初めましての ベニバナボロギク
今日は11月初旬の初めての出会いの花を。
この出会いの半月後くらいに同じ場所を通る機会がありましたが、そのときには
もう見当たらなくなっていたという、まさしく一期一会の花でした。
それは、「ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)」 という花。
これまで他のブロガーさんのお写真で見たことはありましたが、私もついに
目の当たりに。 以前は生えていなかった野草。 綿毛をつけた種がどこからか
旅してきて降り立ったのでしょうか。付近に数株花を咲かせていました。
花弁はなく、華やかな花ではありませんが、それでもやはり色のせいでしょうか、
一度見ると印象に残る花です。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
名前の由来となっている 色が目を引きました
花は すべて筒状花で 花弁はありません
花冠の上部が紅色(レンガのような色)で 下の方は白
下向きに咲きます
この株には 蕾がたくさん顔を覗かせたところでした
日陰では 一足先に咲き終わった花が綿毛となって
幻想的な姿を見せてくれました
綿毛の時代には 上向きになるようです
( 11/3 撮影 )
「ベニバナボロギク」 とは、なんだか失礼な名前ですが、他にも 「○○○ボロギク」
という野草がいくつかあり、それらに似ていて紅色の花が咲くことに由来する
ようです。 他の 「○○○ボロギク」 たちの 「ボロギク」 も、さらに遡って
「サワギク」 の別名を 「ボロギク」 ということに由来するそうで‥ (ややこしいゾ)
では、「サワギク」 の別名が何故 「ボロギク」 なのかというと、果実期の冠毛が
襤褸(ぼろ)のように見えるからとか。 (そうなの?)
名前を付けた人たちに、柔らかな冠毛があまり綺麗な姿を見せてはくれなかった
のかもしれませんね。
「ベニバナボロギク」 : キク科 ・ ベニバナボロギク属 アフリカ原産
日本には第二次世界大戦後に入ってきた
まだ新しい帰化植物だそうです。
柔らかくアクもなく、食用になるそうです。
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コメント
おはようございます!
ベニバナボロギク ずっと昔に見たことがありますが 依頼 普通のボロギクしか見かけることがありません。
こっちの方が色味が美しいかもしれませんね。
出会いがあってよかったですね。
私もまた出会えたらうれしいと思いました。
アバター すっかり雪景色ですね~
先日までは安芸の宮島だったような・・・
投稿: pole pole | 2016/12/12 11:14
こんにちは。
」と思い、
「ボロ・・は可哀そうだ。
読み進めていきましたら、
ちゃんとポージィさんの説明が。
それにしても、こんなに綺麗なのに
やっぱり失礼ですよね。(笑)
紅色、レンガ色。
素敵な色ですよね。
「レンガ色」の方がしっくりきますし、
ステキ感が増すように思いましたよ。
お花の時は謙虚に下向きに。
子供を旅立たせるときは、
子供達が遠くまで行けるよう、
長い間、飛んでく子供達を見ていられるよう、
しっかり上を向いているんでしょうね。
蕾、食いしん坊なアタシにはクグロフに見えました。
投稿: くらふぇ | 2016/12/12 12:20
ポージィさん
こんにちは
この花は、見たことがあるようなないような・・・
アザミ系の花と見間違っているかもしれません
花後の綿毛は、見たように思います
このネーミングは、可哀想ですね
確かに、この綿毛は、一方向に揃っていなく
布切れの糸のほつれに似ていると言えば似ていますが
それにしても大袈裟ですよね
ネーミングもいい加減で、思い付きで付けられたのでしょうね
投稿: フクジイ | 2016/12/12 14:31
こんにちは
pole poleさんも、ずっと前にご覧になったきりでいらっしゃいますか。
意外と少ないのか、好んで生える場所があるのか、ですね。
ノボロギクは私も何度か見た事がありますが、ベニバナボロギクは初でした。
この色は、他にあまりないような気がしますね。パッと目を引きました。
ご近所では、植生も毎年似たようなもので新しい出会いは期待していませんが、
それでもこんなことがあると心が浮き立ちます。ありがとうございます。
pole poleさんもどこかで再会がありますように。
うふふ アバター、時折りこそっと変えていますがお気づきくださいましたか。
はい、秋の宮島からクリスマスっぽい雪にしてみました。
お金をかけずに手に入るものだけでなんですが、このところは
新しいアイテムを取らせてもらえないことが続いてブーブー気分です(笑)
こんにちは
「ボロ」は酷いですよねぇ。ラストの綿毛が湿ると汚れた雰囲気になって、
それでボロ?? としたら、こういう↑美しい姿の期間のことはどうなるの?
花色は、紅色よりレンガ色に近く感じました命名者は赤い色という意味での紅
としたのでしょうね。くらふぇさんが感じてくださったように、
なかなか素適な色でした。
ね~ 下向きに咲いていた花が、子供の旅だちの時にはぴーんと
真っ直ぐ上向きに伸びているの、なんか良いですよね。
自由に遠くへ飛んでいけるように、その姿を見届けられるように、
きっとそう願ってますね
ん? あらぁ ほんと! ちっちゃなクグロフだ~
こんにちは
フクジイさんもお会いになったことがおありかもしれませんか。
私は、長年ここを歩いてきて初でした。どこから旅してきたのかしらと
綿毛の旅に思いを馳せましたよ。
似たような綿毛をつけるものは色々あって、○○○・ボロギクと
名前の付く仲間もいくつかありますね。
私は綿毛だけからは見分けられそうにありません~~
ボロ の由来、綿毛からかもしれませんが、この↑時期はまだ綺麗と思う
のですけれど… 露で湿ったり雨に濡れたりした様子から付けたのかしら??
真相は分かりませんが、仰るように、いい加減な命名と感じるものも
いくつかありますものね。そんなひとつかもしれません。
投稿: ポージィ | 2016/12/12 16:18
ボロギクの由来はそうだったのですか。
これもちょっとかわいそう名前ですね。
私もこのベニバナボロギクを見ることが出来ました。
うなだれて、可哀そうな名前で何だか同情してしまいます。
ポージィーさんは今年も初めてのお花にたくさん出会ったのではありませんか。
私の場合はまた来年も見られるとしっかり覚えられるかもしれないですが、二度と同じところを近所以外は歩かないのでまた忘れてしまいます。
こうして他の方の所で見られるとラッキーです。
投稿: tona | 2016/12/12 21:12
今晩は~
へ~初めてですね~♪白いのは見たことがあるような?
しかし一期一会を見逃さず!
それも・このように・・・、投稿♪
そして私も拝見~、これがいいんだな~。
えっ・帰化植物!
しかもアフリカ!!原産とはっ。
更に・さらに第二次世界大戦後とは.・・。
どのような経緯での入国だったのでしょうかね?
この自然さ・いいですナ~。
ヒロ・・でした。
投稿: ヒロ・・の日々 | 2016/12/12 21:17
こんばんは~
植物の名前には、結構理不尽なものがあるような・・・
ボロギクもそうですよねぇ
花はそれなりにきれいで、綿毛がチョッと見苦しい?
それでボロとは・・・ずいぶん気の毒な気がします。
ポージィさん、ベニバナボロギクは初めての出会いなのですね。
私、出会ったような気がするのですが・・・似たような他の花かもしれません。
原産国がアフリカ・・・綿毛さん、船に乗ってやって来たのでしょうか?
それとも人にくっついて来たのかな?
いずれにしても、遠い異国でしたたか?に生きている、強い花ですね。
投稿: 雪ん子 | 2016/12/12 21:20
こんばんは
ボロ を遡っていくとそのように書かれていましたが、真実でしょうか‥
この↑綿毛を見る限り、全然ボロには見えないのですが。
まぁ、たしかに綿毛が露や雨で濡れるとボロのような感じになりますが。
tonaさんもお会いになれたのですね。私も初めて♪
いえいえ、この何年か行動範囲も歩きまわる頻度も激減とあって
初めましての出会いは滅多にありません。今年唯一ではないかしら。
出かけた先での出会いは、再会はなかなか叶いませんね。
仰るように、ご訪問ブログで再会できるととても嬉しいです(^^)
それでしっかり覚えられるとなお良いのですが… (^^;ゞ
こんばんは
ベニバナボロギクは初めてでいらっしゃいますか。私は黄色の花の
ノボロギクはちょこちょこあるのですが。ヒロさんがお会いになった
白いのとは、ダンドボロギクでしょうか~
初めましての出会い。たまたまこのときこの場所を通らなかったら
無かったのですものね。そういうときは、自然からのプレゼントと感じます♪
そしてヒロさんにも見ていただけて幸いです(^^)
はるか遠い外国から、どういう経由でやってきたのでしょうね。
不思議ですが、地球のなかでみんな繋がっていると感じさせられますね。
こんばんは~
理不尽な植物の名前、結構ありますよね~
特に和名は、なのかしら??
ボロギクも、綿毛が湿ったり濡れたりすれば、そりゃみすぼらしくも
なりますが、それはどの綿毛も同じですものね。
なぜ、サワギクだけボロギクという別名で呼ばれたのやら…。
はい、ベニバナボロギク、初めましてでしたよ~
黄色の花のノボロギクとはちょこちょこあっていますが。
雪ん子さんはもしかするとお会いになっているかも、なのですね。
ねー 原産国アフリカだそうで。遠いですねぇ。
どういう経由できたのでしょ。
お船に乗って? 人や荷物ににくっついて? それとも長い年月かけて
遠く遠く何代もかけて旅してきたのでしょうか。ロマンです~
仰るように強さや逞しさ、運強さももっていそうです。
投稿: ポージィ | 2016/12/12 22:05
こんばんは。
ベニバナボロギクは少しずつ増えているような感じで、丹沢の麓あたりや弘法山などでも見かけました。
でも花の感じが紅いおちょぼ口みたいで可愛いですし、綿毛の様子も魅力があります。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2016/12/12 22:18
こんばんは
まぁ、そうですか。私よりはるかに広範囲で観察していらっしゃる
おーちゃんの感覚では、増えつつあるようなのですね。
今年私が初めて見たものは、そうした中のどこかから綿毛が飛んできた
ものかもしれませんね。
この赤い色は他にあまりなく印象が強いですね。
私も魅力的に感じました。綿毛も全然ボロには見えませんでしたよ。
投稿: ポージィ | 2016/12/12 22:34
ポージィさん 今晩は~
♪ボロを着てても心は錦~~ ♪ なーんて^^
この紅色、気に入りました。
会ったことはありませんが(気がつかないだけかもしれませんが・・)
きれいな紅色ですね!
綿毛になると天を仰ぎ、遠くへ飛ばそうとするのですね。
自然の摂理なのでしょうが、いじらしく思えてしまいます。
沢山のつぼみはたんぽぽのつぼみと似ているような・・
ボロギクとかハキダメギクとかネーミングがユニークですね。
投稿: グレン | 2016/12/13 00:23
おはようございます~
うふふ そんな歌もありましたね。
出会ったベニバナボロギクは花も綿毛もボロには見えませんでしたけれど、
露や雨で湿ったら、ふわふわの綿毛もボロのようになってしまうかもしれません。
良い色ですよね(^^)♪ ちょっと渋めの落ち着き感ある色。
なのにパッと目を引きました。
俯いて咲いていた花が、綿毛を遠くへ飛ばすために上向きに変わる。
蕾→開花→果実 と、それぞれの時代に向きを代える花たちみないじらしいですね。
♪ 飛んでいけ~ 飛んでいけ~ ♪
そうそう、蕾の姿はタンポポとも似ていますね。ハルノノゲシなどとも。
植物の名前の中には、それはちょっと可哀想じゃない?と思う名前、
それはいくらなんでもという名前もけっこう多く、苦笑してしまいます ( ̄▽ ̄;)
たまに受け入れがたいものも… (≧ヘ≦)
投稿: ポージィ | 2016/12/13 09:20
ポージィさんお晩です(。・ω・。)ノ
「食用になる」←この部分、真っ先に反応しました(笑)。
綿毛の写真なんか、タンポポに見えるんですけどね。
食べる部分は葉っぱと茎なのかしら。
しかし、何やらお気の毒なお名前ですよねφ(≖ω≖。)
命名者、もう少しセンスあるお名前付けてくれても良かったのに…。
投稿: コヨコヨ | 2016/12/14 22:17
おはようございます。
名前も可愛そうな花のようですが、下向きに咲くせいか、見た目もなんだかしおれた花のようで、地味なんですね。
でも、解説に書かれてる通り、よく見ると落ち着いた紅色が、何とも上品!!
綿毛が綺麗ですね。
柔らかくて、タンポポの綿毛とは違った感触かな??
綿毛になると、上を向くのも面白いですね。
風をいっぱい受けるためでしょうね。
投稿: ソングバード | 2016/12/15 07:53
おはようさんです~ (^^)/
このごろコヨコヨさん、「食用」に敏感でいらっしゃいますね。
遊びに来てくださるとき、お腹すいているのかな~?
実際に食べた方のレポートを読みましたが、なかなかいけそうでした。
春の若葉、若芽を摘み取って食べるようですが、あくもなく春菊みたいな
香りがするそうですよ。
サバイバル生活が必要になったときのために覚えておきたいのですけど、
花が咲いていないと見つけられそうにありませんです。
綿毛は似ているものがたくさんありますね~
お名前は、彼らがボロの意味を知ったらがっかりするでしょうよねぇ。
おはようございます
ちょっと気の毒な名前ですね。俯いて咲く様子にも萎れているみたいと
お感じになりましたか。咲くときに俯く花は、雨水が溜まるのを
嫌ってのことかしら?とも思いますが真相はなんでしょうね。
一見地味ですが、この花色は味のある良い色合いですよね。
ソングバードさんにも共感していただけて嬉しいです。
綿毛は繊細で、触ってはいませんがタンポポより柔らかそうです。
綿毛になると上を向くのは仰るように風に飛ばすためでしょうね。
タンポポも茎を伸ばして少しでも高いところから飛ばそうとしますね(^^)
投稿: ポージィ | 2016/12/15 09:18