展示会を終えて
3/26~28の3日間に渡って開催された「日本フラワーデザイナー大賞 2010」が
終了しました。ポージィの作品は、今回はご褒美はいただけませんでしたが、
お約束の出展作品をご披露させていただきますね。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
フローラル・コラージュ部門出展
title 「昇華」
横:25cm×縦:65cm
【使用材料】 スチールグラス、枯れ枝、アナベル(プリザーブドフラワー)、
実もの(ヒバ、ダンドク、フウセンカズラ、ペッパーベリー、)、
スケルトンリーフ、アルミワイヤー、木材、ボンド
これら4枚は、搬入2日前に家で撮りました。
当ブログを見に来てくださっている皆様には、作品に込めた思いもぜひ知って
いただきたく、長くなりますが【解説】なんぞさせていただきたいと思います。
そんなものはうるさいと思われましたら、すっ飛ばしてください。
「昇華」という言葉には、手元の電子辞書(広辞苑)によれば3つの意味があります。
1. 固体が液状になることなく直接に気体になること。また、その逆の変化。
例えば、樟脳やドライアイスに見られる。
2. 精神分析の用語。社会的に認められない欲求や無意識的な性的エネルギーが、
芸術的活動・宗教的活動など社会的に価値あるものに置換されること。
3. 物事がさらに高次の状態へ一段と高められること。
見る方によってどの「昇華」と取っていただいても構いませんが、自分としては
3.の意味合いと願いを込めてデザインしました。
この「昇華」という言葉は、クックが亡くなったときにいただいたコメントの中にあり、
印象深かったもののひとつでした。そして、NFD大賞の一次審査に応募してみようかと
思い立ったときに頭に浮かんだのがこの言葉だったのです。
この言葉からふわりと浮かび上がってきたイメージをデザイン画に描き、翌日投函。
締め切り期限ぎりぎりでの応募でした。
出展が決まり、クックへの思いを込めつつ実際に作ったのがこの↑作品です。
ぐるぐる廻りながら少しずつ変化していく思い、クックの魂、自然界の輪廻などを
表現したつもりです。散りばめた白い花が魂で、世界の各地で蝶が死者の魂の
化身とされていることからこのように表してみました。
初めてのNFD大賞への出展、評価はどうあれ、自分の思いを形として表現することが
できたのはとても有意義な経験であったと満足しています。
自分の気持ちはまだまだ昇華にはほど遠いところにいますけれど(^^;)
会場の様子もご覧ください。公開時は場内撮影禁止なのでほんの少しですが。
入り口前での開会式テープカット 会場入り口
これはあくまで撮影OKの時間に
撮ってもよい自分の作品を撮った
ものですヨ。
他の方の作品を撮ったわけでは
ありません
左隣の方の作品、とてもすてき
だったのに寸法規定に…
あまりに勿体ない勘違いです
応援してくださった皆さま、会場までお運びくださった皆さまありがとうございました。
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パソコンディスプレィを見始めたら、今日は何故かすごく目が痛くて涙がボロボロ。
よく眠れなかったのかなぁ。まさか目開けたまんま寝てたんじゃないよね…
頭も痛くなりそうな兆しが。 こんな状態ですので、ご訪問はもう少しお休みさせて
いただきますね。 ごめんなさい。
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