セイタカアワダチソウ に集う
先ごろ今年も「セイタカアワダチソウ」が花盛りを迎えました。
日本にやってきて根を下ろし、各地に広がってどのくらいの年数が経つのでしょう。
いまやすっかり秋の風物詩として目に馴染んで見えます。 善し悪しは別として、
河川敷などを広く黄色に染めている光景は壮観ですらあります。
ご近所ではところどころで小さな群生が見られるだけで大群生は見られません。
10月中旬、散歩中に見たセイタカアワダチソウは、まだ初々しい蕾がほとんど
でしたが、中にはすっかり花盛りになったものもあって、そんな花には虫たちが
集っていました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
小さな群生の初々しい蕾たち
逆立ちして頭を突っ込んでいるのは ヒラタアブの仲間
こちらはどなた? ちょっと体の大きなハナバチの仲間?
ハラナガツチバチ
(fairy ringさんありがとうございます)
黒くて小さいのはどなた? 左の頭隠して、は…
全身が見えたらこれもヒラタアブの仲間 クロイワオビヒラタアブ?
黒い小さいのは調べきれませんでした
(ミズアブの仲間かも↑ fairy ringさん、ありがとうございます)
お互いも喧嘩したりもせず、カメラも結構近くで構えていたけれど
気にする風でもなく、とにかく無我夢中といった感じでした。
ただ、蚊はカメラに夢中の私をほうってはおけなかったようで
気づいたときには猛烈な痒みに襲われていたのでした…(T_T)
( いずれも 10/12 撮影 )
( 花盛り 10/26 撮影 )
「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」:キク科・アキノキリンソウ属
北米原産の帰化植物 虫媒花
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コメント
こんにちは。
セイタカアワダチソウ・・・・嫌っていましたので、今まで注目したことがなかったのですが、
皆さんが、よくアップされるようになったので、私も先日、初めて撮影しました。
青空を背景に、いいのが撮れたのですが、生憎、句が浮かびません。
このまま、お蔵入りするかも知れませんね。
色んな虫が、蜜を吸いにやってきているのですね。
あれあれ、お邪魔しすぎて、蚊に刺されてしまいましたか。
無粋な蚊ですね。
投稿: 鎌ちゃん | 2011/11/07 11:50
今日はまた暑いではありませんかっ。
昨日寒いから煮ていたおでん、どうしてくれるんだという感じ
セイタカ君の群生しているところはきれいですね。
車から見て思いました。
花は小菊みたいだし、虫は大好きなんですね。チョウも好きかしら?
この尖がりに咲く様子も好きなの。
黄色いモミの木のように見えてきました。
投稿: 池田姫 | 2011/11/07 11:53
黄色い花目立ちますね
外国から来て繁殖力が強く日本古来の花などがだめになってしまうなんて話を聞きましたね
それにしてもすごい繁殖力です、手入れのしてない休耕田などほとんどこの花で覆われています
私はあまり好きな花ではないのですがこれからも増えて行くのでしょうか
怖い気がします
投稿: フクちゃん | 2011/11/07 12:56
◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
繁殖力強い帰化植物なのでお好きじゃない方も多いですね。
花粉症のアレルゲンではないそうですが。
でも、近寄ってご覧になって、いかがだったでしょう?
思いのほか綺麗だと思われたかしら。
青空バックの素適なお写真、想像していますが、やはり実際に拝見したいです。
ぜひ一句詠んでくださいな(^^)
虫たちには人気がありますよ。ちょっと怖い類のハチがきていることもあります。
この日花に集まっていたのは穏やかな虫たちばかりでした。
私に来たのは吸血鬼でしたが~(>_<)
◆池田姫さん、ありがとうございます ♪
ヌクヌクですね~ 雨上がりで湿度が高い分よけいに体感温度が
上がっているかもしれません。おでん、ですかぁ…。
あ、夏場スーパーで「夏には冷やしおでんが美味しい!」の
キャッチコピーと共におでんが並んでいましたよ。
セイタカ軍団は広い場所で見ると綺麗ですね。
脅威を感じる方もいるでしょうけれど、大群生になっている場所でも
セイタカ君の世がずっと続くわけではないようです。
うんうん、黄色い三角の花穂が並んでいる様子は針葉樹林みたいですね。
モミの木の森がお日様の光で金色に輝いたら本当にこんんなかもです。
虫さんたちには人気ありますね~ このとき蝶が来ているのには
会いませんでしたが、蝶も好きなんじゃないでしょうか?
◆フクちゃん、ありがとうございます ♪
黄色の花は遠くからでも目立ちますね。背が高いとなおさらです。
繁殖力が強くて大群落を作っていることもよくありますね。
嫌われていることも多いですが、必ずしもセイタカアワダチソウが一方的に
勝ってばかりでもないようですよ。うちのお隣に空き地があるのですが、
そこでは今年、セイタカ君はクズに負けましたし、セイタカ君が出す
アレロパシーという他の植物の生育を抑制する物質で、自滅することも
あるそうです。そうするとそれまで育つことのできなかった在来種たちが
また勢いを取り戻してきたりも。
憎まれっ子世にはばかるにならず、在来種とも仲良く共存していて
くれるといいなと思います。
投稿: ポージィ | 2011/11/07 15:37
ポージィさん、こんにちは
北米原産でしたか。セイタカアワダチソウが一斉に咲く頃、ノビタキが飛んできます。
黒っぽいトリですが、これに留まってくれると綺麗な写真ができます。
私は蜂蜜が好きだから、定期的に養蜂園から飼っています。最近滅法高くて、私たちの好きなアカシアの蜜は
買えなくなりました。それで、仕方なく百家蜂蜜と言って
ありとあらゆる花から集めた蜜を原料にしたものを買ったことがあります。
ほぼ黒に近く、これで仰天!食べてみてエグイのに二度
仰天。それでももったいないから一年かかって食べ終わりました。さて次はどうしましょう。
投稿: polo181 | 2011/11/07 16:22
今年もうちの周辺は黄色に染まっています。
うちの周辺というより、市全体が黄色かな。
それだけ空き地が多いという事ですが。
あまりじっくり見た事がないですが、小さい花が集まっているのは可愛いですね。
枯れる前に良く見てみます。
投稿: ロッキーママ | 2011/11/07 16:34
◆polo181さん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
黄色いセイタカアワダチソウにとまる黒っぽいノビタキの画、綺麗でしょうね。
ノビタキは羽を休めるためや、花に集まってくる虫を捕るために
やってくるのでしょうか。
蜂蜜は一昨年くらいでしたか、ミツバチたちが大量死したこともあって
国産がすごく高価になりましたね。アカシアは特に貴重でお高いでしょう。
百花蜂蜜、そんなに黒くてエグミがありましたか。
うちで食べたの(国産・百花蜂蜜)はそんなこと無かったのですが
どうしたのでしょう。日本の養蜂家とミツバチもまた増えて活躍して
くれるといいのですが、養蜂家も減少しているのでしょうね。
◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪
市全体が…と仰りたくなるほど黄色く染まっているのですか。
それはちょっと想像を超えていました。
そうなのですね、空き地が多く大群落ができている。
群生地図は今後どのように変わっていくでしょうね。
蕾が咲き始めて間のない頃は、初々しい小さな花がたくさん咲く様子が
なかなか可愛く綺麗ですよ。この花と何かから切花でお馴染みの「ソリダゴ」が
生み出されたというのが納得できます。
花が終わると茶系の綿毛がもこもこになりますね。
投稿: ポージィ | 2011/11/07 17:16
今日も暑いくらいでしたね~
11月だというのに・・・
我が家のセイタカアワダチソウは 花盛りを過ぎたきらいがありますが まだまだ これからですよね。
花が終わるともこもこの綿毛が可愛いです。
おなかが長いのは ハラナガツチバチのお仲間ではないでしょうか・・・違っていたらごめんなさい。
私もよく見かけるし 撮っているもので・・・
黒いのは ミズアブの仲間??
いろんなアブやハチの仲間がいっぱいやってきますね。
投稿: fairy ring | 2011/11/07 20:33
今日本で一番元気なのがこの花ではないでしょうか?
妙高でもこの花が咲いていない空き地はないくらいです。
娘は侵略者みたいにどんどん増えて気持ち悪い・・・何て言っていますが・・・。
私は単純に眺めている分にはじゅうぶん美しいと思っています。
昭和30年代頃にはまだまだ少なく、庭に植えていたんですが・・・(ロココのガーディニング好きは小学生の頃からのようです。)
投稿: ロココ | 2011/11/07 20:59
セイタカアワダチソウは黄色の小さな花をいっぱい集めているだけに虫の人気も集めていますね。
どの虫たちも食事中はカメラのことなど全く気にしないようです。
ハチの仲間もあまり怖いと感じたことはありません。
黄色い花からそろそろモコモコの実の季節になりますね。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2011/11/07 22:05
もうドンドン広がりますから草刈りをした方がいいですね。。
とんでもない広がりをみせますよ。。
投稿: ふくやぎ | 2011/11/07 23:47
◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪
おはようございます
ほんと、昨日は湿度も加わって季節はずれの暖かさでした~
でも今日は平年並みになると言ってましたからひんやり空気と交替ですね。
セイタカアワダチソウ、うちの近くでも花盛りを過ぎたのが多くなりましたが、
のんびりこれからのもたくさんありますね。はい花のあとには綿毛♪
虫さんたちも入れかわり立ちかわり訪れますね。大切な食糧なのでしょう。
ハラナガツチバチとミズアブの情報、ありがとうございます。
ハラナガツチバチは、そうそう、何度か見せていただいていますね。
私が見たのもそれとよく似ています(^^)
◆ロココさん、ありがとうございます ♪
この時期日本でいちばん元気な花、そうかもしれませんね!
殖えるときはすごい勢いで殖えるので侵略者に思えるかもしれませんね。
アレルゲンの誤解が解けても嫌いと思う方も多いのでしょう。
でも一面に黄色く染めているのは眺める分には壮観で綺麗と私も思います。
この勢いは必ずしも永遠では無いようで、ススキなどが勢い取り戻してくる
こともあるそうですが。
おぉ、小学生の少女だったロココさんはお庭に植えていらっしゃいましたか。
もともとは観賞用だったのですものね。
◆横浜のおーちゃん、ありがとうございます ♪
キク科の花は虫たちに人気のあるものが多いようですが、
セイタカアワダチソウも同じくで、色んな虫が集まりますね。
あはは 特に害が及ばなければカメラが近くにあるくらいへっちゃら
なんですね。そんなことより食事の方が大事という感じです。
私もスズメバチにはしっかり用心、アシナガバチにも用心ですが、
他のハチの仲間はほとんど平気です。
花が終わるともこもこ綿毛ですね。ススキもふわふわのものが
見られるようになって来ました。
◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪
こちらの市内でも広い空き地では一面大群生になっているところもありますが、
近くではそれほどの広がりを見せていません。ときおり草刈隊が入るから
かもしれませんね。
そういった問題は別として、花自体はアップで見れば可愛らしく、
遠くから群生を見ても美しいく壮観に感じます。
投稿: ポージィ | 2011/11/08 07:57
おはようございます。
セイタカアワダチソウも、このように撮ると別の花みたいですね。
特に2枚目に写真がいいですね。
養蜂業者がこの花を利用した理由が良くわかりました。
投稿: ソングバード | 2011/11/08 07:58
◆ソングバードさん、ありがとうございます ♪
おはようございます。
離れて見るのと近づいて見るのとで、雰囲気が変わって見えますね。
2枚目ありがとうございます。
黄色のクッションのような花の上で色々な虫たちが幸せそうでした(^^)
虫たちにとって貴重な蜜源、ということは…。
検索してみましたら、セイタカアワダチソウ蜂蜜は、色はとても綺麗だけれど
香りがかなり個性的、ということでした。あまり評判はよくない?(^^;)
人にとってはそうでも、ミツバチたちにとってはやっぱり大切な蜜ですね。
投稿: ポージィ | 2011/11/08 09:28
ある意味嫌われ者のセイタカアワダチソウも,こうやってみるときれいですね.
一番下の写真,黄金色のクリスマスツリーに見えます.
投稿: LiLA管理人 | 2011/11/08 14:25
こんにちは(_ _ )/
こうして拝見すると、、、
素敵なお花ですね(#^.^#)
お優しいお言葉(_ _ )/
ありがとうございました(_ _ )/
ゆっくり、、、前に、、、進んで行こうと。。。
思っています(_ _ )/
投稿: うさぎ | 2011/11/08 15:05
◆LiLA管理人さん、ありがとうございます ♪
セイタカアワダチソウは、故郷の北米でも大群生を見せて、
あんまり好まれない植物なんでしょうか?
でも、ちょっと視点を変えるとこれもまた綺麗&可愛いですよね。
ほんとですね~ 時節柄もあって、三角の花穂はピカピカに飾られた
クリスマスツリーたちみたいです
◆うさぎさん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
コメント残していただき痛み入ります。
少しは落ち着かれたでしょうか。
ふと周りをご覧になって、いつの間にか季節が進んでいることに
驚いていらっしゃるころかもしれませんね。
色々とお気持ちお察しします。
そうですそうです。ゆっくり一歩一歩…ですね。
ぐっと寒くなるようですから、お体おいといくださいね。
投稿: ポージィ | 2011/11/08 17:28
自身の毒で自身を滅ぼすと言われるセイタカアワダチソウはあまり見かけなくなりましたね。
そのせいか私も今年はこの黄色を眩しく眺めました。
本当に黄金色です。
30年前は空き地がすべてセイタカアワダチソウで憎々しく眺めたのに。少なくなったら高山植物並みの扱いになるでしょうか。
アブやハチも幸せそうに蜜を頂戴していますね。
投稿: tona | 2011/11/08 19:56
◆tonaさん、ありがとうございます ♪
おはようございます。
かって大繁殖したところでは、勢いが衰えたところもあるようですね。
tonaさんのご近所でもお見かけになる機会が減りましたか。
今現在大繁殖の場所ももちろんあるのですけれど。
在来種などを駆逐してしまうのではないかというような心配を除けば
広く一面黄色く染まっている野原は壮観で美しくもありますね。
蜜を求める虫たちにとっては楽園でしょう。
これから何十年、百年といった後に、はたしてどうなっているでしょ。
投稿: ポージィ | 2011/11/09 08:59