2005/03/31
あちこちで「雪柳」が満開になっています。
緩やかなカーブを描く細い枝に、細かい白い花がこぼれんばかり。
実家の庭にもあって幼いときから親しんだからでしょうか、私の大好きな花木です。
もう少し大きめで八重咲きの「シジミバナ(コゴメバナ)」というのもありますし、
何輪かずつの小さな固まりになって花咲く「コデマリ」もありますが、
私の中の一番は「雪柳」。なぜそんなに好きになったのか定かではありませんが。
今の家の庭にも植えたいのですが、何せ狭いので逡巡しています…

切花としても出回っていて、花の時期・紅葉の時期によく使われます。
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2005/03/30
道端のといいつつ、この草は田んぼの畦のあたりで多く見かけます。
数年前に見つけて、花材にも使えそうなその様に目を奪われ図鑑を繰りました。
灯台(油を灯すあかり「あんどん」の皿を乗せる台)=灯明台に見立てて
名づけられたようです。
私はこの地に来て初めて見たのですが、ネット検索をしたらたくさんヒットしました。
決して珍しい花ではないのですね。
傷をつけると乳液状の白い汁が出て、皮膚が弱い人はかぶれることがあるそうです。
また、アルカロイド系の毒をもっているため、食べると胃腸障害を起こすそうです。
扱うときは注意が必要なようですね。

ちょうどこのトウダイグサと同じような明るいグリーン系の切花に
「ブプレウルム」「アルケミラモリス」などがあります。それらはもっと繊細で
こんなふうにがっちりはしていませんが、それでもちょっと共通点を感じます。
(実際はブプレウルムはセリ科、アルケミラモリスはバラ科で別種です。)
有名どころの「ハツユキソウ」「ポインセチア」はトウダイグサ科だそうですよ。
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2005/03/29
2005/03/28
私の中では、浅い春にまずコブシが咲き始め
その後、もう少し暖かくなってからハクモクレン・シモクレンが咲く、
という印象だったのですが、今年の春はあそこでコブシがここではハクモクレンが
同時期の今、いっせいに咲き誇っているという感じです。
私の確信のない印象が間違っていたのか、それとも、たまたま今年は
気温などの関係で咲く時期が同じになったのか、どっちでしょ?

これは近くの中学校正門の脇のハクモクレン。毎年見事な花で楽しませてくれます。
きれいな青空に、純白の花がよく映えて輝いているよう…。
(今日は雨模様ですが、写真は3月24日に撮ったものです)
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2005/03/27
このところ、花の写真をばんばんアップしてる…
せっかく容量が増えてもこれじゃ瞬く間に使い切ってしまいそうだし、
来年載せるものがなくなってしまいそう。
なにも身近で見つけた花を全部載せなくってもいいんだけど
「咲いたよ 咲いたよ 花、見つけたよ」って、はしゃいだ気分で
見せたくてたまらなくなってしまう。 まるで子供のようね、いい歳して。
というわけで今日も野草をご紹介。これもヨーロッパ原産の帰化植物だそう。
ホトケノザと同じように細かい毛が
びっしり生えてます。
花の形も似た感じですね。
ちょっと黒ずんだ色で、
網目状の葉脈がくっきり深いのが
以前はちょっと不気味に思えた
のですが、よくよく見れば
小さな淡紫の花は
結構かわいいじゃん、
と考えを改めたのでした。
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2005/03/26
これも畑の隅っこに咲いているのを見つけた花。
多分「トサミズキ」だと思われます。図鑑を見てもwebで画像を見ても
「ヒメミズキ」あたりと区別が難しくて絶対という確信は持てないのですが…。
優しい風情というか
地味な花というか…
バーンと大きく色鮮やかな
花と比べるとインパクト少ないですね。
こういった地味系の花に、
かってはあまり関心を持てずに
いましたが、最近では
面白いなとか、かわいいなとか
いいなと思えるようになりました。 これも一種の年の功かしら?
渋滞中の車の中から、道路わきのお宅の庭を眺めていたら
その大きな庭には代表的な花木はほとんどすべてあるのじゃないかというくらい
たくさんの花木があるのが目に入りました。
トサミズキ、サンシュユ、沈丁花、レンギョウ、ツツジ、サツキ…
まだまだありましたが覚え切れなくて。
まだ芽も出ていない木もありましたし、モミジなど花以外を見て楽しむ木も
たくさん植えられ、よくお手入れされ、そのご一家の植物好きが
伝わってくるようでした。
うちには日当たりの悪いちっちゃな庭しかないので、よそ様のお庭を
垣間見させていただいて楽しんでいます。
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2005/03/25
これまたポピュラーな野草。アブラ菜科の植物で春の七草の一つです。
ぺんぺん草と呼ばれるのは、実の形が三味線のばちに似た三角形をしているからと
いう説が多数のようです。三角形の実の形は、ナズナ独特のものだそうですよ。

かわいい花ですね。私ったら、道端の草花をご紹介しながら
なんとやらの一つ覚えで「かわいい」を連発しているみたい…。
素朴なかわいさが、切花や鉢植えの花とは別物の魅力をたたえています。
左の写真は群生しているところ。まとまっているとまた素適ですね。
こんな様子を見られて私は幸せです。
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2005/03/24
春先、ごくたまにこの花木を見かけます。
初めてみたとき、その優しい色とちょっとはかなげな変わった形に心惹かれ
その木のあった畑で仕事をしていたお年寄りに名前を尋ねました。
「コブシの一種だろうけど、なんだろうねぇ」とのお答え。
その後、コブシの仲間の「シデコブシ」に似ていることまではわかりました。
でも、本当にそれで正しいのかどうかは、まだわからずにいます。
シデコブシの自生地は、愛知・岐阜・三重に限られているそうです。
私は愛知で育ちましたが、残念ながらあちらにいるとき見た覚えがないのです。
自生林がいっせいに花開いているところを想像すると、
なんとも美しい幻想的な光景が脳裏に広がります。
いつか本物を見られる日が訪れるでしょうか…
生きた化石といわれるシデコブシの自生地は、開発などにより
徐々に失われつつあるそうですが、なんとか残して欲しいものです。
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2005/03/23
3/18「どっちも蕾だけれど」の寒緋桜、3/21に見に行きましたら
もう満開といっていい状態でした。
蕾の写真を撮ったのが3/16でしたから、5日でこの状態。
陽射しや気温といった季節の変化に、植物たちはびっくりするほど実に敏感です。
沖縄地方では桜といえばこの寒緋桜。
かの地ではソメイヨシノは
育たないようですね。
花色が濃く鮮やかです。
釣鐘状の形で、平たく大きくは
開かないようです。
色は鮮やかだけれど
咲き方は遠慮がち?
アップでも撮りたかったのですが手もズームも届きませんでした。 残念
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2005/03/22
散歩中に、夕日に背中を向けて日向ぼっこ中の猫に会いました。
多分その近くのお宅の飼い猫。まるまるして幸せそうな顔してる。
用心しながらも珍しく逃げなかったので近くで撮らせてもらえました。
ニャンコの目線の先にいるのはクック。
クックは地面のにおいかぎに夢中で
気づいていませんでした。
気づいたら吠え立ててダッシュ!
です。
さわりたかったなぁ~
犬にさわり慣れていて
たまーに猫にさわると、
その体の柔らかさにびっくりします。
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2005/03/21
ホトケノザ、これまたポピュラーな野草です。
この春もあちこちでどんどん咲き始めました。
一つ一つの花は小さいのですが、群生していると見ごたえあります。
花を間近でまじまじ見たことはあまりなかったのですが、
可愛らしい色をしています。形は変わっていますね。
細かい短い毛がたくさん生えています。

もう完全に日本にとけこんでいますが、
オランダミミナグサ同様、
ヨーロッパ原産の帰化植物だそうで
こちらは「春の七草」の
「ホトケノザ(コオニタビラコ)」とは
別物。 紛らわしいですね。
花の下にある、茎を囲むように
ついている葉を、仏の蓮華座に
見立ててこの名前で呼ばれるように
なったようです。
私的感覚では、「ホトケノザ」の名前は
コオニタビラコよりこっちの方にピッタリ
という気がします。
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2005/03/20
鉢植えで楽しむことが多い高価な蘭も、
切花で出回ること、ご存知でしょうか?
切花にしてもお値段はかなりのものですから
普段ご家庭で買われる事はほとんど無いですよね。
オンシジューム、デンファレあたりはかなりポピュラーでお値段も手ごろですが、
カトレア、ファレノプシス(胡蝶蘭)、シンビジュームなどは.....!!(-_-;)
お値段の話はさておき、先日かわいらしいネーミングのシンビジュームを
1本だけですが買ってみましたのでご紹介します。

「ミニエクボ」と名前が付いていました。
1輪ずつの花は少し小ぶりで
柔らかな落ち着き感あるピンク色。
かわいいでしょ(^ ^)
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2005/03/19
子供のころから馴染みの深かった、どこにでもあるという印象の野草。
『ハコベに似ているけどハコベじゃない。名前はなんだろう。』と、
長いことわからないままきていましたが、少し前ようやく図鑑で確認できました。
オランダミミナグサ
名前がわかってネットで検索したらあることあること、たくさんの写真が見られました。
これは歩道のわずかな隙間に生えていたものです。
花が開いているものを撮れると良かったのですけれど残念。
花開いているところを見た記憶があまりないような気がします。
名前にオランダと付くこの野草、ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。
(ミミナグサという在来種もあるそう)
葉にも茎にも細かい毛がいっぱい生えています。
これもかわいいですけど、私はハコベのほうが好きだな。
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2005/03/18
昨日の暖かな雨の後は強い風が吹き荒れ、夫は髪の毛をぐちゃぐちゃにして
目がかゆいかゆいと言いながら帰宅しました。
今日も暖かな日です。
ほんの数日見ない間に蕾を大きく膨らませていたこの木、
たぶん「寒緋桜」ではないかと思います。もうすぐにも咲きそう。
今日あたり
咲き始めているかな
一方こちらは
かいかい・ヘクションの素を降らす
アレですね。これもまだ蕾。
どちらも同じ「花の蕾」なのに
片方は楽しみに待たれ
片方は眉をひそめられ
彼らには何の罪もないのにね
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2005/03/17
今日は柔らかな雨が降っています。
『紅のニ尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る』
(覚えているごくわずかな短歌の一つです)
それはさておき、道端では春の小さな草花たちが、かわいらしい花を
つけ始めています。このハコベもその一つ。

日に日に葉っぱの緑はつややかさを増し、柔らかく美味しそうになってきました。
『美味しそう!?これ食べられるの?』 って思った方、
人が食べられるのかどうか、美味しいのかどうか、実は知りません。
(↑ 食べられます )
実家で、高校生のときから10年以上に渡って手乗りの白文鳥を飼っていました。
与える菜っ葉類は山東菜や白菜でしたが、ある春の日母が言いました。
「畑の中にハコベが生えてるでしょう。あれ採ってきてやってごらん、食べるから。」
私、さっそく外へ行って採ってきました。
そうして文鳥(名前はルル)に差し出してみると、……
まったく、何ら躊躇することもなく、ついばんで食べたのでした。
目も開かないような雛のときから育てた、外の世界を知らない鳥なのに
本能的に知っているのかと、びっくりするとともに感動したものです。
以来、ハコベの柔らかそうな葉を見ると「美味しそう」と思うようになったんです。
(ちなみに、体長5ミリほどのちっちゃな青虫も見せたところ、
こちらも躊躇なく食べちゃいました)
ハコベ:薬用にも食用にもなるようです。
薬としては婦人科系(産前産後)や歯槽膿漏の予防・歯痛に。
昔は塩ハコベで歯磨きしたそうです。
食用としては和え物・汁物の具・天ぷらなど。(春の七草の一つでした 恥;)
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2005/03/16
散歩中に、こんなの発見しました。
地面から垂直に立ち上がった
ブロック塀のすきまから
顔を出したタンポポ
隙間などあるようにも見えないのに
入り込んだ種は その環境の中で
力強く根をはり芽吹き…
この状態でじっと春を待って
いたんだね
なんだかとてもいとおしいよ
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2005/03/15
わがやのクックはかなり自己主張が強く興奮しやすい性格です。
●自分が「○○したい!」と思うと同時にパッと行動に移せない状況に
置かれていたとき(たまたま抱っこされていた等)、
●嫌なことをされるのをじっと我慢していたとき(シャンプー&ドライヤー等)、
しようと思ったことを「ダメ!」と止められたとき、
●悪い(と自分で思っている)ことをしている最中あるいは直後「何してるの!?」と
とがめられたとき、などなどに
「ガルゥ~ガゥガゥガゥ」と唸り声を上げながら自分の尻尾に噛み付こうと
ぐるぐる回るという、変な癖があります。
(初めてその豹変振りを見た人はぶったまげてかなり引きます ^ ^;)
多分、興奮やら怒りやらの気持の高まりがどうしようもなくなって、
彼なりに発散しているんだと思いますけど、唸りぐるぐるの最中は
頭に血が上って何も耳に入らなくなっているみたい。
(やめさせようと頑張った時期もあったけど、奮闘の結果諦めました…)
で、昨日の朝もまた唸りぐるぐるをして、そのとき勢い余って本当に尻尾の先に
噛み付いてしまったようなのです。クックが「自分に」噛み付いてしまったのは
初めてのこと。自分でもさぞかしびっくりしたことでしょうよ。
たまたま私はいなかったときだったので、後で聞いた話なのですが、
血がタラタラッと出たものの、まあ、幸いにすぐ止まった模様。
夕方、散歩のついでに掛かり付けの動物病院へ連れて行きました。
傷は小さく問題ないということで、感染症予防の注射をしてもらい、
同じく感染症予防の錠剤をもらってきました。抗生剤と思います。
痛みも無いようで全然気にしていないので、薬を飲み終わったら
一件落着と思います。 ヤレヤレ…
~~< 平和に眠るクック >~~
写真のクックの様子からは、
こんな激しい一面は想像つかないでしょ?

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2005/03/14
2月24日の記事でご紹介した「枝垂れ梅」が満開になって
こんなふうになりました。
ね、ピンク色のシャワーが降り注いでいるよう……
形が違って見えますが
木の南西側からと北西側から
(?)
撮ったせいです。
本物はもっときれいに
シャワー状に見えます。
私の写真では
お伝えしきれないのが残念。

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2005/03/13
数日前の晩でしたか、
『横浜市内の公園で、針金のようなものを巻かれた猫が …… 』
というニュースが流れていました。
30~40cmほどの針金のようなものを尾に巻かれて怪我をした猫が保護され、
また別の猫は、やはり針金のようなものを巻かれた状態で池の中で
死んでいるのを発見されたとのこと。
またか、と暗澹たる気分になりました。
学校で飼われている動物が殺されたり、猫や犬が虐待されたり殺されたり、
こういう事件は少し間をおいては繰り返されます。
最近では小動物たちばかりでなく、人の子供たちにまでそういう矛先が
向けられたかのような事件も頻繁に起こります。
もう、10年以上も前になりますか、ある街角で信号待ちをして立っていたときのこと。
やはり信号待ちをしていた50歳くらいの男の人の近くを、たまたま1匹の猫が
通りかかりました。すると、猫が何をしたわけでもないのに、その男はいきなり
猫を蹴りつけたのです。幸い猫には当たらず跳んで逃げていきましたが、
当たってもいいと思って蹴り出したとしか思えない足の動きと速さでした。
何でそんなことをするのか、今思い出してもショックがよみがえります。
目に見えないだけで、暴力的な感情・衝動を内にたぎらせている人が
実はたくさんいるのでしょうか。
どれほどの知られざる暴力が隠されているのでしょう。
乱暴な考えかもしれませんが、こういったことが、
戦争にもつながっているのだろうかとすら思ってしまいます。
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2005/03/12
1月26日の記事 「春を待つ ~その2(つぼみ)~」 でご紹介した
ミツマタはどうなったかと見に行くと、今週の暖かな陽気に誘われて
こちらも咲き始めていました。
前の記事にも書いたように、ミツマタはジンチョウゲ科なのだそうです。
どうりで、小花が集まって1つの固まりを形作っているところも
その固まりの外側から咲き始めるところも、ひとつひとつの小花の形も
よく似ているわけです。
でも、肉厚な感じのジンチョウゲに比べミツマタの花は柔らか。
花の外側は短い柔らかな毛で覆われていて、いっそう柔らかな風情。
色もかわいい黄色ですね。 赤い花の咲く種類もあるそうです。
隣町のミツマタで有名なお寺は、毎年開花の時季になると大勢の人で
賑わうそうです。まだ行ったことがないのですが、一度は訪れてみたいものです。
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2005/03/11
先週の雪の週末とうって変わって、今週は暖かい日が多くなりました。
スギもいっせいに開花が進んだようです。
なんだか私も鼻がむずむずします...もしかして、もしかして仲間入り?
き、気のせいよね、きっと
気を取り直して...
スギもそうかもしれませんが、沈丁花がついに花開き始めました。
1月からすっかり蕾が整って準備万端だったのに、その後の寒さで
開花が遅れたみたいです。
そして、小さなゴマ粒のような蕾をたくさんつけていた馬酔木(アセビ)も
いつの間にか可愛らしい花を咲かせていました。
沈丁花(ジンチョウゲ)
小花が集まったひとかたまりの
外側から咲き始めるのですね。
知りませんでした。
曙馬酔木(アケボノアセビ)
房状に連なった
可愛らしい釣鐘型の小花が
風に揺れていました
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2005/03/10
この頃、
店頭に桜餅が並ぶ機会が増えました。
桜の葉の香りが爽やかで、
ほんのり塩味が餡の甘さを引き立て...
好きな和菓子のひとつです。
私が育ったのは愛知県東部。
食べていた「さくら餅」といえば、
この写真のようなものでした。
ところが、神奈川に越してきて店頭で見たさくら餅は
ピンク色をした薄いクレープのようなもので餡をくるりと巻いて
塩漬けの桜の葉で巻いたもの。
写真のようなタイプは「さくら餅」の名は付かず「道明寺」と書いてあります。
後に知ったのですが、クレープ巻きタイプは「長命寺系さくら餅」で
小麦粉で作られこちらがさくら餅の元祖、 もう一方は「道明寺系さくら餅」で
もち米の糒(ほしいい)=道明寺粉 で作られているのだそうです。
神奈川に来るまで、さくら餅に2タイプあることすら知らずにいた私は
こと「さくら餅」に関しては、どうもクレープタイプが受け入れられず、
買うときはいつも「道明寺」を選んでしまいます。
食わず嫌いかもしれず公平さのためにも、一度はクレープタイプ「さくら餅」も
食べてみなくてはと思いつつ、いまだに食べたことがないのです。
この記事を読んでくださっている皆さんにとっての
「さくら餅」とは、どちらのタイプでしょうか。
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2005/03/09
高知県産の「土佐文旦」をいただきました。
「ぼんたん」「ざぼん」の別名もありますが、高知産のものは「ぶんたん」です。
大きな実ですよぉー。測ったら直径13cm重さは700gありました。
大きさの比較に携帯電話と一緒に撮影してみました。
これだけ大きな実を支える枝って、どんなふうなんでしょう。
果実の色も果肉の色も
ホワイト種のグレープフルーツと
よく似ていますね。
内袋からの実離れはとてもよく、
きれいにむけます。
果汁が少なめでぷりぷりした実は、
爽やかな酸味とサッパリとした
ほのかな甘味が特徴だと思います。
とっても美味(^ ^)♪
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2005/03/08
秋に植え込んだヒヤシンスの芽が、ようやく顔を出しました。
ヒヤシンスは存在感のある、大きな芽を出します。
大きくて光沢があって...そしてやがては、花を支える茎もしっかと太い!
これから日に日に育っていくことでしょう。
とっても楽しみです。
白と紫とピンクの3色を植えました。
どれがいちばん先に咲くかしら。
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2005/03/07
明日、3月8日は国連が定めた「国際女性デー」です。
2/23記事「ミモザ」のコメントの中でちょっと触れましたが、
イタリアではこの日、男性から女性にミモザの花を贈る習慣があるそうです。
ふわふわ・ぽわぽわでかわいくて、「妖精のパフ」の別名を持ち、
明るい春の訪れを告げるようなミモザの花を贈られたら、
満面とろけんばかりの笑顔になりそう...
日本でもこの時期、切花でミモザが出回っていますから
世の男性諸氏、明日は身近な女性にミモザの花束を贈られてみてはいかが?
『国際知性派』と思われるかも~
「ローマで散歩」のLuninaさんの「3月8日 国際女性デー」という記事から
上記「ミモザ」にトラックバックを頂きました。
Luninaさんの記事で、国際女性デーの成り立ちなど詳しいことを
説明してくださっています。
日本では、ほとんどの人が「国際女性デー」の存在すら忘れていますよね。
私もそう、聞いたことはあるけど何だったっけ?程度でした。
記事を読ませていただいて再認識できました。
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2005/03/06
かれこれ18年近く使い続けた目覚まし時計が、ついに壊れてしまいました。
毎朝 「ファイト!ピッ!ピッ!」 とがなりたてて
なかなか起きられない私を起こし続けてくれたものでした。
「目覚ましなしで起きられます」というスペシャリストもいらっしゃいますが、
私がそれをしようとしたら、1時間おきとか30分おきに目覚めて
おそらく睡眠不足でダウンしてしまうに違いありません。
仕方ないので新しい目覚まし時計を探しに出かけました。
最初に行ったのは総合ディスカウントストア。
ぐるりと店内を回りましたが時計の扱いはナシ。
次に向かったのは大手スーパーマーケット。
案内所で教えてもらった売り場へ行くとそこは雑貨屋さんで2種類あるのみ。
時計専門のお店はありませんでした。
目覚まし時計を買うのに、こんなにあちこち回らなくてはいけないなんて!
時計売り場は世の中のお店から消えてしまったのか!?
今じゃ、携帯で代用する人が多くて売り場縮小が進んでいるのかも?
たしかに、時計屋さんって子供のころより見かけなくなったぞ...
などなどの想いがよぎる中、次に向かったのがホームセンター。
そこに、やっとありました。
さあ、あったはいいけど次は目覚ましの音が問題。
私は高い音が聞き取れませんので、並んでいた目覚まし時計を次々に
鳴らして確かめます。(周りの人はさぞかしうるさかったでしょう)
さんざんあれこれ試して、これはもうダメかと諦めかけたところ、
低い音でアニメのメロディが鳴る、私にも聞こえる物がやっと一つ見つかりました。
ああ、よかったぁ~ (メロディの心地よさに眠りを誘われそうですが...)
実は、少し前にはお手頃価格の腕時計を探すのにも苦労したのです。それも2度。
巡り歩いたお店にあったのは、大抵かなり高いか滅茶苦茶安いかのどちらか。
腕時計で苦労して、次は目覚まし時計で苦労して...
私のお店選びが間違っていたのでしょうか?
それとも本当に、日常家庭で使うようなごくありふれた時計を扱うお店が
減ったのでしょうか? だとしたら皆どこで買っているの? 買わなくなった?
でも、誰もが携帯電話を目覚まし時計代わりに使っているとも
目覚ましなしで起きられるとも思えませんし.....。
なんだか疑問が渦巻いたまま釈然としない気持ちが続いています。
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2005/03/05
何年か前に球根を植え込んだまま、すっかり忘れ去っていたクロッカスが
なにを思ったか今年は花をつけました。(^^)v
日当たりが悪いせいなのか、みょうにほっそりとスマートな姿。
クローカスという少年の名前にちなんで名づけられたという説があるようですし、
花がきれいに3輪並んだので「3兄弟」としてみましたが
この姿だと「3姉妹」のほうが合ってますね。
昨日の雪でポッキリ折れてしまうのではないかと心配しましたが、
幸いクロッカスの上には雪が積もらず無事でした。
チューリップのように、
一日のうちで花を開いたり閉じたり
します。
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2005/03/04
よそのお宅のお庭を、ドウダンツツジの生垣の隙間から
覗き見してしまいました。
いえその...覗き見といったら聞こえが悪いですけど、
冬枯れ状態のドウダンツツジはスカスカで向こうが良く見えましたもので...。
大きな木の根元を、ぐるりと囲むように丸く植えられた福寿草が
いっせいに咲きそろって可愛らしく、笑みを誘われました。
花の直径が5cm近くありそうな、立派な福寿草でしたよ。

今日は雪が降りましたから、かのお宅の庭では雪の白と福寿草の黄の対比が
ひときわ鮮やかとなっていることでしょう。
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2005/03/03
今日は雛祭り。
しばらく前からスーパーなどで流れ続けていた、甘ったるくて子供っぽい歌声の
「灯りをつけましょ ぼんぼりに~
お花をあげましょ 桃の花~
五人囃子の笛太鼓~ 今日は楽しい雛祭り~ ♪」
が、私の頭の中でも鳴り続けています。
(もげきゃっちさんの「こびりつきソング」にTBしたくなりそう...)
わが家には、私が生まれたときに祖父母が買ってくれたお雛様があります。
(はい、もうかれこれ うん十年も前のことです。)
お道具は揃いの物がなかったとかで、少しばらついているのですが
それでも6~7段に緋毛氈も鮮やかな、なかなかの立派さですし、
何よりお人形の顔立ちが涼やかでいて優しげで、大のお気に入りです。
結婚して家を出るとき「持って行きなさい」といわれ、以来持ち歩いています。
でも、時間的余裕や場所的余裕の問題で、もう何年来飾らないまま...。
何歳になっても、雛人形に対する心の華やぎというのは変わらないようで
本当は飾って浮き立つ気分を味わいたいと思いつつ、
今年もまた頭の中に飾るだけですんでしまいました。
(こう何年もしまいっぱなしだと、箱を開けてみるのが怖い、
という気持もあります。開けてみて傷んでいたらショックを受けそうで)
さて、歌にもあるように雛祭りといったら桃の花。
でも、現実の季節はまだまだ寒くて、桃の木はつぼみの片鱗すら見えてはいません。
代わりに、やっと満開になった白梅の写真をupします。
本当は紅梅の方が雰囲気出るんですけれど。

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2005/03/02
ココログの容量を増やしてくれたこと、niftyさまに感謝。
それは嬉しかったのだけど、それとは関係なく昨日はショックな発見を
してしまいました。
昨年の秋に買ったいちごの苗。(1/17「苺シーズン到来」)
劣悪な環境(寒い・日当たりイマイチ・プランター小さい)にもめげず、
最初についていた実が少しずつ赤さを増すのを楽しみにしていたんです。
親指の爪ほどの小さな実だし、すっぱいかもしれないけど、
真っ赤になったら夫とはんぶんこして味わおうと...
昨日、もうそろそろいいかなと、屈んでのぞきこんでみたら みたら えっ??
ない~っ !!!!!
ヘタのすぐ間際からきれいさっぱり消えてました...
楽しみにしてたのに。 待ってたのに。
食べちゃったのは誰?? 小鳥?それともねずみ?
ちっちゃな、たった一粒のいちごのことで、と思われるかもしれませんが
ほんとにがっかりしてしまいました。
食べた犯人にとっては、食べるものの少ないこの時季に
思いがけないめっけものだったでしょうね。
でも私は…… 泣~~
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2005/03/01
ちょっと格好をつけてこんなタイトルを付けたくなってしまうほど、
ラナンキュラスという花は繊細でいてかつドラマチックな姿を見せてくれます。
直径1cmくらいのかたい小さなつぼみがやがて3cmくらいになった頃、
色づいた花びらが顔をのぞかせます。
そうして、ふくふく・ふわふわと花開いてゆくのです。
色も豊かでそれぞれが個性的な表情を見せてくれます。
今日は3種類の写真を載せてみます。

幾重にも重なり合った花びらを
かたく小さかったつぼみの内にいつの間に育んだのか……。
ニースという名前の付いたラナンキュラス。
フランスの地名にちなんだのでしょうか。
上の2つより花びらの枚数は少なめですが
色のグラデーションがなんとも素適です。
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