県立七沢森林公園 -植物編-
10/4に訪れた「神奈川県立七沢森林公園」の第2弾、今回は -植物編- を
お届けします。-景色点描編- 同様、私ポージィの目に留まったものからの抜粋です。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
<「サラシナショウマ」初見!> <木とツタ> <つかず離れずの2本>
●「サラシナショウマ(晒菜升麻)」:キンポウゲ科・サラシナショウマ属
白い花がたくさん集まって、ブラシのような、はたまた猫の尻尾のような
花穂となっています。白くて綺麗でした!
他の方のブログのお写真では拝見していましたが、まさか実際に見ら
れるとは思ってもいなかったので感動しました。
●「ツタ」 詳しくは見ませんでしたが「テイカカズラ」かもしれません。
「何のツタか」よりも、光が当たった様子が幻想的で素適だったので。
●「木2本」 これも「何の木か」よりも、くっついたり離れたりしている2本が面白くて。
つかず離れずの仲なのか、途中ちょっと喧嘩したけど仲直りしたのか。
擬人化しての想像が楽しくはないですか?
<「クマノミズキ」の実> <「スイフヨウ(酔芙蓉)」>
●「クマノミズキ(熊野水木)」:ミズキ科・ミズキ属 名札が付いていました
赤い果柄と黒く熟した実の組み合わせがとても綺麗でした。
●「スイフヨウ(酔芙蓉)」:アオイ科・フヨウ属 フヨウの園芸種だそうです
わが家の近くにもよく植えられていて、このところ人気上昇中のようです。
咲き始めは真っ白で、時間と共に 淡いピンク→濃いピンク と
色が変わっていく様が、お酒を飲んで頬を染める楊貴妃に例えられ
たとか… 色っぽいですね
日照の関係でピンクへの染まり具合は差が生じるようです。
<「サクラ」の紅葉> <苔むした切り株> <輝く「チカラシバ」>
●「サクラ」の紅葉 公園内ではサクラだけがひと足早く紅葉して葉を落として
いました。サクラの紅葉も日が当たるととても綺麗な色に。
●苔むした切り株 「沢のさんぽ道」の途中、ほとんど日の差さない森の中で
すっかり苔に覆われた切り株を見つけました。
間近に降った雨のせいか実に瑞々しく美しい緑でした。
●「チカラシバ(力芝)」:イネ科・チカラシバ属
公園中央口を出て駐車場へと歩く道路脇で見つけました。
これまた日の光を浴びてとても綺麗だったのです。
-植物編- は以上です。このほかに、あまりにボケボケでアップできなかった
「コウヤボウキ」の淡い淡いピンクの花と、品種の分からない「アザミの仲間」の
やさしいピンクの花にも会うことが出来ました。
「コウヤボウキ」は、写真で拝見していましたが、実際に出会うのは初めてで
嬉しかったです。先に行く夫とクックを横目に急いで撮った写真は暗さと風で
ボケボケもいいところ。残念でした。アザミの仲間は風に泣かされて残念
少しでも楽しんでいただけたならば幸いです。次回は -クック編- をアップ予定です。
今回もたくさん見てくださってありがとうございました。
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コメント
「サラシナショウマ」・・・・
これは珍しいタイプの花ですね。
実物を是非見てみたいな~~。
「クマノミズキ」・・・・
これも気に入りました。
珍しいものが色々ありますね。
「チカラシバ」・・・・
これは、よく見るのに、名前がわかりませんでした。
一つ賢くなりました。
投稿: 鎌ちゃん | 2008/10/21 10:57
サラシナショウマ まだ咲いているんですね。
ショウマの仲間は 美しいので好きです。
おっしゃるようにツタは光と影とがとてもきれいです~
スイフヨウ我が家にもあって観察もし 写真も撮ってはあるのですが・・・例によって・・・笑
コウヤボウキ 残念でしたね~
花後もとっても素敵ですよ!
今年 アップしました~
投稿: pole pole | 2008/10/21 11:03
スポットライトを浴びた木とツタ。これ最高。うんまい撮り方です。
ポージィさんはやはり光の取り入れ方が上手です。拍手拍手。
サラシナショウマの花は猫の尻尾。猫が怒って尻尾を膨らませた状態ですね。
うちのセピアは外に出ないので、こんな風に尻尾を膨らませることはめったに無し。
たまに尻尾を膨らませていると家の中に何かいるのかとこちらが戦々恐々に。
つかず離れずの二本の木。一本は我関せずで真っ直ぐに伸び、片方の方だけが曲がってる。お向かいの木に心奪われてちょっかいを出したものの、無視されてまた元に戻ったって感じかな(笑)
クマノミズキ、あれ?何かに似てると。ああそうだ、スカイビルの里山で見たヨウシュヤマゴボウの実にそっくりと。あのヨウシュヤマゴボウ、私の背より高かった・・・。
スイフヨウは今花盛り。色の変わり方もそれぞれで花にも性格がありそう(笑)。蕾は意外に毛深いですね。こんなに間近で見たことがなかった。
桜の紅葉もうまく日差しを入れていますね。もう少し経つと裸になってしまふ。もう花芽を持っている頃?
苔むした切り株の写真はいかにもポージィさんらしい注目です。この木が元気で覆い茂っていたその昔を偲んでいたりして。あっ、旦那様とクックたんにせかされて偲んでいるヒマはなかったか・・・。
チカラシバの写真はまるで遠くに山を抱いているような効果で素敵~。しゃがんで撮りました?秋を感じさせる風景です。
コウヤボウキとアザミの仲間、残念でしたね。次回に期待! って来年か(笑)
投稿: あまもり | 2008/10/21 12:22
「木とつた」の写真,魔界への入り口のようです.
苔むした切り株,きっと夜中,公園内を歩き回っています.
酔芙蓉,昨晩,飲みすぎで二日酔いでしょう.
七沢森林公園,おそるべし...
投稿: LiLA管理人 | 2008/10/21 12:34
さすがポージィさん。

私のレポとはぜんぜん違います
それにしても、猿やヒルにも注意だなんて、すごいところです。
私が行ったところは、クマとイノシシの看板くらいですから
明日はクックちゃん編なんですね~楽しみ!!
投稿: koko | 2008/10/21 12:53
なるほど、ロハスな公園なのですね。
サラシナショウマ咲いていますか。。
気持ちよさそうな、フィールドです。
チカラシバの写真が、素敵です♪
投稿: noodles3 | 2008/10/21 15:40
◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
面白い咲き方の花ですね、サラシナショウマ。
目のあたりにした感じは柔らかそ~な、可愛い印象でした。
私もまさか自分が実際に会えると思っていませんでしたから、
鎌ちゃんもそのうちきっと実際にご覧になれる日がきますよ。
クマノミズキも色の取り合わせが印象的ですよね。
どちらも気に入っていただいて嬉しいです。
チカラシバは昔から馴染みのある野草ですね。
でも馴染みがありすぎて名前を知らないこともあるのが面白いです。
◆pole poleさん、ありがとうございます ♪
行ったときから2週間経ってしまいましたから、さすがにもう
咲き終わったかも…。見た時はまだ蕾もあって、もう少し
楽しめそうな感じでしたよ。
ショウマの仲間お好きですか。私もレンゲショウマなんか大好き。
でも、ショウマのお仲間に会ったのは今回のサラシナショウマが
初めて&唯一なのです。記念すべき「いちばんめ」
スポットライトの当たったようなツタの綺麗さに共感いただけて
嬉しいです。
スイフヨウは、まだ咲いていますしpole poleさんの記事は
深く掘り下げられた記事ですもの。ゆっくりお待ちしています。
コウヤボウキの花を実際に見るのも初めてでしたが、グリーン
ネックレスの花や、ヤブレガサの花を思い出しました。
コウヤボウキの花後の綿毛も可愛いですね。初冬にでもまた
行ったら見られるのかしら…?
◆あまもりさん、ありがとうございます ♪
一つ一つじっくり見てくださってありがとうございました!

お察しの通りゆっくり想像に耽ってる間もありませんでしたが~~笑
スポットライト木&ツタの写真褒めてくださって嬉しいです。パッと目を引き付けられました。こういうの好きなんですね。
サラシナショウマの猫の尻尾は直径が2cmくらいでしたから、子猫時代のセピアちゃんがブワッと膨らませたときがこんな具合だったかも~ ちょうど色も真っ白ですしニャン。ありゃセピアちゃんはお家の中でブワッとさせていることもあるんですか?特に何もいないのにですか? ・・・・・たらり
つかず離れずの2本の木、ウフフ あんまりお隣さんが関心を示してくれないからちょっと浮気心を。でもやっぱり元の鞘に戻った。なーるほど!戻った後の微妙な距離感が何ともいえませんね
クマノミズキの実にはヨウシュヤマゴボウを思い出されましたか。ヨウシュヤマゴボウも果柄が赤く実は黒く熟しますものね!そうそ、よく育ったヨウシュさんはすっごく大きくなりますよね。隣の空き地のも、葛にのしかかられなかったらどれほど大きくなったやら。
芙蓉、酔芙蓉の蕾は毛深いんですよね。咲いてる写真の葉っぱに、緑の毛虫(フタトガリコヤガの幼虫)がいるのが見えますか?フヨウによーくつく毛虫なんですが、白い毛がいっぱい生えて蕾同様毛深いんです。あ、毛虫なんだから当たり前か(^^;ゞ
桜の紅葉は間もなくみんな散ってしまいそうですね。今のうちに輝く様子をたっぷり見ておきたいと思います。どうなんでしょ、もうちいちゃな花芽も持っているかもしれませんね。
苔の切り株には、木のありし日の事よりも、瑞々しくて柔らかそうな苔の様子に、ぼんやりと妖精のことを考えていたような気がします…妖精の椅子とか
チカラシバは、道路より少し高い位置に生えていたのでしゃがむ必要はなかったのですが、山歩きで疲れた足をプルプルさせながら中腰になって撮りやした
今回撮れなかった2点、そしてまだ見ぬこの公園の花たちに会えるのはいつの日かな…
◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪
魔界への入り口ですか!通りで強く引き付けられたわけですね。
危うく吸い込まれるところでした。夫とクックが振り返ったら
忽然と姿を消していた、なんてことにはならなくて良かったです。
苔むした切り株は歩き回るんですか?じゃ、この次行ったときには
思いがけない場所で再会することになるかも。同じものとの
見分けは出来そうにないですが。
酔芙蓉は、歩き回る切り株を肴に酒盛りですか?
あ 美女のイメージが… ガラガラガラ
ちょっと角度を変えてみると、七沢公園って驚異と脅威に
満ち満ちているということが分かりました。
熊や猿とどっちが恐ろしいかしらん。
◆kokoさん、ありがとうございます ♪
ぜんぜん違うなんて、そんなことないです。せっかく撮った写真を
取捨選択し切れていないだけで
熊・猿・山ヒル、そして鹿の看板もありましたっけ。
これだけ野生動物について書かれている公園は初めてでした。
>私が行ったところは、クマとイノシシの看板くらいですから
ウハハ 十分すごいじゃないですか~
やっぱり注意の看板があったんですね。
お互い遭遇しなくて良かったです。
クック編は単なる羅列で…期待しないで見てやってください。
◆noodles3さん、ありがとうございます ♪
公園のHPもご覧いただいたのですね。ありがとうございます。
はい、ロハスな公園、なのだそうです(笑)
サラシナショウマは結構たくさん咲いていましたよ。
コウヤボウキ(撮れなかった)は2~3株しか見かけません
でしたけれど。やはり春がいちばん花が多いようですね。
私が行ったときは紅葉前の端境期だったように思います。
紅葉の頃や春の初めの頃は、もっと爽やかで明るくて、
とても気持ちよく歩けそうですよ。
チカラシバの写真、気に入ってくださって嬉しいです。
投稿: ポージィ | 2008/10/21 18:06
今頃、外の散策にはもってこいに季節ですね。
少し色づいた木々を眺め、林を抜け、少し開けたところから、秋の山の景色を見る。あちこちに咲く花を愛でる。
澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んで歩く。健康的でいい。
日頃のモヤモヤも飛んで行く。自然はやっぱりいいですね。いろんな発見もあります。
投稿: 夢閑人 | 2008/10/21 20:13
◆夢閑人さん、ありがとうございます ♪
ええ、ほんとうに。仰るとおりですね。
穏かな日にのんびり自然を眺めながら散策するのは、心にも体にも
良い効果をもたらしてくれるのを感じます。
野の花が少なくなって来る秋はちょっぴり寂しいですが、
その分紅葉や木々の実が彩りを添えて楽しませてくれ、
晴れれば空は青く澄んで吸い込まれそうな高さを感じさせてくれます。
夢閑人さんもリキちゃんとのお散歩のとき、そんな秋の自然を
たっぷり味わいながら歩いていらっしゃるのですね。
投稿: ポージィ | 2008/10/21 20:58
ポージィさん、こんばんは。どの写真も、単なるスナップではなくて、工夫の跡が見られます。特に、木とツタの写真は芸術的です。明暗を上手に使って、木にツタが這う様子を表しています。”次席”はサラシナショウマでしょう。私は見たことがありません。知らない植物です。しかも白い花ですよね。これはなかなか上手に撮れません。それを平行な30度ほどの角度で撮っておられる。これも芸術作品だと思います。やはりお花を勉強して居られるだけのことはありますね。
投稿: polo181 | 2008/10/21 21:13
◆polo181さん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
まぁ… そんなにたくさんお褒めいただいてどうしましょう。
『あ、あれを撮りたい!』と心惹かれてカメラを向けているもの
ばかりではありますが、撮り方を特に工夫したわけでもなく
「撮った」というより「撮れた」結果の写真が大多数。
お恥ずかしいです。でも褒めていただくのはとっても嬉しいものですね。
ありがとうございます(*^.^*)
コンパクトデジカメですが、もう少し使いこなせるといいと思いつつ、
いざとなると取り説で読んだ内容などみんな吹っ飛んでしまいます(^^;)
投稿: ポージィ | 2008/10/21 22:47
このつかず離れずはユニークですね。
こういうのに目を留めるとはさすがです!
投稿: ふくやぎ | 2008/10/21 23:25
随所にポージィワールドが顔を出して、楽しませていただきましたよ。
サラシナショウマの花、是非とも見てみたいですね。
白いブラシが、なんと上品です。
まるで計算されたかのように当たったスポットライトです。
これからツタの物語が始まりますよ~との、オープニングのシーンですね。
なんでしたっけ、このツタ。
時折見かけますよね。
<つかず離れずの2本>には、思わずクスッでした。
杉(多分)の幹に写ったシルエットも、何か言いたそうですよ~~
クマノミズキの実も、熟れてますね。
すっかり実が落ちた花柄も、サンゴのように見えて面白いんですけどね。
チカラシバの写真、素敵ですね。
空間に奥行きがありますよね。
コウヤボウキ…会いたい花の上位の席にいます。
この秋の大きな課題のひとつです。
可能性がない訳でもありません。
投稿: goro’s | 2008/10/22 01:32
◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪
つかず離れずの2本の木、片方はまっすぐでもう片方だけが…
どんな物語があったのだろうと想像を逞しくしたくなります(^^)
お褒めいただいて恐縮です~ ポリポリ
◆悟郎さん、ありがとうございます ♪
ふふっ 楽しんでいただけて嬉しいです。ポージィワールド、ですね。
サラシナショウマ、拝見した写真から思い描いていた以上に
素適でした。悟郎さんもそのうちヒョイとお会いになれる日が
くるかもしれませんね。来年忘れた頃に…
スポットライトのツタ、面白い現象でしたよ~
本当にこの一部だけぽかっと光が当たって、見た瞬間に撮りたい!
と思いました。ツタはテイカカズラかな、と思うのですが…?
つかず離れずの木、物語性を感じてしまいますよね。
杉?の幹に映ったシルエットにもお気づきくださいましたね(^^)
なんだか杉の顔のようにも見えてきます。
やっぱり~。実はクマノミズキの赤い果柄に、私も珊瑚を
思ったんですよ。悟郎さんも同じように思っていらしたんですね。
チカラシバの写真、お褒め頂いて嬉しいです。疲れた足を
プルプルさせながら中腰で撮った甲斐がありました(笑)
コウヤボウキは課題のひとつになっていらっしゃるんですか。
しかも大きな?可能性があるにはあるのですね。期待が膨らみます。
お会いになれるといいですねぇ。とても可愛らしい花でした。
グリーンネックレスの花を思い出しましたよ。
投稿: ポージィ | 2008/10/22 10:40
今回は特にすばらしい写真が揃いましたね。
植物のさまざまな姿に興味を持ったり感動できれば、名前なんて別に分からなくてもいいのだと思います。
きのう近所の草原を撮ったのですが、チカラシバのようにうまく撮れませんでした。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2008/10/22 17:16
◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪
おーちゃんにもそんな風にお褒めいただいて、嬉しさでいっぱいです。
ありがとうございます。七沢公園とカメラに感謝です。
そうですね。仰るとおりだと思います。植物の名前が分かると
親近感や愛着が増しますが、興味を持ったり感動したりすることが
大切な基本ですね。
おーちゃんはご近所の草原をお撮りになりましたか。
開けた草原の雰囲気ぜひ拝見したいです。
私がいい感じに撮れるときは、自然のあれこれがそっと手を貸して
くれたときが多いようです。
投稿: ポージィ | 2008/10/22 18:27