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2021/09/29

元気いっぱい! 「ボタンクサギ」

かれこれ10余年前、知り合いの方にいただいて庭に植えた「ボタンクサギ」は、

狭い庭の地下を冒険しつくし、フェンスのコンクリートの基礎を潜り抜け、

昨年からお隣空き地へと冒険の場を広げていきました。 新天地へと飛び出し、

まるで水を得た魚のように元気百倍? そこら中からニョキニョキと芽を出し、

そのうち何本かは今年初めての花も咲かせました。

今夏のお隣空き地は、"「クズ」の海" ならぬ "「ボタンクサギ」の海" の様相です。

(春は ツルニチニチソウ、夏は ボタンクサギ と オシロイバナ と ヤブマメ ^^;)

その、お隣空き地で咲いたものと、庭で咲いたもの、両方を撮ってみましたので、

お付き合いください。

 

 

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伸びた茎の先端から 蕾が見えてきたところ

(お隣空き地のものを 2階の窓からズーム撮影 雨で濡れています)

 

 

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もう少し育った蕾

 

 

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さらに蕾が育った様子  開花も間もなく!

 

 

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咲き始めてすぐのころ 真上から

放射状・半球型に咲きます (乱れることも多いですけれど)

 花筒が長ーい!

 

 

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横顔は半球型  咲き終わり近くの様子です

 

 

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強い日差しの下で 花の影が葉にくっきりと

一輪の直径は1㎝にも満たないのですが 集団では直径10㎝ほどに

一輪一輪 とても可愛いです

  

 

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 なんとなく ♡ の形 

 

 

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大きな葉は ニホンカナヘビ の休憩所になり

オンブバッタ の食料にもなりますよ (^^)

 

 

写真は6月末~7月中旬にかけて撮ったものです。これらの花が咲き終わり、

切り戻しておいたところ、9月始めには蕾が出そろい、現在次々に開花中です。

 

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2021/09/22

今年はアンニュイ 「タカサゴユリ」

以前「オニユリ」の記事で、わが家には「オニユリ」と「タカサゴユリ」の

2種のユリが咲きます、と書きました。

8月上旬、その「タカサゴユリ」が咲きました。

20年ほども前、どこからともなくやってきて咲くようになり、

以来、株が更新されながら咲き続けている野生のユリです。

 

花被の外側に暗赤色の筋が入らないわが家のものは、葉は「タカサゴユリ」の

特徴を持ち、花は「テッポウユリ」そっくりという、

「タカサゴユリ」「テッポウユリ」の交配種=「シンテッポウユリ」かも

しれません。 正確なところはDNA鑑定でもしないと分かりませんけれど。

 

8月はじめに撮って、また改めて撮ろうと思っていたところ、台風変わっての

温帯低気圧の強風や、長雨に傷めつけられながら咲き終わってしまいました。

撮れていた写真はどこか哀愁を帯びて物憂げ・アンニュイな雰囲気。

そんな雰囲気の「タカサゴユリ」(or シンテッポウユリ)もまた良いかもです。

写真を並べますので、よろしければご覧くださいませ。

 

 

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お隣空き地に育った株 ( 7/28 )

20年近く種を蒔き続けて ついにやっと育った1株

今年は3つの蕾が こう 咲きました

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2階から見下ろした様子 わが家側からは花顔が見えなーい

 美しい横顔 

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淡いグリーンを帯びた咲き始めから

やがて真っ白になっていきます

 

 

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8/5 の蕾

2日後の 8/7 にこうなりました 

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庭のいちばんの大株 今年は蕾が6つ

日照不足の庭に咲く子たちは

少し虚弱な感じで 時折り花の奇形も見られます

 

( トップの蕾:7/28 撮影  その他:8/5、8/7 撮影 )

 

 

8/31 の時点で、もうひとつ蕾が上がってきている小さな株があって、

9月に入ってからさくでしょう‥と思っていたら、昨日 9/21 開花しました。

咲く時季は生長の具合によって結構ばらつきがあって、12月になってから

咲いている子を見かけることもありますョ。

 

✨ 今回はコメント欄を閉じさせていただいています。

 

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2021/09/15

野の花点描・夏 

台風14号が不気味ですね。 少し前、急速に発達し猛烈な台風になった時は

どんな被害をもたらすことになるのかとゾッとしました。その後だいぶ弱まって

きたとはいえ、前線もあるためとても心配な状況ですね。

すでに降っている地域も、これから降る地域も、被害がありませんように。

  

さて、今回の記事も引き続き 夏の花 (^^;)

来週には秋分の日がくるというのに、夏の花を続けていて恐縮ですけれど、

まだ咲き続けているのもありますし、ご容赦くださいませ~

 

 

さすがに見かけなくなったかな?という こちらの花から

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「コヒルガオ」

わずかながら 花柄にヒレがあったので コヒルガオと思います

畑などでは厄介者かもしれませんが この花好きです

 

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わが家のお隣空き地でも咲きますが

今年は他の植物に押されて減りました

 

 

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「ツユクサ」

まだ咲いていることもありますね

例年の9月だとまだまだ元気なのですが

こちらも大好きです この  の美しさに魅了されています

 

 

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「ヤブミョウガ」

わが家に咲いたものです 咲き始めて間がないころの ↑ 6/30 撮影

ツユクサ科 というのが納得の花姿

上の ツユクサ と似てますよね

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こちらが ↑ 9/8 撮影

花 と 白 → 淡いグリーン → 茶 → 濃い青紫色 と

成熟するにつれ色変化していく実が 同時に見られます

 

 

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「オシロイバナ」

お隣空き地の野生のもの ここのはずっとこの1色

ほかの植物にだいぶ押されて? 株が減りましたがまだ健在です

例年だと 霜が降りるころまで咲き続けています

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「ヨウシュヤマゴボウ」

北米原産の大型の帰化植物ですが

この植物のもつ雰囲気が 初めて見たときからなぜか好きです

生け花やアレンジメントの花材として 市場で売られることも

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今年はお隣空き地に生えてきて 現在2m近くに育っています

生えてきたと知ったときは ワクワクしました(笑)

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毒がありますし 実の色が服などに着くと厄介なので

特にお子さんが触れないよう 要注意ですね

こちらも まだしばらく楽しめそうです 9/8 撮影

 

 

以上、5種の野の花、皆さまの身近でも馴染み深いものもあることと思います。

お隣空き地では「フヨウ」も咲いていますが、それはまた別の機会に見ていただこうと

思います。 今日もお付き合いいただきありがとうございました (*´▽`*)

 

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2021/09/08

タイタンビカス って?

昨日は曇りがちながら青空が見られました。 いや~久し振り~~ ヽ(^。^)/

低温と雨続きで気分も でしたが、少し上向いたかも。

真夏に元気いっぱい咲く花を見たらもう少し上がるかなー、というわけで(?)、

7月半ばの「花菜ガーデン」で出会った花の続きです。

 

汗を拭きふき、マスクの下でふぅふぅいいながら歩いていくと、

真夏のカンカン照りの下でも、気持ちよさそうに大きな花を咲かせている

植物を発見! 『あっ、アメリカフヨウだ~』と思ったら違いました。

「タイタンビカス」とあります。

『タイタンビカス??』 私、初対面でした。帰宅後ググってみましたところ、

 

✨ 「アメリカフヨウ」×「モミジアオイ」の交配・選抜により誕生した

✨ アオイ科・フヨウ属の宿根草。 草丈は2mに生長し、6月末~9月末までの

✨ 1シーズン1株あたり 200輪以上の花(一日花)が、毎日代わる代わる

✨ 咲き続ける。

 

とありました。 へぇー そうだったんですね。

ご近所畑で毎年咲いていた「モミジアオイ」が好きで楽しみにしていましたが、

数年前に畑が駐車場に変わって見ることがなくなっていました。

その「モミジアオイ」も混じっているとのことでにわかに親近感 (´σー`)

もっとじっくり見てくればよかったな‥と、後から思いました。

改めて写真を見れば、葉の切れ込みが「モミジアオイ」由来かしら?

来年にでも、また機会あれば両方の面影探してじっくり見せていただきましょう。

 

私にとっては初対面だった「タイタンビカス」、引いたり寄ったりして撮ってきた

写真を、よろしければご覧くださいませ。

 

 

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たしかに背が高くて大型  チビの私の背丈は優に超えてました

 

 

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花色は 上の薄めピンク・こちらの濃い目ピンク・赤・白 と

咲いていました  ピンク2種は中心が濃くグラデーション

 

 

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白花の横顔を アップで

 

 

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赤花を アップで

オシベ と メシベ が合着している特徴あるシベ

 先端が メシベ で 5裂しています(シルエットも見てね)

 

 

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後ろ姿を見上げて  花びらも葉も光が透けています

こんなに薄いのに 真夏のギラギラ太陽をものともしない咲き姿

 

 

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咲いている花より さらに高みにも蕾がたくさん!

 

 

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見事な咲きっぷりでした

( すべて 7/17 撮影 )

  

ちなみに、花の直径は15~25㎝ という大輪です。

この大輪で「ハイビスカス」に似た花姿から、「巨神タイタン」にちなんで

「タイタンビカス」と名付けられたのだそうですョ。

 (タイタン:ギリシャ神話でオリュンポス以前の巨神族の神)

 

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2021/09/01

盛夏 水辺も暑そう

9月初日の今日、南関東の当地は、少し涼しい朝を迎えました。

今にも降りそうで降らない重苦しい曇天。 今日中には降り始めそうです。

天気図には前線が横たわっていて、秋の長雨が始まるのでしょうか。

ついこの前8月の長雨が やっと! 止んだばかりなのに??

8月のような大雨と災害になりませんように‥

 

カレンダーの上でも秋の始まりですが、8月に公園の一つにも散歩にも出かけ

なかったこともあって、ポージィの花etc.記 はまだ真夏の記事が続きます。

 

7月半ばの16日、カンカン照りのもと歩いた植物園(花菜ガーデン)では

水辺の花たちも元気に咲いていました。あまり涼やかには見えなかったけれど。

 

 

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淡いオレンジ色の 「温帯スイレン」

水鏡にもうっすらと (´艸`)

 

 

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コロナ禍でお手入れが追い付かなかったのか 草ぼうぼうの蓮田では

水面もずいぶん低くなっていましたが

「ハス」がまだ少しばかり咲き残っていました♪

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多くは ハチス になっていましたが 蕾も少々

 

 

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何か飛んできて葉っぱにとまった! と思ったら 「スズメ」

おやおや くちばし開けちゃっています

何しろ炎天下 暑い日でしたし

こちらは汗だくでしたが 鳥は汗をかけませんから!

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お昼間近の暑い時間に1羽きり しんどそうにしながら

それでも 餌探しをしなくてはいけない事情があったのでしょうか

 

 

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こんな感じの日でしたよ

それでも 8月に入ってからの暑さよりは まだマシだったような

 

 

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