啓翁桜
立春を間近にして、今朝はこの冬いちばんの冷え込みを更新しました。
寒い朝ですね。外のメダカ水槽の氷も最高厚。
日本海側の地域ではまだ大雪が続き、鳥インフルエンザは多発、火山まで噴火、
灰は降り注ぎ、国内でも海外でも政情不安定は続き…
社会も気候も穏やかな年になりますように、との願いは1月だけでガラガラと崩れて
いく感です。
でも、寒さは明日以降はだんだん緩むようす。2月以降へ希望と祈りをつなげよう、
そんなことを思いながらの、今日、1月最後の日です。
サッカー・アジア大会では選手の皆さん大活躍、見事な優勝でしたしね!
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さて、フラワーデザインのレッスンで「啓翁桜」(←たぶん ^^;)を使いました。
桜は丈夫で、水に挿しておくと蕾だったものもちゃんと花が咲いてくれます。
今回も、残った小枝を水に挿しておいたらちゃんと咲き始めました。
花によっては、蕾までなかなか咲いてくれないものもありますが、みんな咲いて
くれるととても嬉しいものですね。
昨年もご紹介したような気もしますが…可愛い桜の花の表情をご覧くださいね。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
直径5mm 長さ30cm ほどの小枝です
花の直径は 1.5~2cm ほど 薄いピンク
「啓翁桜」とは九州の久留米市の方の手により「支那(実)桜」と「(小)彼岸桜」の
交配から生みだされた桜です。
(系統によって若干違いがあるかもしれません)
本来は3月下旬~4月上旬ころに咲きますが、江戸時代、江戸城に生花を納めて
いた花卉商によって生み出された冬に咲かせる手法を生かして、今では山形県の
特産となっているのだそうです。
気候条件を利用した促成栽培で12月下旬~3月に咲くよう調整して出荷されて
います。 秋早い時期から気温の下がる北の地ならではなのでしょう。
こうした手法は結構古くから行われていたのですね。
この促成栽培、簡単に言いうと、一定期間寒さにあたって花芽の付いた桜を
刈り取って暖かい場所で管理し、蕾が膨らんでから出荷するのだと思います。
ひな祭りのころ店頭に並ぶ花桃も同じような様な手法が用いられていますね。
以前TVで、刈り取った花桃の枝を室(むろ)と呼ばれる場所に入れ、温度・湿度に
細心の気を配りながら管理する様子を紹介しているのを見たことがあります。
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