アオモジ咲いた
ズーラシアで出会った動物たちご紹介のシリーズの途中ですが、③の前に小休止。
今日は「アオモジ」の花をアップさせていただきました。初めて見て感動しましたので。
写真はいまひとつになってしまいましたが、見てやってください。
2月はじめの花のレッスンで、くるくる丸めて器に入れ、花留めにした「アオモジ」。
その後、花留めのお役目から開放されたのを水に挿しておいたらコロコロたくさん
ついていた蕾が花を咲かせました。
外で見かけたことのない「アオモジ」。 初めて花を見ました。
可愛くてフワフワと優しい印象の素適な花でしたよ。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
コロコロした粒が蕾です 直径5mmくらい
枝を折るとどこかレモンに似たような爽やかな香りがしました
花の構造がどうにもよく見えないのですが、どうやらひとつの蕾を包んでいるのは
苞葉(4枚のと5枚のがありました)で、その中からは5つ~6つの花が咲くようです。
雌雄異株だそうですが… これは雄花かなぁ??
切られてから時間が経っているせいか、花はとくに香りませんでしたが、自然界で
咲いたのはどうなのでしょう。
見ていて優しい気持ちになれる花ですね。春の山で咲く姿を見てみたいです。
「アオモジ(青文字)」:クスノキ科・ハマビワ属(?)
岡山県、山口県、九州、沖縄、南西諸島、それに台湾に
分布。 暖地 の林内に生え、高さは5~7m。
2月から3月ごろ、葉の展開に先立って開花。
だそうです。 西日本や南の方を中心に咲く、春を告げる花木なのですねぇ。
自生地はだんだん東へ広がり、近年では大阪や奈良でも見られる、という記述も
見かけました。 …なるほど、神奈川では山へ探しに行っても見つけられないという
ことになるようです。植物園などに植えられているものはあるのかもしれませんが。
花材の枝物として市場に出て、わが家へとやってきた「アオモジ」は、どこから旅して
来たものだったのでしょう…
【追記】
fairy ringさんのコメントを拝見して、昨年アップした「ゲッケイジュ」の雄花が
似ていたことを、思い出しました。
→ こちらの記事 のいちばん上の写真がそれです。
たぶん剪定時期が悪かったのでしょう。今年は咲きそうにありません。
来週、ズーラシアの続き③と④をアップさせていただきますね(^^)
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コメント
おはようございます!
おお~あのアオモジ さんの花が開いたのですね。
この仲間のお花は小さくって可愛いですね。
植物園でクロモジの花を見たことがあります。
小さいので見過ごしてしまいそうですよね。
我が家には ゲッケイジュの雄株があって 毎年小さくって可愛いお花を咲かせてくれます。
果実をつけないのが残念ですが・・・
15㎝位の鉢植えだったものを地植えにしたら 3m以上になり 毎年今日剪定しています。笑
ポージィ さんの感動 なんとなくわかります。
投稿: fairy ring | 2012/03/16 09:54
おはようございます。
水に挿しておいたアオモジが咲くなんて嬉しいですね。
やっぱり香りがいいですか。クロモジと同じように楊枝にも使われるのでしょう。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2012/03/16 10:27
アオモジの花、初めて見ました。控えめなのにちょっと個性的な花ですね

とても、素敵な花ですね
投稿: たのし屋 | 2012/03/16 10:34
かわいいお花ですね!本当にゲッケイジュに似ていますね。(ゲッケイジュにそういうお花が咲くとは知りませんでしたが・・・。)だんだんお花の数が増えてきて楽しい季節になりますね♪ワクワクします^^
投稿: Sanae | 2012/03/16 11:46
へー珍しい花が咲いてくれたんですね
関東では貴重なんでしょうか
こんな植物の発見も楽しいものですね
投稿: フクちゃん | 2012/03/16 12:38
なんて可憐な花でしょう。
グリーンピースみたいな蕾からこんな素敵な花が咲くとは思わないですよね。
木で咲いている所を見たいです。
投稿: ロッキーママ | 2012/03/16 12:45
◆fairy ringさん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
そうなんです~ しばらく水に浸かっていたのですが、ピンピンしていたので
捨てるにしのびず水に挿しておいたら嬉しいサプライズでした。
クロモジのお花はご覧になったことがおありなのですね。
私はそちらも未見です。家で咲いたアオモジの花は一つ一つは小さいですが
ひとかたまり2cmくらいのが結構たくさん咲いたので華やかさもありました。
ゲッケイジュのお話に、うちでも昨春咲いたのを思い出し、追記しました。
花の雰囲気がよく似ていますね。
◆横浜のおーちゃんさん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
さすが春ですね。花が咲き始めたときはとても嬉しかったです。
これまでもそういう経験はあるのですが、やはり感動します。
香りはうまく形容できませんが、でもとても爽やかないい香りでした。
アオモジの楊枝もあるようですね。私はクロモジのものしか見た事がないのですが。
◆たのし屋さん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
たのし屋さんも、アオモジの花は初めてでいらっしゃいましたか。
色は控えめですね。大きさはひとつの蕾から咲いたかたまりが2cmくらいです。
淡い色に丸っこい花で、フワフワした感じですてきでした(^^)♪
◆Sanaeさん、ありがとうございます ♪
リンク先のゲッケイジュの花も見てくださいましたか~。
どちらも雄花でよく似た雰囲気。大きさはゲッケイジュの方が小さかったです。
関東で、ロウバイ、マンサク、ウメ、サンシュユ…といった早春の花が
咲くのを心待ちにするように、西や南の方の地域では、この花が咲くのを
心待ちにしているのかもしれませんね。
これからだんだん、早春の花から春の花たちの時期に移っていきますね。
もういろんな蕾が膨らんできています(^^)
◆フクちゃん、ありがとうございます ♪
花材として使った枝物が花を咲かせてくれること、たまにあるのですが
とても嬉しいです。今回は初めて見る花でしたからとりわけ。
アオモジは、関東では珍しいようですよ。
庭や植物園などに植栽されているものはあるかもしれませんが。
◆ロッキーママさん、ありがとうございます ♪
可憐な花ですよね(^^)
お言葉通り、まさに小さめのグリーンピースのような蕾でした。
それがほころんできて、ひとつまたひとつと、フワフワ咲き始めたときは
感動しました。ほんとですね。木に咲いている様子を見てみたいです。
投稿: ポージィ | 2012/03/16 14:05
ポージィさん、こんばんは。
アオモジは花期が短くてすぐに黒っぽくなると書いてありました。(ネット)それに、香りが良いので爪楊枝に使われるとも。
そのようにわかってくると、クロモジとともに親近感がわいてきます。
どうやら南方系の植物で関東ではみられない、おや待てよ、植物園では栽培しているかもしれない。
これまでに、見たことも聞いたこともない植物でした。
そのような花が教材として手に入るのですねぇ。何でも売る、商魂たくましいな。
投稿: polo181 | 2012/03/16 18:19
ポージィさんこんばんは♪
アオモジの花初めて見せて頂きました。
小さくて可愛いお花ですね!
クロモジは知っていましたが、アオモジもやはりいい香りがするんでしょうか?
投稿: なっつ | 2012/03/16 20:12
◆polo181さん、ありがとうございます ♪
こんばんは。
花期が短いとネット上に書かれていましたね。私も読みました。
でも家の中で咲いたのは1週間は見られましたよ。1週間といえば桜と一緒。
でも黒っぽくなるのと美しいまま散るのとで違うのですね。
アオモジを使いながら、切ったときの清々しい爽やかな香りに感動しました。
アオモジの楊枝はまだ見た事がないのですが、珍重されているのかも
しれませんね。
花材は実に色々な種類のものがありますよ。華道でも昔から使われて
いるのではないでしょうか。
◆なっつさん、ありがとうございます ♪
こんばんは(^^)
アオモジの花、やはり初めてでいらっしゃいましたか。
ころころの蕾も可愛かったですが、咲いたらもっと可愛くて、
嬉しくてわくわくしてしまいました(笑)
花材として使うとき、枝を切ったらシトラス系の清々しく爽やかな
香りがしましたよ。花の香りは切られてからだいぶたっての開花だったからか
分かりませんでした。地に生えている木で咲いたものはどうでしょうね。
exciteブログにお引越しされてからも伺っていますが、相変わらず
ココログ広場にポチッとで足跡代わりにしてしまっていてすみません(^^;)
投稿: ポージィ | 2012/03/16 20:59
珍しいお花を見せていただきました。
東日本では見られないのですね。
月桂樹の花になるほど似ています。
我が家にも月桂樹がありますがまだ花を見たことがないです。地味で見逃しているのかしら。
お花のレッスンでは珍しい花材を使われるのですね。
投稿: tona | 2012/03/16 21:28
アオモジという名前からクロモジをを連想して、つい比較したくなります。
花はこちらの方が華やかな感じがします、どちらも楊枝になるようですね。
またシロモジなんてのもあるようで・・・青文字、黒文字、白文字・・・おもしろ~い。
早く山へ行って、クロモジの花に会いたくなりました。
投稿: ロココ | 2012/03/16 21:35
二枚目のつぼみちゃん、とてもラブリーですが~
色も優しいですね。
投稿: ふくやぎ | 2012/03/16 21:42
◆tonaさん、ありがとうございます ♪
東日本でも、植物園やお庭などに植えられていたら見られるのでしょうけれど、
自然界にはなさそうです。(ネットの情報を拾い集めた感じでは)
いま検索をかけてみたところ、tonaさんが2006年2月に野田・清水公園で
アオモジの蕾をご覧になったという記事が引っかかりました(^^)
ゲッケイジュの花も見てくださいましたか。似ていますよね。
アオモジの方が少し大きめでしたヨ。ゲッケイジュはどんどん伸びるので
ちょこちょこ切っていたのがいけなかったようで、今年は蕾もありません。
tonaさんのお宅のも剪定時期の関係で花が咲かないということはありませんか?
アオモジは生け花でも使われるようですが… 私は初めてでした。
先生がご用意くださる花材が毎回楽しみです。
◆ロココさん、ありがとうございます ♪
アオモジといえばクロモジを連想しますよね。私はどちらも見たことなく、
思いがけなくアオモジの花を見る機会の方が早く来ました。
雄株の雄花ということでより華やかなのかもしれませんね。
はいはい、シロモジ。この名前も目にした覚えがあります。
やはり見た事無しですが。黒に青に白 3種類並べて比べてみたいですね。
ロココさん地方でクロモジが咲くのはいつ頃になるでしょうね。
もうじきかなー。
◆ふくやぎさん、ありがとうございます ♪
ころころの蕾ちゃん時代も可愛いですよね(^^)
そしてその蕾ちゃんが膨らんできて咲くと
色も姿も優しい花の登場です~
西日本や南の方では、これも早春に咲く春を告げる花
なのですねぇ。
投稿: ポージィ | 2012/03/16 23:20
ポージィさん
おはようございます
初めて見せていただきました
このアオモジ,クロモジ,シロモジは、暖かい所でしか育たないようですね
いずれも、芳香があるので爪楊枝の材料になるとか
しかし、可愛さは変わりないですが、花のつくりは随分違うのですね
投稿: ジジフク | 2012/03/17 07:54
おはようございます。
花留めにしていた「アオモジ」が、こんなにきれいに花を咲かせるのですね。
まさに、縁の下の力持ち、黒子のような存在だったものが、
こうしてスポットライトを浴びたわけですね。
なかなか、教訓的ですよ。
下積みでいても、努力すればやがて花咲く時も来るというわけで。
それにしても、清楚なはなですね。
見入ってしまいました。
投稿: 鎌ちゃん | 2012/03/17 09:20
初めて見るお花です
変わった構造で可愛いお花ですね~
投稿: ufufu (のんびり) | 2012/03/17 10:39
◆ジジフクさん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
どうやら関東では見かけることの少なさそうな花木です。
ジジフクさんも初めてでいらっしゃいましたか。
咲くと期待もせずに水に挿しておいたところが感動のご対面となり嬉しかったです。
クロモジの楊枝は見た事も使ったこともありましたが、それ以外は
見た事もありません。でも、クロモジの楊枝を使ったときも芳香には
気づきませんでした。まがい物だったのかしら??
仰るように、花の構造は種類によって様々ですね。
◆鎌ちゃん、ありがとうございます ♪
こんにちは。
咲くことを期待したわけでもなく、まだ綺麗だったので水に挿しておいたのが、
思いがけなく素適な花を見せてくれて感動しました。嬉しかったですよ。
そうですね。名脇役にスポットライトが当たったような感じでもあります。
脇役がいなくては成り立たないことがほとんどですよね。
大阪辺りにも自生が広がっているという記述もありました。
鎌ちゃんもそのうち出会いがおありになるかもしれません。
◆ufufuさん、ありがとうございます ♪
ufufuさんも初めてでいらっしゃいましたか。
小さなころころした蕾からふわふわといくつも
花開いてきて可愛らしかったです(^^)
これも、自生地では早春を告げる花のひとつなのでしょうね。
まだ寒さの残る時期、山でこんな優しい花が咲いていたら
それだけで暖かな空気に包まれたような気持ちになれそうです。
投稿: ポージィ | 2012/03/17 11:16
すごい生命力ですね。
蕾から花が咲いたというより、実から花が生まれてきた風に見えますよ。
なんだかふわふわして、茹でて食べると美味しそう!!
黄色い一つ一つが花?????
投稿: ソングバード | 2012/03/17 11:29
◆ソングバードさん、ありがとうございます ♪
切り取られて市場に出て…と、随分時間が経っているのに生きているんですよね。
これは最初から蕾がついていましたが、水に挿しておいたら蕾が出て
花が咲いた枝や根っこが出てくるのもあるんですよ。逞しい生命力です。
フフ そうですね。このころころは実のように見えますね。
え~ふわふわした花は茹でて食べると美味しそうに見えますか?
うーん… 見えるかも。
小さな黄色い粒々は雄しべの葯だと思います。
投稿: ポージィ | 2012/03/17 14:06
あおもじとは青文字、様々な名前があるものと、名前音痴の私は驚きです。
クロモジに対して、クロモジは黄色い小さいお花がびっしりと記憶していましたが
こちらは白い同じようですが可愛いお花なのですね。
香りも似ているのでしょうね。
花材に使うと本当に素敵です。
水鳥たちも珍しい鳥を見せていただきました。
投稿: 玲 | 2012/03/18 10:26
◆玲さん、ありがとうございます ♪
クロモジ アオモジ シロモジ とあって、どれもみな楊枝の素材として
使われるそうです。私はクロモジの楊枝だけ見た事がありましたが、
花はどれもなく、今回のアオモジが初めてでした。
玲さんはクロモジの花をご覧になったことがおありなのですね。
もう少し小さめで黄色い花でしたか。
アオモジの花はとても可愛かったです。花の香りは、切られてから
だいぶ時間が経っていたからか、特にしませんでした。
早春の山をこの花が飾る地域もあるのですね。そんな様子を見てみたいものです。
鳥もご覧いただきありがとうございます♪
投稿: ポージィ | 2012/03/18 16:08
ポージィさん(_ _ )/
こんにちは。。。そして、、ご無沙汰しましたm(_ _)m
すごいですねぇ。。。
生けていたお花のつぼみが開花!!!
アオモジ・・・はじめてお花。。。拝見しました(^^ゞ
なんと、、かわいい咲き方なんでしょう!!
(;^ω^)岡山から、、、飛んで山口。。。
ちっちゃな、、shock。。。
実物ヽ(*´∀`)ノ見てみたいです!!!
投稿: うさぎ | 2012/03/22 13:59
◆うさぎさん! こんにちは~(*^^*)
お久し振りです。お元気そうで安心しましたヨ♪
枝ものって、草花系が終わってしまった後も水に挿しておくとこんなプレゼントを
くれることあるんですよ。葉っぱだけだったのに蕾が出てきて花が咲いたり、
根っこが出てきたり、桜も花が終わった後でさらに葉桜になったり(^^)v
アオモジの花は初めて見て、すっかり惚れこみました。
自生地…書かれていたのはなぜか飛んでるんですよね~(^^;)
でもでも、実はあった、ということも有り得るかと…
ね、地面から生えた木に、このお花がびっしり咲いている様子
見てみたいですよね ヽ(^^)/
投稿: ポージィ | 2012/03/22 15:43