「ドクダミ」好き
5~7月頃に白い花を咲かせる「ドクダミ」は、皆さんよくご存じの野草だと
思いますが、地下茎でどんどん増える繁殖力を持ち、傷つけると独特の強い
においを発することから "嫌い!" という方も少なくないでしょうね。
私はいつの間にか、すっかり "好き" になっていました。 花も葉も。
私の場合は薬効利用はしていなくて、見て楽しむばかりですけれど。
今年は、庭の向こう側(暗渠部分)の細い空き地に、たくさん生え花が咲き、
窓からフェンス越しに『可愛いなぁ』と眺めていましたょ。
(昨年この場所の整理をさぼったせいで一気に殖えたと思われます ^^;)
玄関先では、鉢植えの「ヤエドクダミ」が、昨年よりたくさん花を咲かせました。
ということで、もう咲き終わってしまっていますが、
わが家の「ヤエドクダミ」と、他所の「ドクダミ」の花をご覧ください。
【 ヤエドクダミ 】
フラワー・アレンジメントの先生からいただいたもの
鉢植えにしていますが 繁殖力が強いのですぐ根詰まりしがち
苞が開き始めました 開花の始まりはじまり
( 5/23 撮影 )
うちのヤエさんは 苞が葉っぱに戻りたそうなのも例年どおり (´艸`)
「ドクダミ」の花は オシベ と メシベ から成り立っていますが
各花の基部には小さな線形の苞 (小苞) があるのだそうです(ポージィ未確認)
八重咲きでは この小苞がいちばん下の苞と同様に白く大型化
したがって 八重咲きは 何段も重なった苞の間に
オシベとメシベだけの花が 挟まるように少しずつ咲いているように見える
…という構造のようですが… ん~ よく分かりません
すっかり咲き切った姿 ( 6/9 撮影 )
天辺だけは 小苞が大きくなっていないのかな?
線形の小苞‥ 老眼鏡+虫眼鏡 で見てみたけれど 全く見えない~
【 ドクダミ 】
( 以下全て 5/29 撮影 )
苞が開き 花は穂状花序の下から上へと 咲いていきます
「ドクダミ」の苞は通常4枚ですが まれに5~7枚のことも
これ ↑ は5枚ありました
蕾の時は 苞が花序全体を包んでいます(右側の緑色の水滴の形のもの)
可愛いです~~ ♡
群生も綺麗~~ ♡
近年の記事では、植物の情報を書くのは止めてしまっているのですが、
今回「ドクダミ」については久し振りにざっとおさらいしておこうと思います。
「ドクダミ」:ドクダミ科・ドクダミ属 多年草
「ドクダミ」の和名は、毒を抑えることを意味する「毒を矯める」から
「毒矯め(どくだめ)」、これが転訛して「毒矯み(どくだみ)」と
呼ばれるようになったとするのが通説。
花期の地上部分を陰干しして乾燥させたものを、生薬「十薬(じゅうやく)」
として内服、生の葉を揉む・すり潰す、煮詰めるなどして外用薬として、
また、生の葉や乾燥葉を入浴剤としても利用するなど、民間薬として
用途が広いことから生薬を「十薬」と呼ぶようになった。
~ 以上 Wikipedia より抜粋してまとめ ~
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今回都合によりコメント欄を閉じさせていただいております <(_ _)>
またの機会によろしくお願いいたします。
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