庭を飛び出て元気いっぱい「ボタンクサギ」
いただきものの1本の " 地下茎 " から庭で広がり、数株を残し引っこ抜いて
数調整をしていたら、フェンス下のコンクリートをかいくぐってお隣空き地へと
飛び出していった「ボタンクサギ」が、水を得た魚のように大繁茂しています。
わが家の庭よりも、肥沃で適度な湿気がありつつ水はけもよく木陰もある、と
「ボタンクサギ」にとって嬉しい条件が揃っていたようです。
他の野生児たちに絡まれながらもスクスク育って元気いっぱいです。
お隣空き地と庭と両方の「ボタンクサギ」を記念撮影しました。
今年も見てやってくださいませ。(撮影は夏)
空き地の「 ボタンクサギ : 蕾 」
かなり大きな葉
形は アジサイ に似ていますが もっと薄く柔らかです
夏の日中の強い日差しを浴びる時間は しおしお萎びていますが
翳ってくると またシャンと張りが戻ります
コヒルガオ や ヤブマメ の蔓が巻き付いていた蕾
ほかにも ヤブガラシ に巻き付かれたものも
こちらも ヤブマメ に巻き付かれながら 綺麗に咲いていました
蔓草にとって 大きな葉は少々邪魔でも 真っすぐでしっかりした茎は
安心して巻き付き上っていけるだろうな という気がします
綺麗な半球形に咲きました
真横からの花顔
なんとなーく ♡ っぽい (´艸`)
ここまで お隣空き地のもの
以下は 庭のもの
咲き進み方を見てみましょ
まだ ガクに包まれている段階の蕾たち
↓
咲く直前の 蕾
野球場で応援に飛ばす風船(ジェット風船)みたいな形
↓
咲き始めて間がない花
オシベがすっくと伸びている頃合いがいちばん綺麗に見えるかな
小さな未熟な蕾の時期から たくさんのアリがやってきます
花にはほんのりとわずかな芳香(微かにフルーツ感のある甘い香り)があり、
葉や茎は傷つけると特有のにおいを発します。 その葉や茎のにおいと、
花の様子から「牡丹臭木」の名前が付いています。
牡丹に似てるかなぁ?? においについても、散々引っこ抜いたり伐ったり
しつつも、私は臭い(くさい)とは思わず『特有のにおい』と感じているだけ
なんです。 人によっては 苦手!という方もいらっしゃるのでしょうね。
「ボタンクサギ(牡丹臭木)」 : クマツヅラ科・クサギ属
中国南部原産の落葉低木
暖地では冬は落葉 亜熱帯では常緑
別名「ヒマラヤクサギ」「ベニバナクサギ」など
11月中旬現在、まだ少し咲いている花が残っていますが、終了もまもなくでしょう。
葉っぱは、霜が降りるまでしゃんとしてグリーンを保ちますが、霜が降りると
一気にしおしお…となって枯れて落葉してしまいます。
後に残るのは真っすぐな茎、茎、茎‥‥が林立。 (幹というべきかな)
根元から伐っておいても地下茎は生きているので、翌春にはぐんぐん枝を伸ばし
いつのまにか元通りに繁茂します。 繁殖力、すっごく旺盛です!
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現在、いろいろなことが不安定で、気持ちの落ち着かない日々となっており、
しばらくコメント欄を閉じさせていただこうと思います。
ご訪問やコメントはできるだけさせていただくつもりでいますが、
できない日がありましたらごめんなさい。
また様子を見て通常に戻しますので、しばしの間、どうぞよろしくお願いします。
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