勢いダウン? ナガミヒナゲシ
もうすっかり終わってしまった花ですが…今日は「ナガミヒナゲシ」を見ていただこうと
思います。 『珍しくもない咲き終わった花を?』
でも、わが家で毎年こぼれ種から咲いているものなので私にはちょっと特別な存在。
長年ご訪問くださっている皆さんには、毎年見ていただいていますね (^^;)
こぼれ種から咲く毎春の風物詩になってもう何年にもなりますが、この2~3年は
年々小さく儚げになってきました。 砂利敷きの場所だから、土の栄養が少なくなって
きたのか、それとも自らのアレロパシーの影響でもあるのか???
このまま自然消滅させるか、それとも試しに砂利越しに肥料を撒いてみようか、さて。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
6月に入ってからはこんな姿 これぞ名前の由来の長実(ナガミ)
蕾は茎を伸ばしながらだんだんうつむいていきます
そして 再び頭を持ち上げ 萼を脱いで花開きます
花は一日花 たった一日(いや半日?)咲いただけで
よくもまぁ というほどたくさんの種を実らせます
種が落ちたころあいをみて すぽすぽ抜いて片付けます
(簡単に抜けるんです)
芥子粒(種)たちは 面長の実のてっぺん近くに開いた窓からばら撒かれます
来年はどんな状態が見られるのでしょう
元々は何かのおまけでいただいた種を蒔いたのが始まり。今では最初に蒔いた
場所にはまったく咲かずに、家の横ばかりで咲きす。それもあと2~3年なのかな?
ときには爆発的な繁殖を見せるナガミヒナゲシたちですが、うちから周辺へは
広がっていないので大丈夫。
(お隣の空き地にはちょっと意図的に蒔いてみてしまいましたけど…へへっ)
「ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)」:ケシ科・ケシ属 地中海沿岸原産
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コメント
こんにちは。


このお花、歩いて30秒の公園に2~3年前から
爆発的に咲いています。
ヒナゲシなんだ~。アグネス・チャンなんだ~。
見かけは可憐なのに、強いやっちゃな~と思うてました。
種、取ってきて植えてみたら良かったな~。
投稿: くらふぇ | 2012/06/15 10:25
おはようございます。
この花は、毎年どんどん増えてきています。
近くの遊歩道沿いで、毎年楽しんでしますよ。
以前に、ポージィさんが、芥子坊主に、目鼻口を書かれましたね。
あれ以来、芥子坊主のファンになりまして、毎年、
花よりも、こちらのほうを撮影しています。
たくさんの坊主たちが残りましたね。
また来年が楽しみです。
投稿: 鎌ちゃん | 2012/06/15 10:47
おはようございます!
ポージィ さん宅のナガミヒナゲシも年々小さくなっているのですか~
やっぱりね~
近所で近年爆発的に増えたこの花 昨年頃からどこも花の大きさが小さくなり 色も褪せたような感じになったことを感じ 今年は全く写真を撮りませんでした。
何故でしょうね~
自滅への道をたどっているのでしょうか・・・
あんなにきれいで色も濃かったのに そんな花はほとんど見当たりませんでした。
在来種を駆逐するのは よくないと反省したのでしょうかね? 笑
あまりに増えすぎて 可愛さがなくなりつつあります~~
投稿: fairy ring | 2012/06/15 11:09
蕾から種を蓄えるまでの七変化が とっても楽しい花ですね~
蕾がうつむいているのが愛おしくて
重いのかしら??
はにかんでいるのかしら??
っていつも思ってしまいます
投稿: のんびり | 2012/06/15 11:43
咲いているところは群生してすごいですよね
家でも土気子から書きた事ありましたが
透く抜いてしまいました
ケシの花何ですね
中々可愛い花ですが繁殖がすごく嫌われる花です
投稿: フクちゃん | 2012/06/15 12:55
2~3年前からだと、まだこれから当分毎年咲き誇りそうですね。
他のはこんなに野生化しないのに、なぜかナガミヒナゲシばかりが
どんどん増え広がって、結果嫌われることも多くなってしまってます。
優しげな花だけど強いんですね~
アグネス・チャンの「丘の上ひなげしの花で~♪」のヒナゲシは
虞美人草トカシャーレーポピーって言われるヒナゲシかな。
くらふぇさん、よくご存知で。私はよーく知ってる世代ですが(笑)
こんにちは。
どんどん増えますね。でも、どんどん増える一方でもないみたいです。
うふ 芥子坊主に顔を描いてアップしたの、覚えていてくださったんですね。
今でも見るたびに顔を描きたくなりますよ(^^)
芥子坊主のファンになってくださったんですね。
すっかり枯れた芥子坊主たちを今日片付けましたが、抜きながら
fairy ringさん ♪
また家の横に種をばら撒いておきました。
来年もまた咲くかな。消えつつある運命のようでもありますけれど。
こんにちは。
まぁ~ fairy ringさんのご近所でも、うちのと同じような現象が
起きてきているんですね。
野菜作りでも連作障害があって、育てる場所を気をつけなくては
いけなかったりしますから、きっとずっと同じ場所ではだめになる
何かがあるのでしょうね。 ナガミヒナゲシも、しばらくは爆発的に栄えても、
アレロパシーなど何らかの理由で自滅するのかも。
風に乗って新天地を見つけられた種はまた新たに繁栄できるのでしょうけれど。
うちの近くでは、わが家のもですが全体に数年前より見かけることが
のんびりさん ♪
ぐんと減りましたから、可愛さがなくなるの逆で寂しさを覚えています。
花を咲かせる時間はとっても短いですけれど、
その他の時期の変化を見るのも楽しいですね。
蕾がうつむいているのは何故なんでしょ。
何か意思を持ってうつむいている様な気がします。
はにかんでる? まぁだだよ、って言ってる??
鉄砲ユリやタカサゴユリはまっすぐ上を向いていた蕾が
フクちゃん ♪
横を向いて咲いて、咲き終わるとまた上を向きますね。
これまたどんな理由なんでしょ(^^)
わが家のも、何年か前の最盛期はたくさん咲いていたんですよ。
でもこの2~3年急速に勢いが衰えてきています。
種は同じように落としているのに。
道端などで勢いがいいところも、だんだん場所を移している
のかもしれません。わが家の近所では、かってほど見られなくなりました。
投稿: ポージィ | 2012/06/15 15:15
今晩は。
こうして時系列的に見ると、違った楽しみ方が出来そうですね。花の1年の営みを見てるみたいです。
きっとこの営みの間には風や虫たちの存在も大きかったのでしょうね。
来年もまた新しい命が芽生えて綺麗な花を咲かせてくれるでしょう!!!
投稿: ソングバード | 2012/06/15 20:05
ポージィさん、こんばんは。
アレロパシーという難しい言葉が出てきました。ウィキで調べてみたら、どうやら植物同士で干渉しあうことらしい。昔、古い家の時のこと、コスモスが勢いよく咲いていたのが、年々少なくなって行き最後は全滅してしまったことがあります。これは、アレロパシーが働いたと考えれば良いのでしょうか。
こうしてナガミヒナゲシを見ると、なかなか可愛らしいですね。消滅するのはもったいないような気がします。
ヒナゲシは、私の駐車場に今でもポツンポツンと咲いています。ひょろひょろしていますよ。
投稿: polo181 | 2012/06/15 20:13
こんばんは。
ナガミヒナゲシはたくさんの種子が風に飛ばされて増えると聞きましたが、お宅やご近所では衰退方向ですか。
おごる平家は久しからずみたいな話ですね。
近所の趨勢も気にかけてみます。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2012/06/15 20:59
こんにちは。
polo181さん ♪
自分ちのなので、芽を出したときから最後取り去るまでじっくり見てます。
気楽にちょこちょこ見られるので、時系列っぽく並べてのアップも
しやすいですね。
花が半分くらい咲く頃から、何かは分かりませんが虫によく食べられます。
でもこれは過去毎年のことで、この2~3年急に勢いがなくなってきたのとは
関係がなさそうなんです。来年はどうなるでしょう…
咲いて欲しいですけれど、ついに自然消滅となるかもしれません。
こんばんは。
アレロパシー、お調べくださったのですね。これを持っている植物は
結構いくつかあるようで、ナガミヒナゲシもそのひとつと知りました。
やはりアレロパシーを持つセイタカアワダチソウが、やがては自らも
影響を受けて数を減らすらしいことをネット上で読みましたから、
もしかしたらナガミヒナゲシにも同じようなことがあるのかな?と思いましたが、
あくまでも私のかってな推測に過ぎません。
コスモスがだんだん数を減らしてついに無くなってしまった原因が
何だったのかは、ゴメンなさい私には分かりません。
野菜作りも連作障害に気をつけなくてはいけないように、アレロパシー以外にも
色々な理由で同じものを同じ場所でずっとというのはうまくいかないことが
多いのが自然の摂理なのかもしれませんね。
私としても長年楽しんできた自分ちのナガミちゃんですから
消滅してほしくはないですけれど、場所を替えてあげられない以上
仕方ないのかもしれません。
投稿: ポージィ | 2012/06/15 21:06
こんばんは。
少しずつ場所を替え、範囲を広げながら、ならどんどん増えていけても、
わが家の限られた場所ではもう限界なのかもしれませんね。
近所でも数年前と比べてすっかり減ったのですが、そちらはもしかすると
種を落とす前のタイミングで抜かれたというだけのことなのか???わかりません。
おーちゃんのご近所では、どんな状態でしょうね。
ただ増えているだけでなく、だんだん生える場所が移動しているでしょうか。
わが家のが衰退してきたのが、アレロパシーや連作障害によるとしたら、
何年か間を置いたらまた大丈夫になるのか? 実験してみたい気もしますが、
ズボラな私には、やっぱりできそうにありません。
投稿: ポージィ | 2012/06/15 21:14
ヒロ・・です。
読んでくださいよ~!
ほんと・おめでとうございます。
思案したかいがありましたね!
良かった~。
しかし、例年はブログにも書きましたが、290以上になるんですよ。
要するに気候他・他読みがすごいんですね!
おめでとうございました(ご挨拶)。
ところで、体調如何?
あまりいろいろ考えない方がいいですよ!
ヒロ・は今日、1月に人間ドックで6か月後に再診と診断されたので、病院に行って検査を受けました。
二つのうち、一つは何ともなかったです。
もう一つは、来週に分かります。
気楽に、どんどん受けた方がいいですよ。
私からも推奨しま~す。
それでは、あまり根を詰めないでね!
投稿: ヒロ・・もんたの一年 | 2012/06/15 22:37
こんばんは~
ナガミヒナゲシ、、、
初めて見た時、、、なんて可愛いお花~そしてすっごく綺麗な色~。。。
これが自然に咲いてるなんて、信じられなかったけど、、、
毎年、どんどん増えていくこのお花が、、、
外来種のお花であることをそのあと知りました。
結構、、、荒れた土地に、、、砂利の駐車場とか、、、
そんなところに咲いてる気がするのですが。。。。
そう言えば、、、爆発的な群生から、、、、ちらほら咲きになってきたような気がしますが。。。。。
ここだけかな~?
投稿: 野花 | 2012/06/15 23:22
おはようございます。
>読んでくださいよ~!
まだ拝見していませんが、後ほど伺いますね。
>ほんと・おめでとうございます。
おや? お祝いのお言葉いただいているということはもしかして…?
色々お気遣いいただきありがとうございます。
野花さん ♪
人間ドックを受けるとリズムが崩れるのと、やっぱり緊張があるのか、
必ず頭痛になりますが、もう大丈夫です。
気持ちの上で「あたま痛い」は、今年はまだ結果が来てないので…
要観察はこのところ毎年2~3項目ありますが。
ヒロさんも受けられたんですね。結果待ちのひとつも何ともないといいですね。
おはようございます。
ですよね~ ナガミヒナゲシって、他のお仲間にないちょっと抑え気味の色と
やや小振りの花の儚げな姿が魅力的ですよね。
アイスランドポピーやシャーレーポピーの元気いっぱいの明るく華やかな
様子とは一味違う魅力と言いますか。
うちのは、元はお店で売られている種の形でいただいたものだったんです。
まだ観賞用として売られていた頃のものだったのでしょうね。
そうそう、荒れた土地、砂利敷きの場所、そうしたアルカリ系の土質を
好むようだと書かれているのを読みましたよ。
うちも、最初蒔いた花壇より、家の横の砂利敷きの場所に移ってからの方が
断然元気いっぱいでした。でも、それから10年以上?
この2~3年、急速に勢いが衰えてきました。
野花さんのご近所でもそんな場所があるんですね。
どんなものでも永遠に続くものはないということなのかもしれませんね。
投稿: ポージィ | 2012/06/16 09:48
ポージィさん
おはようございます
いつもポージィさんの観察力に感心します
この花はよく見かけますが
こんな実が生るなんて、全く知りませんでした
面白いですね
運が良ければ、まだ見れますでしょうか
投稿: ジジフク | 2012/06/16 10:20
こんにちは。
何年来(10年以上)家の横の狭いスペースで
咲かせて(こぼれ種から勝手に咲くんですが)きましたから、
いやでも蕾から実まで目に留まります(笑)
他のヒナゲシたちの実はころんと丸っこいのに対して、
この子達の実は細長いのでナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)の
名前なんですよ。面白いですね。
この実の中に無数の種が入っていて風で飛ばされます。
実の付いた姿はまだご覧になれるかもしれませんね。
投稿: ポージィ | 2012/06/16 11:11
こんにちは。
今日はうっとうしいお天気になりました。
上から3枚目の写真は、ナガミヒナゲシ?っていうくらいゴージャスですね。生まれたて美人とでもいいましょうか。
そしてたった半日でこんなに変化するなんて驚きです。
よく観察されて、とても勉強になりました。
ナガミに意味も初めて知ったりしています。
投稿: tona | 2012/06/16 16:13
こんにちは。
一日中雨でしたね。6月上旬から咲き始めている夏椿も一日花ですが、
そのたった一日を雨に打たれて終わるのはなんだか可愛そうだと眺めています。
3枚目、開花した直後の姿ですね。小さな蕾だった間のしわが残っているのが
かえってゴージャスに感じられますね。
時間と共に花びらのしわは伸び、オシベは花粉をたくさんだし、
そして散っていきます。後に残った面長の芥子坊主はじっくり時間をかけて
種を育てていくようです。育ててといっても芥子粒、極小の種ですが(笑)
うちの子達なので気ままに何度でも見にいけるのがいいですね。
でも消滅への道をたどっているようです。
明日からお出かけですね。お天気が気がかりですが、できれば雨が少なく
お楽しみになれますよう、祈っています。お気をつけて行っていらしてくださいね。
投稿: ポージィ | 2012/06/16 18:09
お久しぶりです。。
若干のエンスト気味です。
こちらの記事は楽しく拝見させていただきました。
では、、、
投稿: ふくやぎ | 2012/06/17 22:38
おはようございます。
お仕事がまた忙しくなられました?
そんなときはブログは無理なさらずでいらしてくださいね。
こちらものんびり構えてますから全然大丈夫。
ありがとうございました(^^)
投稿: ポージィ | 2012/06/18 08:49
ポージィさん
おはようございます
昨日、花の美術館でヨーデルのコンサートがあり行ってきました
途中、道路端を見ながら走っていましたら
ありました!
ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)の実が一杯
嬉しくなりましたね
ご報告まで
投稿: ジジフク | 2012/06/18 08:56
おはようございます。
ヨーデルのコンサートとは珍しいものご覧になれましたね。
お天気回復したので、歌声も気持ちよく響き渡ったことでしょう
そして 面長の芥子坊主たちもたくさん見つけられたんですね。
いっぱいありましたか。さぞやたくさんの種がばら撒かれたでしょうね~
お知らせいただきありがとうございました。
投稿: ポージィ | 2012/06/18 09:24