ドクダミ どちらも清楚です
今年は「ドクダミ」の開花が少しばかり遅れたような気がします。ほんの数日ですが。
5月末から近所の道端で一重が咲き始め、6月に入ってからわが家の八重も咲き
始めました。 暗い色の葉に白い花が映えて清楚なドクダミの花。一輪挿しにぽんと
活けた姿も趣たっぷりです。 葉の色が均一でないのもお洒落に感じます。
私は、あの独特のにおいも、よっぽど濃厚でなければ平気です(^^)
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
十字型の白い花が綺麗 花びらに見える白いところは総苞
真ん中に突き出ているところが花序で オシベとメシベだけの花です
下から上へと咲き進んでいきます
カマキリの赤ちゃんがいたので ^^
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わが家の「ヤエドクダミ」です こちらも八重の花びらに見えるところは総苞
総苞とは いわば葉の一種 うちの八重さんは相変わらず今年も
葉っぱに戻りたがっているかのような姿をしています
総苞の間から オシベ・メシベが覗いています
上から見るとこんな感じ 一重とはだいぶ違います
素朴で清楚な一重に対し エレガントな八重
それぞれの良さがあって どちらも好き ♪
「ドクダミ(毒溜、毒痛)」:ドクダミ科・ドクダミ属 別名「十薬」(←生薬として)
「ドクダミ」の名前の由来は、
独特の臭いから、何か毒でも入ってるのではないか、
ということからドクダメ(毒溜め)、それがドクダミへと
変化した、 あるいは 毒を矯(た)める(=止める)、
毒痛みから、といった説があるそうです。
民間薬としてよく知られていて、万病に効くというので
「十薬」と呼ばれています。
( 「ドクダミ茶」 飲もうかなぁ… )
6月27日現在、わが家のヤエドクダミはほぼ咲き終わりましたが、道端ではまだ
一重のものが見られ、楽しませてもらっています
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【メモ】 - ネット情報からの抜粋 -
葉腋に花または花序をつける特殊化した葉のことを苞葉または苞という。
花を抱く葉でも普通の葉と変わらない場合には苞葉とはよばない。
またそのような葉を欠くグループもある。
苞葉はつく位置によって、総苞、小総苞、小苞に分けられる。
花序の基部にある苞葉のことを総苞片といい、集合体として総苞とよばれる。
苞とは、花や花序の基部にあって、蕾を包んでいた葉のことをいう。
苞葉ともいう。
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コメント
うふ~
この前 山に行ってドクダミ採取してきました
グラウンドカバーにするために 庭に植えましたよ~
八重は見たことないですが・・・
ご近所に 五色ドクダミがあったので
これもグラウンドカバーにするために 頂いてきました
子供の頃 身体が弱い私に
母がドクダミを煎じて 飲ませてくれていました
あの苦さは忘れられません
乾燥させている間の 強烈な臭いも
もうすぐ これを飲まされるのだと思い覚えています
今なら 良い香りだって思えるのですが・・・
投稿: のんびり | 2012/06/27 12:14
こんにちは。





ドクダミって花が咲くのですね
そりゃそうか。
お茶のイメージが強く、花が想像できません。
が、綺麗ですね。
アタシは八重が好きだな~
花弁のようで花弁じゃなしぃ~
なんですね。(笑)
不思議~、ドクダミ。
投稿: くらふぇ | 2012/06/27 12:40
今日は ポージィさん
以前にも見せてもらいましたが、八重のドクダミは面白いですね。
ガクも花弁ももともと葉の変形した花葉ですが、八重の花弁の緑化したところなど面白いです。
それと花弁とおしべは発生的に深い関係にあるのですが、花弁とおしべがセットに発達している所なども、よく捕らえられていますね。
園芸店に行って八重のドクダミを求めることにします。
投稿: プロフユキ | 2012/06/27 16:26
わぁ ドクダミのグラウンドカバーですか~(*^^*)
五色ドクダミも混じって、綺麗でしょうね。
以前、近くのお店脇の植栽場所がドクダミで埋め尽くされていたんですが、
その感じが私はけっこう好きでした♪
うちの場合は、狭い庭がドクダミだけで埋め尽くされるのも困るので、
八重ドクダミは鉢植えにしてあります。
そうですか お母様がいつも煎じてくださったのですね。
くらふぇさん ♪
そういえば、うちの母は兄にゲンノショウコを煎じてましたっけ…
美味しくないですから子供心には文字通り苦い思い出かも。
でも愛情は伝わってたことでしょうね。
こんにちは(^^)
ドクダミの花、ご覧になったことありませんでしたか~
初夏のころから、こんな花を咲かせるんですよ
八重は珍しく、一般的なのは十字型のお花のほうですが、
なかなか良いでしょう?
八重の方が気に入られましたか。エレガントな雰囲気ですね♪
ドクダミって嫌われて抜かれることも多ければ、薬草茶として重宝もされ、
観賞用に大切にされることもあり、そんな不思議さ(複雑さ?)も
持った植物ですね
投稿: ポージィ | 2012/06/27 16:33
こんにちは^^


あちらこちらに咲いているドクダミもここで見ると、
とってもおしゃれさんに見えるのはなぜでしょう
八重もあるのですね。またひとつ勉強になりました。
そういえば、御苑のドクダミも、一人前に
ネームプレートをいただいてますよ
投稿: くまモンママ | 2012/06/27 16:34
こんにちは!
ヤエドクダミはエレガントな姿ですが、よく見るととても

興味深い姿でもありますね。
うちのはいつも咲き始めの姿が葉っぱっぽいんです。
ほんとは緑の葉っぱの姿になりたかったんだと言っているような
ガクも花弁ももとは葉っぱで、八重の花弁はオシベが変化したものでしたっけ。
どうやって八重のドクダミが生まれたのか知りませんが面白いです。
プロフユキさんも八重がお気に召されましたか?
ぜひ鉢植えでお育てください
投稿: ポージィ | 2012/06/27 16:40
こんにちは。
うふ(^^)
道端で咲いている姿よりお洒落に写してあげられていますか?
ドクダミさんたち喜んでくれてるかな。
そうなんです、こんな八重のがあって、
さらに葉の色が複雑な五色ドクダミというんももあるんですよ。
これらはすっかり観賞用としての地位確率かもですね。
おぉ 御苑のドクダミさんはちゃんとネームプレートも
付けてもらっていましたか。大切なお庭の一員なんですね
投稿: ポージィ | 2012/06/27 16:44
家の八重のドクダミも終わってしまいました
でもいくらとっても出てきて困ってますよ
今水蒔きしてひと汗かきました
投稿: フクちゃん | 2012/06/27 17:11
家の近くの市民の森でもドクダミが花盛りです。
毎年増えているような気がします。
八重ドクダミの総苞片は緑色が出ているのですね。
一重とちがってたくさん苞があるからちょっとぐらい白くないのがあっても良かろうと思っているのでしょうか。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2012/06/27 19:50
フクちゃんのお宅の八重ドクダミも咲き終わりましたか。
ちょっと名残惜しいですね。
>いくらとっても出てきて… お庭に直植えでいらっしゃいますか?
わが家は、最初に株を分けていただいたときから鉢植えにしています。
水撒きお疲れ様でした。雨が降らない日が続くと水撒きが
横浜のおーちゃん ♪
忙しくなりますね。明日は夜には雨だそうです。
お近くの森ではまだまだ花盛りなのですね。
森の中の薄暗い場所だと十字の花が星空のイメージかもしれませんね。
そうなんです、わが家の八重ドクダミは毎年総苞片に緑色が出ます。
たくさんあると個性豊かなのかもしれませんね。
中には、自分くらい白くなくたって良いだろうと思うのもいるのかも。
投稿: ポージィ | 2012/06/27 20:03
ポージィさん
おはようございます
ポージィさんは、色々と博識ですね
ドクダミを真上から撮るなんて、気が付きませんでした
花弁(いや、苞でしたね)の大きさは、通常違いますが
一枚目のドクダミは、全て同じ大きさですね
大変、珍しいのでは?
私は、まだ八重のものを見たことがないのですが
やはり、臭いは同じですか?
投稿: ジジフク | 2012/06/28 07:56
ヘラオオバコ…最初に見たとき、それはひたち海浜公園ないでした、
カメラの被写体にのめり込みました、こんなに多くお花も付けて、
時期が違えば出会えたことなのでしょうね。
八重のドクダミが愛らしくて、わが庭にも一寸出てほしい、
今普通の十字のほう、少々ながら出ていますが、
お花は独特の美しさがありますね、なぜか出るところが湿っぽいところと云うので
陰気な感じもしてしまいますが。
名前が可哀想かも。
投稿: 玲 | 2012/06/28 08:15
おはようございます。
記事にするに当たって色々調べるんですが、すぐに忘れてしまうので
玲さん ♪
実際は全然博識じゃないんですよ。
興味のある部分しか調べませんしね(^^;)
一枚目のドクダミの総苞の大きさも微妙に違いますが、
ジジフクさんがご覧になるのはもっと差の大きいものがほとんどですか?
私が会うのはそんなに極端に大きさが違わないものが多いようですよ。
八重ドクダミも、特有のにおいはまったく一緒です。
玲さんのヘラオオバコとの出会いは海浜公園でのことでしたか。
あの広い公園内での出会い。こっちにも来て私を見て…と
声なき声に誘われたのかもしれませんね(^^)
このお花、花があるし面白いしで撮りたくなりますよね。
私もしばらくしゃがみこんで夢中になっていました。
八重のドクダミはなかなか自然には出てきてくれないかもしれませんね。
うちのはお花の先生に一株いただいたのを鉢に植えました。
一重のは地下を潜ってやってきて、ひょっこり顔を出しています。
そうですね、ちょっと湿った場所の方が好きな植物ですね。
名前は、「毒を矯(た)める=止める」の方ならともかく、
においから毒を溜めているのでは?と疑われてついた方としたら
濡れ衣で可哀想ですね。
投稿: ポージィ | 2012/06/28 10:10
丁度洗濯ものを干す場所にドクダミが生えるので
この時期、朝と夕方にあの匂いを嗅いでます
前に、ポージィさんはそんなに苦手じゃないと言われてたので
最初に咲いた時に思い出してました(^_^)
見た目は可愛いし、八重はべっぴんさんだし
白い花は好きなんだけど
あの匂いがなければなぁ(^_^;
投稿: miki | 2012/06/28 16:24
ウフッ 洗濯物干し場にドクダミ。
そうでしたね~、そう仰ってましたね。変わらぬ風景なんですね。
なんかいいなぁ。悩まされつつも根こそぎ取ってしまおうとはなさらないこと。
それとも、取ってもドクダミの勢いの方が勝っているのかな~
干すとき&取り込むとき 嗅がされますか
踏んづけたりしなくてもにおってます?
あのにおいが苦手な方は多いですよねー。
花が咲き始めたとき、私を思い出してくださったんですね。嬉しいです。
私もですよ。過去のドクダミ記事でコメントしてくださったみなさんの
ドクダミ関連エピソードを色々思い出していました。
mikiさんの洗濯物干し場のドクダミもそのひとつです。
投稿: ポージィ | 2012/06/28 17:29
白い花を撮るのは難しいですね。それなのに1枚1枚の花びらがはっきりと写っていて本当にお上手です。
ドクダミは暗い所に咲いているのがいいですね。
コーラスの先生宅は今年はあいている庭一面をドクダミで埋めていました。なかなか良い眺めでした。
家では五色ドクダミが少し増えて喜んでいます。
投稿: tona | 2012/06/28 20:55
お帰りなさい。
そうですね、白い花は露出をマイナス補正して撮らないと
ただまばゆいばかりになってしまいがちですね。私も失敗いっぱいです。
ちょっと薄暗い所に咲くドクダミたちは、花が浮き上がって見えて
すてきな雰囲気ですよね。コーラスの先生はドクダミ仕立てのお庭に
なさったのですね。なかなかシックで見応えあったでしょうね。
おっ tonaさんの五色ドクダミも元気ですね。
花後も変化に富んだ葉色がずっと目を楽しませてくれますね♪
投稿: ポージィ | 2012/06/29 07:36