ひっそりと ヤブミョウガ
かって、いつの間にか鉢に生えてきたものを庭に移植した「ヤブミョウガ」。
以来庭で自生しています。 でも、あまりに日照不足のせいか、土のせいか、
はたまた別の理由でか、毎年ほとんど花茎が出てこず、1~2本伸びてきたものが
ひっそりと咲きます。
そんな1輪の、7月末から9月初めまでを追ってみました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
放射状に広がった葉の中心から 花茎が伸びてきます
こんな感じで咲きますよ ちょっと暗い画像ですみません
このくらいの段階で 一輪差しにすっと活けてもステキです
花をクローズアップ さらにアップ
清楚な白で 可愛い形の花ですね 直径7~8mm
↑ の日から約1ヵ月後 花と色んな段階の実が見られます
実の色づきは 白 → 淡いグリーン → 黄褐色 → 濃い青紫 と変化
さらに 1週間後 濃い青紫色の実が完成
でも まだ新たな花も咲き続けています
( 2014./9/5 記 )
「ヤブミョウガ(藪茗荷)」 : ツユクサ科 ・ ヤブミョウガ属
多年草(冬は地上部が枯れます)
食用の「ミョウガ」はショウガ科・ショウガ属で別種です。
円錐花序で、数個の枝が輪生した「段」が積み重なった
形をしています。
両性花と雄花が混在するそうですが、↑は両性花が
目立ちますね。
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コメント
こんにちは^^

ヤブミョウガの存在は御苑で知りましたが、脇道に
群生していた光景が目に浮かびます
お花は清楚で可愛いものなんですね。
ポージィさんがUPなさると、なんだか別物にみえるようです
投稿: ターコイズ | 2014/09/18 09:38
こんにちは。
一輪でも毎年お庭に花を咲かせてくれるとうれしいですね。
花から実、その色の変化までじっくり見られるのは楽しそうです。
暗い画像ということですが、これくらいのほうが花が映えますね。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2014/09/18 13:48
こんにちは
ターコイズさんとヤブミョウガの出会いは新宿御苑でが最初でしたか。
ツユクサの仲間なんですよ~ 大きさは違えど葉の雰囲気はどことなく似ています。
お花は小さいので、ちょっと離れると「白い」としか分かりませんが、
寄って見るとこんなにも可愛い(^^)♪
別物に見えましたか?ヤブミョウガの新たな魅力発見となられたのだと嬉しいです。
こんにちは
なかなか風情のある花ですものね。小降りでも一輪でも咲いてくれると嬉しいです。
長い間楽しめますし。今年はちょうど窓のすぐ向こうに咲いたので、
外に出なくても網戸越しに見えるのも嬉しかったです。
白飛びさせまいとするとどうしても暗くなってしまって…
でも、かえって良かったでしょうか、ありがとうございます。
投稿: ポージィ | 2014/09/18 15:01
こんにちは!
ヤブミョウガ 地植えにしてあげたのですね。
たった1輪でも素敵なお花を咲かせてくれるのならいいですよね。
清楚な白い花と宝石のように変化する果実との組み合わせが大好きです。
私も種子を植えたのですが一向に目が出て来ませんです~
投稿: pole pole | 2014/09/18 15:06
なんとカワイイ

白い小さなお花に、ツヤツヤの青紫の実。
自然の宝石ですね。
ミョウガって、物忘れのするやつですか?
ヤブミョウガは食べれないのかしら。
投稿: くらふぇ | 2014/09/18 15:40
こんにちは
ほかのものを植えてある鉢に生えてきてしまい迷ったのですが、地植えにしました。
地下茎で増えてはいますが、あんまり勢いが無いのでうちの狭い庭には
ちょうど良い具合(^^;) 1輪でも咲いてくれるとのはやはり嬉しいですね。
楽しませてもらっています。
先日pole poleさんに見せていただいた、素晴らしい芸術のような
実のお写真が今もしっかり瞼に残っています。
種子を植えられたもの、芽が出ませんか。そういえば、うちでも毎年
こぼれるにまかせていますが、そこから芽生えて来ているやらいないのやら…??
芽が出てくると良いですね。
すーっと伸びた花茎に大きめの葉っぱは、離れて見ると大人っぽいのですけど、
花だけ間近で見ると、可愛いですよね~
花も楽しめて、実の色変化と、青紫の宝石のような姿を楽しめて、
ありがとう!って思って見ています。
ミョウガは、そうそう、物忘れしやすくなるっていう俗信があるあれです。
(本当は集中力がアップする成分が含まれているのですって)
あちらはショウガ科、ヤブミョウガはツユクサ科。食べられるのかなぁ?
なんと、葉が開ききらない若芽は食べられるのですって!
投稿: ポージィ | 2014/09/18 17:39
お庭にあるのですね。
私も昨日の散歩で見てきました。
同様にてかてかの実が出来ているのに、まだ花が咲いていました。
実の出来かけもありました。同時に3つの状態が見られるなんて面白いです。
本当の茗荷の方は今日も収穫しました。これが最後かもしれません。
投稿: tona | 2014/09/18 19:08
こんばんは。
茗荷は大好きなんですが、これとは別なんですね。
その茗荷からは想像できない、可憐な花に目を奪われていますよ。
3枚目、4枚目が特に綺麗です。
実も可愛いんですね。
白 → 淡いグリーン → 黄褐色 → 濃い青紫の変化も魅力です。
この実からは増やすことができるのでしょうか。
できたらいいですね。
投稿: 鎌ちゃん | 2014/09/18 19:36
こんばんは
はい、何年か前から庭で生息中です ^^
tonaさんがお散歩中にご覧になったものも花と実が同時に見られたのですね。
次々と咲き続けながら、先に咲き終わったものから実が生っていくタイプなので、
同時に色んな段階が見られて面白いです。
お庭には茗荷がおありなのですね。そろそろシーズン最後ですか。
いよいよ季節も秋本番へと移っていくのですね。
茗荷は薬味などとして有名ですが、こちらは見て楽しむほうが多いですね。
若い芽は食用にもなるそうですが、茗荷とは科も違う全くの別種です。
3、4枚目は花のクローズアップですね。ありあとうございます。
小さくて可愛らしい花が咲きます。
花を楽しんだ後は、そうなんです、実も可愛らしく綺麗です。
わが家にやってきたのは、この実を食べた鳥の落し物からと思われますし、
実でも地下茎でも増えます。庭のは根付いて以降放任ですが、
毎年少し違うところから芽が出てきます。実生も混ざっているかもしれませんね。
投稿: ポージィ | 2014/09/18 20:59
ポージィさんお晩です(。・ω・。)ノ
白い花が実を付けるとこんなになっちゃうんですかΣ(゚д゚ )
現場(?)を想像しながら読む為、自分のイメージと違い過ぎる写真に驚愕です。
タイトルで「ヤブミョウガ」とあったので、食用みょうがの仲間かな~、なんて考えていたら…ちゃんと最後に但し書きが(笑)。ポージィさんに先手打たれましたね。
出合った記憶はありませんが、東北には生息しないんでしょうか。もし出合っていたとしたら、子供の頃ままごとの餌食になっている筈ですが…。
投稿: コヨコヨ | 2014/09/18 22:29
ポージィさん
おはようございます
綺麗に撮られましたね
私も毎年撮るのですが、見に行く時期が良くないのか
何故か汚れていたり、種ばかりであったり・・・
今年も見ることは見たのですが
結局、1枚も撮りませんでした
このように身近に咲いていなければ、綺麗な瞬間を撮れませんね
透き通った綺麗な状態を見事です
投稿: フクジイ | 2014/09/19 07:16
おはようさんどす ^^
白いお花からのヘンシン、意外な姿でした? 良い方にかな悪い方にかな。
可愛い乙女が成長して超シックな大人に変身ってとこかしら(* ̄ー ̄*)
ミョウガとの違いはぬかりなく。ほんとは省略しようかと思っていたんですけど。
ミョウガの葉に似ているからの名前なのですって。この子独自の名前を
付けてあげたかった気がしますよ。
生息地は関東以西~九州の山野の林内だそうです。東北の寒さには耐えられない
のですねぇ。となると、おままごとの材料にならなかったのもうなずけます。
おはようございます
今年は部屋の中から撮れる位置に咲いてくれましたからね。
毎日のようにチェックできましたし撮り直しもできました。
出かけていって見るのだと、これぞという時期に出会えないこともありますよね。
でも、何しろ日当たり悪すぎの暗さだったり、風に細い茎がゆらゆら、蚊の大群
という難題の中、数撃つちゃ当たるで何とかお披露目できました。
投稿: ポージィ | 2014/09/19 08:44
ポージィさん、こんにちは
ヤブミョウガは知らないので、ウィキで調べてみたら、「若芽は、初夏の葉が開ききらないうちに採取し、塩茹でしてそのままで、または炒め物や汁物などにして食用にされる」と書いてありました。食用のミョウガとは違う種類だとのことですね。この野生種、いったいどのような味がするのだろう。山菜に詳しい人はご存じでしょう。春の山菜採りの一つでしょうか。
そうそう、先日、ひっそりとした八ヶ岳山荘へ行ってみたら、車が止まっていて、見知らぬ男が籠を腰にぶら下げて、何かを探している。近寄って、「他人の庭に入って何をしているのですか」と声を掛けるとびっくりした様子で、「キノコです」とぽつりと言った。私は「別荘地入り口に(無断立ち入り禁止)と書いてあるでしょう」というと、済みませんと一言言って、籠の中のものをひっくり返して捨て、慌ててエンジンを掛けて逃げて行きました。オフシーズンを狙うのですね。
投稿: polo181 | 2014/09/19 10:53
こんにちは
poloさんがご覧になったウィキ、私も記事を起こすに当たって
参考にさせてもらいました(笑) 薬味などにするミョウガとは全く違う種類
とは知っていましたが、ヤブミョウガも食べられるとは。
新芽の様子を見ても、とくに美味しそうだなとも思ってませんでしたから意外でした。
たしかに柔らかそうではありますが。きっと癖がなく美味しいのでしょう。
仰るように春の山菜のひとつなのでしょうね。
おや、八ヶ岳山荘では、キノコ採りの人が敷地内に入り込んでいましたか。
お互いにびっくりでしたね。無断侵入のその人、素直に謝ったところをみると、
たちの悪い人ではなかったようで、開き直ったりしなくてよかったです。
探すのに夢中で看板が目に入らなかったのでしょうか?
そう思うのは人が良すぎかもしれませんね。
投稿: ポージィ | 2014/09/19 14:14
こんばんは。
名前がヤブミョウガでも、あの食用のミョウガの仲間ではないんですか。
それにしてもかわいい花ですが、カタツムリのような角が出て、何とも癒される花ですね。
茶色い実は山椒のようですが、熟すと黒くなるんですね。
投稿: ソングバード | 2014/09/19 18:03
こんばんは
そうなんです。「茗荷」の葉に似た葉を持っていて林などやや湿った場所に
生えるから、というので「ヤブミョウガ」の名になったそうです。
科は全然違うのに紛らわしい~~ という、名前たちのひとつですね(^^;)
小さな花で、遠くからでは分かりませんが、近くで見ると可愛い花ですよね。
シベが長い様子など、やっぱりツユクサ科だなとおもいます。
完熟の実は、青黒くなり、私の写真では分かりませんが、少しメタリックな
輝きがあります。綺麗ですよ♪
投稿: ポージィ | 2014/09/19 20:12
こんばんは~
朝晩めっきり涼しく(寒く)なった妙高です
ひっそりと美しい花を咲かせている様は、とても清楚な感じです。
私は出会ったことがない花だな~と、調べてみたら・・・
関東以西に自生しているとか・・・寒さが苦手な花のようですね。
実もまた輝いていて、なかなかステキです。
投稿: 雪ん子 | 2014/09/19 20:56
こんばんは
秋になってきましたね~ こちらも朝晩けっこう涼しくなりました。
こちらだと、自然を生かした公園などでは、林の縁などで群生しているのが
見られたりしますが、そう、寒さにはあまり強くないみたいですね。
妙高地方では冬を越せないのかも。うちでも、冬は地上部が枯れて消え、
春になるとまた芽を出してきます。
逞しく育ったヤブミョウガたちとは違い、うちのは文字通りひっそりと。
薄暗い庭で大人しく咲いています。
開ききる前の新芽は食べられるそうです。どんな味なんでしょうね。
はい、青黒い実は、メタリックな輝きもあって美しいです~
↑の写真では写し取れていませんが(^^;)
投稿: ポージィ | 2014/09/19 22:54
今晩は~♪
いいですね~・ヤブミョウガ。
一輪挿し、これは待ったなしの◎で~す。
※ポージイさんのお言葉を拝見する前に、そう思いました~。
と言いますのは、昨年一輪挿しを購入して自宅の花を…!
ところが6月?に、洗っているときに口の部分を欠いてしまい(涙)。
その後はコップに挿してパソコン脇に…、なんですよ。
・最後の2枚も勿論◎◎、沢山花があったら次々とこの経過を…!
・こうしてコメントを打ちながら、チラチラと一輪挿しを眺めながら…・良いじゃないですか~♪
ヒロ・・でした。
投稿: ヒロの日々(・・もんたの一年) | 2014/09/20 19:22
こんばんは
ヤブミョウガ、ヒロさんもお好きですか? 良い雰囲気ですよね。
一輪挿しに活けて…と、やっぱりお思いでしたか。私は義母が活けていたのを見て、
和の器にピッタリでいたく感動してしまいました。
ヒロさんがお求めになった一輪挿しは口を欠いてしまわれましたか。
ままあること。残念でしたがいたしかたないですね。
幸い、今年は窓のすぐ外に咲いてくれましたので、部屋の中から
いつでも眺めることができています。(まだラストの様な状態でそこに)
水替えの必要もなく、ありがたい贅沢ですね(^^)
投稿: ポージィ | 2014/09/20 22:02