田を渡る風
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「ママコノシリヌグイ」大好きな花のひとつです。 でも、この悲しい名前は嫌い。
本当にこんなことが行われた訳ではなく、棘が多いことから発想した例えなのでしょう
けれど、どうしてこんな発想になるかなぁ。
別名は「トゲソバ」と言いますが、これだと安易。 何かもっと相応しい名前をあげたい
ものです。よく似た仲間は「ミゾソバ」「アキノウナギツカミ」といった名前をもらっている
のですよ。
毎年同じようなこと書いていますね、私。 しつこくてすみません (^^;)
名前のことはさておき、とても可愛い姿をご覧くださいね。
今年は6月から咲き始めました。 まだまだ9月・10月頃まで楽しませてもらえますョ。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
( いずれも 7/4 撮影 )
( いずれも 7/22 撮影 )
「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」 : タデ科 ・ イヌタデ属
別名「トゲソバ(棘蕎麦)」
棘を他の植物に引っ掛けながら伸び 1~2mになります。
茎には稜に沿って下向きの棘があり、葉柄と葉の裏にも
棘があります。 葉は三角形。
小さな花のかたまりは直径5~7mmくらいで、
数個から10個ほど集まって咲きますが、花弁はなく
花弁に見えるのは5裂した萼片です。
似た雰囲気の植物に「ミゾソバ」「アキノウナギツカミ」
などがあります。
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ずいぶん長いことフラワーデザイン作品をアップしていませんでした。
今日は、この何ヶ月かで作ったちょっと面白いかなと思うものをご披露しますね。
いつもどおり、作り方の基本を教わった後、限られた時間の中で即興で作る習作。
至らない所には目をつぶってご覧くださいませ。
● その1. トクサの器にお花を
「トクサ」は、節と節の間が空洞になっています。
その空洞に水を入れることを考えながら切って円筒状にまとめ、お花を挿します。
夏に涼しげですね。
● その2. 野菜とお花
今回のテーマで使う野菜は「ピーマン」
切ったり穴を開けたり扱いは自由でしたが、形をそのまま活かしたいと思い
ガラスの器の中に縦に積み上げてみました。 お花はバラをチョイス。
器が思ったより細くて意外なほど苦労しました。バラはひしゃげるし(^^;)
ピーマンは後日お腹に入りました♪
● その3. 吊るしたものでお花を
細竹を編んだりまとめたりしてタペストリーを作り
(このタペストリー作りの造形にすごーく時間がかかる)
それで支えてお花を立たせます。 お花を入れるのはあっという間。
天井から吊るして間仕切り的にも飾れます。
この3つの作品に使ったお花は、ほとんどが、先生のお庭に咲いたものを持って
きてくださった中から、好きなのを選んで使わせていただきました。感謝です
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7月14日、「県立フラワーセンター大船植物園」へ「ハス」の花を見に行ってきました。
ここのハスの見ごろは7月中旬となっていましたが、見てきた様子ではもう少し後が
見ごろになりそうな感じでした(今週末など?)。
おまけに行った時間が遅かっため(10:30 ^^;)、開いている花は散る間際のものが
ほとんどでしたが、それもまたヨシ♪
私の背丈より高く伸びた大きな葉の密集や、両手を膨らませて合わせたほどもある
大きな蕾は、どこか涅槃寂静といったものを感じさせられるような気がしました。
写真が沢山ですが、私が見てきたハスの表情をご覧いただければ幸いです。
ここの「大賀ハス」は、株分けされたものと、種子繁殖されたものの2系統だそうです。
大賀ハスについては、→ こちら(Wikipedia) をご参照ください。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
- リーフレットより 抜粋 -
ハスの花は早朝に開きます。
開花1日目 ・・・ 5:00ごろから開き始め、8:00ごろには閉じる
2日目 ・・・ 7:00~9:00ころまでにおわん型に開き、昼ころに閉じる
3日目 ・・・ 早朝におわん型から皿型まで開き、午後に少し閉じるが
半開きの状態で終わる
4日目 ・・・ 早朝に完全開花した後散り始め、午後には花托だけが残る
いちばん美しいときは、2日目の早朝の花と言われています。
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【おまけ】 以前「スイレン」をアップしたとき、「スイレン」と「ハス」の違いが
よく分からない、というお声がありました。
『実際にご覧になったらお分かりになると思います』、と曖昧な答えを
しましたので、スイレンの花とハスの花を並べてアップしておきますね。
「スイレン」の花の中 「ハス」の花の中
「スイレン」の葉と花の様子
「ハス(蓮)」 : ハス科・ハス属 インド原産
古名「はちす」は、花托の形を蜂の巣に見立てたことからと
言われています。
ハスの花を「蓮華」とも言うのは、仏教と共に伝来し古くから
使われた名だそうです。
「スイレン(睡蓮)」 : スイレン科・スイレン属
日本では一般に「スイレン」とは、いくつかの野生種を
交配、品種改良し作出された園芸種をいうそうです。
* スイレン科・スイレン属の在来種は、和名「ヒツジグサ(羊草)」一種のみ
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昨夜は暑くてよく眠れませんでした。寝不足でボーっとしています。
今日は前記事からのクマツヅラ科つながりで。
昨年秋、川沿いで見つけた自生「コムラサキ」の実をご紹介させていただきながら、
『花のころ要チェック』と頭の中にメモ 昨年の実の記事は → こちら です。
覚えていましたヨ
7月上旬、花が咲いているのを見ることができました。
川の水が増えれば激しい流れに没する場所で、頑張っていました。
6月の台風4号のときなど、水跡から推測するに自分の背丈の3~4倍の深さに
水没したようでした。 花の姿は庭で咲くのと変わりませんが、厳しい環境で
一生懸命頑張っている「コムラサキ」をご覧くださいね。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
これは水をかぶらない高い場所に生えています
これは増水したら完全に水没する場所のもの
下流に向かってほとんど横倒し状態 (左が下流)
咲くのはしばらく先の 蕾の赤ちゃん
咲く直前の蕾 時折りピュンとメシベだけ出ている蕾があります
全部がそうというわけでもなさそうですが ?
花のアップ 直径3mm・高さ5mmくらいかな
可愛いでしょ ♪
( 7/4、 7/10 撮影 )
「コムラサキ(小紫)」 または
「コムラサキシキブ(小紫式部)」 : クマツヅラ科 ・ ムラサキシキブ属
花を見たら、今度はまた秋に実が色づいていく様子も見たくなりました。
刈り取り整理の作業が行われなければ、増水にも耐えて見せてもらえることでしょう。
【おまけ】
白い実の生る「シロミノコムラサキ」は、花も白いんですよ。
2年前に撮った写真ですが、貼り付けておきますね。
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近くの川で、土手の水面近くにポツポツと 見られる「アレチハナガサ」 は、1~2mの
草丈になる大型の野草で、茎の先端に小さな淡紫色の花をつけます。
草丈の割に花は小さく数も少ないので目立ちませんが、案外綺麗なんですよ。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
見えにくいですが、下のほうに細長い葉をつけています
「アレチハナガサ(荒地花笠)」:クマツヅラ科・クマツヅラ属
南アメリカ原産の帰化植物 多年草
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同じ川沿いで 「ヤナギハナガサ」 が咲いているのも見つけました
こちらは、もしかするとどなたかが植えたものかもしれません
公園などの花壇に植えられているのを見かけることもあります
「ヤナギハナガサ(荒地花笠)」:クマツヅラ科・クマツヅラ属
別名「サンジャク(三尺)バーベナ」
南アメリカ原産の帰化植物 多年草
観賞用として導入されましたが
野生化しているものも見られます。
観賞用として持ち込まれただけあって、「アレチハナガサ」より花色が濃く
花付きもよくて華やかですね。
どちらも川面を背景に気持ち良さそうに咲いていました
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今日は「海の日 」なんですね。 うちはお休みではないのでピンときませんが、
海の代わりに川水面をバックにお届けさせていただきました (^-^; ?
市内の海水浴場は7月1日に海開きをし、8月末まで海水浴シーズン。
今年の海の賑わい具合はどんなかな。 毎年、趣向を凝らした海の家も並んで賑わう
夏の片瀬海岸 昨日は2012年の「湘南江の島海の女王&海の王子」が
決まったようです。若さあふれる大学生さんたち。
なんで 王女と王子 じゃなくて 女王と王子 なのかな?
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九州地方中心の豪雨の被害に心痛みます。 まだ雨が続いていますが、これ以上
犠牲になられる方が出ませんよう、被害が広がらないようお祈りいたします。
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近くの川の堤防では、この数年「アカツメクサ」も増えてきました。
今年は「シロツメクサ」はほとんど見ませんでしたが、こちらはたくさん見かけました。
そして、「シロバナアカツメクサ」まで見つけてしまいましたよ。初めまして~でした。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
● まずは「アカツメクサ」
草丈は 30~60cmくらい だそうですが、私が見かけたのは
40cmくらい のものが多かったです。
「シロツメクサ」 とよく似ていますが、花のかたまりのすぐ下に葉がある、
葉がとがっているなどの違いが見られます。
それに、「アカツメクサ」 の方がずいぶん 毛深い と思います。
● 次は 「シロバナアカツメクサ」
花色が違う以外は 「アカツメクサ」 とそっくり
「アカツメクサ(赤詰草)」: マメ科・シャジクソウ属 ヨーロッパ原産の帰化植物
別名「ムラサキツメクサ(紫詰草)」、赤クローバー
明治以降、牧草として導入されたものが野生化して
全国に広がっています。 緑肥としても利用されます。
ハーブとして食用・薬用に利用されることもあるようです。
「シロバナアカツメクサ」 : 「アカツメクサ」がまれに白花を咲かせることがあり、
変異を固定化した園芸種は「セッカツメクサ(雪華詰草)」
とも呼ばれるそうです。 雪華とはお洒落ですね!
● おまけの 「シロツメクサ」
花のアップしか撮ってないのでちゃんと比べられませんね
でも、一つ一つの花の形はこちらの方がまろやかで
毛深さもないですね。
花のかたまりのすぐ下には茎が伸びていて葉はありません。
実は、シロツメクサを赤っぽくしたような花もあるようで、
そちらは「モモイロシロツメクサ」とか「モモイロツメクサ」というそうです。
「シロツメクサ(白詰草)」:マメ科・シャジクソウ属 ヨーロッパ原産の帰化植物
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「キキョウソウ」という花、増えてきているようでご覧になっている方も多いと思います。
私が初めて「キキョウソウ」と会ったのは2006年のことでした。
そのときは1本だけ。その翌年は数本。それからしばらくは毎年数本との出会いが
続きましたが、去年からは見かける場所が増えました。
とても綺麗な色の可愛い花で、すっかり好きになってしまっています。
帰化植物ですが、他の植物たちとバランスよく、うまく共存していってくれるといいな。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
生長してきて最初の頃(5月ころ)までは閉鎖花で確実な種作りをし
その後6月頃から開放花を咲かせます。
↑ これは咲いたばかり。 まだオシベもメシベもお仕事していません。
右の写真は実がついています。 熟すと一部がクルッと巻き上がって
小さな窓が開き、そこから種がこぼれ出ます。
その様子を写真で見て以来、自分でも実際に見てみたいと思いつつ
タイミングが合わず、まだ果たせずにいます。
紫色の☆星型☆のお花が綺麗。
花の直径は1.5cmくらい 草丈は30cmくらい のものをよく見かけます。
「キキョウ」と同じく 雄性先熟 なんですね。
↑ オシベは広がって花粉を出して(出し終わって?)いますが、
メシベの柱頭はまだ閉じたままです。
オシベがお仕事終えてしまうと、今度はメシベの番。
↑ 柱頭が綺麗に開いています。
閉鎖花時代は自家受粉するのに、開放花時代は自家受粉を避けるとは
なかなかの戦略家ですね。
「キキョウ」の蕾はパンパンに膨らんだ風船のようですが、
「キキョウソウ」の蕾は絞りだし器で飾ったクリームみたい。
(メシベに引っかかっている綿毛は、他の野草のものです)
「キキョウソウ(桔梗草)」 : キキョウ科・キキョウソウ属 北米原産の帰化植物
別名「ダンダンギキョウ(段々桔梗)」
福島以南に分布しているそうです。
一年草 (キキョウは多年草)
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こちら南関東では水曜あたりまで梅雨の中休みだそうで、朝から明るい陽射しが
眩しいです。 この時期の陽射しはコントラストをくっきり際立たせて夏気分 ですね。
今日は暑くなるかな~?
ということで、ちょっと南国チックな雰囲気のあるお花をご覧くださいね。
「フェイジョア」ってご存知でしょうか。 南米原産の果樹なのですが。
どんなのかというと、こんなのです。 → Wikipedia 「フェイジョア」
散歩で歩く範囲にもフェイジョアの木が数本植えられていて花を見る事ができます。
残念ながら実が生ったのはまだ見た事がなく、お味も知りませんが。
ネット検索すると、果実やジャムの通販もあるみたいですが、うちの近くのお店では
どちらも見かけません。 全国的にはまだマイナーなのかな。
今年は、6月の上旬に蕾を見て、下旬に花が咲いているのを見てきました。
インパクトあるお花、ご覧ください。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
コロコロとした可愛い蕾がたくさん ( 6/8 撮影 )
赤いオシベが目立ちますね!
花びらは 外側が白く 内側が赤っぽい色 花の直径は 4cmくらい
葉は 表側が緑濃く 裏側は銀白色
( 2枚目以下 いずれも 6/26 撮影 )
「フェイジョア」 : フトモモ科・フェイジョア属 南米原産の常緑低木
原産国は南米ですが、たくさん栽培され最大生産量を
誇るのはニュージーランドだそうです。
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毎年『咲いたかな?』とチェックしている「ナワシロイチゴ」の花。
今年も無事会えて撮って、実が生らないかなーと待っていました。でも、見られないまま
7月に突入。 もはやこれまでと諦めて、花だけでのアップとなりました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
蕾 ( 5/30 撮影 )
茎にも ガクにも 細かなトゲトゲがいっぱい
真上から見た 蕾 ガクが開き始めています
ガクが開ききって ただいま開花中~
開花中の花の横顔アップ
ナワシロイチゴの花は花弁が開きません
まるで 恥ずかしがり屋さんのようですね
閉じた花弁の端から メシベの柱頭とオシベの葯が覗いています
中では 束になった花柱(メシベ)をねもとが合着したオシベが取り囲んでいます
咲き終わった後の様子 ( 6/26 撮影 )
今年はとうとう 実が生っている様子には会えませんでした
これ↑も 実りそうに見えなかったなぁ
【おまけ】 葉っぱにいた カマキリ… そろそろ少年?
ばっちり カメラ目線です
「ナワシロイチゴ(苗代苺)」 : バラ科 ・ キイチゴ属 (花期…5~6月ころ)
苗代を作る頃果実が熟すことからの名前だそうですが
どの辺りの地方の田植えを基準にしてなのでしょうね。
わが家の近くの田んぼでは毎年6月中に田植えが
行われますから、ほぼ合っていそうです。
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九州など、大雨による被害が広がっていますね。 お見舞い申し上げます。
これ以上大雨が続かないことを祈りますが、毎年梅雨末期は大雨が降ることが
多いです。 早目の避難や増水した川などに近づかないなど、気をつけましょうね。
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6月下旬、ネジバナ dance のシーズンが到来しました。 舞台は徒歩10分ほどの
公園の芝生。 参加者メンバーは去年よりちょっと少なかったけれど、みなさん
思い思いにダンスを楽しんでいました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
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真上から見たネジバナを「目」にして 顔を描いてみました
( いずれも 6/26 撮影 )
「ネジバナ(捩花)」 : ラン科・ネジバナ属 多年草 別名「モジズリ(綟摺)」
日本全土のほか、ヨーロッパ東部からシベリアにかけて、
温帯・熱帯アジア全域、オセアニアなど世界各地に広く
分布しているそうです。
わが家の狭小庭にも、昨年は3本咲きましたが、今年は1本だけ。
蕾が上がってくるより前の葉だけのときに、他の草と見分けつかず刈ったり踏んだり
してしまったかも~
毎年こんな危険と隣り合わせなのは、公園のネジバナさんたちも同じですね。
…………………………………………………………………………………………
【以下は、覚書として2009年の記事からコピーして貼り付けています】
ネジバナの細かい粉のような種子は発芽できるだけの栄養を種の中に持って
いません。そこでラン菌という菌にくっつき、自らへ寄生させます。
そうして、ラン菌が種子の中に伸ばしてきた菌糸を、ネジバナは消化して自分の
栄養にして準備を整え、それから発芽するのだそうです。
ラン菌に繁殖場所を提供しつつ、そのラン菌自体を栄養として吸収する、という
共生関係にあると考えられているそうです。
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散歩で川沿いをよく歩きます。この川は市境に沿って流れていて、向こう岸側の堤防は
土の道のままで色々な野草を見られるのが楽しみです。
昨年は春から初夏にかけて全然歩かないでしまいましたが、今年、約2年振りで歩いた
春から初夏の道には、前より増たと感じたものもいくつかあって、そのうちのひとつが
「マメグンバイナズナ」した。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
「マメグンバイナズナ」 って こんなのです
草丈は10cmくらいの小さなものから40cmくらいのものまで色々見られました
草丈が伸びるにつれて 枝分かれが多くなるように感じます
枝分かれを上から見るとこんな感じ 放射状に見えます
花は上へと茎を伸ばしながら咲いていき
先に咲いた部分はどんどん実をつけていきます 「ナズナ」と一緒
でも、その花が小さくて… はっきり見えん・撮れん!のです
4枚の萼に 4枚の花弁 そして 2本の雄しべ
私が見たのは 花の直径 2mm くらいでした
ちなみに ちっこい軍配(実)の直径は 2.5~3mm くらい
なんとなーく 見えるでしょうか?
こんな風に群生しているところもありました
この中州のような 中央分離帯のような 帯が群生です
「ナズナ」の群生も時折りすごいのを見かけますが
こちらも負けてませんね
昨日から7月。 なかなかアップできずにいる内に、もう咲き終わったかしら。
後は熟成を待ってどんどん実を落とすばかり。
これだけ実をつけるのですから、増えるのも当然かもしれませんね!
「マメグンバイナズナ(豆軍配薺)」:アブラナ科・マメグンバイナズナ属
北アメリカ原産の帰化植物
ヨーロッパ原産の「グンバイナズナ」より
全体に小振りなことから「豆」が付いた
実の形が軍配に似ていることから「軍配」
結構可愛いと思いますが 私は「ナズナ=ぺんぺん草」 の方が好きかな~
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