« イヌキクイモ 風をうけて | トップページ | トゲトゲの正体は »

2013/10/09

高三郎 どん

稲穂が少し色づき始めた頃から、その脇で「タカサブロウ」が咲き始めており、
久し振りに向き合ってみました。 まるで人の名前のようでしょ?
漢字では「高三郎」と書きますが、名前の由来ははっきりしないそうです。
でも、ちょっと楽しいお話もあるんですよ。 pencil こちら eye を見てね。
 
さて、この高三郎どん、「モトタカサブロウ」どんと「アメリカタカサブロウ」どんの
おふたかたいらっしゃいまして、ネット検索でヒットしたページを見まくったところ、
どうやら私が会ったのは「アメリカタカサブロウ」どんらしいと…
 
痩果が細身で翼がなく側面縁がぎざぎざ、葉の基部が次第に細くなっている、
などを決め手としましたが、もしかすると「モトタカサブロウ」も混じっているかも (^^;)
両者よく似ていて、混生していることも多いとのことなんです。
どちらも水田脇の湿った所などによく見られ、「アメリカタカサブロウ」は乾いた場所でも
見られるようです。
 
「モトタカサブロウ」は在来種とされていますが、稲とともに伝来した史前帰化植物
であるという説もあります。一方「アメリカタカサブロウ」は第二次世界大戦後に渡来
した熱帯アメリカ原産の帰化植物。
かっては同じ種と思われていたのが、違う種として区別されるようになってから、
在来(史前帰化)種を「タカサブロウ」から「モトタカサブロウ(元高三郎)」と呼ぶように
なったのだそうです。
 
前説明が長くなりました。 写真はイマイチですがこんな植物です。ご覧下さい。
       (bud写真はクリックで大きくなったりならなかったりですclover
 
 
 
    130906takasaburou3
 
             こんな風に田んぼのすぐ脇にに生えていました
                    後ろに見えるのは稲穂
 
 
 
 
          130906takasaburou6
 
              もしかすると… モトタカサブロウかも のもの
 
 
 
 
          130906takasaburou2
 
            花の下の緑の円盤状のものは果実(痩果)です
 
 
 
 
    130906takasaburou_tane2
 
                  実がこぼれ落ちた跡を発見
         黒く熟すと 少し触れただけでばらばらっとこぼれ落ちます
 
 
 
 
    130911takasaburou_mi
 
             成熟しこぼれ落ちた痩果  若い痩果  花
 
          花の直径は約8mm   痩果の直径は8~10mmほど
 
 
 
 
    130906takasaburou5_cut
 
               周囲に舌状花  中心部に筒状花
          外から内側に向かって咲いてい様子・痩果の様子など
                   ヒマワリに似ていますね
 
 
 
 
    130910takasaburou
 
                  ( 9/10、 9/11 撮影 )
 
 
 
 
  「モトタカサブロウ」
  「アメリカタカサブロウ」 : キク科 ・ タカサブロウ属 一年草 花期7~9月頃
                   別名「ボクトソウ(墨斗草)」
  
                   モトタカサブロウは北海道を除く本州以南
                   アメリカタカサブロウは関東以西に生息
 
                   地上部草すべてを乾燥させたものを、
                   旱蓮草(カンレンソウ)または鱧腸(レイチョウ)という
                   生薬として、ただれ目、血尿、血便の止血に使われた
                   そうです。薬効は他にもあるかも。
 
                   タカサブロウ の名前の由来はよく分かっていない、と
                   先に書きましたが、ただれ目の治療に用いられた
                   この野草、古くは ただれ を タタラビ と言ったことから
                   タタラビソウ と呼ばれたのが転訛して タカサブロウ
                   なったという説もあるそうです。
 
 
 
       今日の記事、説明が長くてごめんなさい。覚書として書いています。
       適当に読み飛ばしてね。 って、最後に書いても遅いか~~ coldsweats01
 
 

|

« イヌキクイモ 風をうけて | トップページ | トゲトゲの正体は »

コメント

こんにちは^^
1枚目の写真。稲穂とのコラボがステキですshine
そして、右の方にブルーのさし色で登場しているのは
ツユクサでしょうか?
ポージィさんの写真で、私なりの楽しみ方を発見しつつありますhappy01

投稿: ターコイズ | 2013/10/09 10:22

おはようございます!
長いことご無沙汰しています。(いつも同じことを書いていますね)
体力気力の衰えでしょうか?なかなかブログ更新ができないのですが、ポージィさんのところはちょこちょこ訪問して教わっています。

今回も楽しく拝見しました。
「 タカサブロウ」さんは「モト タカサブロウ」さんと「アメリカ タカサブロウ」さんがいらっしゃるのですね(?)
しかも「アメリカタカサブロウ」さんは細身とか?
ポージィさんの写真で拝見すると「タカサブロウ」は美しい花ですね。
ひまわりの種のつきかたとよく似ていますね。
楽しい発見です。

投稿: 生駒の風 | 2013/10/09 11:01

おはようございます!

以前は近所でも見ることができたタカサブロウですが 最近はとんと見かけなくなってしまって寂しい限りです。
やっぱり湿地のあるところでないと無理なのかもですね~

こちらで拝見できてうれしいです。
小さなお花をきれいに撮ってあげられましたね。
果実もこうなっているのですね。
懐かしく 楽しませていただきました。

投稿: pole pole | 2013/10/09 11:25

高三郎どん、初めてです。
前の記事も見させていただきましたよ。eye
お勉強したのかぁと、高三郎どんを尊敬。
そろそろ本腰入れてお勉強しないといけないアタシには
ピッタリの記事です。がんばります。
実がかわいいですね。
ブロッコリーみたい~。(笑)

投稿: くらふぇ | 2013/10/09 12:26

こんにちは。
なんとまあ、面白い名前の植物があるんですね。
田んぼの脇に生えるということですから、
ひょっとしてであったことがあるのかも知れませんが、
こんな名前は初めてですよ。
田んぼから、農夫のおっちゃん、「たかさぶろう」さんが、
ほっかむりして出てきそう。
田んぼの脇の楽しい出会い、話も弾むのじゃありませんか。
薬効もあるんですね。
今度、田舎に帰ったら、そんなおっちゃんがいないか、
気を付けてみます。

投稿: 鎌ちゃん | 2013/10/09 12:37

pencil ターコイズさん、ありがとうございます ♪
 
こんにちは(^^)
 
1枚目、ありがとうございます。
ムフフ またお気づきになりましたね、差し色♪
大正解、このブルーはツユクサです。
 
こんな風にこっそりコラボしていることはあまりないかも
しれませんが、見つけていただけたら私も嬉しいです。
当の本人も気付いていないものも、あるかもしれませんね wink
 
 
pencil 生駒の風さん、ありがとうございます ♪
 
こんにちは
 
いえいえ ときおり覗きに来て下さるだけで感謝です。
コメントも義務ではないですし、気の乗られたときだけで
全然構いません。
 
初めてタカサブロウという名前を知ったときは暫く愉快な気持ちが続きました。
そうなんです、お二方いらっしゃるようですが、とてもよく似ていて、
はっきり見分けられない私は、タカサブロウどんだけでいいじゃーん、
と思ってしまいます(^^;)
アメリカタカサブロウさんが細身なのは、果実のお話なのです。
 
そうですね、小さな花(直径8mm)なので、立ち位置から見ると
あまり目立ちませんが、近寄ると落ち着いた美しさのある花です。
色も大きさも違う花に、ヒマワリとの共通点を見付けるとは
意外なことでした。こういうの楽しいですね。
 
 
pencil pole poleさん、ありがとうございます ♪
 
こんにちは
 
以前はご覧になれたご近所では、姿を消してしまいましたか。
残念ですね。特に(モト)タカサブロウの方は湿り気が大切な
条件かもしれませんね。
 
もっとはっきり撮れるといいのですが、田んぼは風が止むことも少ない上、
この頃は目がいけません。
拙い観察ですが、楽しんでくださってありがとうございました。
 
 
pencil くらふぇさん、ありがとうございます ♪
 
ご覧になるの初めてでしたか。
高三郎どん、ユニークな名前で覚えていただけましたね、きっと♪
前の記事も見てくださってありがとうございます。
その高三郎どんのお勉強を再現してみようと思って、
2~3本摘んできて茎の断面を紙にスタンプしてみたんですよ。
そしたら薄墨みたいになりました。でも、切った所が細かったからか
字はかけなかった~ 記事にアップするのも割愛しちゃいました。
これで勉強したとしたら根性ありますよぅ 高三郎どんsign01
うんうん くらふぇさんも負けじとお勉強してくださいね~pen
 
緑の実の雰囲気、ほんとだぁ~ブロッコリーみたいgood
 
 
pencil 鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
 
こんにちは
 
うふふ この名前、ほんと面白いですよね。
史前帰化植物といわれるほど古くからありますから、
鎌ちゃんもご覧になっているかもしれませんね。
高三郎どんは一生懸命勉強して、立派な農夫になったかもしれません。
一休みの高三郎どん、話の合間にキセルをポン!と叩いて…
想像がぐんぐん膨らみますね(^^)
この次のご帰省では、高三郎どんとの出会いが楽しみですね♪
 

投稿: ポージィ | 2013/10/09 14:59

こんばんは。
田畑のそばでも路傍でもタカサブロウをよく見ますね。
たいていアメリカさんだと思うのですが、明確に痩果に翼がついているのを見たことがないので、
モトタカサブロウとの区別を実感できたことがありません。

投稿: 横浜のおーちゃん | 2013/10/09 17:25

pencil 横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪
 
こんばんは
 
おーちゃんのご近所でも、高三郎どんはたくさんお見かけなのですね。
やはりアメリカタカサブロウどんが多いでしょうか。
痩果は熟すとちょっと刺激で落ちてしまうのか、なかなか
探しあてられませんでした。ネット上の画像で見るとモトタカサブロウの
痩果の方が確かに翼があるのですが、実際に見るものはよく分かりませんね。
世界中に広く分布している植物のようですから、案外思う以上に
混ぜこぜになっているかもしれないと思ったりもしています。(逃げです~)
 

投稿: ポージィ | 2013/10/09 17:58

お初にお目に掛かりま~す、・・・どん!
 今晩は~

こちらは見た覚えが・・?
モトさんにアメリカさん、次々とアップして拝見。
実家の方面には無かったのかな~。
 幹も結構丈夫そうで、花も次々と繁殖力が強そうな。
それに仰る通り、ひまわりの種に似ておりますね、ひし形の感じも似ていますし、表面に突起物?のあるのが異なっているかな。
 この先の部分が、衣服にくっ付くのでしょうかね繁殖の知恵・でしょうか、それぞれに種の維持を計っているのですね。
   ヒロでした。

投稿: ヒロの日々(・・もんたの一年): | 2013/10/09 18:24

pencil ヒロの日々(・・もんたの一年)さん、ありがとうございます ♪
 
こんばんは
 
高三郎どん、お初でいらっしゃいましたか。
私も今の場所で暮らすようになり、田んぼの近くへ行くよになるまでは
知らずにいた野草です。
草丈は、私が見たので40~50cm? 枝分かれして次々花を付け…
というイメージで、繁殖力強そうですね。
でも、突起物で動物に種を運んでもらうというタイプではないようです。
熟した実に軽く手を触れただけでバラバラバラっとこぼれ落ちましたから。
範囲を広げるにはどういう手立てを持っているのでしょう。
水に運ばれる 鳥に運ばれる(糞と一緒に) 風で運ばれる
動物にくっついて運ばれる… ヒロさん仰るように、植物たちは、
それぞれ工夫を凝らして種の存続を図っているのですね。
 

投稿: ポージィ | 2013/10/09 20:09

こんばんは~

いや~
この年にしてまた、インパクトの強い名前の花に出会いました~タカサブロウですか~?

どう聞いても人の名。なんでこうなったのか、本当に不思議。ちなみに面白いお話も見せて頂いて、、、、
貧しかった彼がこの茎を使ってお勉強したんだって、、、ちょっと感動的ですね。やっぱりこれが由来かしら。。。。

この花、きっと見たことがないと思ってる私は、どこかで見過ごしてるのだろうなあ~

ヒメジョオンのお花にも似ていますが、葉の付け根から小さな花をつけるところが、千日紅にも似てるなあ~なんて思っちゃいました。
森にも咲いてるのかしら。。。。。もっとよく見て歩かなくっちゃ~

面白いお話と花を紹介してくださってありがとう~

投稿: 野花 | 2013/10/09 21:08

こんばんはhappy01
田んぼもない、この地では高三郎どんはないと思います・・
前の記事も見ました
高三郎どんえらい!爪の垢を煎じてわが息子に・・

元高三郎とアメリカ高三郎・・・
来日した時期にかなり開きがあるのに、よく似ていて区別がつかないくらいとは
もともと同じもので、別の地で長い年月を経て進化?しても、それぞれあまり姿を変えなかったということかしら?
(そんなに変化はしない??)
そうだとしたらこの再会はおもしろいですね。

投稿: sam | 2013/10/09 21:11

pencil 野花さん、ありがとうございます ♪
 
こんばんは!
 
「高三郎」人名としか思えないこんな名前の植物があるなんてね(^^)
面白いですよね~ 名前の由来ははっきりしないものの、
高三郎どんのお勉強の説話、信じたくなっちゃいますよね。
タタラビソウが転訛してタカサブロウ よりロマンがある!
(以前の記事も見てくださってありがとうございます)
今年は。2~3本摘み取ってきて茎の断面を紙に押し当ててみましたよ。
そしたら、薄墨って感じで色がつきました。細い所を摘んできたからか
字を書く強度はありませんでした~ 
ご実家付近でお見かけになったこともおありかもしれませんね。
あるいは、きれいに草取りされていてなかったかも。
森にはどうかなー? 
 
そうですね、花はヒメジョオンとちょっと似た感じ。
実の付き方はヒマワリみたいでした。みんなキク科ですね。
 
こちらこそありがとうです(^^)♪
 
 
pencil samさん、ありがとうございます ♪
 
こんばんは happy01
 
住宅地だと見かけないでしょうね。
私も今の場所に住むようになって初めて知りました。
以前の記事も見てくださってありがとう♪
面白いお話でしょう? うふふ sam太郎くんに見習って欲しいですか?
今年は2~3本摘んできて、断面を紙に押し付けてみましたよ。
薄墨色にスタンプできました。でも、細い茎だったので文字を書くのは無理。
もっと太くしっかりした茎なら書くことできるかもですね♪
 
両方の高三郎どん
そうそう! samさんのお考えと同じようなこと、私も思いましたよ。
違う場所をそれぞれ進化しながら(でもあまり変わらずに)巡ってきて
出会いを果たしたのだとしたら…何だか壮大なロマンを感じますよねhappy01
 

投稿: ポージィ | 2013/10/09 21:48

おはようございます。
ユニークな名前で、すぐに覚えられそうです。
1枚目の写真を見たとき、一瞬「稲???」・・・・・なんて勘違いしてしまいました。
手前の小さな花がそうだったんですね。
キクの仲間だけあって、アップの写真はまさに白いミニミニヒマワリですね。
種もどことなくヒマワリの種によく似てませんか??

投稿: ソングバード | 2013/10/10 07:27

pencil ソングバードさん、ありがとうございます ♪
 
おはようございます。
 
ユニークな名前、これはすぐに覚えられますよ。私もそうでした ^^
アハ 1枚目は生えているシチュエーションをお見せしたくて載せました。
稲にしても中途半端で ?? ですよねー
花は直径8mmほど。小さいのですがググッと寄るとキク科らしい花ですね。
そうですそうです、種もヒマワリっぽいなぁと、私も思いましたよ♪
 

投稿: ポージィ | 2013/10/10 09:07

タカサブロウ どん。

絶対目にしているはず。
まだ田んぼに生えているかなあ。
普段の生活圏に田畑がないのでさがせるか微妙。
ひそかに、一輪咲いているツユクサが気になった私です。
やっぱり青色はきれいですね。

投稿: koko | 2013/10/10 12:38

pencil kokoさん、ありがとうございます ♪
 
絶対目にしているはず、ですか?
時期的にはまだ生えていると思いますが、畦などきれいにお手入れ
されている田んぼだと無いかも。どうかなー
 
トップの写真のツユクサ、目に留まりましたか?
嬉しいな。この写真を撮ったころ、田んぼの畦にはツユクサも
いっぱい咲いていたんですヨ。
夏より開花している時間も長くなっていて、心なしブルーも濃いように
感じていました。ポツンと一輪咲いているだけでもきれいですね。
 

投稿: ポージィ | 2013/10/10 16:50

こんにちは。
 
下から2番目のお写真、素晴らしいですね♪
小さな小さな お花でしょうに
こんなに精巧に出来ているんですねえ。
おっしゃるようにヒマワリのよう。

開花から種までの お写真も面白いです。
 
何より この植物のお名前が面白い o(*^▽^*)o
タカサブロウくん、
ポージィさんが出会われたのは アメリカンだったのですね。
人間だったら ハーフかしら、2世かしら、
なんて思って お名前を見ていましたよ ( ´艸`)プププ

投稿: 花mame | 2013/10/23 14:38

pencil 花mameさん、たくさんのコメントありがとうございます ♪
 
こんにちは。
 
下から2枚目の写真、こんなのでお褒めいただいて恐縮です。
もっとはっきり撮りたかったです~ 
でも小さなお花なのに、舌状花と筒状花がちーゃんとあって
精巧に出来ている姿と、種の出来方は、同じキク科のヒマワリと
よく似ていて感動しました。
 
タカサブロウ という名前は想像の翼が膨らみますよね。
花mameさんだったら、もっと夢のあるお話を考えてくださりそう♪
そうなんです、どうやら私が会ったのはアメリカン。
でも、地球を東回りと西回りでずーーーっと辿ってきて
日本で出会ったときは少し違う顔をしていたというだけかも
しれないとしたら、これもまたすごく楽しいことだと思います。
(そういうことネット上に書いていらした方がいましたし、
 コメントでもいただきました ^^)
 

投稿: ポージィ | 2013/10/23 16:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50994/58171789

この記事へのトラックバック一覧です: 高三郎 どん:

« イヌキクイモ 風をうけて | トップページ | トゲトゲの正体は »