咲いたのは雌花 「サネカズラ」
今日ご紹介するのは、当ブログ7年ぶり登場の「サネカズラ」です。
2007年には、ご近所で見つけた花と実の様子でしたが、今回はわが家のものを!
正確にいうと、庭のフェンス向こうの細長空き地(葛の海空き地とは別空き地)に
勝手に生えてきたのを、フェンスに絡ませているものです。 鳥さんの落し物から
芽生えたのでしょうね。初めて花が咲いたので、記念の顔見せです。
でも 暗いうえ蚊がウヨウヨいる場所での、そそくさ撮り。悪しからずご了承を…
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
見下ろした 「蕾」 直径7~8mm
開花~ 直径1.5cmほど
花弁状の花被(花冠と萼の総称)片は 8~17枚ほど(未確認)
5~6cmの花柄にぶらさがって俯いて咲くので
ちょっと失礼して 中を覗かせていただきました 雌花です
雄花は 赤い葯隔が目立つ花姿 (雄花は↑2行目下線部をクリックしてね)
「サネカズラ(実葛)」 : マツブサ科 ・ サネカズラ属 関東以西の山地に生える
雌雄異株または同株で、通常単性花、まれに両性花もある
(複雑ですね。わが家のはどれ?今のところ雌花だけ…)
* サネカズラ=実(サネ)が美しい葛(カズラ)の意味
(たしかに、秋に実る赤い実は綺麗でインパクトあり♪)
* 別名「ビナンカズラ(美男葛)」=枝を潰したり、樹皮を剥いで
水に浸して出てくる粘液を整髪に用いたことからの名前
(整髪料に使用したのは男女ともと書かれていたものも)
果実を細かく崩して乾燥させたものは
「南五味子(なんごみし)」という生薬で、滋養強壮などの
薬効があるそうです。
* 後日記 *
5つほど咲いた雌花は、ひとつも結実することなく散って終しまいとなりました。
赤い実が生るのは来年以降の楽しみということで。
それにしても、この方も蔓をよーく伸ばしてぐるぐる。 蔓植物って元気ですね!
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この週末、遠方での法事を控えており、コメント欄を閉じさせていただいています。
明日以降、ご訪問コメントもお休みさせてくださいね。 また来週 (^^)/~
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