2度咲く幸福は3度咲く?
結局今週は月曜から金曜まで雨の降らない日はありませんでした。
今日はまた一段と冷たい雨で、東京の予想最高気温は4℃。わが藤沢市も同じです。
ブルブル…
さて、ちょうど2年前の2月にご紹介した「幸福の木」の花を覚えてくださっている方も
いらっしゃると思いますが、なんと今年また咲いたのですヨ!!
といっても、今回咲いたのは、前回咲いた木の挿し木から育てたクローン1代目。
わが家には現在、 親木×1 クローン1代目×2 クローン2代目×2 の
合計5株の「幸福の木」が部屋の一角をジャングルにしていて、今回はそのうちの
クローン1代目が初めて咲いたのです。花を咲かせた株は、挿し木をしてから約7年。
鉢底からの高さ約80cmです。
その様子、見てやってください。前回と代わり映えしない写真ですけれど…
花は夜咲くため、三脚なしでは、フラッシュ撮影しないとどうしてもピントが合わせ
られないのも前回と同じ。進歩なしです
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
2月5日 2月19日
(左)蕾が伸びてきているのに気付いたのは2月5日のことでした。
(右)開花2夜目の全体の雰囲気はこんな。背景に兄弟の葉も混じってます。
ぜひ、大き目写真も見てみてくださいね
棍棒みたいな形の蕾がたくさん集まって毬状になっています。
その毬が全部で12位。1つの球には50位の蕾があるようです。
毬はピンポン球位の大きさ、蕾は直径3mm長さ1.5cm位、開花した花は
直径1cm位で、白い花びらが6枚、オシベ6本、メシベ1本 からなっています。
開花初日の2月18日の様子です。たくさんの蕾のうち一部が咲きました。
これだけ咲いただけでもけっこう香ります。 夜7時ころ『なんか香水みたいな
においがするなぁ…あ、そっか!』と、開花に気付きました。
(左)(中)開花2夜目(2/19) 初日よりたくさん咲いて、香りはもう絶好調!!
ヒヤシンスの比じゃない香りの強さはめまいがしそうなほどです。
コロンや香水にも使われている類の芳香なのですが、なにせ強すぎて…
毎晩ちょっと気持ち悪くなってました
これだけ強い香りなら、相当遠くにいる蛾でもおびき寄せられそうです。
(右)一つ一つの花は一夜花。 翌朝、すぼんだ花の先からメシベがちょこんと
飛び出ていました。やがてすっかりしなびて薄茶色のヨレヨレと化します。
「幸福の木」の名で広く親しまれているこの観葉植物の正式名は…
「ドラセナ・フラグランス‘マッサンゲアナ’」:
リュウケツジュ(ドラセナ)科・リュウケツジュ(ドラセナ)属
リュウゼツラン科に分類されることも多いようですが、さらに細分化した分類だと
リュウケツジュ(ドラセナ)科ということになるようです。
名前に「フラグランス=芳香」が入っていることからしても、強い香りがこの植物の
個性の一つであることが伺えますね。
ギアナ、エチオピアなどのアフリカが原産地で、生命力旺盛で寿命が長いことから
垣根に植えると縁起が良いとされている地域もあるそうです。そんなところから、
日本では「幸福の木」という名前で出回ったようですね。
そんな「幸福の木」が5鉢のわが家。ご利益はどうかなぁ…??
2/18に咲き始め、2/25ですべての蕾が咲き終わりました。
3日目からは咲き終わった茶色の花殻が目立つようになり、はっきり言って汚い
姿となっていました。
| 固定リンク | 0
| コメント (17)
| トラックバック (0)
最近のコメント