今年の夏椿 2022年
今回は、わが家の「ナツツバキ」のお話。
ここ4年ほど、年々枯れ枝が増しつつあるわが家の「夏椿(ナツツバキ)」は、
この春、また太い1本と細い何本かが芽吹かず、枯れが判明。
植えた当初4本の株立ちだったのに、残り1本になってしまいました(;_;)
原因は不明のままです。 今年は残っている1本が花を咲かせてくれましたが、
1本では花数も少なく6月中にほぼ咲き終わり、先週、他よりうんと遅れて
最後の1輪が咲き終了となりました。
かって7月半ばまでたっぷり咲き続けたのと比べると、寂しいかぎりです。
今年のいちばん花の開花は、本降りの雨となった6月6日、梅雨入り発表の日
でしたよ。何もそんな日にタイミングを合わせなくても~と思いましたけど、
「ナツツバキ」なりの都合があったのでしょうね。
昨年は他の白花の花木たちと一緒のアップでしたが、今年は蕾から始まって
花の表情をいくつかまとめての「ナツツバキ」単独記事にしましたので、
見てやってください。 ( 6/10~6/20 撮影 )
開花間近の ぷっくり・ころりんと 可愛い蕾
蕾が付く様子を上から見おろすと こんな感じです
明日には咲くよ という蕾
触ったら ふかふかしていそう
「ナツツバキ」の花期は 毎年 "梅雨" と重なります
葉っぱの形が違う と 思われたでしょうか (´艸`)
「ヤツデ」の葉の上に 散り落ちた花です
「ナツツバキ」は一日花
朝咲いて たいていその日の夕方に 散ってしまいます
その短さは「ツバキ」と大きく違うところですが
散り方は「ツバキ」と同じで 花まるごとです
「ナツツバキ」: ツバキ科・ナツツバキ属
「ツバキ」:ツバキ科・ツバキ属
花開いて間がない まだシベも初々しい花
なんて美しいんでしょ ♡
毎年 花を見るたび惚れ直し 愛おしく感じます
明るい方に向かって見上げた姿は 儚げで
この何年か「ナツツバキ」に感じている 寂しさと重なるよう
手前の花の後ろに見える 緑色のころんとしたものは
花が落ちて子房と花柱(メシベ)だけになった若い果実
右奥に見える 黒っぽい焦げ茶色は
完熟後そのまま残っている 昨年の果実
実は 落ちた果実から実生で自然に生え育った幼木が
狭い庭の真ん中に1本
あれま どうしましょ と 考えあぐねているうちに
1mほどの高さになってしまいました
もう枯れ込んでいくのが止まってくれるといいのですけれど。
ご覧いただきありがとうございます。
| 固定リンク | 21
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ポージィさん
こんにちは
毎年綺麗な初々しいナツツバキを魅せていただき、嬉しいです
と言うのも、当地でも観察することが出来たのですが
旬の時期には行くことができず、終わりの頃にやっと出会えました
ところが、高い木なので、間近で見ることができず
しかも、既に花弁の先が茶化しており、見るに堪えない状態でした
この花は、真っ白で綺麗ですね
投稿: フクジイ | 2022/07/13 12:41
こんにちは。
戻り梅雨のような昨日からの雨で、こんな日にふさわしいナツツバキですね。
蕾がこんなに丸かったのですね。
蕊の多いこと、花びらが絞りのようでなんて美しいのでしょう。
今年の若い果実と昨年の両方を見ることが出来ました。
来年、よく観察することにします。実生で生えた幼木は1mですか。育って欲しいような、頑張れと言いたいような。
投稿: tona | 2022/07/13 13:22
☆ フクジイさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
今年も変わり映えのしない同じような写真をご覧いただきありがとうございます。
そうだったのですね、お近くのナツツバキとは、好いタイミングでお会いに
なれなかったこと、残念でした。
好いタイミングを逃さず見られるのは目の前にある特権なのでしょうね。
そうであっても、ナツツバキは朝早くの開花から少し時間が経つと
もうオシベの葯が茶色っぽくなってきてしまうんです。
目の前にありながらチャンスを逸した日も多々でしたょ(^^;)
投稿: ポージィ | 2022/07/13 13:31
☆ tonaさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
戻り梅雨のような天気がしばらく続きそうですね。
ほんと、ナツツバキが咲く時季の空模様に戻ったようです。
tonaさんはお散歩中にも「ナツツバキ」をご覧になられてましたね。
わが家のものより花の期間が少し早かったと記憶しています。
ナツツバキならではの花の美しさを的確に表していただいて嬉しいです(^^)
実生で育ちつつある幼木は、狭い庭のど真ん中というのもありますし、
その地面の下は、かって自家浄化槽があった場所と思うのです。
下水道に繋いだ際に埋め戻してしまいましたが中身は瓦礫。
そんな場所でこの先育っていくものかどうか。
なんにしても複雑気分で眺めています。愛しいは愛しいのですけれど。
投稿: ポージィ | 2022/07/13 13:38
こんにちは。
涼やかなナツツバキですね。一日で花を落としてしまうのは知りませんでした。
株立ちだったんですか。徐々に枯れが進むのは辛くて寂しいですね。
残った一本、どうかこれ以上枯れがすすみませんように。
思いがけずに芽生えた若木。どうされます?移植は難しいのでしょうか。
投稿: 四季 | 2022/07/13 17:09
あらら。「枯れ」が「彼」に(;'∀')
すみません、訂正しておいてください(*ノωノ)
投稿: 四季 | 2022/07/13 17:10
☆ 四季さん、ありがとうございます ♪
こんにちは
彼→枯れ の訂正、承りました~
白花ですし軽やかな質感なので、仰るようにナツツバキは涼やかですね。
空が雲に覆われた日々が続く梅雨時に咲く様子には、気持ちが救われます。
そうなんです、一日花。落花したばかりは地面で咲く花も綺麗です。
すぐ黒ずんでとろけてしまいますけれど(^^;)
4本の株立ちが1本だけになってしまうなんて、思ってもみませんでしたよ。
残ってくれるといいのですけれど。
実生の子は、どうしたもんでしょ。
謙遜でも何でもなく本当に狭小庭なので、移植する場所が無いのです。
かといって鉢植えも相当大きい鉢が必要で、これまた困ってしまうし…
考えあぐねてこのまま自然に任せてしまいそう。
投稿: ポージィ | 2022/07/13 17:40
こんばんは。
一枚目のお写真に、思わず「あらっ、かわいい~」と
声を出してしまいました。
ナツツバキは私も好きな花でして、鎌倉での花散歩でも
咲きはじめの姿を見つけてはカメラに収めました。
でもやはり、お庭にあると蕾の状態から開花までの変化を
じっくり見る事が出来て羨ましいです。
散り落ちた花をヤツデの葉が見事にキャッチしたお写真など
とっても微笑ましいです^^
落ちた果実からの若木、逞しいですね。
なんとか小さめに仕立てて植木鉢で育てるわけにはいかないのでしょうか。
実は私が芽吹かせた椿もこの先小さめに育てられたら・・と
まだほんの10㎝ほどの苗木で育つかどうかもわかりませんが
楽しい悩みをかかえています(笑)
投稿: えぷろん | 2022/07/13 21:07
☆ えぷろんさん、ありがとうございます ♪
こんばんは
ナツツバキの ころん とした蕾、可愛いんですよね~(^^)
えぷろんさんにも同じように感じていただけて嬉しいです。
ナツツバキ自体もお好きなんですね。鎌倉のお散歩のときにも
ナツツバキにカメラを向けられているえぷろんさんの優しく微笑んで
いらっしゃるお顔が目に浮かぶようです。
私は、今のところ、自宅のもの以外、身近でナツツバキとの出会いが無いんです。
気づいていないか、見かけても忘れてしまったのかもですが。
ヒメシャラは結構あるんですけれどね。
だからこそ生き延びて欲しいのですが、どうなりますか。
たくさん落ちた中から芽生えた1本の実生の若木、逞しいですね。
鉢植えにするなら限界の大きさでしょうか。それでももう相当大きな
鉢でないといけないので、自力では無理になってしまったかもしれません。
もっと小さかったころにサッと思い立って鉢植えにすればよかったと、
ちょっと後悔しています。このままこの場所で見守ることになるかしら‥
えぷろんさんがお育てになっている実生の椿は、鉢で小ぢんまりと
でも美しい花を咲かせるように育ってくれますように(^.^)
投稿: ポージィ | 2022/07/13 22:19
こんばんは!
へぇ~夏に咲く椿があったんですねぇ・・・。
全く知りませんでした。
さっそくウィキペディアで調べてみたら、ヒメシャラの親戚だとか。
ヒメシャラは見たことがあります。
花までは憶えてないけれど・・・。
こんな可憐な花が咲くんですね。
これだったら、庭に植えたくなりますね。
投稿: FUJIKAZE | 2022/07/13 23:10
この花も清楚な感じで綺麗ですね 好きな花ですが一日しか持たないですからねー 近くで見ますが 枯れたって事は無いですよ 何が原因だったんですかね 寂しいですね。
投稿: ハッピーのパパ | 2022/07/14 08:36
この経過・大好きで~す♪
おはようございます。
とうとう今年は一度も拝見しておりません!
やっぱりいいですね~。
最初!このアングル、何ともいえませ~ん。
二枚目:さあみんな、そろそろ開きましょうね~。
三枚目:それでは、お先にね~。
四枚目:は~いここ、私は二番目に開いたよ~♪
そして五枚目:そうです、散ってもなお・癒やして上げるんだから~。
・・最後。
こうして2年越しで和んで頂いて・・。
「祇園精舎の鐘の声・・ 沙羅双樹の花の色・・」
そうですか、1メートルにも・・。
ねえねえ・育ててよ~・ポージィさ~ん。
良かったね、ヒロ宅でなくて(笑い)。
ヒロ・・でした~
投稿: ヒロ・・もんたの一年 | 2022/07/14 08:38
☆ FUJIKAZEさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
お会いになったことありませんでしたか。
確かに、うちの近辺でも滅多にお目にかからないのですよ。
ヒメシャラの方は、時々シンボルツリーにされているお宅など
見かけるんですけれど。
ナツツバキもヒメシャラも、ツバキ科・ナツツバキ属ですから親戚ですね~
ヒメシャラの方が葉も花も小さいので「姫」なんですね。
文字通りの狭い庭に何を植えるかさんざん考えて選んだナツツバキでした。
枯れないで欲しいです~~~
投稿: ポージィ | 2022/07/14 10:16
☆ ハッピーのパパさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
ハッピーのパパさんもお好きですか。
素適な花なのに一日花なのはちょっと惜しいですね。
でも木全体では花期は(かっては)1ヶ月以上に渡りました。
お近くのナツツバキはずーっと元気なのですね。
うちのはもしかするとテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)に
やられたのかもしれません。幹に穴は見かけませんでしたが、
成虫がいるのを見かけたのが2夏くらい続いたので。
枯れが止まって欲しいです。
投稿: ポージィ | 2022/07/14 10:20
☆ ヒロ・・もんたの一年さん、ありがとうございます ♪
こんにちは
ころんとした蕾から開花したて、落花まで、愛でていただき
ありがとうございます。
花の季節のみならず、どの季節も心を豊かにしてくれるナツツバキですから、
どうか枯れ止まってこれからも生き続けてくれますようにと祈っています。
日本では、インド祇園精舎の沙羅双樹の代わりとして(?)ナツツバキを
沙羅の樹と呼ぶこともありますが、本物の沙羅の樹は未見です(写真ではあり)。
だいぶイメージが違う様にも感じます‥
仏教の三大聖樹の一つの沙羅双樹は日本では温室内でないと育てられませんね。
若木は今のところすくすく育っていますが、地中の環境が瓦礫ですので
こちらも行く末は安泰ではなさそうな気がします。
投稿: ポージィ | 2022/07/14 10:38
おはようございます。
お庭のナツツバキ、年々数が減っていくの寂しいですね。
ツバキ系の木は、日の当たることが少ない所でも育つ強い種だと思っていたのですが・・・・
原因が分かれば対処できそうなのに残念ですね。
梅雨の鬱陶しい時期に咲く白い花、どこか落ち着いた大人の花って感じがします。
一斉に咲きだすと、お庭も華やかになりそう!!
投稿: ソングバード | 2022/07/17 06:11
☆ ソングバードさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
そうなんです…この3年ほどじわりじわりと枯れが広がっていまして。
それまでは順調に元気に育ってきていましたから、病気などではなく、
カミキリムシの幼虫など木の中を食べる虫にやられたかな?と疑っています。
ただ、幹に穴など見当たらず薬剤を入れることもできずにいます。
ナツツバキの花は、蕾はほぼ同じスピードで育つのに、咲くのは
同時ではないのが面白いです。木が白くなるような咲き方はしませんが、
長い時期咲き続けて楽しませてもらえます。
>どこか落ち着いた大人の花って感じ…
同感です。個人的にかっては貴婦人と呼んでいました~(^∇^)
投稿: ポージィ | 2022/07/17 13:49
おはようございます♪
朝からガッツリ?と雨が降る妙高ですが・・・そちらは?
当初は家の庭でもシンボルツリーになる予定だった夏椿
ポージィさん家のはもう何年も楽しませてくれていたのに
枯れが始まってしまいましたか・・・。
庭木はカミキリムシとの戦い?でもありますよね。
家は先日、2代目つるバラロイヤルサンセットに被害を見つけました。
まだ間に合ったとは思いますが、油断は出来ません。
ポージィさん家の夏椿はチャンと二世を残しているのですね。
親木も助かって欲しいですが、ちびツバキも大事になさって下さい。
投稿: ロココ | 2022/07/19 10:01
☆ ロココさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
妙高地方は朝からガッツリ雨ですか。こちらは今のところ小雨程度ですが、
一日降ったり止んだりの予報です。
この梅雨空のような空模様、いつから始まったんだったか、
またもや日照不足の日々です。あ、それでも日・月は半日ずつ日差しが。
久々の晴れ間が嬉しかったですけど蒸し暑いこと蒸し暑いこと‥
3~4年前から始まったわが家のナツツバキの枯れ込み。
原因はやっぱりカミキリムシの可能性高そうですね。
穴とかは見当たらないのですが、きっと中で食べ進んで…(;_;)
え~ロココさんのお宅でも2代目・蔓ロイヤルサンセットに!!??
早い発見で間に合ってくれていますように。
そう、ナツツバキは2世が育っていますが、文字通りの狭い庭で、
この先育ったら枝が外壁擦ります。さらに根を張る地中は
自家浄化槽を埋め戻した瓦礫という悪環境。どうなりますやらです。
投稿: ポージィ | 2022/07/19 10:19
「ナツツバキ」は西日を嫌い湿潤な環境を好むことから庭の東側や北側、あるいは中庭に植えられることが多く
日当たりの良い場所や乾燥場所は避けるのが普通です。
勿論、日なた・半日陰の環境でも育ちますが、半日陰のほうが木が傷みにくい傾向にあって幹に直射日光を当て
ない環境が最適と言われています。
害虫であれば「チャドクガ(日本で代表的な毒蛾)」であると考えられます。幹や葉に黒っぽい毛虫が数匹以上
うごめいていますから直ぐに見つかると思います。お役に立てたでしょうか・・・
投稿: 虹の囁き | 2022/08/11 14:51
☆ 虹の囁きさん、ありがとうございます ♪
こんにちは
色々お考えいただきありがとうございます。
もう植えてから20年近く経つナツツバキで、3年ほど前までは元気だったものです。
場所の問題はなくチャドクガでもないのですよ。
自分としては見えない場所でのカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)に
よるものではないかと思っていますがなすすべ無しです~
仕方ないかなとも思っています。
(申し訳ありませんが、夏休み中であまりPCも開きませんので、
コメント欄はこれにて閉じさせていただきますね <(_ _)> )
投稿: ポージィ | 2022/08/11 17:01