は溌剌とした緑の葉ですが、白から緑化したハンゲショウには祭りの後の儚さを感じてしまいます。。。

投稿: noodles3 | 2009/07/31 17:54

◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

7月の始めといったら、まだまだアジサイも綺麗でした。
その傍らですっかりお化粧し終わっていたハンゲショウ。
過ぎ去った季節が思い起こされます。

花はオシベ・メシベの様子がもう少しちゃんと撮れていると
よかったのですが。来年また会う機会があったらの課題としましょう。
そうですね。マタタビとハンゲショウは科も違うのに、どちらも
葉を白くするという方法を選んだのが、不思議でもあり面白くもあります。


◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪

やはりもう緑に戻っているのですね。私が見たのも多分もう。
面白いですね。ここまで白くなっていたのに。
不思議といえば、どうして半夏生の時期が分かるのでしょうね。
気温や気象は変わっていても、それでも夏至を感知してスイッチが入るのかしら?

半夏はカラスビシャクのことだそうですよ。私は会ったことないのですが。
このカラスビシャクも、夏至から11日目ころの半夏生の時期に咲くと
いうことは、やはり夏至を感知するセンサーをもっているのかもしれませんね。


◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

おかげさまで初めてちゃんとした出会いを持つことができました。
嬉しかったです~ ありがとうございます。

ヘェェェ ですよね。カラスビシャクと七十二候の半夏生、
それにハンゲショウがこんな関係にあったとは!(^^)

noodlesさんのハンゲショウ、そういえば登場してませんでしたっけね。
そうですねぇ… お化粧した姿と、緑に戻った祭り後のような葉と、実を、
一緒に登場させてくださるというのはいかがですか?(期待~♪)
 

投稿: ポージィ | 2009/07/31 21:22

写真だけじゃなく、実物を見ると実感度が深いですよね。
10日ほど前に見てきましたが、かなり緑化していました。
まだまだ半化粧のものもありましたけどね(笑)。

別名「ハンゲ・半夏」のカラスビシャクは毎年見ますが、早いものだとGWの頭には咲いているんですよ。
だからポージィさんが説明なさっているようなことを他で見かけても、「半夏生」よりも2ヶ月も前に咲いてるよって、そう思ってしまいます。
はい、臍が横を向いておりますので(笑)。
その点、ハンゲショウは半夏生の頃に盛りを迎えるんですけどね。
こちらのハンゲショウこそ、半夏生の花だと思っています~~

投稿: goro’s | 2009/08/01 01:33

◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

これまで、写真のほかに、遠目にあれはもしかして?くらいの
出会いしかなかったので、ちゃんと近くで見られて嬉しかったです。
やはり実際に見ると見ないでは違いますね(^^)

もうかなり緑に戻っていましたか。半化粧のものもあったのですね。
ここのもだいぶ戻っているでしょうね~

ありゃ!「カラスビシャク」はそんなに早くから咲いているんですか?sweat01
七十二候の「半夏生」のもとになった植物だっていうのに
裏切りものめ~~(笑)
その点「ハンゲショウ」は今でもちゃんと律儀に半夏生の頃に。
なるほど、それでカラスビシャクは半夏とあんまり呼んで貰えなく
なったとみました。そういうことだったのか、と一人納得です。
はい、「ハンゲショウ」こそ半夏生の花ですね!(^^)d

投稿: ポージィ | 2009/08/01 11:36

「ところで,実は」以後を3度読み返して,やっと意味がわかりました...ような気がします.
カラスビシャクの方が半夏生で,ハンゲショウの方は半夏花じゃないかと思うんですが,はんげばなって語呂が悪いですね.なんか,チェゲバラみたい <自分で造っておいて,何を言ってるんだ.

投稿: LiLA管理人 | 2009/08/01 12:40

◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪

アハハ やっぱり分かりづらいですよね~
3度も読み返してくださったんですね。お疲れ様でした(^^)

>カラスビシャクの方が半夏生で,ハンゲショウの方は半夏花

いえてますねぇ。「半夏生ず頃」に「半夏生の頃花が咲く」ですもんね。
でも、ハンゲバナがチェゲバラになるならまだしも、ハゲバナに
なったらまずいかも~smile

それにしても、どっちも個性派の花ですね。
カラスビシャクはグリーンの仏焔苞が花びら代わり(カラーみたいな形)で、
ハンゲショウは葉っぱが花びら代わり、って。

投稿: ポージィ | 2009/08/01 14:05

これは、近所の公園にウジャウジャあるので、
そういうのってかえって撮りませんね。
改めてみると、次に見かけたら押してみるかな。。。
と思いますよ。

投稿: ふくやぎ | 2009/08/01 22:38

今朝(2日)朝散歩の時、見かけました。
花はまだ完全に咲いておらず、薄緑色。葉も緑が混じった白色。これから花が咲き、次第に白くなっていくのでしょう。
それにしても面白い植物ですね。
花が終わればまた緑に返る。
「半夏生」ややっこしくて、頭の毛が抜けて、
半毛→「禿げ症」になりそう。

さて、先日の「ボタンクサギ」花は終わりかけていましたが、
匂ってみました。ほんのりいい匂いがしました。
「じいちゃん。何してるの」とリキ。
リキも嗅がせました。無表情でした。
ブロック塀の内側には親木がありました。

投稿: 夢閑人 | 2009/08/02 11:50

ハンゲショウ、ボタンクサギ、田を渡る風、ヤブカンゾウ、ホタルブクロ、グーズベリーなど拝見しました。そして、訪問されている皆さんのコメントも読ませていただきました。訪問されている皆さんは、お花や草木について造詣が深く、一家言のある方ばかりのようですね。ひるがえって、私は、この方面についてはほんと知らないことが多く、恥じ入るばかり。それにしてもお花というのは、何千、何万、否それ以上の気が遠くなるような数の種類があるのですね。ポージィさんのブログを拝見するたび、驚くことばかりです。というわけで、例によってコメントらしくないコメントを書く私です。

投稿: 茂彦 | 2009/08/02 18:22

◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪

お返事が遅くなってすみませんでした!

あらま ウジャウジャあるのですか(^^;)
仰るとおり、たくさんありすぎて珍しくもなんともなくなると
あえてカメラを向けることが少なくなりますね。
 
改めてご覧になって興味も改めて生まれましたか?
面白い写真をお撮りになれるかもしれませんよ~(^^)


◆夢閑人さん、ありがとうございます ♪

お返事が遅くなってごめんなさい!

散歩のときにご覧になったばかりでしたか。そしたらココで。
タイミングが合いましたね(^^)
半夏生はとうに過ぎ立秋が近づいていますが、まだこれから咲こうと
しているハンゲショウもあるのですね。
花の時期だけ白くなってまた緑に戻るとは、面白いですね。
この↑ハンゲショウも、8/1に見てきましたら、薄緑に戻りつつありました。
半夏(カラスビシャク)と半夏生(七十二候)と半夏生(ハンゲショウ)の
ややこしさで、半毛になっては大変!もう考えないでおきましょう(^^)

あ、ボタンクサギの花の香りを嗅いでいらっしゃいましたか。
ほのかなよい香りを実際に確かめていただけて良かったです。
やはりブロック塀の下を潜り抜けてきて顔を出したものだったのですね。
なんと旺盛な生命力!!
うふふ リキちゃんは、夢閑人さんのすることには関心大有りでも、
花の香りには無反応でしたか。そうですよね~ クックも同じです(^.^)


◆茂彦さん、ありがとうございます ♪

いつもながらとても丁寧に見てくださってありがとうございます。
たしかに、コメントを残してくださる皆様、植物に関心深く、
詳しい方が多いですね。私もいつも教えていただくことの方が多いです。
でも、花たちは、例え名前などを知らなくても
「ほぉ、こんなのもあるんだ」「綺麗だなぁ」「これは好きだけど
あれは好みじゃないな」など思いながら、ただ眺めて楽しめれば
それでいいとも思っている私です。仰るとおり、植物の種類も名前も
それこそ気の遠くなるほどの数があって、とてもじゃないですけど
皆は知ることもできませんし、その気も起きません(^^;)
他の花を紹介していらっしゃる方のブログへ伺って、私もいつも
へぇ~ ほぉ~ とばかり言ってます(笑)
茂彦さんも、どうぞお気楽に眺めてやってくださいね。
 

投稿: ポージィ | 2009/08/03 09:44

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