胡蝶蘭
お祝いなどに贈る高価な花というイメージが強い胡蝶蘭。優雅な曲線を描く花茎に
咲く丸みを帯びた花はとても長い間咲き続けますね。先だって、1月5日の記事の花の
お正月のデザインに使っていた胡蝶蘭も、今も変わらず優雅に咲き続けています。
胡蝶蘭が我が手元にあるのは初めてのこと。これはチャンスと、これまで少し離れて
しか見たことのなかった胡蝶蘭の花に、大接近してみました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もごらんいただけます
)
正面から
ぐっと寄って
後姿
光を透かして斜めから
光を背に正面から
いかがでしょう。 私は、白い花の中に置かれたわずかな黄色と赤と淡いグリーンの
絶妙な配色のバランスにうっとりしました。光が透けるとその美しさが際立ちますね。
けれど、優雅な花顔はよくよく見ていると、何か鋭い牙をもった獣の顔のようにも
見えてきて…。優雅で美しい貴公子、実は鋭い牙を持った冷徹な獣?なんて妄想が~
学名の「Phalaenopsis(ファレノプシス)」は、花が蝶が舞っている姿に似ているという
ことから付けられた名前だというのに、怪獣の顔を見たりしては失礼千万かもしれま
せんね(^^;)
アレンジメントを崩した後もコチョウランの苔玉仕立てだけは残ります。そうなったら
単独で鉢に植えてお世話していくわけですが…過去にいただいたミディ・コチョウランを
いともたやすく枯らした経歴を持つワタクシ。今回も自信は"ゼロ"です。
どうなりますことやら。 寄せ植え盆栽同様、こちらも楽しみの後には頭を抱える
時間が待っているようです。
「コチョウラン(胡蝶蘭)」:ラン科・コチョウラン属
【おまけ】
こんな風な苔玉仕立てにして
アレンジメントの仕上げに
置いてありました。
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コメント
白いコチョウランは 清楚で優雅な感じがしますが ラン自体の作りは これほど花の仕組みがよくわかる植物も珍しいと言うか・・・
過去に白いコチョウランを描いたことがあります。
ランの冬越しは 難しいですよね。
家人にラン好きがいて 東洋ラン 西洋ランを育てています。
シンビジューム オンシジュームなどは比較的簡単なようですが・・・
投稿: fairy ring | 2011/01/14 09:41
自分では絶対買えない胡蝶蘭。
誕生日、仕事を辞める時、確か頂いたような気がするのですが。。。
でも、翌年見た記憶がございません(汗)
やっぱ育てやすいフウランとかセッコクが私には向いてるようです。
獣の牙?
あぁ~、ホントだぁ\(>o<)/
あ、だめだ!
もう、そう見えて仕方ないっ!
胡蝶蘭、ますます遠い花になりそうです(笑)
投稿: ちょびママ | 2011/01/14 11:18
こんにちは。
我が家には未だ一度もコチョウランが置かれたことがないですよ。
もっとも、いただいても、置くスペースがありません!!
どのお写真も、コチョウランの魅力を見事に捉えられていますね。
どれも好きですが、特に2枚目と5枚目がいいですね。
特に、5枚目なんか最高です。
光にこだわった撮り方は、さすが、花のオーソリティという感じです。
うっとりと、拝見させていただきました。
投稿: 鎌ちゃん | 2011/01/14 12:22
豪華な花ですよね。
白は気品があって大好きです。
同じ白でも、花の中央(リップ)の部分が赤やピンクのもあり、表情が微妙に変わって集める人が多いですね。
胡蝶蘭は寒さに弱いため、夜は窓辺から1メートル位離した方がいいですよ。
水は乾かし気味に、花の周りの湿度を高めてあげれば大丈夫です。
まだ蕾がたくさんあるので、湿度に気を付けて下さい。
投稿: ロッキーママ | 2011/01/14 12:25
◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
さすがは、じっくり観察して絵を描かれたご経験のあるfairy ringさん
らしいコメントですね。ランの花の形は花としては明確な進化をしてきた
ものなのかもしれませんね。
ランの冬越しは難しいのですか。特に洋蘭は暑い地域が原産だから
ということでしょうか。以前のミディ胡蝶蘭は夏に差し掛かるころに
根腐れさせてしまったのですが、今回は寒さにやられてしまうかも…?
うちへやって来た、この株の生命力に期待です。他力本願(^^;)
◆ちょびママさん、ありがとうございます ♪
いただきものの胡蝶蘭、ちょびママさんも翌年ご覧になった記憶がないとな?
おうちであれほどたくさんのらんを育てていらっしゃるちょびママさん
にしてからが、ですか。うわぁ~
私は蘭が手元にあるのが今回が2度目なんです。ダメ元と思っときましょ。
ムフフ 牙を持った獣顔に見えてきたでしょう?もうそれ以外に
見えなくなっちゃいました?ごめんなさぁ~い(笑)
◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
色々お育てになっている鎌ちゃんのお宅でも、胡蝶蘭は未経験で
いらっしゃいますか。私はミディ胡蝶蘭についで2度目なんですが、
何せ前に枯らしていますからね。まぁ、今回は花材として自分が
お金を出していますから、また枯らしてもまだ良心の痛みは少なくて
済むかもしれませんが、惜しさはやっぱり大きいですよね~
できれば生き延びさせたいですけどどうなりますか。
写真を気に入ってくださってありがとうございます。
2枚目、5枚目はぐっと寄った正面顔ですね(^^)
オーソリティー…?意味調べちゃいました。
「権威」!? わゎゎ とんでもない。ぺーぺーですよ(笑)
◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪
豪華で優美ですね~ こんなにまじまじと見たのは初めてです。
やはり白は魅力的ですね。私も白がいちばん好きです。
花の中央の色がいろいろあること、知りませんでした。
色が変わると印象も変わりますね。お店で見かけたら近寄って見てみなくちゃ。
今回もアドバイスをありがとうございます。いつも感謝です。
このところ冷えてきたので、冷機が直接くる窓辺からは離しましたが、
アレンジの上に乗っていた間ずっと湿りっぱなしで過湿状態です。
気温の高い時期だったら、もうすでに前のミディ胡蝶蘭同様根腐れで
枯らしていましたね。寒いので幸いまだ腐っていないようですが。
せっかくの蕾たちも咲けるように、根元は乾かし気味に、
花周りには湿度を、ですね。心がけてみます。
投稿: ポージィ | 2011/01/14 17:50
こんな気高い胡蝶蘭、確かに白く美しく撮影されて素晴らしいです。
でもポージィさん風にいろいろな想像力で獣の顔になってしまったりして、面白いですね。
家の中に温室を持っている方がいて、胡蝶蘭でも何でも蘭を咲かせています。
どうしてあんなに上手なのでしょう。
ポージィさんも頑張って。
投稿: tona | 2011/01/14 19:52
胡蝶蘭は以前から比べると品質もお値段も大分変ってきましたね。
それでも高級品には違いあいませんが、以前のシンビに変わってお祝いのお花にはなくてはならないお花でしょうね。
やはり白の人気は他の追随を許しませんし上品さが一入ですね。
ポージィさんのお気持ちが乗り移った如くどれも十二分に表現されていて美しいです!
撮り終えた、という充実感もあったでしょう、
わが家の蘭たち、幾鉢あったことか、全滅させました、あまり大きな鉢に葉が、~
まあ観葉植物のグリーンを楽しんでいると思えばいいですね(笑)
投稿: 玲 | 2011/01/14 20:08
白い胡蝶蘭が素敵ですねえ。
我が家にはこの数年まわってきません。
だいぶ前に越年させようと鉢を変えたり電球で気温を保ったりとかあれこれやったことがありますが、結局だめでした。
生半可な世話では通用しないと感じて以後は挑戦していません。
是非成功させてくださいね。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2011/01/14 21:09
ポージィさん、こんばんは。胡蝶蘭は、あの開店祝いなどの時に飾る豪華なランのことですか。それが、今、お手元に? おそらく香が素晴らしいだろうな。見ていて飽きないでしょう。
一年生なのですか、それとも多年生?だとしたら、世話の仕方で長く楽しむことが出来ますね。
我が家では、今は名前の知らない赤い花の鉢植えを、室内で、太陽が差し込む方へと置いては移動させ、妻は忙しくそのことにかかりきりです。娘にもらった鉢植えだから、大切にしなければなんて言っています。
投稿: polo181 | 2011/01/14 21:51
胡蝶蘭はとっても貴賓あるお花で見ていて飽きません。
も素晴らしいし、カメラマンの腕
も素晴らしいので、本当に美しく活き活きとしたいい写真が撮れていますねぇ。
先日のシクラメンさんや今回の胡蝶蘭さんのモデルたち
お花さんには申し訳ないですが、これらのお花の花びらを使ってWedding Dressを作ったら素敵かもしれないと、出来上がったドレスを想像してしました。
投稿: 福 | 2011/01/14 22:27
◆tonaさん、ありがとうございます ♪
ちゃんと美しいままに撮ってあげられているでしょうか。
うふ 蘭の花は、種類によってドレスを着た女の子がちょこんと
鎮座しているように見えるものもあったり、なかなか楽しいのですが、
胡蝶蘭は牙のある獣の顔に見えてしまいました(^^;)
妄想しすぎかもしれませんね。
上手に育てられる方は、ほんとお上手なんですね。
私はよほど丈夫で手のかからないもの以外はどうも苦手です。
せっかく根付きの胡蝶蘭を用意していただいたので、できれば枯らさずに
生かしてあげたいのですが… 頑張ってみますね(^^)
◆玲さん、ありがとうございます ♪
ミディ胡蝶蘭など花の小ぶりなものは、お値段も手ごろで
この白い胡蝶蘭も1株1本仕立てだと手が届きやすいお値段に
なってきたでしょうか。でも、自分用にはなかなか買えません。
やはりこのタイプの白は胡蝶蘭たちの中でも美しさが際立っていますね。
写真をお褒めいただいてありがとうございます。
滅多に手に入らないので記念に撮っておかなくては!とカメラを
向けましたが、ちょっと暗い場所でしたのでピントを合わせるのに
苦労しました。(手ブレ補正機能が欲しいです~)
玲さんのお宅にもランの鉢がたくさんのありだったことが…
私は今度は何とか枯らさずに済ませられないかと思っているのですが、
枯れさえしなければ、花は咲かずとも観葉を楽しめばいいですね(笑)
◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪
やはりこの白い胡蝶蘭は気品高く素敵ですね。
おーちゃんも冬越しに頑張られたことがおありなんですね。
そんなに色々手をかけられたのにだめでしたか。
私は、かっていただいたミディ胡蝶蘭は夏に向かう時期に
根腐れさせてしまいました。今度は寒さが問題なのですね。
今のところは約ひと月まえと変わらない様子ですが、これから
どうなりますか。難しそうですが頑張ってみます。
◆polo181さん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
5日の記事のお花を見ていただけたでしょうか。あそこに使ってあった
胡蝶蘭の花をアップで撮ったのが今日の記事の写真です。
そう、開店祝いなどに贈る、あの胡蝶蘭ですよ。
いくつも花茎を出しているような豪華な株ではありませんけれど。
この蘭は香はないようですよ。少なくともうちのは香っていません。
多年草ですから世話しだいでは何年も楽しめるのでしょうけれど、
私は過去に一度ランを枯らしていますから…どうなりますやらです。
奥様が一生懸命気遣っていらっしゃる、お嬢さんからのプレゼントの
鉢植えもうまく育てていらっしゃれるといいですね。
◆福さん、ありがとうございます ♪
白い胡蝶蘭は品よく清楚で美しいですね。お好きな花ですか?
写真をお褒め頂恐縮です。やっぱりどちらもモデルさんがいいのと
光がいい演出をしてくれているのが大ですね。カメラマンの腕は
いい加減なものです、ほんとに
胡蝶蘭の花びらを使ったWedding Dressですか?素敵ですよぉ、きっと。


あの花びらの質感と白の色合いはぴったりです。
ドレスは見たことないですけれど、胡蝶蘭のブーケや髪飾り、ブートニアは
ありますね。なんとも贅沢な、花嫁花婿のお花です~
投稿: ポージィ | 2011/01/14 23:22
すごいきれいに撮っていますね。
私も花マクロしてみたくなりましたよん。
投稿: ふくやぎ | 2011/01/14 23:38
◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪
きれいに撮ってあげられててます?ありがとうございます~
ネタ不足の時期は身の回りでも被写体探しに一生懸命です。
こんなマクロ撮りも結構楽しいですね。
投稿: ポージィ | 2011/01/15 12:47
本日、大宮そごうのイヴェントに行っていたのですが、その会場の前に胡蝶蘭がたくさん並んでいました。それが「光触媒胡蝶蘭」という造花だったのですが、光に反応し室内の空気清浄をするというものでした。
胡蝶蘭は花保ちがいいので贈り物として高価な存在ですが、そこにさらに付加価値を付けていろいろ考えるものですね。
投稿: noodles3 | 2011/01/15 22:24
◆noodles3さん、ありがとうございます ♪
「光触媒胡蝶蘭」ですか。初めて知りました。
華やかさを演出しつつ空気まで綺麗にしてしまおうとは、
考えましたねぇ。デパートのイヴェント会場を飾るくらいですから、
きっと、造花としての仕上がりも上質なのでしょうね。
ちょっと離れて見たら造花とはわからないような。
光触媒はいろいろなものに生かされていますが、これからもっと
応用範囲が広がっていきそうですね。
枯れる心配はないし空気も綺麗にしてくれる…わが家にも
本当はそんな胡蝶蘭が向いているのかもしれません。
なのだろうなと、
投稿: ポージィ | 2011/01/15 23:00
蘭は一度だけ我が家に来たことがあります。

昔は懸賞好きで・・・当たったの!
季節の花とかいうやつ。
それ以来、蘭は薬用植物園で見ることにしています。
じゃあ、蘭とシクラメンと盆栽と、華やかな冬の居間って感じですか?
いいですね
投稿: 池田姫 | 2011/01/17 16:26
◆池田姫さん、ありがとうございます ♪
え~ 懸賞であたったのですか。やりましたねっ!
ん ご覧になるのは薬用植物園でですか?
ということは、やはり育てるのは難しかったですか。
わが家の胡蝶蘭さん、運命はいかに。
はぁ、シクラメンは出窓に。胡蝶蘭はどこに置いたものかと
日々うろうろ。盆栽は玄関。と、点々と置かれています
投稿: ポージィ | 2011/01/17 17:42