2023/11/29

見つけた 初々しい秋

一気に寒くなったり暖かくなったり、相変わらず乱高下の気温ですね。

皆さま、体調崩されたりしていらっしゃいませんか?

先週23日に義叔母宅訪問を予定していましたが、木曜はデイサービスの日だった

ことに気づき、日曜の予定と入れ替え変更し、12月下旬の気温となった日曜に

東京へ行ってきました。時折り小雨降る暗い空が続いて寒かった~

でも、義叔母宅はマンションの7階とあって暖房入れずとも十分暖かかったです。

戸建ての我が家との差を改めて感じましたよ。

 

さて、記事にまいりましょ。

タイトルに、もう最晩秋なのに「初々しい秋」? と思われるでしょうけれど、

当ブログ恒例の季節の振り返りでございます。

10月1日 実に3ヶ月半ぶりの公園歩きを楽しむことができました。

10月といえば、もう彼岸花も咲き終わり秋半ば‥と思いきや、9月が夏と変わらない

気候だったからでしょうか、思いがけず咲き残りの彼岸花にも会え、初々しい秋を

感じることができました。

そんな、10月1日の出会いからです。 よろしければご一緒に振り返ってください。

                        (撮影はすべて10月1日です)

 

 

まずは 咲き残っていた 「ヒガンバナ」 から

231001_matanobetteiteien_64

今年は会えない‥ と 諦めていたのです

この公園には4本ほどが ちょうど花盛りの姿で咲いていました

すんごく嬉しかったです ♡

 

 

231001_matanobetteiteien_62

そして 「ショウキズイセン」 咲き初めでしたよ ♪

 

 

 

231001_matanobetteiteien_1

咲き始めといえば こちら 「ヒヨドリバナ」

前年は数が減っていましたが 今年はあちこちで見られました

お客さんが来ている場面もチラホラ

この方は…「キゴシハナアブ」 かしら?

231001_matanobetteiteien_6

 

 

 

 231001_matanobetteiteien_3

この子たちも咲き始めの様子でした

アザミの仲間で ん~~ 「トネアザミ(タイアザミ)」かなぁ ??

キッパリ言いきれなくてスミマセン 💦

231001_matanobetteiteien_4

アザミの仲間は トゲがすごかったりしますが とても魅力的に感じます

 

 

 

231001_matanobetteiteien_19

「ヤブラン」 は ちょうど花盛りだったり 咲き始めだったり

緑の実を付けていたり と 株によってまちまちでした

231001_matanobetteiteien_17

これは咲き始め 小さくてとても可愛い花です

 

 

 

231001_matanobetteiteien_9_cut

「タイワンホトトギス」

ホトトギス たちは この日は まだまだこれから! という様子でした

231001_matanobetteiteien_10

産毛まとひたる蕾 かはゆし

 

 

 

231001_matanobetteiteien_23

「ススキ」 品種名は分からず

この公園の「ススキ」は これまた咲き始め といった観でした

231001_matanobetteiteien_50

「ススキ」の穂が 風で一方向になびく光景 好きです~

実際には 8月の内から見かけるようになりますが

"秋の象徴" と感じられる植物の一つですね

 

 

 

10月1日 のこの日、ポージィが「初々しい秋」を感じた植物(花)たちでした。

今回もありがとうございました (*´▽`*)

この日撮った写真はまだありますので、また別の括りでもご覧いただこうかなと

思っています。

 

ご訪問いただいた皆さまには、下の欄にある 「♡」をポチッと ↓ していただけると

大変励みになります <(_ _)>

| | | コメント (21)

2023/11/22

とにかく元気いっぱい「ボタンクサギ」

毎年 up が恒例となっている植物の一つ「ボタンクサギ(牡丹臭木)」は、

昨年より明らかに暑さ厳しい今年の夏もなんのその、元気いっぱいでした。

昼間の直射日光を浴びると葉が萎れてうなだれるものの、陽射しが届かなく

なればみるみるシャキーン!とよみがえります。

地下茎でどんどん殖える彼らの強みなのでしょうか??

 

わが家の庭からお隣空き地に飛び出し一大群落となった彼らはほんと強い!

霜が降りると主軸を残してすべての葉が枯れ落ち、空き地にはツンツンと

細い棒が林立しているだけの状態に。 そこを狙って地際で伐採しておいた

のですが、そんなことなかったかのようにまた茎をのばし、いつの間にか

わさわさと茂ってしまいました。すごい生命力には感嘆するばかりです。

 

毎年変わり映えしませんが、そんな彼らの今年の蕾と花のほんの一部を並べ

させていただきました。撮影は7月中旬~下旬 ですが今も咲き続けています。

花期もかなり長いです。

 

230718botankusagi9

姿を現したばかりのころの蕾

 

 

230718botankusagi12

だいぶ蕾らしく

これを真上から見ると  👀 こんな姿

230718botankusagi4

まだガクに包まれている状態かな‥

 

 

230718botankusagi5

やがてこんな風に ガクから完全に顔を出しましたね

 

 

230718botankusagi2

咲き始めましたー 直径8㎜ くらいの花

花筒がとっても長いです

 

 

230724botankusagi1

雄性先熟で 雄性期はオシベがまっすぐ伸びていて

雌性期になるとオシベがくるんくるんカールし

メシベがすーっと長く伸びてきますょ

この写真の右下に写っているのが  雌性期に入った花です

 

 

230718botankusagi8

蕾と雄性期の花たちの横顔  キレイ

 

 

230724botankusagi3

 ほぼほぼ雌性期…かな 

230712botankusagi4

 

 

こんな感じに咲き進んで

咲き終わるとこげ茶色っぽい色のくちゃくちゃに

結実はいまだ確認できていません

そのくちゃくちゃをほぐして確かめる気になれなくて (^^;)ゞ

 

 

こちらは 「ヤブガラシ」とのコラボです

「ヤブガラシ」も 逞しい生命力と勢いを誇る野草ですね

230712botankusagi3

 

 

< お ま け >

230912komisuzi

「ボタンクサギ」 の葉上で 束の間翅を休めていた蝶 「コミスジ」(多分)

 

10月後半は ホウジャクの仲間が毎日のように吸蜜に来ていましたよ 

残念ながら写真には撮れなかったけれど

 

花は11月下旬に入った今も咲き続けています

霜が降りたら葉を落とし 地上部は枯れますが地下部分は生き続け春を待ち

適応範囲がすごく広いですね!!

  

今年もたくさんご覧いただき ありがとうございました 

  

 * ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ *

  

 明日23日は、東京へ義叔母サポートに行ってきます。マンションの義叔母宅の工事は

 とうに終わりましたが、マンション全体としてはまだまだ継続中で駐車場が無いため、

 電車での往復になります。電車だと隣県といえど片道2時間くらいかかります。

 夫にとって運転しなくていいのは楽ですが、電車が混むので座れない確率高し 💦

 心身とも疲労困憊となりそうですし、土曜はインフルエンザワクチン接種、

 冬物への衣替え、ギフト手配、外作業などなどいろいろあり忙しい週末になりそう!

 ということで、今回もまたコメント欄を閉じさせていただいています

 ご訪問もお休みすることがあるかもしれませんがお許しください <(_ _)>

 

 ご訪問いただいた皆さまには、下の欄にある 「♡」をポチッと ↓ していただけると

 大変励みになります~

| |

2023/11/15

芙蓉の顔(ふようのかんばせ)

 

昨日(14日)の朝、今季いちばんの冷え込みとなった当地。

ところが、昼頃少しの間外に出ていたらヤブ蚊に刺されました! 油断した~

11月と思えない暖かさ(暑さ?)だった前の週に孵った蚊だったのかもですね。

 

さて、今回はちょっと小難しいお話から‥ (^_^)

皆さま「芙蓉の顔(ふようのかんばせ)」という言葉をご存知かと思いますが、

私は、「顔」という漢字の「かんばせ」という読み方を、「芙蓉」の花を調べる中で

初めて知り、「かんばせ」と読む音の響きを、何故だか心地よく感じたものです。

 

「顔(かんばせ)」は、『顔つき・容貌 / 体面・面目』の意で、

「かおばせ」・「かほ(お)はせ」から転じた言葉だそうで、「ばせ・はせ」は、

「心馳(は)せ」・「心ばせ」=『心の動く状態・働き』の「はせ・ばせ」と

同じように動きを表す言葉のようです。 ということは、「顔(かんばせ)」は、

単に静止の顔かたちだけでなく、表情や内面からにじみ出る輝きといったものをも

含む言葉なのかもしれません。 ( ← ポージィの想像 )

こんなことを踏まえたうえで、改めて読んでみると…

 「 芙蓉の顔(ふようのかんばせ)

          = 『 芙蓉(蓮)の花のように美しい顔、美人の顔の形容 

            (中国では「フヨウ」は「ハス」の異名だったそうです)

 「 花の顔(はなのかんばせ)

          = 『 花のように美しい顔 

これらが、奥行きある、生き生きとしたさまを表現する ことば に思えたのでした。

 

だから何? なんですが、今年撮った「芙蓉(フヨウ)」の花の写真を眺めながら、

こんなことをつらつら考えていた、というそれだけのお話です (^^;)ゞ

 

今シーズン撮った「芙蓉」の中で、「美人さんの例え」により該当するのはどれかしら。

 

 

230925fuyou1

今年も楽しませてもらった お隣空き地で自生の「フヨウ」

7月の半ば過ぎから咲き始め 8月~9月は最盛期

10月に入ってから小さめ・少なめになってきましたが

11月に入ってもまだ咲き続けていましたよ

ここまで冷え込むようになると さすがに咲き終わりかな

 

 

230911fuyou

蕾たち

 

 

230912fuyou2

後ろ姿

 

 

230914fuyou2

横顔 

 

 

230922fuyou2

ピンクの花色が どちらかというと均一

 

 

 

230929fuyou1

濃いピンクの暈しがランダム + 花弁基部に赤い点々が少々

230929fuyou4

230920fuyou2

  

 

 

230914fuyou3

花弁基部の方にのみ 濃い目ピンクの暈し + 赤い点々少々

 230915fuyou

 
 

花びらの色合いに注目してキャプションを付けてみましたが

花びらの縁の切れ込みにも違いがあって個性的ですね

うわ~ どの子がより美人さんでしょ 甲乙つけがたし

個人的には

「濃い目ピンクの暈しがランダム + 花弁基部に赤い点々が少々」

推しかなぁ なんて思っています

均一より変化がある方が好きってことかな

皆さまはいかがでしょ? (^.^)

 

 

【 お ま け 】

230929fuyou5

シベに隠れてお休み中の 「イチモンジセセリ」ちゃん

 

(いずれも 9月中の撮影)

 

 

似たような写真ばかりでしたね。これでも撮った内の3分の1くらいまで絞った

のですけれど… たくさんお付き合いいただきありがとうございました  (´∀`)

  

| | | コメント (19)

2023/10/25

夏の思い出

 

今回は、夏の始まりから秋口までに出会った花や虫たちです ♪

出会いはふんわりと幸福感をもたらしてくれます。苦手なタイプの虫は別として。

記事として取り上げてこなかった、今夏のそうした出会いをまとめました。

よろしければご覧くださいませ 🌼

 

   

230617_37echinacea

公園で咲き始めの 「エキナケア」 ( 6/17 撮影 )

230617_36echinacea

 

 

230704kohirugao

お隣空き地に咲いた 「コヒルガオ」 ( 7/4 撮影 )

 

「エキナケア」「コヒルガオ」とご覧いただきましたが

これらの花の咲き始めには さぁ夏が始まるよ という

”夏への入り口” を感じます

その昔 『夏への扉』というSF小説を読んだことがあるような‥

ストーリーをすっかり忘れてしまっていて どんな物語だったか

無性に気になっています (^^;)

 

 

230617_38

公園の 「フロックス」 ( 6/17 撮影 )

花期の長い花ですね 10月初旬 まだ咲いていました

 

 

230617_51kikyou

公園の 「キキョウ」 ( 6/17 撮影 )

期待していなかっただけに とっても嬉しい出会いでした

230617_50kikyou

こちらも花期が長いようで 10月初旬もまだ咲いていました

株によって早い遅いがあるのかもしれませんけれど

 

 

230822bougainvillea

「ブーゲンビレア」 ( 8/22 撮影 )

通りすがりのあるお宅の庭で咲いていました

結構大きく広がっていて とても目を引いていましたので

ちょっと失礼して ほとんど歩きながらスマホで1枚 💦

昨日(10/24)通りかかったら 花数はうんと減ったものの

まだ咲いていました 👏

 

 

230609suzumega_

いきなり「スズメガの仲間」 驚かせてスミマセン ( 6/9 撮影 )

検索画像を眺めるに「サツマスズメ」と似ているも 特定できずでした

 

牧野富太郎博士モデルの朝ドラ「らんまん」を見て以来

名前のわからない子に会うと『おまんだれじゃぁ』と尋ねたくなります

 

玄関前の鉢植えの木に止まってじーーーっと 休息中

翌朝にはいなくなっていました

 

 

230902kuzu_siokaratonbo_mugiwaratonbo2

「ムギワラトンボ」=「シオカラトンボ ♀」 ( 9/2 撮影 )

2F窓から「 Kuzu Falls 」を眺めていて見っけ!

ムギワラトンボは 成熟の度合いで色が変わるのだそうですが

この子はまだ若い雌‥だったのかなぁ??

でもまさか 家のすぐ隣で見るとは思いませんでした

止まっていてくれてありがとう

 

 

230901namiageha2

「ナミアゲハ」 ( 9/1 撮影 )

これは何に止まっていたのだったっけ

玄関前の鉢植えの 葉が落ちてしまった不安定な細い茎に 休んでいました 

右の尾状突起が取れてしまっていますね 敵の襲撃をかわしたのかな

230901namiageha_botankusagi2

背景のピンクの花は 「ボタンクサギ」

しばらく休んでいましたが いつしかいなくなっていました

 

 


以上、6月中旬から9月初旬の、これまで未記載の子たちでした。

どれもみな貴重で大切な一期一会、と思うとボツにするにはしのびなく…

皆さまにもお付き合いいただき、ありがとうございました (*´∀`*)

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

先週末、義叔母マンションの排水管取替工事は無事終了して原状復帰も完了。

ショートステイに行ってもらっていた義叔母も無事迎えることができました。

私たちがそれなりに大変な思いをしてサポートしてきたことはわかっていない

様子に、徒労感に襲われることもありますが、気持ちを切り替えねばです。

覚悟をもって臨んだ会社の同期会も無事終わり、その後、体調変化も疲れ以外は

ないので、大丈夫だったと思われます~ 多分。

今週末は新型コロナワクチン接種。毎度副反応で酷い目に遭ってきた私としては

これまた覚悟をもって臨まねばです。今回はモデルナ製、モデルナアームにも

悩まされて寝不足になるのかなぁ‥嫌だなぁ、あぁ思いやられる‥ (^^;)

 

| | | コメント (24)

2023/10/11

クズ・KUZU・葛

 

今年、お隣空き地の「クズ」は勢力拡大、「ミズキ」の木を覆いつくしました。

空き地の向こう端の入り込めない辺りから芽を出し蔓を伸ばしているため、

対策のしようもないまま、休むことなく蔓を伸ばし這い上りこちら側へ垂れ下がり‥

覆いつくされた「ミズキ」はさながら「Kuzu Falls」の様相となりました。

これだけ旺盛に茂れば当然のことながら花もたくさん!

街中でお暮らしの方は「クズ」を近くでご覧なる機会は多くはないですよね。

例によって2階の窓から思いきりズームで撮りまくりましたので、

『秋の七草』の一つでもある「クズ(葛)」をたっぷりとご照覧あれ! (≧∀≦)

                    (7月半ば~9月半ばにかけて 撮影 )

 

 

230712kuzu3

毎年いちばん早い花は6月下旬に早々に咲きますが

本格的に蕾が上がり始めるのは 7月半ば以降となります

 

 

230902kuzu2

蕾の下から上へと咲き上っていきます

マメ科らしい花ですね 深みのある濃いピンクと内側には黄色も‥

先端まで全部咲くことはあるのかしら??

 

 

 

230902kuzu3

「ミズキ」を覆いつくしている 「Kuzu Falls」 

蕾がたくさん上がってきました

葉っぱの大きさは掌くらい 花序は15~20㎝くらいでしょうか

 

 

230902kuzu7

「Kuzu Falls」のてっぺん (9/2)

このすぐ下の2枚と見くらべてくださいね

230911_kuzu3

(9/11)

230913kuzu5

(9/13)

どんどん増える蕾

 

 

230902kuzu5

あらためて花を見てみましょ

この花序はそうとう長そうです

 

 

230912kuzu1up

目いっぱいズームで撮って さらにトリミング

 

 

230912kuzu2_uranamisizimi

あっ! 「ウラナミシジミ」がとまりました 感動!!

でもすぐに飛んでいってしまって チャンスはこれきりでした

 

 

230913kuzu3

今年はこの蜂が よーく来ていましたよ  わりと大型

ネット検索して調べて 「クズハキリバチ(葛葉切り蜂)」??

花が咲き終わったら パタッと姿を見せなくなりました

 

 

230912kuzu5

この『葉っぱアート』を作ったのは誰でしょね

 

 

230913kuzu1

再び滝のてっぺん部分 ちょっとアップにしてみました

なんだかちょっと「ハス」の雰囲気だなぁ なんて思いましたが

そう見えたのは私だけかしら (´艸`)

 

 

230911_kuzu2

9月下旬 うちの窓から見える側は花が咲き終わり

こんな ↑ 毛むくじゃらの豆の莢が 目立ってきています

熟成後カラカラに乾いて地上へ

 

ちなみに 花が咲き終わったあとも

シジミチョウがたくさん 周辺を舞っています

全く止まってくれないのでよく見えませんが

どうやら「ウラナミシジミ」たちではないかと思われます

ここの「クズ」で育った子たちなのかな ?

 

 

これにてお終い。たくさんご覧いただきありがとうございました (^^)

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

東京・義叔母在住のマンションでは来週から排水管取替え工事が始まる関係で

水を流せなくなる期間が5日間ほど発生。義叔母にはショートステイを利用して

もらいますが、私たちで工事関連場所の「物」の移動や復旧作業を行うサポートに

出かけます。

そのため、当記事のコメント欄は14日までで閉じさせていただきます <(_ _)>

 

| | | コメント (12)

2023/09/27

庭に咲く「タカサゴユリ(シンテッポウユリ)」 2023年

 

今回の季節の振り返りは8月上旬になります。

いざタイムトリップ!?

毎年庭に咲く「タカサゴユリ」ですが、今年は昨年とほぼ同じ8月上旬~中旬に

かけて咲きました。十数年前には8月下旬が花盛りだったこともありましたが、

近年は8月上旬に定着した観です。

育ち方は相変わらずのひょろり~ん、花付きも多くて3輪 。日当たりの悪しの

環境下では、元気者すぎるくらいの植物たちも、みなたおやか~に育つのか?

でも、もともとの強い生命力ゆえ消滅しないのがありがたいです。

例によって勝手に生え育つに任せ、何も手をかけていないので、あっちへ倒れ

こっちへ倒れして、なかなかこちらへ向いて咲いてくれないという状態でしたが、

撮らせてもらえたものだけアップさせていただきます。

お気が向かれましたら見てやってくださいませませ (´艸`)

 

 

230728takasagoyuri1

まっすぐ上を向いて育ってきた蕾 (7/28 撮影)

 

 

230728takasagoyuri2

く~っ と 深く俯いたら 開花も遠くありません (7/28 撮影)

(茎についているワタワタは アオバハゴロモの幼虫のものです)

 

 

230810takasagoyuri4

白っぽくなってきたら 開花目前 (8/10 撮影)

 

 

230812takasagoyuri1

咲き始めの様子 (8/12 撮影)

俯き加減で咲きますよ

グリーンを含んだ白が なんとも美しいです

うちで咲く子たちは 花被の外側に暗赤色の筋が入りません

よって「シンテッポウユリ」かな‥と思っています

「シンテッポウユリ」は 園芸用に「テッポウユリ」と「タカサゴユリ」を

かけあわせた交雑種とされるそうですが

近くにユリを栽培しているところなどはなく

二十数年前 風に乗った種がどこか遠くから旅してきて

うちの庭にたどり着いたのかと思うと ロマンを感じます ♡

 

 

230812takasagoyuri3

先端だけが反り返る咲き方ですね (8/12 撮影)

てっぺんの花被に 小さなクモが潜んでいますよ~

 

 

230810takasagoyuri3

少しずつ咲き具合の違う子たち (8/10 撮影)

 

 

230905takasagoyuri_mi2

花後は細長い実を付け また真上を向いて

晩秋までかけて 無数の種を育てていきます (9/5 撮影)

育つにつれ 少しずつふっくらしていきますよ

 

 

昨年はたしか、熟した実が割れて種を飛ばす段階に入ったところまで撮って

アップしたかと思いますが、今年はとりあえずここまでで。

お付き合いいただきありがとうございました (´▽`)

 

 

| | | コメント (20)

2023/09/13

今年の「オニユリ」2023年

日本では厳しい残暑に、変わらず続く各地での大雨被害。海外に目を向ければ

モロッコでは2月のトルコ・シリアに続いての大地震、さらにリビアでは大洪水

だそうです。ほかにもまだまだいろいろ起きていますね。

気持ちがどんどん沈んでいきますが、今現在、平穏に暮らせることへの感謝も

大きくなっていきます。

 

さて、季節振り返りの記事はやっと7月に入りました (´∀`;)

リアルでは暑い中にも少しずつ秋の気配。そろそろ彼岸花の便りが聞こえ始め

ましたね。 私は今秋は彼岸花とは会えるチャンスはあるのかしら??

 

わが家の、ムカゴ育ちの「オニユリ」も、毎年恒例の記事になっていますが、

今年はまだ若い小さな子たちが結構な数枯れました。例年になく早くに始まった

厳しい暑さのせいかと思います。 それでも大きく育っている何本かは元気に

咲いてくれましたが、植え替えなどのお世話をできて(して)いないため、

来年以降も咲いてくれるか心許なく、今年の姿も記録に残すことにしました。

今年の花期は7月前半。撮影は7月上旬です。

 

 

230705oniyuri_tubomi3

いちばんの古株には蕾がたくさん

(左奥のピンクは「ボタンクサギ」です)

230705oniyuri_tubomi2

毎回同じこと書いてしまいますが

斑点が透けて見えるところまで育った蕾を見ると

蝶の蛹のように感じます

 

 

230706oniyuri1

パカーン 咲きました!!

俯きがちに開いて 花被はくるりんと大きく反り返ります

オシベ・メシベ ともに長いですね

 

 

230706oniyuri5

やや後方からの姿

 

 

230706oniyuri5cut

オシベの先をトリミングでアップにしてみました

葯 と 花糸 は ほぼ「点」で繋がっているのですね

わざと葯に可動性を持たせる作戦かな?

花被同様クルリンと反転するように開いた葯には

つぶつぶの花粉がたくさん

ユリの花粉は服に着くと取るのがとても大変

手についたものもサッとは落ちません~

 

 

230706oniyuri3

いつもながら 回り込めない方を向いて咲くので

ちょっと手で向きを変えて ・・・ でもこれが精いっぱいでした

 

 

わが家の場合、梅雨季節の終わり近くから咲き始めることが多く、

さぁ 真夏が来るよ! と高らかに吹奏しているかのように感じられます。

以上、今夏の「オニユリ」の記録でした。ご覧いただきありがとうございました ♪

(9月中旬現在は、球根を太らせるために残してあった茎や葉も枯れ始めています)

 

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼

 

この週末は、義父の四十九日法要で遠出しますので、コメント欄を閉じさせて

いただきます。ご訪問コメントもお休みするかもしれませんがご容赦ください。

 

| |

2023/09/06

蜂さん、蝶さんハーブが好きですか?

 

約3ヶ月前の振り返り記事が続いていますが、今回も6月撮影の写真からです。

 

『蜂さん、蝶さん ハーブが好きですか?』 としつつハーブは2種ですが

撮っている間、夢中な彼らを眺めつつ楽しい時間を過ごせました。

 

まずは「ラベンダー」

230617_15lavandula_kumabati

こちらの「ラベンダー」は 何という種類かしら?

6月中旬のこの日 咲き始めたばかりの様でしたが

数匹の「クマバチ」たちが 蜜集めに夢中でした

小さな花だから 一度に得られる蜜はほんの僅か 忙し忙し

230617_17lavandula_kumabati

ラベンダーの香りは 私も大好きですが

なかなかフレーム内に納まってくれない ハチたちに気を取られ

香りを楽しむのを忘れました ^^;

230617_19lavandula_mitubati

「ミツバチ」もいましたよ ミツバチたちも忙し忙し

ミツバチの働きバチの寿命は 30~40日なのだそう

その間に 次々役割が変わっていって

最後の役割が 危険の多い巣の外へ飛び出ていって

蜜や花粉を集めることだと 聞いた覚えがあります

ちょっと切ないけど 見事な生涯なのだなと思いました

230617_20lavandula_mitubati

蜂さん、ハーブが好きですか? の答えは 大好きだ!♡

何かの折に読んだ 養蜂家の方の言葉より (´∀`*)

230617_18lavandula

 

 

 

この日は もうひとつ「タイム」も咲いていました

230617_39thime_benisizimi

「タイム」にいたのは 「ベニシジミ」たち

この子たち  ↑  ↓  は カップルの様でしたよ

230617_41thime_benisizimi

仲良くしたい雄♂ と 恋より蜜の雌♀ って感じに見えました (´艸`)

230617_40thime_benisizimi

タイムの花がもう少しよく見えるよう トリミング

230617_42thime_benisizimi

ストローを差し込んで吸蜜中

この子の翅は だいぶ傷んでしまっていたけれど 元気そうでした

 

撮ったカップル以外にも この時タイムには

ベニシジミがたくさん集まっていました

蝶は種類によって好みが異なる(花蜜ではなく樹液を好む蝶も)ことも

多いそうですが 少なくとも「ベニシジミ」は「タイム」がお好き ♪

 

 

こういう穏やかで平和な光景を見ると心和みますね。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。

 

| | | コメント (24)

2023/08/30

あえてよかった「紫陽花」と「捩花」

明日で8月もお終いなんですね。いつもにも増して早いなーと感じるこの1ヶ月です。

この前の日曜はクックの命日で、もう14年!? とその年数にも改めて驚きました。

山口から帰ってからの私、何をしていたかしら? 調べものしたり、本位牌の注文に

行ったり、枯れてしまった植物の処分をコツコツ進めたり、年金相談・美容院・陶芸・

PCでブログ見たり遊んだり、と自分の時間ももちろん。 四十九日が近づいたので

返礼品のための作業なんかも。でも、それだけでこんなに時が過ぎ去ってしまう??

調べ物検索でたくさんのサイトを見比べながら選択したり考えをまとめたり、何かを

作ったり文章をどう書くか決める際、などなど考え込んでいる時間が長いかも。

かねがね手が遅い方だと自覚はありますが。

 

そんなボヤキはさておきまして、今回の記事も思いっきり季節の振り返りです。

6月半ば撮影の写真をもとに7月半ばに書き起こしてあったもので、今年の私にとって

貴重な公園歩きの出会いの記録であり思い出でもあります。

 

 * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ *

 

初夏・梅雨の季節を彩る「紫陽花(アジサイ)」と、同じような時季に咲く

足元の小さな蘭の仲間「捩花(ネジバナ)」。

今年はどちらともちゃんとあえずに済みそう‥と半ば諦めていましたが、

6月半ば、同じ日にあうことができました。

1ヶ月半ぶりに公園歩きができた日のことでした。

どちらも終わってしまった今頃になってのアップ。 季節振り返りをばご一緒に ^^;

 

 

230617_8azisai

「ヤマアジサイ」の「紅」かと思います

アジサイたちの中でも一足先に咲き始める「ヤマアジサイ」は

この日(6/17) もうほとんどが咲き終わり状態

「紅」も ここまで真っ赤に色づいていました

 

 

 

「ガクアジサイ」 や 「ホンアジサイ」(西洋アジサイ)も

咲き終わり近いものばかり

でも ちょうど見頃を迎えた 遅めに咲き始めた花たちも見つけられました

230617_6azisai

ガクアジサイ

 

230617_5azisaicut

ホンアジサイ

230617_4azisai

 

230617_25azisai_annabelle

「アナベル」

 

 

230617_1azisai

こちらは ちょっと変わった子

ガクアジサイ の 真花部分なのですが

一つの花房がブルーとピンクの2色咲きでした 綺麗でしたよ

 

 

 

同日にあえた「捩花(ネジバナ)」です

230617_14nezibana

並んだ2本

同じように捩れて "アイスダンス" を思い出しましたョ

 

上の写真をトリミングして 花をアップで

230617_14nezibana_cut

この姿を見ると 小さくてもやっぱり "蘭" だなと思います

カトレア の ミクロ版 という感じ (´∀`)

 

 

はい、2023年のポージィの「アジサイ」および「ネジバナ」とのであいは

こういうことでした。もっともっと素適な様子も、皆さまのブログのお写真で

たくさん楽しませていただきましたし、十分満足できました ♪

 

 * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ * ・・・ *

 

お付き合いいただきありがとうございました。

今記事はコメント欄を開けてみましたが、何しろ2ヶ月半も前の花たちですし、

スルーなさってくださいね。眺めていただけただけで感謝です。

 

| | | コメント (18)

2023/08/23

「タイリンキンシバイ」 ~季節振り返り~

 

皆さま、8/10 の投稿後もご無沙汰していてすみません。 その後、夫は12日深夜に

帰宅し、そのまま20日まで会社の夏休みでした。

でも、なんだかあまり休んだ気がしないんです~なぜ? 年齢のせいもあるのか 

暑さ・寝不足 etc. による疲れが思いのほか回復せず(猛暑は継続中ですし‥)、

必要以上?の緊張や切迫感も続いて気力を奪っております。

それでもぼちぼち復帰せねば、ということでストック記事から投稿させていただく

ことにしました。 いったい何時のものよ!? と呆れられそうな記事が続きますが

笑って許して下さいね (´∀`;)

 

思いっ切り季節の振り返り、今回は5月中旬に撮った写真から7月中旬に記事に

起こしてあった「 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)」です。

 

 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

私が暮らしている町では、家から駅までの間の2ヶ所で「タイリンキンシバイ」の

植栽が見られます。ひとつはごく小さな公園で。もうひとつは駅前で。

今年は小公園の方の「タイリンキンシバイ」にスマホカメラを向けました。

ほかの花々同様、咲くのがずいぶんと早く感じられましたよ。

以前は、6月梅雨入り発表の頃だったと記憶していますが、今年は5月中旬でした。

 

 

2305181

咲き始めの頃であいました  ( すべて 5/18 撮影 )

「タイリンキンシバイ」 = 「ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum 'Hidcote' )」

花径が6㎝ 程と大きく 花付きも良い園芸種

「セイヨウキンシバイ」他2種との 3種間雑種に起源すると言われているそう‥

230518_20230713132702

ヒペリカムの仲間の中では オシベが短めですね

230518_20230713132701

パァッと明るく 見かけると気持ちも明るみます

230518

青空バックで

 

 

ヒペリカムの仲間の花を見ると必ず思い出すのが、伯母(母の次姉)と歩いていて

見かけた花を、伯母が「多分『キンシバイ』」と教えてくれたこと、

後日「間違っていた、『ビヨウヤナギ』だった」とわざわざ知らせてくれたこと。

私が、花の名前をまだ全然知らなかったころの懐かしい思い出です。

あの頃から、ヒペリカムの仲間の中で『ビヨウヤナギ』は特別で大好きな花のひとつ

となっています。

 

 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

コメント欄は引き続き閉じさせていただいています <(_ _)>

 

| |

より以前の記事一覧