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2009/07/24

気分転換するなら ヤブカンゾウ

すぐご近所の畑の真ん中に、「ヤブカンゾウ」の大きな株があります。
オレンジ色の花が鮮やかで目を引くのですが、昨年は遠目にも大きなアブラムシが
ビッチリついているのが見えて、カメラを向けませんでした。
 
今年、さらに一回り株が大きくなり、すっくと伸びやかに育ってオレンジ色鮮やかに
咲くヤブカンゾウに、傍を通るたびに昨年以上に目が引き付けられ… 
アブラムシもまだ大丈夫かな~? とズーム撮りしてみました。こんな感じです。
     (diamond写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけますclover
 
       090703yabukanzou1
 
       090703yabukanzou2
 
       090703yabukanzou3
 
                いずれも 7/3 撮影
 
アブラムシ、もうすでにいましたね coldsweats01
それはともかく、伸びやかさと色鮮やかさを感じていただけたでしょうか。
近くへ寄れないのでしかとは分かりませんが、いちばん高いのは1mを超えていると
思います。 やっと記事アップの今日現在、花後のくたびれた姿になってます。
 
有史以前に中国から渡り全国に広がり帰化した植物ですが、三倍体で種子が
できず匍匐茎で広がるそうです。新芽や若葉は食べられ、根は薬にもなることから、
かっては栽培されていたのかもしれませんね。ひょっとしてこの畑のルーツも?
中国からやってきて、自らは種子ができないのに全国に広がったというのは、
「ヒガンバナ」と似ていますね。
 
「ヤブカンゾウ」はご覧のとおり八重咲きで、「ノカンゾウ」は一重です。
道端などで見かけるのが「ヤブカンゾウ」のほうが多く、「ノカンゾウ」が少ないのは
どうしてなんでしょう…?
 
 
 「ヤブカンゾウ(藪萱草)」:ユリ科・ワスレグサ属  中国原産
                別名「ワスレグサ(忘れ草)」
                『この美しい花を見ていると物も忘れる』と言う故事からの
                漢名が「カンゾウ(萱草)」であり、「忘れ草」とも言うのだ
                そうです。『食べると美味しくて憂いを忘れる』とも。
 
 「萱草(わすれぐさ) わが紐に付く 香具山の 故(ふ)りにし里を 忘れぬがため」
 
               期待を込めて…
 
 「忘れ草 我が下紐に 付けたれど しこのしこ草 言にしありけり」
 
               やっぱり忘れさせてはくれない?
 
 古より、人は美しいものを見たり感じたりし、美味しいものを食べることで、
 気分転換を図ってきたのですね。皆さん、どんどん美しいものを見ましょう!
 食べる方はほどほどに、ですね smile
 

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コメント

おはようさんどす~catface
目にも鮮やかなカンゾウはこの時期、くたびれた身体に
カツ!を与えてくれるようです。
カンゾウって・・・名前が似合いませんね~
字を見るとカヤグサでもないし・・・なんとかユリって感じsmile
こういう花にぶちぶちしたものついていませんか?
茎のあたりに
病気なのか、それともこれでいいのか、見るたびに思うんですけど~gawk

投稿: 池田姫 | 2009/07/24 10:14

この峻烈なまでのオレンジとグリーンの対比が、逆に涼やかさを感じますね♪

最近学習したこと。
てんとう虫がいたら、周囲にアブラムシがいること。。。

それより、最近背中がぞぞ〜っときたのは、白い泡みたいな虫です。ぱっと見キリギリスの卵が乾涸びたのか?ってな感じなんですが、なんと虫の集合でした。
接写中に誤って触ってしまったんです。
そしたら! ぴょんと飛んだのです! 泡の分子みたいな虫が、、、ああ考えるだけでも気持ち悪い。。
おぞましくて、調べにいく気力もありません;:。、/::。。。

投稿: noodles3 | 2009/07/24 11:12

あ~ 以心伝心でしたね~~
同じヤブカンゾウですが ポージィ さんは遠くから群生の全景を!
こういうのを撮りたかったのですが 周囲の景色が気に入らなかったので 私のは度アップ写真ばかりです~~

TB できたらいいのですが・・・

投稿: fairy ring | 2009/07/24 11:44

TB できなかったので リンクを貼らせていただきますね~

http://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/blog-entry-85.html

どうしてできる時とできない時があるのか今もってわかりません。
ちゃんと言及も見えない部分でしてあるのですよ~~!

投稿: fairy ring | 2009/07/24 14:20

◆池田姫さん、ありがとうございます ♪

こんにちは~happy01
この鮮やかなオレンジ色とグリーンを目にすると
パチッと目が覚めます。 カ~ツimpact

「萱草」の「萱」って「カヤ」で見かけることが多いですもんね。
ちょいと漢和辞典を調べてみましたら、「萱」の意読が「わすれぐさ」「かや」
ってなってました。そして意味が「わすれぐさ、草の名」
「かや、すすき、すげなどの総称」と。
あまり馴染みがないけれど「萱」は、ストレートにそれぞれ
「ワスレグサ」と「カヤ」の仲間たちを指すのですね。
姫さまのおかげでまたお勉強できました。
見た目は仰るように百合の仲間みたい。○○○ユリじゃないのが
不思議な気すらしますね。

花についてるぷちぷちしたものって、白いやつですか?
真ん中の写真を大きくしていただくと見えるような?coldsweats01
あれはね、白くてでっかいアブラムシですよ~ん。
「キスゲノフクレアブラムシ」というそうです。
くっつかれた植物たちは汁を吸われて大迷惑だと思います。


◆noodles3さん、ありがとうございます ♪

峻烈なまでの… 言えてますね、このオレンジ色。
視界に入ったとたんにパァーン!と目に飛び込んできます。
このオレンジに、黄緑色系のこのグリーンの組み合わせが相性バッチリ。
濃いグリーンだったら重く暑苦しくなるところ、このグリーンだからこその
涼やかさですね。

かわいいテントウムシは、成虫も幼虫もアブラムシを食べますものね~(^^)
数ではアブラムシが圧倒的に勝ってますけれど。
でも、この、ヤブカンゾウたちに付く白く大きなアブラムシにとって
テントウムシは天敵ではないようですよ。
近寄りたくないアブラムシです~。(可愛いと思う方もいるようですが…)

noodlesさんが遭遇されたエピソードを拝見して、すみません、
笑ってしまいました。なぜか、虫はなんでも平気と思いこんでましたsmile
キリギリスの卵の乾涸びた状態がどんなかわかりませんが、
泡で真っ先に思い出したのはアワフキムシです。でも幼虫が泡の中から
ぴょんと飛ぶかなぁ…?集合体でもないし。
分子みたいなのがぴょんと飛ぶで思い出すのはアオバハゴロモの幼虫です。
でも、あやつは泡ではなく白い綿くずのような姿だし…
ワタムシっていうアブラムシかしら?
何だか分かりませんが、予期せず触っちゃって、しかもそれがぴょんと
飛んできたりしてはぞわわ~ですよね。ヤダヤダbearing


◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪

ほんと息が合いましたね~ 今日はどれをアップしようかな、と
ストック記事の中から選び出したのがこれだったのですが、
私のどこかにあるアンテナが、fairy ringさんの記事を
キャッチしていて反応したのかもしれませんね(^^)

fairy ringさんの場合はまわりに写したくないものがあっての
アップ画像でいらっしゃいましたか。私は近づけないせいでの
離れた画像ばかりとなりました。でも、もうアブラムシがかなり
いるようでしたから、近づけていたら撮れなかったかもです(^^;)

TBまただめでしたか。代わりのリンクをありがとうございます。
お手数おかけしました。
まったく、できたりできなかったり、どうして??ですね。
 

投稿: ポージィ | 2009/07/24 15:20

花より先に目につくのは、アブラムシですよね。
アブラムシの緑も黒も赤も、みんなこの花につきますよね。
大丈夫アブラムシなんて。怖くないですよ。

ノカンゾウをあまり見ないのは、若芽が美味しいからですかね。
ヤブカンゾウよりノカンゾウの方が、クセがなく食べやすいですよ。

投稿: ロッキーママ | 2009/07/24 17:53

立派な株のヤブカンゾウですね。
たしかにノカンゾウより数が多く身近でも見られるのがヤブカンゾウですが、実もならないのにたくましいのでしょうね。
期待を込めて・・・
やっぱり忘れさせてはくれない・・・じっくり解釈してようやく書かれた意味が分かりました。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2009/07/24 18:37

期待を込めているのは、大伴旅人で、やっぱり忘れさせてくれない!は、旅人の子の大伴家持作ではないでしょうか。
ヤブカンゾウは地下茎で増えるのですか。万葉の時代からえいえいと生き延びてきているのですね。なんだかあわれを感じます。
写真を拡大してよくよく眺めてみましたがアブラムシは発見できませんでした。

投稿: | 2009/07/24 21:21

あれっ!名無しです。上は私です。すみません

投稿: polo181 | 2009/07/24 21:22

◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪

アブラムシがつき始めるとダメですね。
花の美しさも大量のアブラムシの前に台無しです。
遠目に目立つのは白い大きなアブラムシですが、黒も赤も緑も
みんなつくんですか? ウェ~
アブラムシは怖くはないですけど、細かいのがうじょうじょというのが
生理的に受け付けなくて、ゾワゾワゾワ~~となります。
条件反射で止められない(^^;)
といいつつ、緑のアブラムシは素手でこそげたりもしますが(笑)

ロッキーママさんはノカンゾウもヤブカンゾウも食べたことが
おありなんですね。ノカンゾウのほうが美味ですか。
となると、ノカンゾウを見かけるのが少ないないのは、ロッキーママさん説が
当たっているかもしれませんね。


◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪

今年はずい分大きく育ちました。
おーちゃんのご近所などでもノカンゾウよりヤブカンゾウですか。
そうですよね、自ら種を作らないのにあちこちにあるというのは
逞しさが感じられます。

和歌の後に添えた「期待を込めて」と「やっぱり忘れさせてはくれない」
目を留めてくださったのですね。(^^)ウフフ
言いたかったこと、ご理解くださったようで嬉しいです。
 

投稿: ポージィ | 2009/07/24 21:27

◆polo181さん、ありがとうございます ♪

ヤブカンゾウを検索していて見つけた和歌二種ですが、そうそう、
確か旅人と家持作でした。家持は旅人の息子だったんですか!
さすがはpoloさん、よくご存知ですね。

ヤブカンゾウは地下茎というか、ほふく茎で増えるそうですよ。
(匍匐茎=株の基部から発生した茎が、地上や地下を水平に張って伸び、
その先端で発根・発芽しながら増えていく茎のこと)
古くは大陸から渡ってきて、人の手によって全国に広がり、
長い長い歳月を往き続けてきた植物。改めてその長い歳月を思うと
尊敬の念を覚えます。

拡大写真でアブラムシお分かりになりませんでしたか?
真ん中の写真がいちばんよく分かりますが、茎についている
白いブツブツしたのがそうですよ。キスゲフクレアブラムシというようです~

投稿: ポージィ | 2009/07/24 21:39

美味しいものも食べましょうよ!
で、それに相当する運動をすりゃぁいいんですよ。
(それは私には難しいのですが)

投稿: ふくやぎ | 2009/07/24 22:13

ヤブカンゾウってアブラムシがつきやすいのでしょうか。
これを見かけたときは気をつけましょう。

>どんどん美しいものを見ましょう!
大賛成です。見たそばから忘れても、心のどこかに蓄積されていくでしょう。優しくなれるかもしれませんね。ポージィさんのように。

投稿: tona | 2009/07/25 08:44

オイラ暑い中にもシャキット咲いているのに、
「何だお前らはだらだらしやがって」
そんなこっちゃ「イカンゾウ」
「・・・・・?」

投稿: 夢閑人 | 2009/07/25 11:01

◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪

もちろんですとも!美味しいものも食べましょう♪
食べた量に見合う運動、これが問題でして…
運動できない場合はせめてほどほどにを
心がけないと、お互いに。ねっ(^^)


◆tonaさん、ありがとうございます ♪

私が見かけたことのあるヤブカンゾウとノカンゾウは、
例外なく白くて大きなアブラムシがビッチリでした~sad
苦手でしたらお気をつけください(^^)

忘れることの良さっていうのもありますよね。
見るたびに新鮮な喜びが感じられますもの。
最近、10年以上前に買って読んだ文庫本を引っ張り出して
再読したのですが、見事にきれいさっぱり忘れていて、
初めて読むのとかわらない面白さでした(笑)
美しいもの、どんどん見てどんどん感動していきましょうね。
仰るとおりです。忘れたと思っていても、心に何かしら蓄積されて
いくものが必ずあると、私も信じています♪
私はちっとも優しくなんかないんですよ。まだまだ美しいものを
たっくさん見る必要ありです。


◆夢閑人さん、ありがとうございます ♪

アハハハ 
ノカンゾウに活を入れられましたね happy01
ちょっとズルッとこけましたが、
笑ったら元気が出ましたsign03
 
心頭を滅却すれば火もまた涼し で暑さを乗り切りましょう。
あれ?ちょっと違う??(笑)

投稿: ポージィ | 2009/07/25 13:18

こんにちは。
ヤブカンゾウって、繁殖力強いのですかね。
近所の川の中洲に、ところどころに、これとよく似た色の花を見ました。
去年までは見たことがなかったので、なんていう花だろうと思っていました。
古来より愛でられた花なのですね。
 「萱草 わが紐に付く 香具山の
      故りにし里を 忘れぬがため」
 「忘れ草 我が下紐に 付けたれど 
     しこのしこ草 言にしありけり」
なるほど、勉強になりました。

昨日の検査、カンゾウも腫れているとの診断でした。

投稿: 鎌ちゃん | 2009/07/25 15:02

久々に昨夜書いたコメントが反映されていませんでした。
どうしたんでしょうね。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

そうなんですよね、ヤブカンゾウに限らずヘメロカリスの仲間たちは、咲き始めた当初はいいんですが、すぐに白いアブラムシがやってくるんですよね。
なんとか写らないようなアングルでと、毎回苦労します(笑)。

こちらでもノカンゾウよりヤブカンゾウのほうが多いです。
カンゾウの新芽、この春もいただいちゃいました。
多分ノカンゾウのほうだと思います。
酢味噌和えが美味しかったです~~

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

今日は暑かったですね。

投稿: goro’s | 2009/07/25 17:43

◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪

こんにちは。お返事が遅くなってごめんなさい。

川の中州にこんなオレンジ色の花が咲いていましたか。
ヤブカンゾウかもしれませんね。上流から流されてきた匍匐茎が
たどり着いたその場で根付いたのかしら。生命力や繁殖力に
逞しさを感じますね。

万葉の昔から愛でられてきた花なのですね。昔は今のように
華やかな園芸植物がいくらでもあるような時代ではないですから、
ヤブカンゾウやノカンゾウなどの花はさぞかし目を引いたのでは
ないでしょうか。
和歌二つは、ネット検索したなかから、ほぉ、とピックアップしました。

あらら、鎌ちゃんのカンゾウは腫れていると言われたのですか?
お酒をお控えにならないといけないかもしれませんねぇ…
大事になさってくださいね。


◆悟郎さん、ありがとうございます ♪

え~ん、またそういうことがありましたか。お手数おかけしました。
どこのブログでも何かしらこうしたトラブルが発生するようですが、
何故でしょうね。


ヘメロカリスのお仲間たち全般が、この白いアブラムシたちの
好物なのですね。今回、遠目にはまだ大丈夫だろうと思ったら、
そうは問屋がおろさずしっかり付いてました。がっかり。
とうとうアブラムシを検索して調べてしまいましたよ。
キスゲフクレアブラムシ(またはゴンズイノフクレアブラムシ)と
いうらしいですよ。悟郎さんも写らない様に気を遣っていらっしゃる
のですね。昨年見せていただいたのは綺麗でした~。

お見かけになるのは、やはりヤブカンゾウのほうが多いのですね。
うふふ ノカンゾウの新芽は美味しかったのですね~(^^)
憂いを忘れさせてくれる美味しさでしたか?
 
 
昨日は暑かったですねー。今日も朝からムシムシと暑くて!
クックのために冷房ガンガンです。
 

投稿: ポージィ | 2009/07/27 10:10

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