今年も会えたよ カラスノゴマ - 2012 -
ブログを始めた翌年(?)から、ほぼ毎年ご覧いただいている「カラスノゴマ」。
近くのこの場所でしか見た事がなく、再会の喜びと来年もまた!という願いを
こめての記事アップとなっています。
畑と道路の境に植えられた生垣の足元にライン状に群れ咲いています。
この場所は、春にはヒメオドリコソウやハコベが群れ咲き、時々除草剤シャワーが
降り注ぐ場所。 それにもめげず、野草たちは毎年逞しく芽吹いてきます。
けれど、もしもこの生垣が取り払われ畑が宅地になる日が来たら、それら野草たちも
絶え、「カラスノゴマ」とは2度と会えなくなるだろうと思うと、どうしても気を揉んで
しまいます。
『たかが雑草に!?』と呆れられるかもしれませんが、大切な存在です。
前置きが長くなりましたが、それでは今年も見てやってください。
(真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
ハナアブ やら ミツバチ やら アリ やら 虫がたくさん来てました
( 9/26 撮影 )
「カラスノゴマ(烏の胡麻)」 : シナノキ科 ・ カラスノゴマ属
種の色と形が胡麻に似ているが、大きいこと、
人は食べられないことから、烏の食べる胡麻
と名付けられたようです。
関東地方以西の道端などで、8~9月ころ
直径2cmほどの花を下向きに咲かせます。
花のユニークな構造については2009年の記事を
ご覧ください。2009年の記事は → こちら です。
2011年の記事は → こちら ♪
| 固定リンク | 0
コメント
ポージィさん
おはようございます
初めて見る花です
上品な綺麗な黄色の花ですね
拝見していますと、色んな花の良いとこ取りをしているような気がします
ノボタンとかツルニチソウとか、そして種子はゲンノショウコのような
私だけかな、こんなことを思っているのは・・・
もう、この時期は、見ることができないのでしょうね
投稿: ジジフク | 2012/10/15 08:04
おはようございます!
今年も出会えたのですね。
トップのお写真 すっごくきれいです。
お花の構造がよくわかります。
果実もできているのですね~
虫さんたちにも人気のようですね。
私は植物園で2度ほど見たきり! 写真も撮ってはあるのですが アップにいたっていません~~
いつか付け足してアップしたいです。
黄色い色から元気をいただきました。
投稿: fairy ring | 2012/10/15 10:10
おはようございます。
ポージィさんが、毎年気を揉んでおられるカラスノゴマ、
今年も、無事会うことができましたね。
去年も同じことを書いていましたが、こちらではまだ出会ったことのない花です。
黄色の小さなこの花が、群れて咲くさまは、きっと目を惹くことでしょうが・・・。
虫たちが、たくさん集まってきていて、そんな虫たちとの出会いも楽しそうです。
小さな命の営みが、眩しいですね。
投稿: 鎌ちゃん | 2012/10/15 10:55
このはなは初めて見ます
聞いたことは有りますが雑草なんですね
何時か合えること願っています
今日は暖かく良い天気になりましたね
投稿: フクちゃん | 2012/10/15 11:04
今回もしつこく
「カラスノゴマというくらいだから食べられるのか?」
と思いましたが、食べられないのですね・・・。
植物の名前でおもしろいというか複雑だと思うのは、
原種だったり仲間だったりでついている名前と、
あるいは今日のカラスノゴマのように似ているだけ
とかいう理由だったりするところです。
日本の植物の名前は本当にわかりづらいですね。
それにしても、虫さんたちに好かれているみたいなので、
ある意味やっぱりおいしくて栄養満点なのかも。
投稿: koko | 2012/10/15 12:58
雑草という名前は,人の生活から見た厄介者の名前ですよね.でも一つ一つは,ちゃんとした草花の筈.
もちろん,僕が畑を作っている所に部外者が生えてきたりしたら,やっぱり雑草として抜いてしまいます.身勝手なものです.
投稿: LiLA管理人 | 2012/10/15 13:19
こんにちは!
今年もカラスノゴマに出会えた喜びが伝わってきます。
葉をみると なんだか見たことがありような気がしますが、私はカラスノゴマのことを初めて知りました。
知っている人の目で探さないと出会えないかもしれませんね。
道端でどこにでも咲く「キツネノマゴ」も知っている者にはすぐに見つかるのですが、見たことがないという人が多いです。
「カラスノゴマ」に私も出会えたら嬉しいです。
優しい花がきれいですね。シベの形も面白いですね。
投稿: 生駒の風 | 2012/10/15 14:29
ポージィさん、こんにちは。
今年もカラスノゴマに会うことができましたか。よかったですね。毎年、除草剤の”洗礼”を受けながらも、けなげに咲く黄色い花。それは、当然情が移りますよ。
宅地になってしまったら、もう会えなくなりますからね。過去の記事も見てきました。ついでに、私のその年のコメントをも見てきました。貴女は花を、私は鳥を、と興味の対象が違うけれど、「ああ、今年も会えたなぁ」という気持ちは同じです。鳥たちも、季節によって”回転”しております。まるでメリーゴーランドのように。私の場合、ジョウビタキには遭えなかったから、いまは、ルリビタキを待っている状態です。
投稿: polo181 | 2012/10/15 15:12
こんにちは!
fairy ringさん ♪
初めてでいらっしゃいましたか。なかなか良いでしょう?(^^)
私も何年前でしたか、この場所で出会うまでは知りませんでした。
色んな花の良いとこどりですか?なるほど~そんな風にも見えるかもしれません。
ひっそりと俯いて咲く姿が愛らしいこの花、実は「情熱的な恋」「夫婦愛」
なんていう花言葉があるらしいですよ。1枚の葉の腋から 一つずつ
花をつけることからだそうです。
今日、しばらくぶりにこの場所を歩いてみたところ、ほとんどが実に
なっていましたが、まだ少し咲いているのもありましたよ。
こんにちは。
毎年夏ころになると、今年はどうかなと気になり始めます。
生長してくると花が楽しみで、除草剤や草刈が気が気でなくなって…
無事花が見られるとヤッターと。
トップありがとうございます。オシベの面白い花ですよね。
実の付き方も面白いです。今日見にいったら、ほとんど実になり、熟成中でした。
はい、今年はいつになく虫さんたちの訪問が盛んでした。
花粉をいっぱいこぼしながら夢中でした。
fairy ringさんもご覧になっていらしたんですね。
鎌ちゃん ♪
秋の黄色の花も良いものですね。またアップなさってください。
こんにちは。
そうなんです。今年も気を揉んでいましたが、おかげさまで無事
フクちゃん ♪
kokoさん ♪
会うことができました(^^)
鎌ちゃんはやはりまだお見かけになっていらっしゃらない…
私も、この場所でだけなんです。それでなおさら気を揉むことに。
道の脇にライン状に並んで生え、葉に隠れがちに俯いて咲く黄色の花たち、
しっとりとして良いものです。
今年はいつになく虫たちの訪問が多くて、カメラの目の前でも夢中でした。
なんとも微笑ましかったです。本当に、こうした小さな命の営みは
眩しいですね。
フクちゃんもご覧になったことありませんか。
私もこの場所でだけなのです。
ネットで検索するとたくさんでてくるのですけれど。
はい、園芸種の花ではなく、野草です。
いつかフクちゃんにも出会いがありますように。
今日は日中陽射しの下を歩いたら暑かったです。
雲が暑かった昨日と違って気持ち良い日になりましたね。
うふふ はい、食べられません。食べても毒ではないかもしれませんけど。
仰るように植物の名前は複雑ですね。ズバリ分かりやすいのもありますが
まったく種類の違う植物に花がちょっと似ているからと名前を拝借して
もどきと付けることもあったり…
カラスとかイヌとかつくものは、人間が食料として利用できないよ、
というものが多いような気がします。
今年見に行ったときはいつになく虫さんがたくさん来ていたんですよ。
LiLA管理人さん ♪
生駒の風さん ♪
polo181さん ♪
人間は食用にはできないかもしれませんが、虫たちには大いに
役立っている美味しいものに間違いないですね♪
「雑草」という言い方、実は嫌いなんですけどね。普段は「野草」と
呼んでいます。(でも雑木林って言ってしまう矛盾…)
仰るように人間だけの生活基準からしたら、
ええい、花壇に畑に次々生えおってからに!という厄介者になるんで
しょうけれど、やたらと目のかたきにするのは間違っているのでは
ないかと思っています。
野草たちを愛しく思いながらも、実は私も庭に生えてきたのはいくらか
残しつつとはいえむしりとっちゃうんですけれどね。ここにも、あぁ矛盾。
人間なんて本当に身勝手なものです。
こんにちは。
喜び、感じていただけましたか。ありがとうございます。
あんまり入れ込むと、いざ失われたときショックが大きいとも思うんですが、
この場所でしか見られずにいるので、どうしても思い入れが深くなります。
ネット検索するとヒットは多いのですが、どこにでも当たり前のように
生えている野草ではないように思います。
でも、花が咲いているときでないと目を引きませんから、
もしかすると生駒の風さんも葉だけの時期にお会いになっているかも
しれませんね。いつかこのしっとり魅力的であり面白くもある花を
直に見ていただきたいです。そんな機会が訪れますように。
「キツネノマゴ」のお話が出てきましたが、これもうちの近くでは
1ヶ所でのみほんのわずか見られるだけでした。でもその場所は
駐車場開発されて消滅。私にとってはキツネノマゴは縁遠い野草に
なってしまいました。同じ場所にハエドクソウもあったのですが、
同じ運命となりました。寂しいです。
こんにちは。
ありがとうございます。おかげさまで今年も見ることができました。
この後は実を落とすまで残っていてくれますように、と祈っています。
本当にどこででも当たり前のように見られるものなら、ここまで
入れ込まないのですが、他で全然見られないのでどうしても思いが強くなります。
素適な花ですし。この先もずっとここで咲きつづけられますように。
過去記事も辿ってくださってありがとうございます。
そうなんですよね。季節ごとに巡り合いを期待するのは、poloさんの
鳥との出会いと同じ心境です。会えると、安心しますね。
帰京されて、poloさんはルリビタキ待ちでいらっしゃいますか。
また楽しい出会いがあると良いですね。
投稿: ポージィ | 2012/10/15 16:57
毎年おなじみの花が今年も元気に咲いてくれるとうれしくなります。
すぐ刈られてしまいそうな道端の草となるとなおさらですね。
花の構造に工夫を凝らしているだけに虫の種類も多いのでしょうか。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2012/10/15 17:08
こんばんは。
そうですよね。毎年のお馴染みさんには、やはり変わらぬ姿を見せて
もらいたいですし、見られると嬉しくほっとします。
この土地へ引っ越してきた当初と比べると、畑や森などずいぶん減って
しまいましたから、毎年ハラハラしてしまいます。
もっと色々な所で見られる野草ならここまでにはならないのですが。
虫がたくさん来ているのに出会ったのは今回が初めてでした。
時間帯によるのかたまたまのことなのか? 訪れていた虫たちは
花粉をこれでもかとこぼし、集め、夢中になっているようでした。
投稿: ポージィ | 2012/10/15 19:43
こんばんは。
可愛い花ですね。
ポージィさんが楽しみにしていられるのが解かります。
葉の陰にひっそり咲く風情が良いですね。
まだ見た事がないので見てみたいです。
投稿: ロッキーママ | 2012/10/15 20:10
おはようございます!
おしべはちょっと昆虫の足っぽく見えなくもないですが、
全体の雰囲気はしっとりと可愛いですよね。
そうなんです、葉に隠れるように俯いて咲く風情が良いです~
せっかくの在来種ですし、もっとあちらこちらで見られるといいのですが。
そしたらロッキーママさんにも直にご覧いただけますね。
この場所のも、この先もずっと咲き続けていけるよう祈っています。
投稿: ポージィ | 2012/10/16 08:55
まったく関係ない話ですが、今、、、
日本対ブラジル。。 いやーブラジルサッカーはスゲーです・・
はっぁ・・・
投稿: ふくやぎ | 2012/10/16 22:57
あ~ 4-0 で負けちゃいましたね。
フランス戦の再現とはいかなかった。
でも、ブラジルのすごさを実体験することができた
日本の選手たちは、次はまたひとつ強くなれますよね~きっと!
悔しさ乗り越えて。
投稿: ポージィ | 2012/10/17 08:56