軽井沢旅 - その4 - 軽井沢タリアセン
軽井沢の旅4回シリーズ、最終回 - その4 - は、今回の旅の最後に立ち寄った
中軽井沢の 「軽井沢タリアセン」 の様子をご覧ください。
「湖畔に広がる自然と文化とミュージアム」 がコンセプトの、〝「自然、美術館、文学」と
「遊ぶ」が融合した総合的リゾート施設〟とのことです。 HPは → コチラ
「タリアセン」は、直訳すれば、ウェールズ語で「輝ける額」という意味だそうですよ。
塩沢湖という人口の湖を中心に、自然や美術、歴史的建造物などを楽しみながら
散策できるようになっています。 ここも素適でしたよ~
施設の周囲は自然の植物が残され、ありのままの自然と人が手を加えた庭園が
馴染み融合しているイメージでしたよ。
元々は、水田が広がっていた土地で、冬に水を張ってスケートを楽しんでいたのが、
本格的なスケートリンクへと整備されたのが塩沢湖だったのだそうです。
そこから、「塩沢遊園」→「塩沢湖レイクランド」と名前を変え、
1996年「軽井沢タリアセン」と改称されました。より良く変化してきたのでしょうね。
この日は帰らなきゃいけませんから、歴史的建造物を利用して公開されている
ミュージアムには少々後ろ髪引かれつつも寄るのをやめ、施設内の散策で
軽井沢の春の空気の味わい収めをしてきました。
(写真クリックでもう少し大きめ写真もご覧いただけます
)
塩沢湖越しに睡鳩荘(きゅうすいそう)を望む
この光景を見られただけで 満たされてしまう感じでした
ここでも 桜が花盛りでしたよ 2~3種類あるようでした
そのうちの一つ オオヤマザクラ かしら?
桜のほか 白い花(コブシかな?) も目立っていました
この奥には ボート乗り場もあります
手漕ぎボートに乗りましたよー 漕ぎ手は夫
湖には 鯉やアヒル カルガモ もいて 餌やりもできました
ボートから見た 「睡鳩荘(すいきゅうそう)」 の横顔
「睡鳩荘」とは1931年(昭和6年)にW.M.ヴォーリズの設計により建てられた
実業家・朝吹常吉氏の別荘(旧朝吹山荘)でした。
後に常吉の長女で仏文学者であった朝吹登水子氏が 夏場を過ごす山荘として
引継ぎ使用していたものが、登水子の没後寄贈され、2008年(平成20年)に
この地に移築・復元されたそうです。
中にも入りましたが木がふんだんに使われた素適な建物で
優雅な避暑生活を想像してうっとりとしました。
ボート上から見た 休憩中のアヒルたち
湖を巡る道に咲いていた カキドオシ
湖脇の湧き水に咲いていたのは… ワサビ?
ぴったり寄り添って水を飲んでいた アヒルたち
湖を巡る小道から
( 5/3 撮影 )
満ち足りた気持ちで、そして、まだまだもっと軽井沢を味わいたい思いを胸に、
神奈川への帰途につきました。
以上で、約ひと月遅れの軽井沢旅の記録のシリーズ 1~4 を終わります。
正味1日半の旅を長く引っ張りまして、お付き合いいただきありがとうございました。
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コメント
ポージィさん
おはようございます
軽井沢の自然を大いに楽しまれましたね
軽井沢の別荘は、どれも素晴らしいですが
この「睡鳩荘」は、別格ですね
朝吹家の家系からすれば、当たり前かもしれませんが
こんな所で、一日でも良いから避暑で過ごしたいです
ポージィさんは、こんな良い環境で英気を養われたのでは?
羨ましい限りです
私もユッタリとした気持ちにさせていただき、ノンビリと楽しませていただきました
投稿: フクジイ | 2017/06/12 09:38
ポージィさん おはようございます。
「タリアセン」、素敵なところですね!
色々な施設もあるようで、ゆっくりと訪れてみたいです。
睡鳩荘は見学できるのでしょうか?
朝吹登水子さんの山荘なのですか~
サガンの翻訳で有名な方ですね。
良い旅行でリフレッシュされましたね。
私も軽井沢に行きたくなりました~
投稿: グレン | 2017/06/12 09:44
おはようございます!
1日半でたくさん たくさん楽しまれた様子が伝わってきました~
人工的な場所 自然が残された場所とが融合して心豊かな気持ちにさせてくれましたね。
旧軽から中軽まで お二人で行かれた場所のセレクトがよかったのでしょうね。
もっと時間をかけていつか再び訪れることができるといいですね。
投稿: pole pole | 2017/06/12 10:33
ん?アヒルたち何か言っている・・
こんにちは~
この時間はボートたちに席を譲って、陸でチョッと休もうよ~♪
いや~・御貴族様方、こうして夏の時期を癒されていたのですね~。
この雄大な自然、緑の中・静かに花開く桜。
湖面を望みながらの平地の木々たち・・。
ここの地域でこの膨大な面積、開墾・開発だけでも大変だったことでしょうな~。
そして現在、我々一般人にも開放されて・・・!
花達もノンビリと・・ですね♪
ヒロ・・でした。
投稿: ヒロ・・の日々(もんたの一年) | 2017/06/12 15:05
こんにちは
はい、満喫できました。自分たち好みの旅となって大満足。
「鳩睡荘」はさすがの別荘ですね。当時の日本実業家のトップクラスの
方のものですから、すごく立派な建物でした。元は旧軽井沢、
旧軽銀座をずーっと奥の方へ行った辺りに建っていたそうですよ。
私のような庶民は当時近寄ることもできなかったかもしれませんのに、
現代は中を見学して妄想に遊ぶことができるのですから、ありがたいことです。
先日の三笠ホテルしかりです。
あれからひと月余、新緑が美しい時季でしょうね。
夏の軽井沢が、天井のない病院と言われたのが実感できる旅でした。
フクジイさんにもゆったり気分になっていただけて良かったです。
こんにちは
レイクガーデンよりタリアセンの方が、幅広い年齢層に楽しんで
もらえるように作られていることもあって、小さなお子さん連れの
ご家族もたくさん訪れていました。
でも、我々のような大人も十分ゆったりと楽しめて、良い所でした。
睡鳩荘の中は見学できましたよ。そうそう、サガンの小説を翻訳されたのが
朝吹登水子さんでしたね。実は、悲しみよこんにちわ すら読んでいない私です。
私たちが寄らなかった他の建物内も、多分みな見学できるはずです。
どれも魅力がありそうです。
グレンさんの次のご旅行の候補案に、軽井沢も入れてみてくださいね。
pole poleさん、ありがとうございます ♪
ヒロ・・の日々(もんたの一年)さん、ありがとうございます ♪
こんにちは
はい、立ち寄った場所の数は少ないのですが、楽しみはたくさんでした♪
元々が自然豊かなところだからでしょうか、施設を作るにしても
とってつけたような感じではなくて、自然な感じで上手ですね。
仰るようにうまく「融合」していると感じました。
行った場所のほとんど、自分たちの好みに合っていたことも
満足感を強くしたと思います。
でも、ほんと、もっと時間をかけて訪れる機会をまた持てたら…と
願っています。
こんにちは
おや、アヒルの言葉が聞こえましたか。福耳でいらっしゃる(^^)
お金持ちの上流階級の皆さま方の当時の暮らしぶりを少し垣間見られました。
軽井沢の早春を味わっただけですが、夏の素晴らしさは十分想像できました。
美しい自然とカラリと乾いた涼しい夏。高温多湿で汗みどろの
平地の夏とは全然違ったでしょうね(^^;)
庶民のおばさん(=私)には、いろいろと妄想も膨らませて楽しみましたが、
私にはドレスも高原のテニスも似合いそうにありません(笑)
ゆったりとした時間が流れているように感じられる場所では、
そう、仰るように花たちものんびり穏やかに咲いているように感じられますね。
投稿: ポージィ | 2017/06/12 15:48
こんにちは
「タリアセン」ウェールズ語とは珍しいですね。
北欧のような響きも感じる単語ですが、「輝ける額」とはなかなか思いつかない言葉です。
本当に静かないいところですね。外国のようです。
ワサビの花も可愛いし、寄り添うアヒルの後ろ姿もユーモラスで可愛いですね。
睡鳩荘は大きくて立派です。
W.M.ヴォーリズといいますと、広岡浅子や村岡花子が活躍した頃の友人一柳満喜子さんのご主人でメンソレータムの創始者でしょうか。
随分たくさん設計したようですが、軽井沢に行ったら見てみたいです。
投稿: tona | 2017/06/12 16:46
こんばんは。
軽井沢にはしばらく訪れていません。
また塩沢湖というのは初めて知りました。
美術館や歴史的建造物まであって、良い所のようですね。
いつか訪れたいというか塩沢湖の近くで泊まりたいものです。
投稿: 横浜のおーちゃん | 2017/06/12 20:44
こんばんは
そうですね、ウェールズ語が使われている というのは聞いたことが
ないように思います。ウェールズ語がどんな感じかも知らないのですが、
英語とは結構違うのでしょうね。タリアセンの響きは意味も分からないのに
なんとなく心惹かれるものがありました。
実際には小さなお子さん連れのファミリーがたくさん訪れていましたが、
それでもふっと目を向けると誰もいない静かな空間もあって、
すてきなところでした。池の周りを巡る道沿いには自然のままの植物が
残されているというのもいいですし、あちこちから有名な方の住まれた
古い建物を移築してこの光景の中に置かれているのも
素適です。
寄り添って交互に水を飲んでいたアヒルはとっても可愛かったですよ。
動画で撮れたら可愛さをダイレクトにお伝え出来たのですが。
鳩睡荘はさすがの大きさと見事な建築ですね。
設計者のW.M.ヴォーリズ氏は、tonaさんが仰っているまさにその方です。
メンソレータムの創始者とは後で知りましたが、日本の方とご結婚されたのは
知りませんでした。帰化もされ、広岡浅子さんや村岡花子さん
とも繋がるのですね。
こんにちは
私は初軽井沢でしたので、以前とどう変わったか変わっていないかなどが
分からないのですが、今回ガイドブックを見ながら、行ってみたいと思った
自然と親しめそうな場所が本当にたくさんあって、素適な所だと思いました。
最後に寄った軽井沢タリアセンは、小さな子供連れのファミリーから
大人まで幅広く楽しめそうなところです。
塩沢湖のすぐ近くにはホテルなど宿泊施設があまりないかもしれません…
投稿: ポージィ | 2017/06/12 21:18
軽井沢も次第にニーズに合わせて変わってきましたね。
でも、中軽井沢、北軽井沢などはあまり変わっていませんでした。
自治体の都合もあるでしょうが、あまり俗化してほしくない気持ちもあります。
数年前に行った清里の変わりようには、驚きました。
時代流れとはいえ、少し情けない気持ちでした。
もちろん、軽井沢と、清里は歴史の違いもあります。
かたや古参、新米の違いでしょうか?
いい旅をしましたね。ずっといい思い出として残ると思います。
投稿: 夢閑人 | 2017/06/13 18:46
こんばんは
軽井沢へ行くのは、私は初めてだったので以前の姿があまり分からないのですが、
変化はしても良い変化であったり、変化せずにそのままの良さを残したり、
であってほしいですね。そうそう、全国どこに行ってもあるような
俗化はいただけませんし、それではいずれ淘汰されてしまう気もします。
清里へは20代から30代前半ころ何回か行ったのですが、清里にも変化の
波が来ているのですね。次に行ったらがっかりするかしら…
旧軽銀座がちょっと思っていたのと違った以外は、とても気持ちの良い
旅でした。はい、良い思い出として残ると思います(*^.^*)
投稿: ポージィ | 2017/06/13 20:40
こんにちは。
素敵な旅でしたね~

)馴染みの場所を懐古できました
ワタシも行きたかったなぁ
割と軽井沢には縁があって、子供の頃からちょくちょく行っていたので(別荘がある訳じゃないよ
タリアセンは、初めて知りました。
・・・単なる"塩沢湖"時代に行った気がしますが、とっても楽しそうなところに変貌しているんですね。
今度、ぜひ行ってみたいと思います。
どうもありがとう。
投稿: 設計おばさん | 2017/06/13 22:09
ポージィさん
軽井沢の記事楽しかったー。
高校時代に軽井沢一帯の別荘を回り住み心地や治安のアンケートをとるバイトをしたのを思い出します。
星野温泉の従業員宿舎に泊まりサービス業の舞台裏を経験したことも良い思い出です。
私もこの夏友人のヨーキー連れで一週間滞在予定です。ワンコOKのホテルも何とか予約できました。
普段はかぶらない帽子なんかも買い込んで旅行前もいろいろ楽しいです^^
ポージィさんがいらっしゃった所、参考になります。
楽しんできますね!
投稿: chie | 2017/06/14 07:34
おはようございます
軽井沢、お子さん時代からご縁おありなんですね。いいなー
ご存じの所もありましたか~(^^)
お、タリアセンの前身にも。小さなお子さん連れから年配の方まで
思い思いに楽しめるという印象でした。子供に追いかけられてる
アヒルさんはちょっと気の毒でしたけれど(^^;)
1でご紹介させていただいた軽井沢レイクランドは大人向け。おススメですよ~
初・軽井沢の私が興奮気味に書いた旅記事でしたが、
軽井沢をご存じの皆さんにも楽しんでいただけてホッとしています(笑)
また是非お出かけくださいね。私にも2度目がありますように。
おはようございます
わーい 楽しんでいただけて良かった~ ホッとしています。
chieさんにとって軽井沢は、そんな思い出がおありの所なのですね。
観光ではなく、アルバイトを通して、暮らしや地元の仕事の
内側を知ることができたとは、貴重なご経験をされましたね。素適だな。
もっとステキなのが、今年の夏のご予定~ わーい ヽ(´▽`)/
お友達とヨーキーちゃんと1週間のご滞在。期待も膨らみますね。
涼しく美味しい空気の中、心身ともに癒されてきてくださいね。
私までうきうきしちゃいます♪
投稿: ポージィ | 2017/06/14 08:43
こんばんは~。
ようやくおじゃまする余裕が出来ました。
まるで欧州を思わせるような睡鳩荘のたたずまい・・・ステキです~。
アヒルたちまで優雅に見えますよ
池の周りをのんびり散策してみたいな~。
そうそう、オヒョウの名前ありがとうございました、
よく見つけられましたね~、ご存じだったのですか?
投稿: 雪ん子 | 2017/06/14 21:11
こんばんは~
水辺に建つ睡鳩荘、素適ですよね。当時の日本を代表する実業家の方の
別荘だったそうで、元は軽井沢銀座の奥まったところにあったそうです。
緑の懐に抱かれて建っていたのですね。当時も移築後の現在も、
周囲によく馴染んで素晴らしい景観なのでしょう。
設計者はメンソレータムの創業者でもあるそうですよ。
タリアセンにもバラ園がありましたよ。軽井沢レイクランド同様、
バラの季節には早すぎたので見に行きませんでしたけれど。
今ごろはどちらも真っ盛りかも~
あの葉っぱ、オヒョウで合っていましたか。いえいえ知りませんでした。
葉っぱの特徴を適当に並べて検索して、ヒットしたなかから
葉っぱの形から木の名前を知る みたいなページをいくつか見てみたところ、
運よく これだ! というのに行き当たりました。ラッキー (^^)♪
投稿: ポージィ | 2017/06/14 22:12
おはようございます。
軽井沢シリーズ、じっくり拝見させていただいて、参考になりました。
今まで、軽井沢と云えば、ゴルフや駅前・旧軽銀座のイメージしかなかったのですが、こうして余裕を持って散策すると、本当の軽井沢が楽しめるんですね。
やっぱりのんびり時間をかけて見ないと、本当の良さが分からないことがよく分かりました。
今度行くときは、ちょっと寄り道をしながら楽しんでみたいと思います。
投稿: ソングバード | 2017/06/15 08:11
おはようございます
限られた場所の至らないレポートだと思いますが、じっくりご覧いただけて
嬉しいです。ありがとうございました。
初めて行ってみて、軽井沢には賑やかな町の部分もあるけれど、
豊かな自然もすぐ近くにあるということ。
公園などの施設もそれらの自然を大切にして作られているものが多いこと、
などを感じました。まだまだ行ってみたいところがたくさんあります。
ゴルフはそれ自体時間がかかりますが、少し時間のゆとりをもって
いらっしゃることができたら、自然の中への寄り道もぜひ♪
投稿: ポージィ | 2017/06/15 08:22