花菜ガーデン・冬のバラ園 -その2-
1月23日に行ってきた「花菜ガーデン」の点描3回シリーズ。
最終回は、真冬のバラ園からのご紹介の -その2- です。
今回もしぶく参りますよ。 「なーんだ、また枯れた花か~」とお思いにならず、
枝先についたまま美しくドライになった姿をご覧くださいね。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
「クロンプリンツェシン・ヴィクトリア」 1888年
八重咲き大輪の四季咲きの白いバラで 芳香があるそうです
「ツル スカーレット・ジェム」
プレートに節田富雄さんという方の名前が…産出者? 蔓性の赤いミニ・バラ
蔓性ではないスカーレット・ジェムの産出者は仏の人?
「ミス・アリス」 2000年
濃いピンクの蕾が開くと 淡い優しいピンクの八重咲きに
検索画像で見た花開いた様子は ふわふゎ~として可憐でした
「グリーン・アイス」 1971年
淡いピンク→白→淡いグリーン と色変わりします
今のこのピンクは寒さにあたったせいでしょうね
「花菜ガーデン」のシンボルは「園芸家12ヶ月」の著者“カレル・チャペック”
その彼の故郷チェコが クリスマス・ローズの原産国のひとつということで
クリスマス・ローズも展示されていました
さあ、以上で「花菜ガーデン」点描3回シリーズ、すべてお終いです。
1月下旬の真冬とあってドライの花ばかりのご紹介でしたけれど、こうした姿にも
美しさを見ていただけたでしょうか。 お付き合いいただきありがとうございました。
きっと春から秋にかけては花も緑も紅葉も、色んな姿が楽しめると思います。
バラ園もきっと素敵でしょうね。ぜひ花があふれる季節にもまた行ってみたいと
思います。特に野生バラの辺りに興味津々です。
ただ、バラの季節は混むんでしょうね、ん~
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コメント
おはようございます。

「花菜ガーデン」楽しませて頂きました。
「しぶい」だなんて(今回はちゃんと読んだ!
)、そんなバラたちも素敵です

カメラマンも多いですし。

ポージィさんがカメラを向けると、枯れた花や草木もたちまち蘇ります。
クリスマス・ローズ、調べてみました。惚れちゃいますね。
これから野生のバラがたくさん見れるのが楽しみです。でも、植物園のローズガーデンは混雑しているんですよね。
投稿: 福 | 2011/02/23 10:34
おはようございます。ってもうお昼ですが・・・
バラのドライ 楽しませていただきました。
私は何にかかわらず 野生種が好きなので 原種物が好きなんです。
園芸品種のバラは ゴージャス過ぎてどこがいいのかさっぱりわかりません。
一重の素朴なバラが好きというだけで・・・
偏見ですね。笑
レンテンローズ クリスマスローズもたくさんの種類があるようで・・・
さっぱりわかりません。
花菜ガーデン 楽しませていただきました。
投稿: fairy ring | 2011/02/23 11:56
トップの写真のバラが上品な色ですね。
咲いたらきれいでしょうね。
クリスマスローズの色も、ほんのり頬を染めた花嫁さんみたいで可愛いです。
4月末頃行くと、バラが満開できれいでしょうね。
投稿: ロッキーママ | 2011/02/23 14:34
ポージィさん、こんにちは。第一回では、千枚漬けはカブで作っていることが分かったし、第二回ではドライフラワーの作り方が分かりました。貴女が作った、冷房の吹き出し口に吊すやりかたは、理にかなっていて、とても面白いと思いました。
第三回では、バラの品種を改良した人の名前と年代がはっきりと記録されていることや、野にあって自然にドライフラワーが出来るのだとわかりました。
日本では、クリスマスローズは、クリスマスの時期とずれていることもわかりました。とてもためになりました。
投稿: polo181 | 2011/02/23 15:20
◆福さん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
同じような雰囲気ばかりの3回シリーズになってしまいましたが、
見てくださってありがとうございます。
花後を全部刈り込んだり片付けたりしないで、残してくれてあったおかげで
あれこれ楽しむことができました。こういうの、植物園といえども
自然が感じられていいですね
一口にクリスマス・ローズと書いてしまいましたが品種も咲く時期も色々。
しまわれました?
でもどれもいいですよね。福さんも惚れて
私は、本の中でアレンジメントに使われているのを見たのが最初だった
のですが、やっぱり惚れちゃいましたよ
春爛漫の頃が楽しみですが、そうなると混むでしょうね~~
もいっぱい
これだけのバラ園があることですし。
◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪
ウフフ こんにちは。
はい、fairy ringさんは大の野生種・原種好きでいらっしゃいますね。
園芸種は、花を大きく、たくさん、華やかに、という改良が多くて、
本来の素朴さが損ねられてしまうのがお嫌なのですよね、きっと。
私もどちらかというとその傾向はありますが、fairy ringさんほどでは
ないみたい。アレンジメントで使うのは園芸種のお花がほとんどですし(^^;)
バラはドーン!と大輪でゴージャスなのにはちょっと引いてしまうかな。
小振りの花のつるバラのほうが好みです。
好みは人それぞれですから、fairy ringさんはfairy ringさんで
いいのですよ~
このバラ園は野生種もあって、それらと近代の園芸種、つるバラと
植え方にも工夫がされているのがいいなと思いました。
バラと人間とのかかわりの歴史を垣間見られるような。
通称クリスマスローズたちもいろんな種類がありますねー。
レンテンローズとクリスマスローズの区別もだんだん面倒になってしまいました。
でも、抑えた色目のうつむいて咲く花は好みです。
◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪
トップのバラ、生み出されてから123年ですね。それだけ長い年月
愛され続けてきたということは、時代を超えて人を魅了するものが
あるということですね。ドライの姿しか見られませんでしたけど、
咲いたらきっと素敵な姿になるのでしょう。
4月末から5月頃、たくさんの種類のバラたちが次々と咲いて
それはそれは綺麗でしょうね。混み混みになりそうですが、
行ってみたいです。花盛りの時期のバラ園って、行ったことがないですし。
クリスマスローズもいろんな種類があったのですが、室内展示だったので
うまく撮れなくて… でも唯一撮れたこれは私も好きな雰囲気です(^^)
投稿: ポージィ | 2011/02/23 15:25
◆polo181さん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
とてもためになっただなどと…ざっくりしたことやあいまいなことを
書いている私の記事、まるまる信用なさらないでくださいね(^^;)
日本では通称「クリスマス・ローズ」といいますが、本当は大きく分けて
2種類あるのです。そのことについてWikipediaの文をここに抜粋させて
いただきますね。
>「クリスマスローズ」という呼称はクリスマスのころに開花する
>「ヘレボルス・ニゲル」だけを指した呼称であるが、
>日本の園芸市場では「レンテン・ローズ」と呼ばれる
>「ヘレボルス・オリエンタリス」なども「クリスマス・ローズ」の
>名前で出回る。多くの品種は、クリスマスのころではなく春に開花する。
公園などに植えられているものも多くは「ヘレボルス・オリエンタリス」の
方だと思います。ですから、今くらいから春にかけて咲くのが見られます。
投稿: ポージィ | 2011/02/23 15:35
花の季節では無くても,ちゃんと観察すれば小さな「綺麗」を見つけることができるんですねえ.
ローズヒップは,相変わらず家の庭にゴロゴロしていますが,花びらはすっかり落ちてしまいました.
野生のバラ,大変ですよ.もうあちこちから芽を出して,とげとげでクゥの足の肉球をぶすっと刺してます.
投稿: LiLA管理人 | 2011/02/23 16:58
こんにちは。
冬のバラが、こんなに綺麗なものとは思いませんでした。
きっとポージィさんの思い入れが、美しく見せてくれているのでしょうね。
我が家の近所にも、大きなバラ園があるのですが、剪定されていて、
こんな姿を見ることはできません。
やがてやってくる花の時期に備えて、バラたちは、密かに準備をしているのでしょうね。
野生のバラ・・・・そういえば、随分みておりません。
懐かしいです。
投稿: 鎌ちゃん | 2011/02/23 17:08
冬なのにこんなに咲いているのですか。
どこか寂しげに、でも強さが感じられるバラたち。
春が過ぎると輝くことでしょうね。
グリーン・アイスって色が変わっていくのですね。
珍しい。でも家にあるチャールストンが変わっていきます。
カレル・チャペックがシンボルなのですか!それがどのように展示されていくのでしょう。チャペックにそって月毎にでしょうかね。
クリスマス・ローズがチェコ原産なのですね。
投稿: tona | 2011/02/23 19:02
◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪
花が咲いていなくて、それでも何かいいものないかな~とキョロキョロ。
見つけられるものですね。このガーデンが、全部をきっちり剪定してしまわずに
少しだけ残している風だったのも幸いしました。
LiLA管理人さんのお宅は野生バラが元気元気なんでしたね~
あれだけの寒さがやってきてはさすがに花びらは残っていませんよね。
でもローズヒップはごろごろですか。それはいいとしても、
棘がクゥちゃんの肉球を攻撃するのは困り者ですね。
そういえば、クックが散歩中に歩かなくなってしまって、抱っこして帰って
見てみたら、指のまたにバラの棘がはまり込んでいたことがありました。
刺さってなくてよかったーとほっとしたものでした。
クゥちゃん災難~
◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
ここのバラ園のものもほとんどが剪定されて春の芽吹きのときを
待っているのですけれど、おそらく、遅くに咲いたものを一部
剪定してしまわずに残してあったのではないかと思うんです。
おかげで、咲いた、あるいは咲きかけた状態で寒さがきて、そのまま
ドライになったこんな美しい姿を見ることができました。
野バラ、うちの近くの川沿いにも生えているところがあるようです。
花などは見たことがないのですよ。今年の春は注意深く見てみたいと
思っています。鎌ちゃんのお近くの川沿いはどうでしょう…
◆tonaさん、ありがとうございます ♪
想像するに、冬の始めころ咲いたり咲きかけたものが、その後の寒さで
そのままドライになったのではないかと思うのです。そしてそれらを
一部剪定せずに残してあったのではないかと…あくまで想像ですが。
はい、春がきたら素晴らしい花園になると思います(^^)
色変わりしていくバラがあるのは面白いですね。tonaさんのお宅にも
色変わりしていくバラがおありですか。桜にもありますし、
ハコネウツギやスイカズラなども色が変わっていきますね。
あ、やはりカレル・チャペックはご存知でしたか。
他の時は知りませんが、私が行ったときは著書が置かれ、
彼の園芸家12ヶ月にちなんで四季の自然を感じられるようなパネルと
落ち葉などが置かれていました。また、「チャペックの家と庭」を
ミニチュアでイメージ再現したゾーンもあります。先だってアップした
ミヤマシキミが植えられていたところがそうです。
クリスマス・ローズの原産国の「ひとつ」がチェコだそうですヨ。
投稿: ポージィ | 2011/02/23 20:21
おお~っ、今回も渋いっ♪
ドライフラワーになるとやっぱ芳香を嗅ぐのは無理ですかね。
鼻をよせてクンクンさせると少しでも香りが残ってると感動なんだけどなぁ
「グリーン・アイス」なぁんて涼やかでいい名前~
色変わりするものは得した気分になります。
我が家にも確か色変わりするミニバラがあったはずなんだけど名前も所在もわかんなくなってます。
もう枯れちゃったかな(汗)
我が家のクリスマスローズは葉っぱに埋もれて花が咲いてます。
だから一見咲いてないみたいなんですよ。
投稿: ちょびママ | 2011/02/23 23:13
◆ちょびママさん、ありがとうございます ♪
渋いでしょ~~(笑)
香りはどうでしょ。嗅いでみなかったんですよ。残ってたら素敵だけど、
ドライになっちゃってちゃ、やっぱり無理かもしれませんねぇ。
グリーン・アイスはいい名前でしょう。切花で使ったことがあるような
気がするんですけど、さすが切花じゃ色変わりはしなかったような。
お庭にも色変わり品種があったんですね。まだちゃんと頑張ってる
かもしれませんよ~ でもってグリーンアイスだったりしてね(^^)
クリスマスローズは葉っぱの勢いがすごいですよね。人間の勝手な
思いとしては、もう少し控えめな葉だと花がもっと引き立つんではないか
などと思ってしまいますが、彼らにとってはあれが必要なんですね。
投稿: ポージィ | 2011/02/24 13:12
冬のバラはまた違った美しさがありますね。

トップはまるでちりめんで作ったかのよう。
シワシワ感がいいです。
でもバラにとっちゃ~大変だったのよね。
寒さや雪や・・・。
こういうのって秋が終わったら切らなくていいの?
クリスマスローズの中はまじまじ見ました
投稿: 池田姫 | 2011/02/24 18:11
花菜ガーデンのご案内ありがとうございました。
冬でもこれだけ楽しめるのですから、これからが期待できますね。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2011/02/24 21:01
3回シリーズ 遡って見て来ました
えーっと、真冬でもバラは咲いているんでしょか(^^?)ハテ?
ドライになってもバラはバラ
やっぱ気品があるというか
ポージィさんの撮り方がお上手というか(^_^)
うちの庭 今年の寒さでかなり悲惨な状態です
何と観葉植物のカポックが2鉢お亡くなりになり
地植えのクリスマスローズも霜にやられたようです(T_T)
今度の休みには庭いじりして 春に備えようかと思ってるんですが
また寒くなるとか、、はぁ~。。。
投稿: miki | 2011/02/24 21:27
実際は寒かったのでしょうけれど、シリーズを通して、写真の中の暖かな優しい陽光が印象的でした。ポージィさんならではの写真ですね。
投稿: noodles3 | 2011/02/24 21:44
◆池田姫さん、ありがとうございます ♪
まだ真冬にならない12月頃に蕾を付けたり咲いたバラが、
本格的な寒さが来てしまってこういう姿になったんでしょうね。
ほんと、おっしゃるように縮緬細工みたいになって…
ちゃんと咲けずに立ち枯れるしかなかったバラには気の毒ですけど
人としては枯れ姿の美しさも楽しませていただけたわけで…
えーと、バラは休眠期の1月か2月に剪定をするのが普通ですよね。
このガーデンのもほとんどは綺麗に剪定されていましたよ。
でも、一部をわざと残してあったような気がしました。
珍しく上向き加減だったクリスマスローズの中、バッチリ見えますね(笑)
◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪
似たような内容なのに3回も引っ張ってしまって(^^;)
見てくださってありがとうございました。
春から秋にかけての期待が膨らみますね♪
◆mikiさん、ありがとうございます ♪
3回シリーズといいながら似たような内容ばかりで(^^;)
みんな見てくださってありがとうございました。
私の想像なんですけど、これらのバラは、まだ寒くなりきる前の
12月頃に蕾をつけたり咲いたものが、その後の本格的な寒さにあって
そのままドライになっちゃったのではないかと思うんです。
それをさっさと剪定してしまわずにわざと一部残してあったのかなーと。
はい、ドライになってもやっぱりバラはバラですね(^^)
mikiさんのお庭では、寒さの影響大だったのですね。
そういうことありますね。以前うちの庭でも何年か冬を越したものが
ある年はだめだったということがありました。
残念ですが致し方ないですね(;_;)
明日はポッカポカで、土曜はまたガクンと寒くなるそうですね。
そんな気温差が激しいときに外の庭いじりはやめといたほうがいいですよー
◆noodles3さん、ありがとうございます ♪
なんとなく暖か気に見えますか?
穏やかな光のおかげかもしれませんね(^^)ありがとうございます。
ご推察どおり結構寒かったですけれど、それでも日の当たるところは
ぬくもりが心地よかったです。
投稿: ポージィ | 2011/02/24 23:14
一枚目の、1800年代に名付けられたという意味ですよね??
歴史がありますし、飽きられなく伝わってきたのも分かります。
いい感じですよね~
投稿: ふくやぎ | 2011/02/24 23:25
◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪
年数は、その品種が作出された(名付けられた)年だと思います。
トップの1888年作出の「クロンプリンツェシン・ヴィクトリア」は
ドイツ生まれだそうですよ~
100年以上も変わらず愛され続けてきているんですね。
検索して見た花の画像は、中心がクリーム色の白バラで、
ふわ~っとした優しい印象でした。香りもあるそうです(^^)
投稿: ポージィ | 2011/02/25 09:14