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2022/11/30

会いたくて‥会えた花 コスモス編

昨日午後からの時に激しい雨風は朝には止み、庭のハナモモがすっかり裸ん坊に

なっていました。家周辺のエノキやケヤキの葉も大量に舞い落ち、道路や駐車場は

ぐっしょり濡れた黄色い落ち葉で覆われています。黄色の落ち葉は、景色が少し

明るんで見えるものですね。この濡れて重い落ち葉たち、片付けは乾いてからに

しましょかね。

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さて、皆さまにもきっと、毎年の季節ごとに "会いたい花" というのがおありだと

思います。例えば、春なら "桜" は、たくさんの方が会いたいと待っていらっ

しゃる花、といった具合に。 秋はいかがでしょう?

私が秋に特に会いたい花というと、「彼岸花」「金木犀」「秋桜(コスモス)」

「秋明菊(シュウメイギク)」が上位かしら。他には「アメジスト・セージ」

「十月桜」に「タデ科の花たち」に‥‥挙げ始めると止まらなくなりそう(笑)

今年の秋は、上記の内「彼岸花」には、とうとうちゃんとした出会い無しに過ぎて

しまい、「秋桜」「秋明菊」も半ば諦めかけていましたが、この2つとは10月の

後半に会うことができ、とても嬉しかったです (*´∀`*)

 

今記事では、この秋出会いのあった「秋桜(コスモス)」たちを並べました。

さすがにもう咲き終わりましたね。懐かしくご覧いただければ幸いです ( ´艸`)

 

 

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「コスモス」

ポピュラーな品種の "センセーション"

この ↑ ピンクの他に 濃いピンク や 白 が咲く お馴染みさん

 

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こちらは 中央部に少し濃い目ピンクが

グラデーションで入っています

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チャバネセセリちゃん(?) 吸蜜中でした ♪

 

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濃いピンクに白の絞りのこちらは " ピコティ " ??

 

 

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「キバナコスモス」

キバナコスモス も色々な品種があるようですが‥ これは何でしょ

右上の放射状のトゲトゲは 果実です

 

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訪花のお客さんはどなたでしょ

ハラナガツチバチ の お仲間かな?

 

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「チョコレートコスモス」 大好きです~♡  品種は?

チョコレートみたいな色に 香りもチョコレート似 なんですよ

 

 

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広い場所に群れ咲き 風に揺れる様は素敵ですよね

来年はそんな光景も見られたらといいな と願っています

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【 おまけ 】

初夏に蕾を見たきり 花は諦めていましたが

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思いがけなく会えてしまいました  ラッキー ♪

「キキョウ」

ラストに開花した株なのかも

ちょっとくたびれていたけど いいのいいの (^^)

 

 

今回もご覧いただきありがとうございました

 

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今記事は コメント欄 open にしてみました。

でも来週はまた閉じてしまうかも。来週は私的な用事で少々多忙なもので。

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2022/11/23

「ヤブミョウガ」~ 花から実 ~

「ヤブミョウガ」というツユクサ科の植物をご存知でしょうか。

自然界でも林縁などで群生していたりして、花の時期には目を引きます。

湿気の多い土地を好むそうで、日当たりの悪いわが家の庭は「ヤブミョウガ」

にとって暮らしやすいらしく、毎年結構な数が生えてきます。

これまた、「タカサゴユリ」同様、よほど邪魔でない限り好きにさせて

ジャングル化(野草園化)要因の一つとなっています (^^;)

(種と地下茎で殖えます~~)

 

今年は花(直径 8㎜ 程度)にはあまり接近せずに、季節と共に変わっていく

姿を追ってみました。

 

 

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( 6/29 撮影 )

咲き始めて間もないころ

これから花序を伸ばしながら 下から上へと咲き続けていきます

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1枚目を少しアップで 透明感のある白い花が美しいです

雄花と両性花があるそうですが ↑ に見えるのは両性花だけ‥かな?

 

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花序が伸び 数段に分かれながら咲き進んだ株

先に咲いた花から次々に実となっていきます

 

 

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( 7/28 撮影 )

蕾・花・若い実(白→緑→茶)が混在

 

 

220729yabumyouga

( 7/29 撮影 )

混在の様子を少しアップで

  

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( 8/6 撮影 )

こちらも混在ながら 早くも濃い青紫色に色づいた実も

 

 

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( 9/27 撮影 )

段ごとの枝分かれが だいぶ横に伸びましたね

濃い青紫色の実が多くなりました

 

 

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( 11/4 撮影 )

花はすっかり終わり 濃い青紫色の実だけに ほぼ完熟

メタリックに輝く なかなかカッコイイ実です

 

 

これでおしまいです。 現在、順次地上部が枯れつつあります。

冬は地上部はみな姿を消し、春になるとまたあちこちで芽が出てきますょ。

来春はどこに生えてくるのやら。「ヤブミョウガ」たちの気分次第 (´艸`)

 

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療養型病院でお世話になっている夫の両親と、独り暮らしの叔母、高齢の3人のことが

いつも気掛かりなうえ、実際この1年間は様々なことが起き、緊急でとんで行ったり、

心配したり、ずっと綱渡り的な気分が続いています。先日は父の綱が糸になって切れ

そうな連絡も入るし…。幸い、まだ予断は許さない状態ながら少し持ち直してくれて、

週末は予約してあったインフルエンザ予防接種を受け、東京の叔母様子伺いも予定

通りこなすことができ、月曜には父とオンライン面会もできました。ふぅ‥‥

綱渡りの緊張感は続いていますが、とりあえずヤレヤレ。

前記事には思わせぶりなことを書き、ご心配おかけしてすみませんでした。

今日は「勤労感謝の日」ということで、今回もコメント欄閉じさせていただきますね。

 

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2022/11/16

庭を飛び出て元気いっぱい「ボタンクサギ」

いただきものの1本の " 地下茎 " から庭で広がり、数株を残し引っこ抜いて

数調整をしていたら、フェンス下のコンクリートをかいくぐってお隣空き地へと

飛び出していった「ボタンクサギ」が、水を得た魚のように大繁茂しています。

わが家の庭よりも、肥沃で適度な湿気がありつつ水はけもよく木陰もある、と

「ボタンクサギ」にとって嬉しい条件が揃っていたようです。

他の野生児たちに絡まれながらもスクスク育って元気いっぱいです。

 

お隣空き地と庭と両方の「ボタンクサギ」を記念撮影しました。

今年も見てやってくださいませ。(撮影は夏)

 

 

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空き地の「 ボタンクサギ : 蕾 」

かなり大きな葉

形は アジサイ に似ていますが もっと薄く柔らかです

夏の日中の強い日差しを浴びる時間は しおしお萎びていますが

翳ってくると またシャンと張りが戻ります

 

 

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コヒルガオ や ヤブマメ の蔓が巻き付いていた蕾

ほかにも ヤブガラシ に巻き付かれたものも

 

 

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こちらも ヤブマメ に巻き付かれながら 綺麗に咲いていました

蔓草にとって 大きな葉は少々邪魔でも 真っすぐでしっかりした茎は

安心して巻き付き上っていけるだろうな という気がします

 

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綺麗な半球形に咲きました

 

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真横からの花顔

 

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なんとなーく ♡ っぽい  (´艸`)

 

ここまで お隣空き地のもの

 

 

以下は 庭のもの

咲き進み方を見てみましょ

220806botankusagi1

まだ ガクに包まれている段階の蕾たち

220806botankusagi2

咲く直前の 蕾

野球場で応援に飛ばす風船(ジェット風船)みたいな形

220808botankusagi

咲き始めて間がない花

オシベがすっくと伸びている頃合いがいちばん綺麗に見えるかな

小さな未熟な蕾の時期から たくさんのアリがやってきます

 

 

花にはほんのりとわずかな芳香(微かにフルーツ感のある甘い香り)があり、

葉や茎は傷つけると特有のにおいを発します。 その葉や茎のにおいと、

花の様子から「牡丹臭木」の名前が付いています。

牡丹に似てるかなぁ?? においについても、散々引っこ抜いたり伐ったり

しつつも、私は臭い(くさい)とは思わず『特有のにおい』と感じているだけ

なんです。 人によっては 苦手!という方もいらっしゃるのでしょうね。

 

「ボタンクサギ(牡丹臭木)」 : クマツヅラ科・クサギ属

                 中国南部原産の落葉低木

                 暖地では冬は落葉 亜熱帯では常緑

                 別名「ヒマラヤクサギ」「ベニバナクサギ」など

 

11月中旬現在、まだ少し咲いている花が残っていますが、終了もまもなくでしょう。

葉っぱは、霜が降りるまでしゃんとしてグリーンを保ちますが、霜が降りると

一気にしおしお…となって枯れて落葉してしまいます。

後に残るのは真っすぐな茎、茎、茎‥‥が林立。 (幹というべきかな)

根元から伐っておいても地下茎は生きているので、翌春にはぐんぐん枝を伸ばし

いつのまにか元通りに繁茂します。 繁殖力、すっごく旺盛です!

 

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 現在、いろいろなことが不安定で、気持ちの落ち着かない日々となっており、

 しばらくコメント欄を閉じさせていただこうと思います。

 ご訪問やコメントはできるだけさせていただくつもりでいますが、

 できない日がありましたらごめんなさい。

 また様子を見て通常に戻しますので、しばしの間、どうぞよろしくお願いします。

 

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2022/11/09

今年の「タカサゴユリ(シンテッポウユリ)」

20数年前、どこからともなくやってきて庭で咲いて以来、

ご自由にどうぞと放任で育ち咲くに任せている、わが家の「タカサゴユリ」が、

今年も清楚な花を咲かせて楽しませてくれました。

 

でも、例年にも増して日照不足で(10月半ばまで雨や曇りがやたら多かった)、

ひょろりと背ばかり高く育ち、それが縦横無尽に倒れるせいで、ちゃんとお庭を

整えていらっしゃる方が見たら卒倒しそうなジャングル状態に‥

狭い庭をあちこちで通せんぼしてしまいました ('∀';)

花数はどの株も1~3輪どまり。慢性的日照不足のせいかと思われます。

 

うちで咲くのは花被の外側に暗赤色の筋の入らないタイプで、こういうのは

台湾原産の「タカサゴユリ」と「テッポウユリ」の交配種であるとかないとか‥

そしてこのタイプを「シンテッポウユリ」と呼ぶこともあるようですが、

自然交雑も含め、系統などなどかなり複雑らしいです。

 

とまれこうまれ、今年わが家で咲いた子たちを見てやってください。

 

 

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7月中ごろ~

まっすぐ上を向いていた蕾は 横向きに向きを変え

いよいよ開花準備に入っていました

 

 

220806takasagoyuri3

上の写真の頃より 蕾は長くふっくら育ち

色もグリーンから白っぽく変わっていき

8月に入ると 順に咲き始めました

 

 

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「テッポウユリ」 と同じように

長い花筒の先端だけ ちょっぽり開く咲き方です

 

 

220808takasagoyuri1

オシベの葯には 黄色の花粉がいっぱい

メシベの柱頭は粘り気があり 花粉が付きやすくなっています

 

 

220815takasagoyuri4

 

 

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咲き終わりが近い花と 咲き終わって散りつつある花

  

  

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だいぶ咲き進んだ同士 「ボタンクサギ」と 共演中

 

 

220815takasagoyuri2

 

 

220927takasagoyuri_mi

( 9/27 撮影 )

花後にできた実 この中で種熟成中

(頭が重くて向こうからこちらへ ばったり倒れ込んでいます)

 

10月中も同じ状態で過ぎ・・・

 

 

221104takasagoyuri_mi

( 11/4 撮影 )

だいぶ熟成が進んできたようで

実の側面に縦に割れ目が入り 網目が見えるようになりました

中には 翼を持ったヘラヘラの種が 無数に入っています

 

この先はどんどん枯れ色になっていき

やがてカラカラに乾いた実は もう少し割れ目が広がり

上部や網目から吹き込む風に 舞い上がった種たちは

新天地を目指すのです ヽ(´▽`)/

 

 

おしまい。

例年と変わり映えしないながらも、今年は、日の差さない庭で

倒れ込みながら咲く花が、どことなくアンニュイに感じられました。

写真にもそんなアンニュイな雰囲気が出ているといいな…

今年もお付き合いいただき、ありがとうございました (*´∀`*)

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今回、都合によりコメント欄を閉じさせていただいています <(_ _)>

ご訪問ありがとうございました。

 

 

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2022/11/02

芙蓉 咲き続けて

2ヶ月半ぶりの公園で収獲(撮影)した秋の花たちも記事にしたいけれど、

夏撮影の花の在庫記事もあって、やっぱりそちらもアップしておきたいなと

思います。

今記事の「芙蓉(フヨウ)」は、当地では今もまだ咲いていますから、

" すっかり過去のもの " ではないですね (^^)

 

お隣空き地の「芙蓉(フヨウ)」が、今年も長い期間咲き続けています。

最初の花の開花は、7月末頃か8月初旬だったと思いますが、記録しておくのを

忘れてしまいました。以来、数の多少はあれど、毎日入れ代わり立ち代わり

咲き続けてきました。

 

今年撮った「フヨウ」の写真を並べさせていただきます。

 

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花期が始まって半月くらいのころ

  ( 8/15 撮影 ) 

220815fuyou4

微かに陽が射している様が すてきだなと感じました

 

 

220902fuyou2

小雨の降る朝 チャバネセセリ ??

目いっぱいズームで 2階窓からパチリ

( 9/2 撮影 )

 

 

220914fuyou1

3輪同じ日に咲いて 華やかな枝

一日花ですが たくさん蕾が控えています

 ( 9/14 撮影 ) 

220914fuyou4

 

 

220927fuyou1

こちらは 今年初めて花を咲かせた まだ若い株

元の大きな株が落とした種から自然に育った実生

元の大きな株も どこからかやってきた種から自然に育った実生 (^^;)

( 9/27 撮影 )

 

 

10月以降は花が小振りになり、数も減ってきましたが、11月に入った今も

まだ咲き続けています。とはいえ、咲き続けられるのも残りわずかな間ですね。

冷え込みが厳しくなればますます小さくなり数も減少し…、

霜でも降りたら一気に葉も落ち、むろん花も終了となります。

でもね、花が終わったら、次は実が熟成していくのを見るのが楽しみなんです。

 

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