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2022/07/06

「ドクダミ」好き

5~7月頃に白い花を咲かせる「ドクダミ」は、皆さんよくご存じの野草だと

思いますが、地下茎でどんどん増える繁殖力を持ち、傷つけると独特の強い

においを発することから "嫌い!" という方も少なくないでしょうね。

私はいつの間にか、すっかり "好き" になっていました。 花も葉も。

私の場合は薬効利用はしていなくて、見て楽しむばかりですけれど。

 

今年は、庭の向こう側(暗渠部分)の細い空き地に、たくさん生え花が咲き、

窓からフェンス越しに『可愛いなぁ』と眺めていましたょ。

(昨年この場所の整理をさぼったせいで一気に殖えたと思われます ^^;)

玄関先では、鉢植えの「ヤエドクダミ」が、昨年よりたくさん花を咲かせました。

  

ということで、もう咲き終わってしまっていますが、

わが家の「ヤエドクダミ」と、他所の「ドクダミ」の花をご覧ください。

 

 

【 ヤエドクダミ 】

フラワー・アレンジメントの先生からいただいたもの

鉢植えにしていますが 繁殖力が強いのですぐ根詰まりしがち

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苞が開き始めました 開花の始まりはじまり

( 5/23 撮影 )

うちのヤエさんは 苞が葉っぱに戻りたそうなのも例年どおり (´艸`)

220523yaedokudami3

「ドクダミ」の花は オシベ と メシベ から成り立っていますが

各花の基部には小さな線形の苞 (小苞) があるのだそうです(ポージィ未確認)

八重咲きでは この小苞がいちばん下の苞と同様に白く大型化

したがって 八重咲きは 何段も重なった苞の間に

オシベとメシベだけの花が 挟まるように少しずつ咲いているように見える

…という構造のようですが… ん~ よく分かりません

  

220609yaedokudami1

すっかり咲き切った姿  ( 6/9 撮影 )

天辺だけは 小苞が大きくなっていないのかな?

線形の小苞‥ 老眼鏡+虫眼鏡 で見てみたけれど 全く見えない~

 

 

 

【 ドクダミ 】

( 以下全て 5/29 撮影 )

220529_5

苞が開き 花は穂状花序の下から上へと 咲いていきます

「ドクダミ」の苞は通常4枚ですが まれに5~7枚のことも

これ  は5枚ありました

蕾の時は 苞が花序全体を包んでいます(右側の緑色の水滴の形のもの)

 

220529_6

可愛いです~~ ♡

220529_3

群生も綺麗~~ ♡

 

 

近年の記事では、植物の情報を書くのは止めてしまっているのですが、

今回「ドクダミ」については久し振りにざっとおさらいしておこうと思います。

 

「ドクダミ」:ドクダミ科・ドクダミ属  多年草

       「ドクダミ」の和名は、毒を抑えることを意味する「毒を矯める」から

       「毒矯め(どくだめ)」、これが転訛して「毒矯み(どくだみ)」と

        呼ばれるようになったとするのが通説。

        花期の地上部分を陰干しして乾燥させたものを、生薬「十薬(じゅうやく)」

        として内服、生の葉を揉む・すり潰す、煮詰めるなどして外用薬として、

        また、生の葉や乾燥葉を入浴剤としても利用するなど、民間薬として

        用途が広いことから生薬を「十薬」と呼ぶようになった。

                     ~ 以上 Wikipedia より抜粋してまとめ ~

 

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   今回都合によりコメント欄を閉じさせていただいております <(_ _)>

   またの機会によろしくお願いいたします。

 

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